活動写真の隆盛期、一人の弁士は悪魔と出会う。
弁士が悪魔に願うのは食事への誘いだった!?
最終更新:2023-10-21 21:40:25
1855文字
会話率:43%
大正時代。元男爵令嬢の東明満穂は実家の没落を機に平民を身をやつし、活動弁士として働く兄と助け合いながら暮らしている。
カフェーの女給をしていた満穂は客の一人、出版社に勤める加地篤正という男から、女学校時代に培った教養の高さを生かしてタイピス
トにならないかと勧誘される。彼のお陰でタイピスト資格を得た満穂は現在、出版社で働くモダンガールとなっていた。
記者である篤正には恩があるけれど、色男の彼から口説き文句のような言葉を言われたり、ネクタイを結ぶのが苦手な彼のネクタイを結んであげる度、本気にしてはいけないと己を戒めて躱す日々。
そんな満穂の前に、かつて婚約していた元許嫁の登一が現れるようになって……。
R15は念の為。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-14 16:13:11
37163文字
会話率:46%
さあて、今回の新メカはいったい何だ!?
「君にこの新型機のテストを頼みたい」
「はぁ!? な、なんじゃこりゃあ!?」
「新型機だが?」
自由都市同盟冒険者組合所属の機兵技師、ダライアス・アームストロング。彼が製作する『機兵』と言う戦
闘ロボには、必ずと言ってよいほどに何らかの新機軸の機構が組み込まれている。
そして彼の開発品は、様々な『操手』……ロボットの操縦士の手に渡り、様々な騒ぎを引き起こす。ときにはシリアスに。ときには馬鹿騒ぎを。そして、ときにはハートフルに。
さあ今回の実験機は、いったいどの様な物なのか。そしてそれを扱う操手たちは、どの様な者たちなのか。ダライアス・レポート、どうかご覧あれ。
※本作品は、「ハーメルン」様にも掲載しております。
※「Amazon Kindle」様にて、電子書籍版発売中です。
※「BOOK☆WALKER」様にて、電子書籍版予約受付中です。
※話数の番号にときどき抜けがありますが、この部分は電子書籍版のみとさせていただきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-18 21:04:45
112846文字
会話率:48%
世界制覇を狙う悪の秘密結社の生み出した改造人間である主人公は、改造完了直後突然に異世界へと召喚されてしまう。しかもなんと『魔王』として!
そして彼は『勇者』の少女と出会ったり、敵対的な魔物たちを下して魔王軍を創ったり……。召喚された異
世界で、彼はがんばって働き続ける。目標は世界征服!?
とりあえず、何も考えてない異世界ファンタジー物です。旧作のストーリーを、骨子はそのままで改定いたしました。なお、この作品はアルファポリス様にも旧題の「召喚魔王様がんばる」で投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-20 12:00:00
371824文字
会話率:51%
本作は「エルトリア」様(https://mypage.syosetu.com/1840759/)の 「リトルパラディン ~田舎娘だけど、聖剣に選ばれたので巨大ロボットに乗って騎士団長をやります!~」 https://ncode.syoset
u.com/n0399gk/ のファンSSです。 拙作、 「秘密結社の改造人間だけど、異世界召喚されたので魔王になって頑張ります」 https://ncode.syosetu.com/n4693gk/ とコラボさせていただいております。
この作品は「N0399GK」の二次創作です。作者より許可を頂いています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-23 21:47:40
5014文字
会話率:58%
己の意地と誇りと魂と人生のすべてをかけて、クラスメイトと意見を戦わせる、二年三組の弁士たち。
「登場人物が多くてよくわからない」
「あれ、これってだれだっけ?」
そんなあなたに贈る、「これでわかる! 二年三組の弁士たち」でございます。
※当作品は「二年三組シリーズ」の補足的な内容となっております。これだけでもお楽しみいただけますが、より楽しみたい方は他の作品もお読みください。……とさりげなく宣伝しておきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-27 21:55:07
48469文字
会話率:45%
活弁全盛の頃、ボクは熱烈な活弁フアンだった。母親に連れられて行った映画館。活動弁士の熱のこもった語りに、ボクはすっかり引き込まれてしまった。大人たちに混じって、映画館通い。しかし人気を極めた弁士の時代も、やがて終りを告げる。
*この作品は
「カクヨム」にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-16 22:22:42
4855文字
会話率:12%
舞台は明治25年。西郷従道を会頭とする政治結社「国民協会」が、山形県へ遊説に訪れた。巨大な達磨のような風貌の従道会頭は、演説会の会場で無駄話をして弁士に怒鳴られる。
「国民協会というのは、一応は政治結社ではないのか。演説会では無駄話をして
弁士に叱られ、自ら演説の一つもなさず、経綸(国家政策)も語らず、ひたすら酒を飲んで都都逸を唸りカッポレを踊っているこの男を会頭にするとは、議員先生たちは一体何を考えているのだろう」
駆け出しの新聞記者中山はそう首を傾げるのだった。
東日本大震災復興祈念企画「明日ヘノ懸ケ橋」に寄せた作品(2011年)。山形県天童市を舞台に、西郷隆盛の十六歳年少の実弟西郷従道と、二人の新聞記者の交流を描いた歴史創作です。史実から取ったエピソードもありますが、基本的には創作作品となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-05 21:03:56
19911文字
会話率:40%
九つの神霊が存在するマスカダイン島。
神霊の加護を受けたワノトギという特殊能力者は、その島の守りびととして日夜奔走していた。
その中の一人として島を巡回する豪傑ゴウテツヤマクマゴロウとその弟子、ギョクロ。
ある日、傷つきたるゴウテツヤマクマ
ゴロウのもとに、一人の美女が舞い降りる。彼女は癒しの能力を持つワノトギ、ポリアンナだった。
慈しみ深い彼女は、治癒能力を病んだもの、傷ついたもの全てに注ぐのであるが……。
マスカダインクロニクルズ企画、第二弾参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-22 01:56:52
4921文字
会話率:35%
死後、神となった英雄たち。
そんな彼らが繰り広げるドラマの一部始終を、名無し弁士が語る!
最終更新:2016-01-04 11:58:40
3821文字
会話率:47%
マッド軍曹とあだ名される老人は何を隠そう、誰もが涙を流して腹をよじれさせるほどおマヌケな天才マッドサイエンティストなのである。
そんな天才老翁は、妖しくも悲しい過去の繰り返しである。時には破壊に明け暮れ、時には同僚と酒を酌み交わし、時には愛
に生きてきたのである。
そして六年前、ひょんな事から身長3メートルの巨大なモヒカン男オゲル君と暮らし始めたのである。彼ら師弟はなぜかとても仲がよい。仲が良すぎて、今日もなにやらトンでもない事件が巻き起こりそうな予感――。さて、彼らの発明とやらはいったい何なのでありましょう。
義理人情と個人主義が交錯する古い時代の悪の秘密組織小説。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2007-08-15 00:45:37
37914文字
会話率:31%