放置系チャット型ゾンビブラウザゲーム「日影血戦(ひかげ・けっせん)」を、アカウント名――救世主ゆず様でサービス開始直後に第1サーバー(地区という概念)でプレイした十七歳無職の青年、能登譲はゲームストーリーに魅力を感じたことから、ゲームにハマ
っていく。
「日影血戦」にのめり込む要因としては、放置系要素に加え、AI(人工知能)がプレイヤーやフレンドやギルドメンバー同士のチャットを分析した結果が、経験値や育成などに繋がって、上限こそあるものの、ゲーム内を有利に進めることができる、という独自のシステムを取っているからだった。
別の何かをやることもなく、友達もいない譲にとっては、放置ゲームも楽しめ、かつゲーム仲間とチャットをすることでキャラクターが強くなる「日影血戦」は、まさに最高の放置ゲームだった。
譲……あらため救世主ゆず様(以下、ゆず様)は、様々な苦難はあったけれど、どうにか居心地のいいギルド(部隊という概念)に入り、信頼のできるギルドメンバー(隊員という概念)やフレンドやチャット仲間を得る。
やがて「日影血戦」第1サーバー「日影地区」では、奇妙な出来事が立て続けに起こっていた。
一連の奇妙な出来事について、1サーバー民(以下、1鯖民)の間で様々な議論が重ねられた。
その議論の結果、1鯖民は一つの仮説を立てた。
――「日影血戦」の1鯖では、隠しシナリオや隠しキャラや隠しアイテムや隠しステージが存在し、それはこのゲーム内のチャットを分析しているAIによる仕業であって、AIは自分の作り上げた隠し要素を見つけてもらいたがっている……。
まるでAIからの隠し挑戦状だ、と1鯖民の誰かが同一サーバーの全体チャット場(広場という概念)で言ったことから、「日影血戦」の1鯖では、この仮説は「AIによる挑戦状説」と呼ばれ始める。
さらにゆず様をはじめとする1鯖民は、自分たちの仮説を検証するため、それぞれ動き出した。
仮説の情報を交換するために新規ギルドを立ち上げたり、元々大きなギルドを巨大ギルドに成長させたり、石油王と称されるプレイヤーが高額課金をして強くなったり、1鯖ではお祭り騒ぎになっていき……!?
※時折、作中ではゲームシナリオ形式のゲーム世界編エピソードがありますが、プレイヤー編エピソードでは本来の小説形式です。
現在、物語執筆中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-17 10:45:12
8271文字
会話率:28%
暗い部屋に五年間引きこもっていたナギは、とうとう外の世界に出る決意を固めた。居心地のいい部屋への未練を断ち切り、必死になって外の世界を目指す。彼がやっとの思いでたどり着いた先は、静かな夜の林だった。
外の世界の広さを知ったナギは、本能の
赴くままに歌を歌い始める。広い世界にたくさんいる仲間たちに、自分の歌を聴かせるためだ。ところが聴衆は、一向に彼の歌に振り向いてくれない。
彼は挫折の末、半ばヤケになっていた。そんな彼の歌を聴いて、ひどい悪態をつく小柄な男。ナギと男は口論となるが、ある言葉をきっかけにいざこざは意外な方向へ……。
果たしてナギは、念願を成就させることができるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-13 14:00:00
25687文字
会話率:38%
高校生の弘は、何かに熱中して取り組みたいと考え、コーヒーの「ツウ」になろうと思いつく。居心地のいい喫茶店を見つけ、そこに通ってコーヒーの「勉強」に励むが……。
※「カクヨム」にも掲載しています。
最終更新:2023-12-09 15:36:30
2779文字
会話率:60%
「酒だよ~酒はいらんかね~」
とある戦場から少し離れた場所に設置された宿営地で、女商人の声が響く。
酒保商人。兵站という概念が生まれていなかった時代の、戦に動員された兵士や傭兵向けに食料や酒などの嗜好品も販売する商人達だ。
その一人、女酒
保商人のエッダは、酒や甘味などの嗜好品を売るのを生業としている。
男ばかりの場所で女の商人となれば夜を求められることもあるのだが、彼女は頑として首を縦に振らない。
そうしていながら、彼女はいつも決まった傭兵のテントに潜り込む。
倍給傭兵、危険な最前列で戦う代わりに倍の報酬を受け取っている、グスタフ。
彼が色々な意味で上客であり、エッダにとって居心地のいい場所でもあったからだ。
だが、そのグスタフが、死を覚悟するような戦場に送り込まれることになった。
思わぬ事態に呆然とするエッダ。
そんな彼女へと、グスタフは告げる。
「俺はお前に惚れている」と。
思わぬ言葉にエッダは動揺し、それでも「必ず帰ってくると約束して」と求める。
翌日、グスタフは戦場へと出立した。
果たして二人の約束は果たされるのか、それとも……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-09 06:00:52
11552文字
会話率:33%
イケメン店主の店で美味しい肴とお酒とおしゃべりを(息抜きの不定期連載)
イケメン店主の店で美味しい肴とお酒とおしゃべりを……。
「このお店には、5人が座れるカウンターとふたりがやっとの立ち呑みテーブルがふたつ。
……ウッドデッキのテラス
席もありますが。
小さなバルで、私は癒やしの時間を過ごします。
イケメン店主と常連客の一人と仲良くなりました」
久住なるみは、恋愛ベタな女の子。
両親は相次いで病気で亡くなってしまい高卒で働きはじめ、二十歳になりました。
男運のないなるみは、彼氏と長続きしません。
今回は初めての社内恋愛で、二股されて捨てられてしまいました。
気丈に振る舞い、仕事をますます頑張りますが……。
なるみは、ふと、寂しさにかられて海沿いを散歩したら、ひっそりと佇む扉にかかるランプの灯りの綺麗なお店をみつけました。
そこは素敵な、優しい笑顔にキュンとする美形な店主がいる居心地のいいお店でした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-05 16:01:03
388文字
会話率:0%
アーロンは子供の頃に婚約をするが、浅慮のため回りに迷惑ばかりを掛けている。
婚約者にもお小言ばかりを言われ、ついつい居心地のいい方へと流れて行ってしまう。
ピンクブロンドの男爵家の娘と結婚式の三日前にベッドの上でイチャついているところ
を見つかってしまう。
それを見た婚約者が叫び声をあげてしまい、話は大事になって行ってしまう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-01 21:00:00
27047文字
会話率:14%
居心地のいい場所よりも、利益をもたらす場所がいい。(※重複投稿作品)第一ジャンル企業 第二ジャンル文芸
最終更新:2023-08-13 15:00:00
575文字
会話率:9%
会社員の片桐優作は、悪の組織のボスっぽく振舞う「悪の組織のボスごっこ」を趣味としている。
ある日、優作は同僚から『極悪人クラブ』という悪人になりきることを楽しむクラブを紹介される。
優作にとって、『極悪人クラブ』は同好の士が集まる居心地の
いい場所であった。
ここで優作は自分と同じように「悪の女幹部ごっこ」に興じる西条リサと出会う……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-09 18:35:02
19018文字
会話率:44%
王の暗殺を陰で操っていた黒幕という、とんでもない濡れ衣をきせられ、毒酒による自害を命じられた王妃。さらに刑を執行したように見せかけて強制労働所に送られるという、念の入った嫌がらせつき。
なんだかんだで無事に生きて強制労働所を出た元王妃は、騎
士のグレイの住む家に世話になることに。
なろうラジオ大賞参加作品です。
勢いだけで書いたので、細かいことはあまり気にせず読んでほしいです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-02 07:12:50
998文字
会話率:50%
ある日、目が覚めたら知らない世界の偉い軍師『ピクルス』とかいうフェレットの魔物になっていた。
勇者が攻めて来るということで訳も分からないまま魔物達の会議に出席することになる俺。
ブラック企業勤務の冴えないリーマンの俺に軍師とか無理だろ常識
的に考えて。
と、思いきや仲間の魔物が想像以上の馬鹿集団。
せっかく居心地のいい役職についたのにこのままでは勇者に滅ぼされてしまう!
自らの安穏とした生活を守るため。何より会社のない世界で暮らす為。外道な方法を駆使し『ピクルス』が勇者に立ち向かう物語。
※案外単純な作戦でも無双できるので初心者にもお勧めの世界です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-10 20:36:54
422337文字
会話率:50%
刑事だった俺、渋澤有栖はしくじって閑職に左遷された。しかしいざやってみたらそれはそんなに悪くない。美人の魔女とその伴侶と俺と、三人の少し奇妙な、でも居心地のいい毎日。しかし、陰りが、少しずつ三人を変えていく。
この作品はカクヨムにも掲載し
ています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-27 11:00:00
45191文字
会話率:32%
「なんて醜い娘なんだ。その才能があったとしても、とても釣り合わないな。うちで働きたいって? はっはっはー、なんのジョウダンだ。帰った帰った」
心優しい男爵令嬢ドロシー·ヘヴンスは、すでに世に知られた才能豊かな薬師だ。しかし彼女の姿は醜いと
蔑まれ、仕事に就くにも苦労している。
そんなドロシーは盲目の王子オリバーと出会い、それまでの人生を大きく変えた。
ドロシーのとって、自分の見た目を気にしなくて良い王子と交流は、とても居心地のいい時間。王子にとっても、ドロシーの優しさと聡明さはとても新鮮なモノ。ピュアな心に驚き、美しさを感じ、そして惹かれていく。
ドロシーは思う。この人の役に立ちたい、|盲《めしい》た目を治したい。例えこの醜い姿を見られても。王子も思う、この人と添い遂げたいと。例え王子の地位を捨ててでも。
ただ、それを良しとしない、嫉妬に狂う妹姫はとても意地悪で、いつもドロシーに辛くあたる。そこには愛も思いやりはなく、心の闇しか見当たらない。
それは段々とエスカレートしていき、王子の薬が完成し、全てが丸く治まろうとしている時でさえ、妹姫のおぞましい悪意は止まらない。そして遂にはドロシーを殺害しようと。
これは薬学少女と盲目王子が、互いを求め支え合う物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-13 21:29:26
15824文字
会話率:45%
ニセモノはお前だ! 勝手に人の居心地のいい場所に入ってくんな!
最終更新:2021-12-09 03:00:00
1658文字
会話率:29%
いつまでも居心地のいい毎日が続くなんてことはありえない。
何にでも終わりは来る。
でもいざ自分の身に降りかかると、理解を拒んでひたすら混乱してただ悲しい。
後の自分が立ち直るきっかけとなればいいと思ってここに今の気持ちを記録しておく。
古い
PCのHDDを探れば思い出が出てくるかもしれない
昔使っていたiPhoneのデータはすべてそこにあるはず折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-14 23:46:44
1404文字
会話率:0%
好きな人と結ばれるのが幸せだと思ってた。
温かい本物の家族を作りたかった。
それなのに私は、長年付き合った彼氏からプロポーズを受けた時に躊躇い故郷に逃げた。
それから一年。
私は仕事帰りにお酒に酔っては、バーテンダーのバイクの後ろに乗って
自宅に帰る。
ついでに彼とは同棲している。彼氏ではない。
私は取り戻したい幸せを、未だ方法を分からないまま居心地のいい場所で生きている。
この度はご閲覧ありがとうございます!
辛い過去から恋愛や結婚に躊躇する二十代男女の物語になります!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-02 16:36:52
69383文字
会話率:38%
喫茶「ファントム」それは、誰もが落ち着けるとても居心地のいい場所。そこに今日も私は行くのであった。
最終更新:2020-10-09 21:51:13
949文字
会話率:40%
主人公、西宮は人生初の弓道大会で優勝を遂げた異才だった。がそれがきっかけで性格が変わり弓道をやめてしまった。無力になってしまったとき、死んでしまう前の兄に「中学生になったらバドミントン部に入りなよ。弓道並みに楽しいから」と言われ、心動かされ
た主人公はバドミントン部に入ることを決心する。
しかし桜高中のバドミントン部には先輩が一人しかいない。その理由とはー
【才能はあるが居場所がない弓道】と【下手くそだが居心地のいいバドミントン】の二つの葛藤が主人公を悩ませる。果たして西宮はこのままバドミントンの道を行くのか、それとも弓道の道に戻るのか、
笑いあり涙ありのストーリー
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-06 16:06:28
6835文字
会話率:55%
居心地のいいここでも、心の底を暴かれていく。
最終更新:2019-11-24 17:38:43
270文字
会話率:0%
付き合いたいわけじゃない
そう思い込まないと、私のせいで、この居心地のいい関係は壊れてしまう。
だけど、心が悲鳴をあげてる。
叶わない想いだとわかってる。
それでも、あんたが好き。
最終更新:2019-01-14 00:50:38
23283文字
会話率:28%
人は自分と似た者同士で集団を作るだろう。あるいは集団に属する為に、自分を偽ったりするだろう。
スポーツが好きな人達のグループ、アニメが好きな人達のグループ、スクールカースト一位のグループ、様々な集団に属して生活している。
だけど、
俺達のグループは周りの人から見ると歪でおかしく見えていたはずだ。
でも、俺達にとってはこの集まりが居心地のいい場所なんだ。
高校二年生、国崎啓のちょっとした物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-19 23:39:51
825文字
会話率:50%