日本人とオーストラリア人のハーフ・億里(おくり)アニーは、クレー射撃で卓越した腕を持つ少女。オーストラリアでの最後の試合で太陽に邪魔されて優勝を逃し、それが差別による判定だと信じ込む。
三か月後、交換留学生として日本に来たアニーは、根
源院(こんげんいん)美味(びみ)と共に高校生活を送るようになる。美味に渡された不出来なチラシに文句を言うために行った射撃部の部室で、アニーは書道部を辞め射撃部で新たな道を探そうとしている硯耶(すずりや)翅采(とめは)に出会う。入部を懇願されるアニーだが、Yesと言えない。
だが美味の説得と両親が日本に送っておいた自分の銃を見て、自分がまだ射撃を愛している事を知ったアニーは入部を決意する。硯耶の後輩たちによるトラブルの中、「銃は人殺しの道具」という後輩たちに対し、アニーは「じゅうはおさらをうつものだ」と宣言し、アニー・美味・硯耶の三人は夏に行われる初の『懇親クレー射撃大会』に向けて練習を開始してゆく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-08 17:01:43
104695文字
会話率:53%
蓬莱琴羽は植物が大好きな、天然なところがある女子高生。公園の花壇管理のボランティア活動をしている。そして、そのボランティア活動の仲間、通称タオルさんと仲良くなりたいと思っている。
タオルさんは琴羽に声をかけてくれるけれど、かなり挙動不審な人
物である。
二人はなんと同じ学校、同じ学年だった。
しかし学校でのタオルさんは別人のようで……?
琴羽の双子の姉、音羽の応援を受け、果たして二人は仲良くなることができるのだろうか?
*一万文字程度の短編です。五話完結の予定です。お気軽に読んでいただければ嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-06 20:04:59
10879文字
会話率:47%
「---ここで生きたければ、力を示せ」
銀髪の彼女は弓矢を突きつけながらそう告げてきた。
バイト先の銃砲店で猟に行く準備をしていた新米ハンター、矢絣春人(ヤガスリハルト)は突如大地震に見舞われる。揺れが収まり外に出てみると、都内にあるはず
の店の外は見たこともない森の中。
その森は狩猟民族、ダークエルフ達のテリトリーだった。彼らに生きるか死ぬかの選択を迫られる春人。
余所者が信頼を得てここで生存するには、狩人として力を示さなければならないようだ。
異世界へ飛ばされた新米ハンター春人は何とか生き延び、店ごと一緒に飛ばされてきた銃砲店の社長と射撃部の先輩を守るため、愛銃を手に未知の森へハンティングに向かう。
---が、待ち構えていたのは見たこともないヤバげなモンスター達だった。
突然異世界に飛ばされ、ダークエルフ達とともに過酷な魔獣狩りをする羽目になった新米ハンター、春人の異世界ハンティング奮闘記
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-14 00:03:02
44328文字
会話率:39%
洛陽大学1回生の七海陽向は、「経験者はほとんどいない」という誘い文句に乗せられて射撃部に入部。
そんな七海が同級生よ倉内和樹や相馬瑞希、そして部活の先輩たちと繰り広げる、ごく普通の学生生活を描いています。
お話の方向性は余り固まっていない
まま、はじめちゃいました。 m(_ _)m折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-06 11:00:00
3770文字
会話率:67%
──青春の対義語は、真っ赤な秋で良いのだろうか。
日々をそつなくこなしつつも何処か遣る瀬無さを感じている大学生・遠理と、彼の所属する射撃部部の同期・真実とが過ごす、あるクリスマスの話。
最終更新:2019-12-26 01:18:13
15860文字
会話率:48%
ライフル射撃部で自分にはないものを持っている天平を羨む藤枝。
才能に恵まれている彼が羨ましかった。いくらでも投資が出来る彼が羨ましかった。面倒くさいが理由で自分が手にできるものを切り捨てられる彼が妬ましかった。努力しないと自分が手に入れられ
ないものを、何もなしに手に入れてしまう彼が眩しかった。だからこそ、そんな全てを持っている彼が、いつも怠惰なのが許せない。天平を超えたい藤枝が最後に知ることは。
ライフル射撃部のお話。
彼は自分にないものを持っている。だから悔しい。
大学生活も終わりなので、思い出話として書いてみました。
(2013.10)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-20 21:00:00
46019文字
会話率:54%
とある地方の高校ライフル射撃部の少年が
ひょんな事から、狙撃屋になることになってしまった。
くそ生意気な銃達に支配されながらも、退屈な日々が非日常になる
最終更新:2013-12-31 18:04:41
3183文字
会話率:23%