シエナには婚約者のカイウスという男がいる。
しかし、彼はシエナのことを見ていなかった。
両親を事故で亡くし、婚約者には見向きもされない。
シエナに残されたものは孤独と絶望だけだった。
そんなシエナを見つけたのは、彼女を『魔女様』と呼ぶ人外
たち。
猫とカラスの獣人であるアザリアを筆頭に、彼らは無条件にシエナを愛した。
人間であることを捨てて、魔女になることを選んだシエナ。
変わりつつあるシエナに今更向き合い始めるカイウス。
魔女であるシエナを愛し、守るために人外側に誘うアザリア。
全員の正義が交錯する物語をどうぞ、お楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-24 22:38:00
6108文字
会話率:34%
『やっと幸せを掴みかけたのに、また私は選んでもらえなかった』
学生時代のお見合いは姉に負けてしまうし、王宮で侍女として王女のお輿入れについていくはずが、そこでも選ばれない……マリアナはいつも後一歩で幸せを掴み損ねる残念女子。
目の前の婚
約者は、幼馴染の公爵令嬢に目を奪われてなんだか色っぽいことを囁いている。
『もういいです。婚約解消しましょうよ』
踏ん切りをつけたい、自立女子と、慌てて後を追いかける騎士のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-24 22:20:38
101394文字
会話率:22%
田舎育ちのクララベル・リンドバーグには婚約者がいる。
細身でハンサムな婚約者アランはちょっと年上の素敵な人だ。
彼に会いたくて王都の貴族学園に飛び級で進学したのに、婚約者はクララベルのことが嫌いらしい。
「田舎の婚約者?君と比べるのも失礼だ
よ!マリアンヌ。」
婚約者の浮気現場を目の当たりにして泣いていたら学園の第三王子の婚約者が慰める。
「私がお相手の婚約者に一泡吐かせてあげるわ」
田舎から出て来た純朴な令嬢が未来の王子妃と口の悪い侯爵令息から不思議な猛特訓。
果たして彼女は華麗なる変身を遂げられるのか?!
貧乏貴族なのでお洒落とかしたことありません!
親は4番目の子にはお金は使わないんです!
化粧品?持ってないんです。
家族に手のかからない子として育てられた令嬢は予想以上に手が掛かる。
元気はあるけど鈍臭いクララベルが幸せを掴むまでのストーリー。
設定ゆるゆるですがご容赦ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-27 22:39:31
69144文字
会話率:18%
リーリエは婚約者のノークスに恋をしている。
しかしある日、ノークスが友達と自分のことは政略的な婚約者だ、『ちょうどいい』からこの婚約は為ったんだ、そこに愛だの恋だの持ち出すのは馬鹿げている、と話しているのを偶然聞いてしまう。
その瞬間、リー
リエの初恋は砕け散ったのだった。
うずくまるリーリエ。
そこに手を差しのべてくれたのは面識のないサージェスだった。
初恋に破れたリーリエが新たな婚約者になったサージェスに心を癒され幸せになる話。
※『砕け散った初恋』『砕け散った初恋の傍らで』の連載版です。
ゆっくり進んでいく二人を見守ってください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-24 22:10:00
58044文字
会話率:21%
一人うずくまっていた少女。
図らずも婚約者の本音を聞いてしまい、失恋して一人耐えていた。
そんな彼女に何故か手を差し伸べていた。
彼女のために奔走し、彼女の婚約解消に成功する。
そして彼女は青年の婚約者になった。
婚約者として交流する日々。
いつしか恋に落ちていた。
だけど、失恋の痛みが彼女を臆病にしていた。
※『砕け散った初恋』の青年視点のお話です。
少しふわっとしています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-13 22:00:00
4843文字
会話率:14%
公爵令嬢ヘンリエッタとの婚約破棄を宣言した王太子マルグリスは、父王から廃嫡されてしまう。
マルグリスは王族の身分も捨て去り、相棒のレイニーと共に冒険者として生きていくことにするが、そんな彼をヘンリエッタが追いかけて来て……!?
素直になれな
い三人の、ドタバタ冒険ファンタジー。
※「カクヨム」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-24 21:25:55
121796文字
会話率:29%
「外れギフトだと! この恥さらしめ!」
子爵家の長男シリルは、成人の儀で、国の指定する禁忌ギフトーー通称外れギフト『読心』を授かってしまった。
父母と弟、婚約者にあっさり捨てられた彼は、外れギフトを封じるために作られた魔道具『隷属の首輪』
を付けられて王都へと行くことになる。
「俺の人生終わった……」
しかし、王都で彼は1人の美しい女性に出会う。
最強無敗の剣姫と呼ばれているビクトリアで、彼女は呪いをかけられて意思表示ができなくなっていた。
「彼女の周辺にいる裏切者を探して欲しい。あと、彼女のお世話もよろしく」
そんな訳で、シリルはビクトリアの専属文官になり、なぜか一緒に住むことになったのだが、どういう訳か妙に嫌われているようで……。
――この話は、外れギフト『読心』を授けられてどん底まで落ちた眼鏡の青年が、剣姫ビクトリアと出会い、己の知力とギフトの力を使って陰謀に立ち向かったり、ざまあしたりしながら成り上がっていく話である。
・途中で専属文官⇒参謀に格上げされます
・ヒロインはすぐにデレるタイプではありません
※第1部32話くらいまで連続投稿します
※推理要素があるため、感想欄を閉じる可能性があります。第1部完結後に開きます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-24 21:10:00
64708文字
会話率:20%
「オリビア、君がここまで酷い人間だなんて知らなかったよ。婚約は破棄させてもらう」
「お前のデザインは全て盗作だと分かっているんだ! 出て行け!」
クタクタになるまで働いて帰ったオリビアは、突然婚約者に婚約破棄を言い渡された。
しかも、自分
のデザインを義妹の手柄にされ、義家族に家と店を追い出されてしまう。
全てを失ったオリビアは、父が遺してくれた紹介状を握り締めて、一人王都へ。
王都で懸命に働き、自分の店を構えることになる。
このまま順風満帆と思いきや、ある日義妹と元婚約者の結婚式の招待状が届く。
しかも、なぜか領主様の命令書付き。
行きたくない。でも、身分差があって断れない。
途方に暮れていた彼女に、友人である青年が一緒に行こうと名乗りを上げる。
この話は、どん底まで落ちた女の子が、がんばって幸せになったりざまぁしたりする話である。
※本編全32話、約9万4千字、全話登録済み。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-11 21:21:15
111380文字
会話率:31%
悪役令嬢だと気付かされたのは、国外追放された後でした。
他国では『宝島』と呼ばれるほどに裕福で、そして閉鎖的な島国、リホン王国。
そんな国の公爵令嬢である私、ラリサ・アリアナ・シビリテルは、オスカー王太子殿下の婚約者。大好きな殿下の
ために厳しい妃教育にもめげず頑張ってきたのに、学園の卒業記念パーティーで婚約を破棄されてしまいます。どうやら知らず知らずのうちに殿下の想い人、男爵令嬢のリリー様を害してしまっていたようです。殿下はリリー様を婚約者にすると宣言。そして私は、リホン王国では死刑と大差ないと言われる国外追放に処され、幼馴染でもある護衛騎士のレオン、侍女シーナの二人と海を越え、隣国であるブリンス帝国にやってきました。
そんな矢先、夢を見ました。それは、リリー様を主人公とした物語。そこで私は、悪役令嬢として断罪され、同じように国外追放されていましたが、この話には悪夢のようなつづきがあるようで……。このままじゃ私は死ぬし、母国は火の海?!
私にできること、それは妃教育で鍛えた語学で世界を、未来を、変えること。
まずは語学学校を開校すべく、帝国で社交界デビューを果たします!
言葉の力で、(私から)きっと母国を守ってみせる!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-24 20:20:00
103083文字
会話率:37%
俺が憑依したのは、容姿端麗で由緒正しい公爵家の当主だった。憑依する前日、婚約者に婚約破棄をされ『不能男認定』をされた、クズ公爵に。
これから俺がこの公爵として生きていくことになっしまったが、流石の俺も『不能男』にはキレたため、元婚約者に
仕返しをする事を決意する。
計画のために、元婚約者の今の婚約者、第二皇子を狙うが……
※以前作ったものを改稿しBL版にリメイクしました。
※他のサイトにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-24 20:10:00
88935文字
会話率:46%
俺が憑依したのは、とりあえずクズの公爵だった。家柄も良く仕事はちゃんとやるし容姿端麗だし、なのに何も興味を示さず面倒な事は全くしない。婚約者だって放ったらかしだ。とは言っても婚約者の方も公爵と同じく頭のおかしい執着女だけど。
だが俺が憑
依した前の日、そのクソ婚約者に婚約破棄を突きつけられた。だが期待を裏切らずあっさりと婚約破棄を成立させてしまった為彼女は民衆の中彼に向かって『不能男』と言い放ってしまった。
これから俺がこの公爵として生きていくのに、よくそんな事やってくれたな。俺のこれからの生活がかかってるんだ、一生『不能男』として生きていくのは御免だね。
ならとりあえず……潰すか!
※他の投稿サイトにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-18 16:20:14
51265文字
会話率:49%
【あの、何処かでお会いしたことありましたっけ?】
伯爵令嬢のアンジェリカ。母親は元々身体が弱かったが、出産と同時に亡くなってしまう。
両親の愛を知らずに育ったアンジェリカ、彼女の唯一の希望は親同士が決めた婚約者の存在であり、20歳になった
ら結婚する約束になっていた。
やがて時が流れ、父親が子供を連れた女性と再婚する。実は相手の女性は父親の愛人でヒロインより2つ下の娘がいた。アンジェリカは新しく出来た家族に喜ぶも義母は冷たく、義妹は性悪でヒロインの物を何でも欲しがる娘だった。挙句に婚約者にまで手を出して妊娠してしまう。
子供が嫌いな義妹と、世間体を気にする家族と元婚約者にとって、子供は邪魔な存在だった。そこで彼らは生まれてくる子供をアンジェリカが浮気して出来た子供として育てさせようと決めた。
「お前は何一つ取り柄が無いのだから、せめて美しい妹の役に立つことをしてみろ」とアンジェリカを脅し、人の顔色ばかりを窺って生きてきたアンジェリカはその要求をのむことにした。
その浮気相手に選ばれたのが世間の評判が悪い冷血伯爵だったのだが、思いがけない溺愛がヒロインを待っていた——
*『ネオページ』にて先行投稿折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-24 19:43:41
50069文字
会話率:53%
【邪魔者は、静かに消えることにします】
幼馴染のセブランは子供の頃からずっと私の好きな人であり、出会った頃から婚約者になるべき相手だった。私と彼は互いに両思いで、将来は必ず結婚するものだとばかり思っていた。
義理の妹が現れるまでは……。
彼と妹が互いに惹かれ合っているのは分かっている。けれど、私がいる限り二人が結ばれることはない。だから私は静かにここから消え去ることにした。
二人の幸せのために――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-07 13:54:59
480771文字
会話率:52%
【勝手にしろ、と仰ったのは貴方のほうでしたよね?】
子爵家の私は自分よりも身分の高い婚約者に、いつもいいように顎でこき使われていた。ある日、突然婚約者に呼び出されて一方的に婚約破棄を告げられてしまう。二人の婚約は家同士が決めたこと。当然受
け入れられるはずもないので拒絶すると「婚約破棄は絶対する。後のことなどしるものか。お前の方で勝手にしろ」と言い切られてしまう。
いいでしょう……そこまで言うのなら、勝手にさせていただきます。
ただし、後のことはどうなっても知りませんよ?
* 他サイトでも投稿
* あっさり終わります折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 22:09:55
9349文字
会話率:57%
悪役令嬢の後釜に選ばれた子のお話。
ざまぁは聖女にちょっとばかり。
ご都合主義のハッピーエンド。
アルファポリス様でも投稿しています。
最終更新:2025-01-24 19:12:55
4002文字
会話率:72%
従兄と結託してやり返すお話。
元サヤではありません。
御都合主義のハッピーエンドです。
アルファポリス様でも投稿しています。
最終更新:2024-09-26 19:52:43
2541文字
会話率:20%
自分のことは棚にあげる婚約者vs先輩が大好きすぎる後輩。
婚約者から先輩をもぎ取る略奪愛。
御都合主義のハッピーエンド。
ざまぁは特になし。
アルファポリス様でも投稿しています。
最終更新:2024-09-12 09:50:14
3029文字
会話率:49%
ある日ふと「あれ? もしかして転生してる?」と気づいた私。この世界はお中世ヨーロッパを思わせる異世界、私は可もなく不可もない中堅どころの伯爵令嬢。思い当たるゲーム設定もなければチートもない。そして三度の飯より好きなBL文化もない! ないない
ずくしの世界で、なければ作ってしまおうというのが転生令嬢の逞しさとお約束!とばかりに、前世の同人活動で磨きをかけた執筆の腕と歪んだ愛を開花させてみれば。「……あなたの小説のファンです。サインをいただけないだろうか」いや、そんな無表情で言われても信じられないです、騎士様! BLのない世界でBL文化を巻き起こした平凡転生伯爵令嬢が、なんだかんだで王子殿下の護衛騎士と婚約の運びとなるも、そこにはまさかの裏事情があった!までがお約束ですよね、えぇわかってますとも。 *ヒロインがBL作家のためその手の描写(妄想や小説)が出てきますが、ストーリー自体にBL要素はありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-24 19:00:00
34049文字
会話率:56%
ワタクシはエリーゼ・ライヒスベルク!泣く子も黙る公爵令嬢ですわー!
第1王子とその婚約者(親友)が事故死して前倒しで第2王子の婚約者になってしまいましたわー!
正直コイツ王太子の器じゃないですわー……
これほどバカ王子なら貴族の信用度が落
ちる一方!合法的にこの国の権力を握る算段が出来ますわー!最高ですわー!ワタクシの帝国爆誕ですわー!
学院に入学したらなんかよくわらない平民が第2王子に抱きついてますわー……正直どうでもいいですわー……もう第2王子に価値はありませんわー
それはそれとして舐められたら終わり、一応婚約者に近づく平民に教育ですわー!その後は第2王子と好きにすればいいですわー!
オラァ!校舎裏にいるのはわかってるんですわよ!
「これで王子は落とせた、あとは4人を落としてハーレムを作って……5人の男に囲まれて薔薇色の人生を歩むのよ……私が王妃になるのよ……ゲームの通りにね」
なんかやばそうですわー……それじゃ生まれた子供が誰の子かわからないじゃありませんの。
そもそもワタクシが建国したら国王にもなれませんわー
でも、もう第2王子は見切りはつけてるからいいですわ!欲しかったら差し上げるから卒業まで大人しくしてくださいまし!
それにしても、結構謀略家なんですわね。
これだけのことをゲーム感覚でやるなんて……楽しくなってきましたわー!
でも、なんかブツブツ言い続けて怖いから今回は引きますわー……ビビったわけではありませんの!
え、本当にただの平民ですの?
第1王子が生前に願書を?助けてもらった?誰も貴族や有力者が支援してないんですのね?本当に?
それであんなことを口に出して言ってたんですの?
もしかして……心の病……?妄想で生きてる……?世界が自分を中心に回ると思い込んでるタイプ?ん?皆様なんでワタクシを見てるんですの?
これはいけませんわー……優しく見守りますわー……皆さん手出し無用ですわー……病人には優しく、人に優しく、上に立つもののモットーですわー!放置!静観ですわ!
そして、ワタクシこそがトップに立つのですわー!
カクヨムでも連載中ですわー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-24 19:00:00
676290文字
会話率:62%
グロリア・ノーティカは婚約者に捨てられた。その記憶に縛られて苦しんだ彼女は、記憶消し屋へと向かう。
しかし、記憶消し屋の都合で、記憶を消してもらえるのは半年後。
記憶消し屋の表の商売、魔法書専門店に興味を持ったグロリアはこの店で働くこととな
る。
「辛いなら、忘れてしまえばいい。忘れたら、自分の中ではなかったことと一緒になるのだから」
独特な空気をもつ店主、ソムヌスは不器用ながらも優しい人だった。気がつけばグロリアは彼に惹かれていくが……。
「あなたも忘れた記憶があるんですか?」
「ある」
記憶を消す特殊魔法を持つソムヌス自身にも忘れた記憶があるらしく……。
「かつて天才と呼ばれた男と男に拾われた少年の話」と同じ世界ですが、そちらを読まなくても問題ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-24 18:17:13
147610文字
会話率:51%
伯爵令嬢ローザリアと隣の領地の伯爵令息オズモンドとサイラスの兄弟は幼馴染だった。男の子達の後を頑張って付いて歩き、野原を走り回ったり川で魚を捕まえたりと伸び伸びと過ごした。三人はとても仲の良い友人だった。ローザリアとサイラスが八歳の時婚約
が整った。ローザリアがサイラスを意識し始めたのは貴族学院に入ってからである。ずっと変わらない態度のサイラスに安心を抱いていた。最終学年になったある日友人と話しているサイラスの言葉を聞いてしまうまでは。
「ずっと一緒で飽きないのか」と聞かれ「まあな」と言った彼の言葉はローザリアの心を鋭いナイフで切ったかのように抉った。
その上偶然馬車で通りかかった時にサイラスが女性を連れて歩いていたのを見てしまう。更に気分転換に友人と街歩きに出た時の帰り道、例の女性に腕に縋りつかれながら連れ込み宿のある横道に入っていくのを目撃してしまいローザリアは恋の苦しさに気付いた。心が鉛を飲み込んだように沈み込み涙が止まらなかった。次期伯爵家当主として婚約を続けるのか否か大事な局面に来ていたローザリアは母親とサイラスの兄に相談する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-24 17:43:57
24972文字
会話率:50%
ロザムンドは侯爵家の美人三姉妹の末っ子だった。姉たちが綺麗すぎるので自分は平凡だと思っていた。姉が後を継いだ邸の敷地に小さな家を建てて貰い結婚をして穏やかに暮らすつもりだった。父の友人の息子という相手も普通できっとこのまま穏やかな生活を送る
のだと信じて生きていた。公園で婚約者の不貞の現場を見るまでは。
愛している訳では無かったので一瞬で気持ちが冷めたのだが、裏切られていたのだと思うと悔しかった。不貞の証拠集めは義兄が引き受けてくれ相手の有責で婚約破棄する事が出来たのだが、悪女は次のターゲットをランク上の令息に変えていた。被害者を増やさない為にロザムンドは令息の婚約者に近づいた。悪女の思惑はロザムンドの想像を超えていたが義兄が第二王子に注進をしてくれたので事なきを得る。ロザムンドに興味を持った第二王子は思いも寄らない近づき方をする。
ちょっと変わった出会い方をした二人がラブラブになるお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-15 08:10:40
39386文字
会話率:57%
十七歳のアメリーは伯爵家の長女だが後継は兄がいるので、両親から早く婚約相手を決めるよう言われ、うんざりしていた。この国は恋愛結婚が主だ。
学院で見つけるように言われていたが、頭は良いが容姿が平凡なアメリーはモテなかった。それは理解しているの
で結婚は諦め王宮官吏を目指していた。
口煩い両親を黙らせるには偽装の婚約者をお願いする相手さえ見つければ、なんとかなるのではないかと考えながら歩いていた時にぶつかってしまったのが、学院で人気が凄い公爵令息のギルバートだった。沢山の本をアメリーの足に落としてしまった彼は怪我をさせてしまったことを謝ってくれた。
屋敷に見舞いに来てくれるようになったギルバートにアメリーはだいそれたお願いをした。一年だけ仮の婚約者になっていただけませんかと。
ギルバートは女性よけとアメリーの合格のために了承することにした。真面目な超絶美形イケメンとの仮の婚約者はアメリーの想像を絶する物だった。
一年を何とか乗り越え円満解消に持って行きたい二人はタッグを組んで立ち塞がる壁に向かって行く。そんな二人の両片思いのお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-25 04:37:30
30510文字
会話率:52%
メアリーは婚約者から、口うるさく、愛がない婚約者は苦痛だと言われた。
メアリーは婚約者の言うとおりに、婚約者に何も言わなくなった。
さてそこに
愛はあるのか
ないのか?
最終更新:2025-01-24 15:22:48
12337文字
会話率:52%
婚約者には、何よりも大切にしている義妹がいる、らしい。
ある日、私は階段から転がり落ち、目が覚めた時には全てを忘れていた。
対面した婚約者は、
「お前がどうしても、というからこの婚約を結んだ。そんなことも覚えていないのか」
……とても
偉そう。日記を見るに、以前の私は彼を慕っていたらしいけれど。
「階段から転げ落ちた衝撃であなたへの恋心もなくなったみたいです。ですから婚約は解消していただいて構いません。今まで無理を言って申し訳ありませんでした」
今の私は、あなたを愛していません。
気弱令嬢(だった)シャーロットの逆襲が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-24 12:00:00
114747文字
会話率:24%
『僕らは、恋をするんだ。お互いに』
彼がそう言ったから。
アマレッタは彼に恋をした。厳しい王太子妃教育にも耐え、誰もが認める妃になろうと励んだ。
だけどある日、婚約者に呼び出されて言われた言葉は、彼女の想像を裏切るものだった。
「きみは
第二妃となって、エミリアを支えてやって欲しい」
その瞬間、アマレッタは思い出した。
この世界が、恋愛小説の世界であること。
そこで彼女は、悪役として処刑されてしまうこと──。
アマレッタの恋心を、彼は利用しようと言うのだ。誰からの理解も得られず、深い裏切りを受けた彼女は、国を出ることにした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-22 14:18:35
95716文字
会話率:25%
リーズリー公爵家の娘、リズレイン・リーズリーは結婚式を目前に控えたある日、婚約者のヴェートルに殺害された。どうやらリズは『悪魔の儀式』の生贄にされるらしい。
──信じていたのに。愛していたのに。
最愛の婚約者に裏切られ、絶望を抱えたリズ
は、気がつくと自分が殺される一年前に戻っていた。
(今度こそあんな悲壮な死は迎えたくない)
大好きだった婚約者に裏切られ、殺され。苦しさの中、彼女は考えた。
なぜ、彼は自分を殺したのだろう、と。
リズは巻き戻った人生で、真実を探すことにした。
彼と、決別するために。
*全73話折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-06 23:15:25
151518文字
会話率:32%
神と交信する力を持つ者が生まれる国、ミレニアム帝国。
神官としての力が弱いアマーリエは、両親から疎まれていた。
追い討ちをかけるように神にも拒絶され、両親は妹のみを溺愛し、妹の婚約者には無能と罵倒される日々。
居場所も立場もない中、アマーリ
エが出会ったのは、紅蓮の炎を操る青年だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-24 08:22:16
232225文字
会話率:46%
ノーザッツ王国の末の王子アーサーにはある悩みがあった。
異母兄のゴードン王子が婚約者にひどい対応をしているのだ。
その婚約者は、アーサーにも優しいマリーお姉様だった。
心を痛めながら、アーサーは「作文」を書く。
※文章の半分以上がひらがな
ばかりで、読みにくいかもしれません。
全体的にふんわりした世界観です。6歳の子がメインの話なので、ざまぁもゆるめです。
主人公の年齢的に恋愛ではないかなと思ってハイファンタジーにしました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-25 20:30:21
4220文字
会話率:0%
ヨウは、隣に住み家族ぐるみの付き合いのあった幼馴染姉妹の姉、秋野ユリカに幼い頃から片思いをしていた。
しかし、ある日ユリカはヨウの家を訪れて告げる。
「私、婚約したんです」
ショックを受けるヨウのもとに、長いこと疎遠になっていたユリカの
妹、ヒマワリが訪れる。
「お姉ちゃんの婚約、ぶっ壊そーぜ」
「いやいやいやいや。待て待て待て待て」
ヒマワリはなんと、姉の婚約者に恋をしていると言うのだ。
条件付きでヨウはしぶしぶヒマワリの提案に同意する。
「ユリカさんが傷つくようなものになるなら、俺はその時点で降りる」
疎遠になった幼馴染の考えなしの一言から始まった複雑に交差する恋愛感情は、ヨウとヒマワリを思わぬトラブルに巻き込んでいく。
疎遠になっていた幼馴染の考えなしの計画から始まる、青春ラブコメディ開幕
※ 他サイトでも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-24 08:07:30
305790文字
会話率:38%
「おまえとの婚約は破棄させてもらう」
そう言われて現在エリート街道を驀進中の婚約者に捨てられたFランク錬金術師のカレン。
自棄酒に溺れたカレンは、弾みでとんでもない条件を付けてとある依頼を受けてしまう。
それは『血筋の祝福』という、受け継い
だ膨大な魔力によって苦しむ呪いにかかった甥っ子を救ってほしいという貴族からの依頼だった。
依頼内容はともかくとして問題は、報酬は思いのままというその依頼に、達成報酬としてカレンが依頼人との結婚を望んでしまったことだった。
王都で今一番結婚したい男、ユリウス・エーレルト。
前世も今世も妥協して付き合ったはずの男に振られたカレンは、もう妥協はするまいと、美しく強く家柄がいいという、三国一の男を所望してしまったのだった。
ともかくは依頼達成のため、錬金術師としてカレンはポーションを作り出す。
仕事を通じて様々な人々と関わりながら、カレンの心境に変化が訪れていく。
錬金術師カレンの新しい人生が幕を開ける。
※アルファポリスにも投稿中。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-24 07:00:00
292350文字
会話率:42%
「学園にいる間は、君と距離をおこうと思う」
待ちに待った定例茶会のその席で、私の大好きな婚約者は唐突にその言葉を口にした。
「え……あの、どうし……て?」
あまりの衝撃に、上手く言葉が紡げない。
彼にそんなことを言われるなんて、
夢にも思っていなかったから。
ーーーーーーーーーーーーー
ユリアの婚約は仲の良い親同士によって、幼い頃に結ばれたものだった。
吊り目でキツい雰囲気を持つユリアと、女性からの憧れの的である婚約者。
自分たちが不似合いであることなど、とうに分かっていることだった。
だから──学園にいる間と言わず、彼を自分から解放してあげようと思った。
婚約者への淡い恋心は、心の奥底へとしまいこんで……。
※基本的にゆるふわ設定です。
※プロット苦手派なので、話が右往左往するかもしれません。→故に、タグは徐々に追加していきます
※感想に返信してると執筆が進まないという鈍足仕様のため、返事は期待しないで貰えるとありがたいです。
※仕事が休みの日のみの執筆になるため、毎日は更新できません……(書きだめできた時だけします)ご了承くださいませ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-24 05:00:14
30402文字
会話率:19%
「俺は君を愛さない。この結婚は政略結婚という名の契約結婚だ」
結婚式後の初夜のベッドで、私の夫となった彼は、開口一番そう告げた。
彼は元々の婚約者であった私の姉、アンジェラを誰よりも愛していたのに、私の姉はそうではなかった……。
見た目、
性格、頭脳、運動神経とすべてが完璧なヘマタイト公爵令息に、グラディスは一目惚れをする。
けれど彼は大好きな姉の婚約者であり、容姿からなにから全て姉に敵わないグラディスは、瞬時に恋心を封印した。
筈だったのに、姉がいなくなったせいで彼の新しい婚約者になってしまい──。
人生イージーモードで生きてきた公爵令息が、初めての挫折を経験し、主人公に捻くれて八つ当たりするお話です(なんだそれ)
主人公は基本ポジティブ思考なので、そこまで嫌な感じにはならないんじゃないかと思います(希望的観測)
今書いてる連載の気晴らしに書いてるので、更新頻度が遅くなったらごめんなさい……。
早めに書き上げたいと思うけど、思ってるだけで時間ないかもっていう……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-08 04:07:38
202077文字
会話率:31%
とある世界のとある惑星。精霊のいる世界の物語。
精霊が集まる大地には「星の聖地」、「花の聖地」、「闇の聖地」、そして不可視の「時の聖地」と呼ばれる土地があった。
花の聖地があるシュクシュケヴァット王国。スモールウッド学園を卒業したリフ
ァーナ・スティーリアは結婚式を明日に控えていた。幼い頃からの婚約者ラーシュ=オーラ・グラソンではなく、急遽決まった新婚約者の五つ年上の公爵令息と。
リファーナは結婚で幸せになれると思っていたが、再び婚約者に裏切られてしまう。「他に好きな人がいる」と。精霊相手に愚痴っていたら、冬の湖に突き落とされて……。
よろしくお願いします
不定期更新です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-24 00:00:00
187185文字
会話率:60%