妖と呼ばれる存在が見える高校生、不来方三咲。
彼は入学から少し経ったある日、鎌鼬の噂を知る。それは周りに誰もいないのにいつの間にか十字の傷を刻まれているというもの。妖の仕業を疑った三咲は、同じ屋根の下に暮らす白狐の妖のシキと共に調査に
乗り出す。
捕らえられた鎌鼬は、「自分が切り裂き魔の正体であり犯人であること」をあっさり自白したのだが……それこそが、奇妙な事件の本当の始まりであった――。
これは、決して見えないモノを解き明かす、妖日常ミステリである。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 22:25:32
64391文字
会話率:60%
浪漫溢れる港町で始まる、あやかしヒロイン×ミステリアス御曹司の和風恋愛譚!
20世紀初頭の日本に酷似した、人間と妖怪が暮らす国・雪ノ宮。
鼬の燈華は、かつて人魚に流されたという港町に暮らしていた。
街で凶暴な妖怪が暴れる事件に巻き
込まれた彼女は、逃げ惑う人間に蹴飛ばされて運河に落ちてしまう。その際に水妖と思しき美しい青年が助けてくれたのだが、陸に上がった彼の姿は人間のものだった。
それ以来、燈華は命の恩人の不思議な青年・雪成のことが気になって仕方がなくなってしまい……。
人間に化けることのできない獣の妖怪の少女と、半人半魚の異形の姿を取る人間の青年の物語。
冷たい海の底からも、灯火はきっと見えるでしょう。
暗い林の中からも、雪原に灯る明かりはよく見えるのですから。
R15と残酷な描写は保険です。際立って過激な描写はほとんどありません。
三つの童話をメインのモチーフに取り入れています。
「エブリスタ」「ノベマ」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 22:11:47
51966文字
会話率:52%
岩手から北海道へ進学して来た出水(いずみ)穂乃佳には、ある秘密があった。人ならざる者、すなわち、妖怪の姿を見ることができるのである。妖怪変化の闊歩する遠野からやってきた彼女は、北の大地でとある男と出会う。八咫烏と鈴彦姫を連れた青年、晃一。
神を導くという彼との出会いは、穂乃佳にとって新たな地での風となる。
『星巡りの街』シリーズ第11弾。大学生編、始動――。
※某文芸部の部誌に掲載したものを加筆・修正したものになります。
タイトルは「あやかしざとのおとめ」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-01 18:03:51
19693文字
会話率:54%
室町時代、将軍の側近として栄えた「白鳳家」の三男、龍俊は山奥にある寂れた「虎狛神社」の祠の前で倒れていた。
虎狛神社の主人、紫苑は龍俊と昔ともに行動していたと言うが、その関係は曖昧なもので説明しにくく、その一年間の記憶がない龍俊をより困ら
せ、そしてより知りたいと思わせる。
面倒くさがりの紫苑、自己肯定感が低く高飛車だが根は良い龍俊。そして、新たな仲間とともに彼の記憶を取り戻すたびに出るが、そこで待っていたのは、この世界を危険に晒す「妖怪」や神々が妖怪によって力と神器を奪われ堕ちた存在「堕神」との戦いで―!
癒やし手VSあやかし
室町ファンタジー小説
今、開幕!!
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
更新頻度はまちまちです
もしよければ覗いてみてくださいm(_ _)m折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 22:00:00
13662文字
会話率:48%
妖怪でありながら妖怪を狩る陰陽師となった少女の、青春と宿命の物語。
高校生の藤原柚子(ふじわらゆずこ)は、ある日自分がこの世で最も恐れられた妖怪「白面金毛九尾の狐(はくめんこんもうきゅうびのきつね)」の娘であるということを知る。娘は幾度
も転生して力を蓄え、殺生石に姿を変えたまま封印された母親を甦らせる使命を与えられているという。だが、柚子には前世の記憶が一切なかった。
人間としての母親を妖怪に殺された柚子は、妖怪でありながら陰陽師となり、仲間と共に運命へと抗う。
この物語はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。また、法律・法令に反する行為を容認、推奨するものではありません。
性的暴行を示唆するシーンがあります。ご注意ください。
カクヨム、TALESにも同作品を投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 20:50:56
257761文字
会話率:55%
ひとつの世界は終わりを告げる。
魔法、錬金術、超科学――ある日次元の壁を超え、それぞれ全く異なる理(ことわり)を持つ「異世界」からの侵略が同時に始まった
日常という名の、脆く儚い楽園(ザナドゥ)が音を立てて崩れゆく。
影を統べる《巫
女》、守薙縁(かみなぎ ゆかり)。故郷を追われた異世界の《御子》、レムシュカ。
楽園を追われた二人の少女は、世界の終わりに抗うため、奇妙な旅(エクソダス)に出る。
それは、この国に眠る古き神々や妖(あやかし)たちを封じ、世界の礎とする、非情な「神狩り」の巡礼(エクソダス)だった。
だがその行く手には、日本の霊的秩序を守護する者たち、異界技術を狙う軍事組織、そして他の異世界からの刺客が待ち受ける。
妖怪と科学兵器が火花を散らし、魔術と巫術が夜闇を奔る。
これは、全ての理がごちゃ混ぜになった現代日本を舞台に、二人の「ミコ」が新たな神話を紡ぎ出す、過酷な現代伝奇異能バトル。
果たして、彼女たちの旅路の果てに、楽園は在るのか――。それとも、異譚の中に漂い流れる(エグザイル)のか――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 17:10:00
23456文字
会話率:32%
「ウズメ異伝」の続編です。
鈿女(うずめ)の巫子(みこ)、猿田彦の巫子、鬼討師(きとうし)と呼ばれる霊能力者が存在し、公に認められている世界。『葦原』と呼ばれ、そこに住まう人々は、視える、視えないに関わらず、妖(あやかし)や霊といった存在を
認識していた。
この物語は、鈿女(うずめ)の巫子(みこ)の一人、鈴原悠子を軸に繰り広げられる出会いと別れの物語。
巫子の宿命なのか、事件に巻き込まれ、また自ら首を突っ込むこともあったが、悠子はおおむね平和な時を過ごしていた。だが、芸術鑑賞会の会場で『鵺』という男と出会った時、クラスメイトで猿田彦の巫子である草壁達騎の悲惨な過去と、その憎しみを知る。
それ以来、なぜか親友やクラスメイトが事件に巻き込まれ、悠子自身も危険にさらされるようになった。
けれど、悠子や達騎、鬼討師である担任やクラスメイトのおかげで事なきを得る。
これで日常に戻るかと思いきや、ある日、捕えた『鵺』が脱獄したというニュースが入る。それから数日を挟んだある朝、達騎の記憶が皆の中から消えたことに悠子は気が付いた。
『鵺』に復讐を遂げるため、皆の記憶を消したのだと勘付いた悠子は、達騎を追いかける。
彼に『鵺』を殺させないため、人殺しにさせないために。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 14:15:40
1798304文字
会話率:40%
千夏小鳥(ちなつことり)は幼い頃から、普通の人には見ることができない『妖怪』や『あやかし』が見えていた。社会人になった現在まで見て見ぬふりをして過ごしていた小鳥だったが、同期入社で社内ではイケメンだと騒がれている神津龍騎(かみづりゅうき)に
小さな妖怪が、何匹もまとわりついていることに気づく。
小鳥が勝手に『小鬼』と名付けているそれは、いたずら好きの妖怪だ。そんな小鬼が彼にペコペコと頭を下げているのを見た小鳥はその日から彼が気になりはじめる。
ある日の会社帰り、龍騎が日本刀を背中に背負っていることに気づいた小鳥はつい声をかけてしまうのだが――
※アルファポリス様の第8回キャラ文芸大賞であやかし賞を受賞いたしました! アルファポリス様でも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 12:30:00
13492文字
会話率:45%
六星高校妖怪研究部の一員となった、立花聖海。
怪我を負った部長の見舞いに行くと、着物を着た幼女が雨に打たれていて──!?
妖研シリーズ第二弾
最終更新:2025-07-26 14:37:28
18528文字
会話率:76%
※カクヨム様でも掲載中です。
時は大正。明治の文明開化からさらに西洋文化が根付き、人々が新たな時代を謳歌している頃。
時代が移り変わり科学技術が進歩しても、人ならざるもの――妖(あやかし)の存在が消えることは無かった。
絵を描くことが大
好きな少女、上村松実(うえむら まつみ)は妖が見える特異な体質だった。それゆえ女学校の同級生や継母、それから異母妹から嘲笑や侮蔑の言葉を浴びせられていたが、華族特有の傲慢と身勝手さに呆れ果てる毎日を過ごす。
それに、彼女のそばにはいつも幼馴染の薊黎(あざみ れい)がいた。
彼もまた妖が見え、絵を描くことが好きな青年だった。ゆえに松実は彼に秘かな想いを寄せる。
だが黎はそんな彼女の想いを裏切り、姿を消してしまう。
失意に暮れ、死の淵に立たされた松実を救ったのは、松実の婚約者にして公爵子息、そして妖伐局一番隊隊長の肩書を持つ藤浪縁(ふじなみ えん)。どうやら彼は既に松実を知っているようで……?
妖を滅する女流絵師と妖伐局一番隊隊長の婚約バディが織りなす、和風怪異譚。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 21:58:01
82949文字
会話率:51%
――人の闇に、妖(あやかし)は映る。だが、影を作るのは、いつも人間だ。
現代日本。
都市の片隅でひっそりと探偵業を営む男――城戸蓮司(きどれんじ)・35歳。
過去のある事件をきっかけに、“人には見えぬもの”にも目を向けるようになった彼の元
には、
不可解な事件や「妖怪が現れた」という相談が舞い込むようになる。
ぬらりひょん、雪女、河童、座敷童、狐火――
古くからの怪異の名が、都市の闇にまぎれて再び姿を見せ始めるが、
調査の果てにたどり着くのは、いつも「人間が犯人だった」という現実。
“妖怪”とは、心に潜む恐れ・願望・罪を映し出す影に過ぎない。
ではなぜ、人はその影を“妖怪”と呼んでしまうのか――。
探偵・城戸は、真相を暴くたびに、
現代社会にひそむ狂気と、誰もが持つ「闇の正体」に向き合っていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 15:00:00
27469文字
会話率:19%
ガンでこの世を去った男が異世界に転生。
転生で得たスキルがなんと妖(あやかし)召還。
転生先で生き残る為、次々と妖怪達を召還していく。
魔物ひしめく異世界で主人公は生き残れるのか?
エルフや獣人、ドワーフ達の避難民を救出していく主人公。彼ら
との出会いが生活をより良くしていく。
魔物と戦いながら、畑を耕し食生活を豊かにしていく異世界ファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 12:00:00
553612文字
会話率:29%
高校2年生の八神美琴は、幼い頃に両親を亡くしてからは祖母の真知子と、親戚のツバキと一緒に暮らしている。
大学通りにある屋敷の片隅で営んでいるオニギリ屋さん『おにひめ』は、気まぐれの営業ながらも学生達に人気のお店だ。でも、真知子の本業は人なら
ざるものを対処するお祓い屋。霊やあやかしにまつわる相談に訪れて来る人が後を絶たない。
そんなある日、祓いの仕事から戻って来た真知子が家の中で倒れてしまう。加齢による力の限界を感じた祖母から、美琴は祓いの力の継承を受ける。と、美琴はこれまで視えなかったモノが視えるようになり……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 20:10:00
102011文字
会話率:47%
鮎川千咲は短大卒業後も就職が決まらず、学生時代から勤務していたインターネットカフェ『INARI』でアルバイト中。ずっと日勤だった千咲へ、ある日店長から社員登用を条件に夜勤への移動を言い渡される。夜勤には正社員でイケメンの白井がいるが、彼は顔
を合わす度に千咲のことを睨みつけてくるから苦手だった。初めての夜勤、自分のことを怖がって涙ぐんでしまった千咲に、白井は誤解を解くために自分の正体を明かし、人外に憑かれやすい千咲へ稲荷神の護符を手渡す。その護符の力で人ならざるモノが視えるようになってしまった千咲。そして、夜な夜な人外と、ちょっと訳ありな人間が訪れてくるネットカフェのお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 19:10:00
103408文字
会話率:40%
動乱続く室町時代。
争いの絶えない戦国の世は、魑魅魍魎の沸く地獄だった。
戦いに身を投じる権力者たちは、どこまでも醜く、力を欲する。彼らが鬼を呼ぶのか、はたまた彼ら自身が鬼なのか…人と妖(あやかし)が入り乱れる乱世である。
生まれつ
き妖が視える宗音(そうおん)は、そのせいで家に居場所がなく、幼い頃に出家していた。日々修練に明け暮れる中、法力(ほうりき)を身に着け、妖怪退治で名を馳せるようになる。
そんな折、実家の父から呼び出しの文が届いた。小さな領地を統べる国衆(くにしゅう)、久兼氏(ひさかねし)の家臣となって、不運な武将と揶揄される若君を、鍛えた法力でお守りしろとの命である。
宗音は悩むが、人柄の良い有能な若君、多幸丸こと久兼盛泰(ひさかねもりやす)に好感をもち、その厄運に呼び寄せられる、数多の妖(あやかし)を祓う役目を担うと決めた。
暗雲立ち込める動乱の世に、光を差し込む若者たちがいたのなら…
そんなもしもを描く和風妖ファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 17:14:13
150355文字
会話率:34%
人間と妖(あやかし)の戦争後、世界は人間界と妖界に二分された。妖の軍勢を一掃して人間界を救い、かつて鬼夜叉と恐れられた白陽天は人間界の外れ廃落通りの長屋に身を隠していたが、戦友、黒曜天を通じて帝直々の依頼を受けることとなる。それを皮切りに続
いた平和の歯車が徐々に狂い始め世界はまた争いに向かっていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 13:27:08
7044文字
会話率:46%
この女佇むところ怪異あり。
そのときあなたは目撃者か、当事者か──。
遊神来夏(ゆがみ・らいか)。
彼女の素性を知る者はいない──。
獣に獣道があるように、人間にも人の道がある。
けれど来夏は人の姿でありながら、あやかしの道を飄々と歩む
。
その轍を記した、連作短編小説。
※不定期更新です。
※本作品は「カクヨム」にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 12:00:00
18858文字
会話率:29%
神隠し――日本の伝承や民間信仰に語られる現象。多くは人のいない山中で起こり、前触れもなく立ち入った人が消える。それは古くは山の神、川の神による拐かし、妖怪による悪戯と考えられてきた。
石動辰巳は中学生三年生の終わり、高校へ入学する前に
神隠しにあった。これは異界へと迷い込んだ少年が十二年後に故郷へと戻った、人との縁を結び直すやり直しの物語。
――古く歴史のある寺院。信仰する者の絶えた廃神社。二つを結ぶ過去の惨劇。神隠しにまつわる地域の伝承。信仰の聖地である月隠山。辰巳が神隠しに遭遇した理由とは。
そして、辰巳を一途に想うカンナギ。そのヤンデレ気質の激重感情に辰巳はどうする?
※のんびり更新していきます。カクヨムでも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 18:10:00
350573文字
会話率:50%
大昔、妖怪が当然のように跋扈していた時代。
役小角(えんのおづぬ)という呪術者が残虐非道な妖(あやかし)に対抗するため役会(えんのかい)を組織した。
時代の水面下で人間と妖の争いは熾烈を極め、時は令和――
役会の行者(ぎょうじゃ)、卍六郎太
(まんじろくろうた)は神隠しが起きていると言われる都立王摩高等学校に潜入する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 11:50:52
170498文字
会話率:45%
【京都×動物妖怪のお仕事小説!】
「目付け役」――。それは、平時から妖怪が悪さをしないように見張る役目を任された者たちのことである。
しかし、妖狐を専門とする目付け役「狐番」の京都担当は、なんとサボりの常習犯だった!?
京の平和を全力で
守ろうとする新米陰陽師の賀茂紬は、ひねくれものの狐番の手を(半ば強引に)借り、今日も動物妖怪たちが引き起こすトラブルを解決するために奔走する!
これは京都に潜むもふもふなあやかしたちの物語。
エブリスタとアルファポリスにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 00:09:40
89329文字
会話率:51%
一見女子にしか見えない銀髪の美少年、月代灯夜。見た目通りに女の子のような趣味を持ち、アニメや漫画で活躍する魔法少女に憧れる彼は、風の精霊しるふとの出会いをきっかけに、平穏な日常の裏で暗躍する妖(あやかし)と、それを退治する魔法少女が実在する
ことを知ってしまう。妖に襲われた友達を救うためしるふと契約し、自身も魔法少女へと変身した灯夜は、雷を操る名家出身の先輩魔法少女、四方院樹希と協力して妖に立ち向かうことに。魔法少女になってしまった事で、大きく変わる彼の人生。妖に対抗する術者たちによって設立された全寮制の女子校、天海神楽学園への入学。男子であることを隠しての女子寮生活と、そして新たな魔法少女たちとの出会い。様々な経験を経て、灯夜はその秘められた才能を開花させていく。遅効性チート男の娘伝奇異能バトル、ここに開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-20 16:43:30
754763文字
会話率:39%
『あやかし』×『バディもの』×ちょっと『お料理』!
中国から逃亡してきた九尾の男と、妖怪に好かれてしまう家なし少年による、ブロマンスあやかしミステリ(になる予定)!
(ちょっとバトルあり)
「ごめんね。日本に妖怪を持ち込んだの、僕なんだ
」
月代も剃らなければ髷すら結わない、やけに綺羅綺羅しい美男は、俺にそう言った──。
【詳細あらすじ】
九尾妲己、実は男だった。
中国から追われ日本に逃げてきた彼だが、そのせいで日本は妖怪大国になってしまった。妖怪たちからその責任を追及され、彼は償いとして日本で妖怪の起こす問題を密かに解決することに。
一方そのころ、元服前の少年──恵次が妖怪から逃げる最中、とある山小屋にたどり着いていた。そして逃げ疲れた恵次は小屋の前で気絶してしまう。
恵次は生臭坊主のいる寺を抜け出してからというもの、妖怪に追われる生活を繰り返していた。その体質に妲己──今は蓮白と名乗る──は『妖怪磁石』と命名した。
かくして少年恵次は蓮白と共に、妖怪から日本を守ることとなる。
※一部BL的表現がございます。苦手な方はブラウザバックをお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-19 23:03:12
35407文字
会話率:45%
絵が勝手に動き出してしまう能力を持つ荷花(フーファ)は、絵師として食っていくのに困っていた。年は行き遅れと呼ぶのにふさわしく、宮廷絵師だった父こそ応援してくれているが、外聞を気にする母は知ったこっちゃないと荷花を家から追い出してしまう。
そ
してその上、厄介な客につかまって包丁片手に追いかけ回される羽目に。
そんな時にばったり遭遇したのが、町を視察中の皇帝。
しかし世間に疎い荷花はそんなお方とは知らずに、助けられてしまうことになる。
そしてうっかり口にしてしまった"不思議な力"に目を付けられ、後宮に渦巻く脅威のために手を貸してほしいと皇后の座に就くことになって──?
秀才美形皇帝×「皇后」兼「宮廷絵師」の
「絵画」×「妖怪退治」×「中華後宮」ストーリー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-09 19:20:00
25094文字
会話率:40%