仮に霊とか悪魔とかいうものが、この世とあの世の境に迷い込んだ人間にだけ見える死兆だとするなら、俺にとってはネトゲで知り合ったこの「のじゃ語」を使う女子との出会いが既にそうだったのかもしれない。
こいつとネトゲで出会ってもう二ヶ月。
顔の見えない関係を続けていたある日、こいつは「心霊現象を信じるか」と突然俺に問いかける。
きっとオカルト好きなんだろう。だけど相手が悪かったな。俺は霊とかお化けとかを真実だと語る真性オカルト信者なんてマジで大嫌いだから!
すると、こいつは途中でとんでもない事実を口にする。
どうやらこいつは、この世に蔓延る霊や悪魔を成仏させる「祓魔師(ふつまし)」、西洋的に言うと「エクソシスト」らしいのだ。
霊やらお化けが真実だと立て続けにアピールしてくるこの女子をどうにかしてギャフンと言わせたかった俺は、会話の流れでまずいことを口走ってしまった。
「いいよ? 俺に心霊現象を信じさせることができたら、俺はお前の助手でもなんでもなってやる」
とある理由で「のじゃ語」を使う女子高生祓魔師にひたすら絡まれる中で、自分の生き方を見つめ直す男子高校生のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 07:21:56
113327文字
会話率:35%
――この婚約を破棄しなければ、世界は滅びる。
だからお願い、今すぐ私を捨ててください、殿下!!
タイムリープの力を持つ侯爵令嬢リリアナは、数百回にわたって“世界の終わり”を見てきた。
そのすべての発端は、王太子・アルヴィスとの婚約が続くこ
とにあった。
世界を救うため、彼女は何度も自ら悪役を演じ、嫌われようと尽力する。
――浮気もした、侮辱もした、陰謀も仕掛けた。
けれど、王太子はこう言うのだ。
「やっぱり君が好きなんだよね、リリアナ」
どんなに罵倒しても、どんなに冷たくしても、なぜかどんどん惚れ直されていく。
もう限界!
でもこの恋、もしかして……壊すべきものじゃなかった?
“婚約破棄させたい令嬢”と“溺愛すぎる王太子”の、
すれ違いと奇跡のループが交差する――
笑って泣ける、感動系ラブファンタジー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 02:20:20
1909文字
会話率:44%
私の舌で感じた物ですのでお世辞にもグルメとは言えない物ばかりとは思いますが好きな物、美味しいなぁと思った物をぽつりぽつりと語って参りたいと思います。
最終更新:2025-07-20 12:00:00
200179文字
会話率:1%
「ねえ、そこの君。この近くに怪人とかいなかった?」
魔法少女に尋ねられた。
——その姿は、どう見たってクラスメイトで。
はい。魔法少女回です。
筆が乗りました。僕ってどうしてこんなに魔法少女が好きなんだろうね。
しばらく短編連作といった
形で連載することに決めました。応援よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-18 12:51:08
6173文字
会話率:51%
参宮橋公立男子高等学校(略して参宮男子高)の劣等生としてクラスから浮いていた阿久津立輝(あくつりつき)。いつも通り、家に帰る為に靴箱に向かうと会いたくない相手に会ってしまう。その生徒の名は桧崎秀(ひのさきひで)。秀は校門に逃げた立輝を追いか
け、一緒に帰る事になる。その関係が色々な出来事を起こす──!
これは劣等生四人が音楽で繋がる物語。
「はぁ〜今日だるい…日野の授業が…」
いつも気だるげでクラスから浮いている劣等生、阿久津立輝(あくつりつき)。
「オレは自分のしたい事しかしねぇよ。放っておけよ。」
破天荒な性格で、素行が問題の劣等生、三宮卓実(みつみやたくみ)。
「俺、音楽好きなんだよ!宜しく!お前は何て言う名前?」
まだ常識はあるが、テンションが妙に高く、情緒不安定になりやすい桧崎秀(ひのさきひで)。
「うん。そういう感じで良いよ。君も中々やるね。」
一見、ただの優等生だが性格が悪い本性を隠して生きている区川啓斗(くかわけいと)。
劣等生四人が音楽で繋がる時──
かつてない"劣等生"らしい音が鳴る──。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 21:40:09
10051文字
会話率:72%
男子高校生2人がお互いを意識しながら、自分を隠すように学校生活を送るBLストーリーです。
最終更新:2025-07-11 16:38:21
1122文字
会話率:45%
「私、蕾(つぼみ)の事好きなんだよね」
職場の同僚兼幼なじみの深谷(ふかや)カレンから突然言われた言葉。
高校時代何もやりたい事もなく、自宅から近く仕事も楽そうだからと事務職で入社し、早2年近くになろうとしていた。
そんなある日、幼なじ
みで同じ職場のカレンから言われたひと言…
このひと言が私の人生を動かしていくとはおもいもしませんでした。
これは私、蕾が花を咲かせていく物語である…
※こちらは、【花が咲く~ハタチから始める色欲生活~】の全年齢版にリメイクした作品になります。
リメイク前の作品を読んでいなくても楽しめるかと思いますのでよろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-09 00:18:22
48421文字
会話率:24%
「リュシア。今日から君、俺の婚約者ね!」
──は???
突然の王子様プロポーズに、広間はざわつき、私の思考は停止寸前。
しかも王命つきとか言ってるし! こっちは寝耳に水なんですけど!
いや待って。私、護衛騎士のノクスが好きなんだけど!
?
でも彼に想いを伝えるなんて、身分的に不可能すぎて……
このまま王子と結婚するしかないの!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-08 18:01:31
2670文字
会話率:23%
ある日の学校からの帰り道。
親友であるマサと並んで歩くその日常に、何の変哲もないと思っていた。
だが、その日、マサは突然、言葉を放った。
「あの、何と言うか……俺、シュウの事が好きなんだ!」
その言葉に、一瞬、思考が止まった。
こ
れまで、何人かの男子から告白されたことはある。
クラスメイト、先輩、部活の後輩……。
だが、まさかマサから、だなんて。
「僕も君の事が好きだけど、でもそれは恋愛とは違うかな?」
そう言うのが精一杯だった。
はっきり断るにも、傷つけたくないという気持ちが邪魔をする。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-08 01:04:34
18134文字
会話率:27%
ドール公の令嬢メリヤナは一度死んだ。愛した王太子ルデルアンから婚約破棄されて間もないうちに、売国罪で処刑されたのである。死ぬ間際に悔いていると運命の神の計らいで、再度分岐点である11歳からやり直すことになった。今度こそ王太子の気持ちをつかむ
ため、協力者フィルクと共に、メリヤナはフィルクから教わった〝メロメロの秘術〟を用いて、ルデルアンの気を引くが——。
「もしかして、王太子よりも僕のことが好きになっちゃった?」
「あなたのその口、今度、にかわで糊付けしてやるんだから」
フィルクってば何言っているの?
わたしはルデルさまのことが大好きなんだから!
もう一度やり直したメリヤナの運命は、はてさて、どう転ぶのか。
※2025年3月14日より連載再開。全139話予定。
※第1章〜第9章までは、数年前に投稿したものをリライトしたものです。旧題『婚約破棄されてやり直しましたが、ヤンデレに妨害されているようです? 』
※カクヨムでも連載中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-05 21:14:37
586039文字
会話率:38%
顔が良すぎることで苦労している婚約者から「どうせお前は俺の顔しか見てないんだろ! 俺の顔だけが好きなんだろ!」と詰られ婚約破棄を申し渡されましたが、あの、私盲目ですよ?
キーワード:
最終更新:2025-06-29 19:44:31
4371文字
会話率:49%
前世で元自サバ女だったことを後悔した女が今世では可愛いものに囲まれて暮らすぞ!と小学生生活をしていたがしつこくサッカーに誘ってくるサッカー小僧のせいで色々台無しの予感。だがサッカーで勝負する度になんだか楽しくなってきたし、たぶん私はコイツが
好きなんだなぁと解ってしまう。いや、でも小学生に手を出すのは無しじゃん!!!そんな前世の記憶持ち故の葛藤とともに・・・小学生編から始まる青春恋愛。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-23 18:00:00
67473文字
会話率:54%
学校で一番の美少女が、なんと 怪獣 マニアだった。
クラスでぼっちな怪獣オタクのボクと学校で一番の美少女がお友だちに。
二人が出会ってから不思議な出来事が……。
最終更新:2025-06-21 21:10:42
204982文字
会話率:60%
俺のクラスを担当する女教師は俺にガチ恋している。
そんなことを風の便りで知った俺は、浮かれてしまって⋯??
教師と生徒が付き合うなんて⋯。
いやいや、付き合わなければ何やってもいいのだー。
曲解すぎるよ、俺の心??
何やっても先生と一緒
。そんな束縛独白高校生ライフは常軌を逸した展開に?
なんで俺のこと好きなんだ。
二人の思いが交錯するその瞬間。全てが実る。
〜ドタバタ青春もどきの高校生学園ライフ〜
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 12:29:28
32916文字
会話率:28%
一家で『最強の騎士』のギフトを持つ侯爵令嬢エミリアは、夜会の最中に逃走する犯人を止めるため今まさに犯人へ拳を向けていた。だが、その拳は逃走犯ではなく、第三王子であるリオンの顔にクリーンヒットしてしまう。
慌てて謝罪するエミリアだが、リオンは
怒るどころかなぜかエミリアに告白し婚約を申し込んできた。『不屈の身体』のギフトを持つリオンはなぜかエミリアに執拗に執着する。
「拳を受けて痛いと思ったことは初めてだ。君を思うと心臓がドキドキしてしまう。他の誰にもこんな気持ちになることはなかった。俺は君のことが好きなんだ」
(いや、それって拳が当たって痛かった衝撃で、胸がドキドキしているのを勘違いしているだけなのでは?)
痛みと恐怖を知らない不屈な身体能力を持つ第三王子と、強すぎるが故に男性から距離を取られてしまっていた初心な令嬢のピュアピュアなラブストーリー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-13 12:22:00
51133文字
会話率:43%
――〝孤高の眠り姫〟
それが彼女に付けられたあだ名だった。
流れるようなポニーテールに、汚れを知らぬ真っ白キメ細やかな肌。
いや、美辞麗句さえも必要ないかもな。
目にした誰もが絶世の美女と認めることだろう。
しかし
、そんな彼女には常人とは違う一つの大きな特徴があった。
彼女は〝全ての人を拒絶する〟のである。
見た目が良ければそれだけで彼女の周りには男女共々集まってくるはず。
……まるで角砂糖に群がるアリのごとく。
しかし、それすらも決して受け付けることはなかった。
眠り姫は今日もまた、己の世界の中でくぅくぅと寝息を立てていらっしゃる。
だが、そこに馬鹿電波ツインテールと変態秀才腐れ縁野郎も加わって……!?
「……見るな、寝にくい」
「美佳は先輩のことが大好きなんですーッ!」
「でも僕は可愛いモノが大好きなんだ。それはもう、蜂蜜塗って食べちゃいたいくらい」
あ、いや、なんだどうした畜生め。
平和な日常はどこに飛んでいっちまったのか。
どいつもこいつもキャラが濃すぎる。
……さすがの俺でもお手上げかもしれん。
天の神様よ、いるなら今すぐ降りてこい。
ワンツーパンチを二、三発噛ましてやるからさ。
「畜生め、お前ら少し黙ってろぉおッ!!?」
喜劇、純情、時々涙。
今から紡ぐは、そんな温かな恋物語。
――――――――――
こちらの作品は『第12回ネット小説大賞』に
エントリーさせていただいております。
よろしければブクマや感想や星評価などで
やんわりと応援していただけますと幸いでございます!
読者の皆様にじっくりとお楽しみいただけますよう
始めのうちは毎日3話ずつ公開いたしますっ。
それでは何卒っ!
よろしくお願い申し上げます!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-01 03:02:02
130063文字
会話率:16%
ヘレンシア・ミルディス伯爵令嬢には、アリア・フェレントス伯爵令嬢としう親友?がいる。ヘレンシアにとっては単なる顔見知りなのだが、アリアが親友だといって離れないのだ。
彼女はヘレンシアと婚約者ディヘルとの時間も邪魔して来て、自分の自慢ばかり
してくる。
「私、髪飾りをディヘル様に贈られたの。ディヘル様は貴方より、私の方が好きなんだわ」
ショックだった。ディヘルが髪飾りを贈った?真実を確かめにディヘルに話を聞きに行くのであった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 11:12:52
3796文字
会話率:30%
妻のことが大好きなんだけど、どうしたらいいか分からない王様の話です。王様はひどい男です。掌編です。
最終更新:2025-04-17 23:50:49
837文字
会話率:10%
「リリス・フォン・アイゼンシュタイン。君との婚約を破棄する」
王子による公開断罪。
悪役令嬢として破滅ルートを迎えたリリスは、ようやく自由を手に入れた……はずだった。
だが翌朝、屋敷のバルコニーの下に立っていたのは、断罪したはずの王太子
。
花束を抱え、「おはよう」と微笑む彼は、毎朝訪れるようになり——
「リリス、僕は君の全てが好きなんだ。」
そう語る彼は、狂愛をリリスに注ぎはじめる。
婚約破棄×悪役令嬢×ヤンデレ王子による、
テンプレから逸脱しまくるダークサイド・ラブコメディ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-16 20:50:00
4979文字
会話率:27%
私と瑠衣は数多の側面で真反対な性格をしている。
ただ共通点として、自分が思う美しい物には目がない。その為ならば幾らでも賭けられる程。
趣味に走るな!!
好きなんだろ。やるよ。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し
訳御座いません。
注意事項2
ものを買う時は大抵ギャンブルしている気分。
もうぐっちょぐちょで気持ち悪い。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-06 15:44:16
2076文字
会話率:35%
熱しやすく冷めやすい。好きなキャラでも出なくなると、途端に冷めてしまう。
だからガチャを引く時は、何時も一緒に居てくれて、顔を合わせる旅のメンバーと決めていた。
今回のガチャどうしたよ〜。
引いたよ〜。
注意事項1
起承転結はありません
。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
ふとした時に『あぁ……私この人好きなんだ』って思う話、良いですよね。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-23 08:32:47
885文字
会話率:50%
私の趣味の一つは絵画を見ること。
という訳で、本日は連れと共に絵画を見に来た。
目の前にあるのはミクロで見れば現実的、マクロで見れば空想的な作品だった。
『輪郭のあるものが好きなんだ』
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われ
たら申し訳御座いません。
注意事項2
超現実主義らしき物に興味を持った日のことを覚えてます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-02 15:58:27
779文字
会話率:25%