シアは記憶を失いながらも、サバドの町で二歳の息子ヘリオスと暮らしている。シアが失った記憶は、サバドの町に来る前の自身に関するもので、ヘリオスの父親すらわからない。しかしそれ以外の記憶はしっかりとしており、読み書き、剣技は非常に優れていた。そ
の技能を生かし、養護院で子どもたちに勉強や剣術を教えて生計を立てている。ある日、サバドの町に王太子が視察にやってきた。王太子が子どもたちの学習の様子を見学したいと希望したため、普段と同じように子どもたちに指導したシアだが、その日、帰宅しようとしたところ、なぜか近衛騎士団長のジェイラスに呼び止められる。いきなり「結婚を前提に付き合ってほしい」と愛の告白を受けるものの、ヘリオスの存在と自身の境遇を理由にそれをばっさりと断ったのだが――。恋人に逃げられた騎士団長と、逃げた先で記憶を失った彼女(子持ち)のすれちがいラブロマンス
※他サイトにも投稿(R18版もあります)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 07:10:00
29443文字
会話率:34%
平安時代のようなところで目を覚ました光。自分が光源氏だと呼ばれている事も理解できない状態で生活を始める。従者の惟光に言葉や常識を習いながら、失った記憶の断片を拾う光。
ある時、予知できないタイミングで現実世界へ戻った光は、自分が絵の中に入り
、物語の中で怨霊を退治し、無事先輩を助け出す為に行動していた事を思い出す。
再び絵の中に戻った光は、またしても記憶を失っていた。その状態で怨霊に襲われ、対処方法も分からないまま必死の思いで撃退する。
身に覚えのない結婚に、見知らぬ舅、記憶のない愛人達に囲まれて、誰が味方でどれが怨霊か曖昧な世界。
次に現実世界に戻れるまで無事でいられるかは、光のセンスにかかっていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-05 01:00:00
211495文字
会話率:36%
化け字、文字と文字が創り出す世界観を喰う害獣。はるか昔に現われたその怪物は国を滅ぼし、文明を消し去り、人類を後退と停滞に追い込んでいた。
そして現在、東北国では書衛軍という軍事組織が対化け字の戦闘を担い、国民と文字列を防衛していた。中でも
筆具と呼ばれる特別な筆記用具だけを手に、身を挺して化け字と戦う「書士」は軍の中核であり、その勇敢たる姿は市民の羨望の的ですらあった。
長い訓練期間をおおよそ終え、実践訓練を残すのみとなった書士候補生、金沢結人は実戦での訓練中に強力な化け字との戦闘によって負傷し記憶を無くしてしまう。同時に多くの仲間を失った結人は、絶望と自分だけが生き残ってしまったことへの後悔に苦しむこととなる。しかし失った記憶を取り戻し事件の全貌を明らかにすること、化け字を狩り続けること、それだけが自らの贖罪になると信じて、彼は再び戦いへと足を踏み入れることとなる折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-31 18:10:00
24140文字
会話率:45%
☆あらすじ
平凡な大学生・帆村優斗の毎日は、いつも通りの夕飯当番から狂い始めた。買い出し帰り、彼が出会ったのは――空腹で公園に倒れていた、「天使」を自称する不思議な少女・シャルギエル。
「私は天使なんですぅ! 見習いですけど!」
羽
根もない、怪しい発言だらけの彼女を放っておけず、優斗はつい彼女を助けてしまう。
それが、世界の裏側で進行する〈悪魂〉との戦いに巻き込まれるきっかけだった。
祈りで奇跡を起こす「祈り手(いのりて)」と祈り手を守り戦う「代行者(だいこうしゃ)」――
シャルの祈りが、未知なる力を呼び起こし、優斗の眠っていた過去と力を目覚めさせていく。
そして、人々の心の歪みから生まれる悪魂が街に蔓延し始める中、彼らは少しずつ、この世界の「真実」に近づいていく。
☆帆村 優斗(ほむら ゆうと)
年齢:20歳前後|大学生|主人公
・茶髪短髪の普通っぽい青年。
・少し抜けたところがあり、ドジを踏むことも。
・茜谷楓と高校以来の腐れ縁で、現在は同じアパートでルームシェア中。
・現在は普通の大学生として生活しているが、過去に何か大切なものを失った記憶の欠落がある。
・面倒見がよく、困っている人を放っておけない性分。
・シャルとの出会いによって、平凡だった日常が歪み始める。
☆シャルギエル
年齢:見た目は中学生くらい|自称「天使」|本作のもう一人の主人公
・白髪&水色のアクセントがある服装が特徴的な少女。
・天界から地上に派遣された“見習い天使”を名乗る。
・現在は何の準備もないまま人間界に落とされて、空腹で公園に座っていたところを優斗に保護される。
・元気でお調子者、感情表現が豊かで天然気味だが、「祈り」に関して不思議な力を持つ。
・彼女の登場が世界の裏側にある真実と異変を引き寄せていく鍵となる。
☆茜谷 楓(あかねや かえで)
年齢:20歳前後|大学生|幼馴染ポジション
・優斗の幼馴染でロングの茶髪美少女。性格はややきつめだが世話焼き。
・高校卒業後から同じアパートでシェア生活をしており、家事やスケジュール管理などを主に担当。
・優斗とは「30歳までに恋人ができなかったら結婚する」的なノリの契約があるが、お互いあまり意識していない。
・普段は優斗に対してツッコミ役に回るが、どこか何かを隠しているような節もある。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-28 19:39:59
3052文字
会話率:54%
最愛の人を亡くし、生きる意味を見失っていたあみ。
それでも「あなたがいたからこそ」と、彼の遺した言葉を胸に前を向こうと歩き出す。
――けれど、突然の交通事故。
目を覚ましたあみの記憶は曖昧で、目の前にいた“彼”を、亡くしたはずの恋人だと勘
違いしてしまう。
それでも彼――幼なじみの慶介は、涙をこらえてあみを支え続けた。
少しずつ、心と体のリハビリを重ねる日々。
思い出せない記憶。募る罪悪感。揺れる想い。
それでもあみは、失った記憶の奥に――確かな「ぬくもり」を見つけていく。
あの人がくれた“生きてほしい”という願いと、
そばに寄り添い続けてくれた“新しい愛”。
これは、悲しみの先で出会った、もう一度恋を知る物語。
やがて少女は、未来へ向けて歩き出す――
「あなたがいてくれたから」私は今日も、生きていける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-27 11:33:39
9318文字
会話率:29%
ワタシは、たとえ雲海になることが出来なかったとしても、この里の家族を守る・・・。
里の長、雲海の息子である時雨の夢は、いつか東の里の長、雲海の名を受け継ぐことだった。しかし、雲海の名は、里の絶対的な掟により、長男しか受け継ぐことができない
。双子の兄がいる時雨にはどうやっても、叶わぬ夢だ・・・。
運命と宿命、時雨にとって本当に大切なものは何なのか、ゆずれないものは何なのか?また、銀色の髪と青い目を持つ時雨に隠された謎とは・・・。
この物語は、運命と宿命を乗り越え前向きに生きる忍び達の物語。
※物語の大筋は、時雨(しぐれ)が主人公になりますが、短編、短編で進めていくので、その物語によって主人公が変わります。
※毎回、物語の始めに前回の物語のあらすじを書いていますが、途中から読むと内容が分からない場合もございます。
【主な登場人物】
・時雨→本流の村の長(雲海)の次男、氷雨の双子の弟。本人も知らない謎に包まれた少年。
・氷雨→時雨の双子の兄。人知れず、心に葛藤を抱く悩める少年。
・ホタル→氷雨の許嫁。親が勝手に決めた運命に翻弄される少女。
・一平→清流の村の長(威風)の息子。だれも知らない過去を背負う少年。
・ネネ→一平の許嫁。・・・姉御肌な少女。失った記憶と戦いながらも、一途に一平を思い続ける。
・泡沫(うたかた)→5人の師。戦火の狼と言われた謎多き、甲賀の忍。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-04 18:41:24
490188文字
会話率:52%
「センスねぇな俺」
“五感を操る”という能力を持ちながらも、記憶をなくした少年はある雪の降る日に探偵を名乗り“時を止めれる”樅木黒乃と出会い、彼にセンスと名付けられる。
そしてセンスは探偵社の一員となり自身の失った記憶を取り戻すべく迫
りくる謎の能力者達と対峙していく。
果たして彼の正体は神なのか悪魔なのか……
現在、第一章 【五感探偵編】 を執筆中
現実世界が舞台の異能力小説となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-02 12:30:00
124141文字
会話率:60%
自作サイトでも書いています。
主人公アンジュは10歳以前の記憶がないものの幸せに生きていたが、魔法が使えるということで突如王国軍に連れて行かれる。最初は戸惑っていたが、だんだんと慣れ、仲間たちと仲良くなっていく。そして、軍の中で過ごすうち
に失った記憶も徐々に取り戻していく。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-26 20:36:02
550237文字
会話率:63%
どうやら俺は残虐な妖怪の王だったらしい。
少年ミコトが長い眠りから目を覚ますと知らない男に刀を突きつけられた。
話を聞くと彼は ”妖の王オロチ” として長年君臨していたそうだ。
ミコトはオロチの罪を償うため、そして自身
の失った記憶を取り戻すため妖怪と戦うことを決意する。
これは、重い運命を背負わされながらも妖怪と戦い続けた少年、その記憶を辿る物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-26 01:10:36
11452文字
会話率:61%
さびれた研究所で目覚めた記憶を失った少年「リドル」は「異能力訓練学校(ナソラハナ学校)」の生徒達に助けられ、そこで過ごすようになる。リドルは失った記憶を取り戻すことができるのだろうか。彼の奇妙な日々が始まる。
最終更新:2025-03-22 22:26:44
46813文字
会話率:51%
恋愛感情を知らない高校生、文月楓
ある日、文月楓は記憶を失ってしまう。
それによって恋愛感情と、強さを失ってしまった楓。
楓は圧倒的な強さを持って生まれ、記憶を失うまでは負けたことなんてなかった。
楓は、高校生活で恋愛感情を取り戻すこと
を願っていた。
それを求め、楓は人の恋路をスパイする。
それによって自分の恋の感情を取り戻せると信じて。
これは、学園バトル×恋愛でお送りする、平凡となってしまった楓が高校生活の中で失った記憶と恋を取り戻していく物語。
そして、楓は強さをも取り戻し、少しづつ学校で無双していくのだが……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-16 11:41:01
31936文字
会話率:42%
私、メリナは気付けば草の上で横たわっていました。就職するために都会にある竜神殿に向かっていたはずなのに、何故にこんな所で寝ていたのでしょう。見ず知らずの女性たちが私を心配してくれました。でも、彼女らは私のことを知っていて、私が記憶を失って
いると言うのです。何やら村を出て2年近く経っていて、私はもう竜の巫女になっていた? 驚くばかりの私でしたが、聞かされた過去の私の行状は、誇り高き竜の巫女には似つかわしくない。自責の念から退職を申し出た私は都会の荒波に独り立ち向かうべく、就職活動を開始するのでした。【累計800万PVの竜の巫女シリーズ3部目ですが、本作から読んでも十分にお読み頂けるように書いております。初めての方もお目を通して頂ければ幸甚ですm(_ _)m】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-14 22:52:04
1332791文字
会話率:49%
突如として記憶を失った主人公、月乃玲明。
これは、そんな彼女が失った記憶と自身の過去を探る物語……の傍らで流れる、彼女とその周りの人々の、慌ただしく喧騒に満ちた学園生活の記録である。
※こちらは不定期更新の番外編です。対応する本編の章を
読んでからお読みいただくことをお勧めします。また、本編の大改稿前に書かれたものなのでちょっと本編と齟齬があったりなかったりします。雰囲気だけでも楽しんでいただければと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-09 02:20:14
84255文字
会話率:43%
記憶を失ったレイが目を覚ました世界は、
命を創造し、恒星間航行を可能とした旧人類が滅んだ地球だった。
レイは静止軌道上の軍事衛星と接続したことで得た人工知能の相棒
『カグヤ』と共に旧文明が残した遺物を回収するスカベンジャーになる。
失った記
憶の手掛かりを探すレイは、残虐な略奪者がのさばり、
異形の生物が徘徊する廃墟の街に身を投じることになる。
最新話と矛盾が生じないように、文章の編集、また誤字脱字の確認を行っています。
カクヨム様でも連載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-11 10:00:00
4395823文字
会話率:50%
女の子大好きおじさん熊田誠之介(37)は、今日も『キモコメ』を残すのに必死である。しかしある日、熊田が目を覚ますとそこは異世界だった。
しかも『美少女の姿』で。
そこから異世界で暮らすことになる熊田。戸惑いながらも少女の『失った記憶』を取り
戻すために奔走する。
熊田の『キモコメ』への造詣と心理状態から、様々な問題を解決へと導いていく…ドタバタ異世界コメディ…でいいのか!?
熊田誠之介(37)↔︎アリィ・エオウィル(18)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-11 09:00:00
45387文字
会話率:62%
学校の屋上で目覚めた戦場犬助は、二人の女子から突然「どちらと付き合うか」、などという究極の質問を突きつけられる。
「何がどうしてこうなった」。ここしばらくの記憶をほとんど失った犬助は、ただ狼狽し、殺意を帯びる女子たちに手探りな言い訳を始める
のだった。
失った記憶を辿り、自分自身と、愛する人に向き合う恋愛ミステリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-29 13:54:11
33770文字
会話率:70%
12歳のお姫様のデイジーは記憶の無くした一匹の竜に出会います。
失った記憶を取り戻すためには、世界のどこかにある『記憶の箱』を見つけなければならないのだそう。
一人と一匹の、記憶の箱を探す冒険の旅が始まります。
※「冬の童話祭2025
」の「冒険にでかけよう」参加作品です
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-27 12:21:19
6986文字
会話率:53%
天使の少女、カノン。
地上に降りてきたものの、なぜ落ちてしまったのか、理由をすっかり忘れていた。
竜人の少女、エオリア。
突然空から降ってきた自称天使に戸惑いながらも、なんだかんだで世話を焼いてしまう。
そんな2人が旅をしなが
ら、失った記憶と約束を探す物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-21 22:53:07
41995文字
会話率:77%
学校の帰り、アキナは記憶を失って途方に暮れていた少年カナタと出会い、放っておけないと思い同居することにした。その日の晩、カナタは自分とアキナが惨殺される夢を見る。
頭を冷やすために家を出ると、目の前に夢の中でカナタ達を殺した張本人がいた
。カナタはそいつから逃げようと足掻いた末に迷い込んだ廃墟から声が聞こえてきて……
これはカナタが失った記憶を、過去を取り戻すために未来を視る物語。欲と欲がぶつかり合う故の戦いが始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-08 13:28:15
3800文字
会話率:56%
すべての記憶をなくした彼女は姉同然の友と旅立つ。
彼女の力は当代随一だがちっとも思いどおりにならない。
「また失敗しちゃった……」
それでも持ち前の直感でつながりと家族を求め、自分の存在意義と果たすべき役割を探す。
「お姉さまを頼りにしてい
ます……」
ここは止めどなく湧く大群が大地を破壊し、人の住む場所が失われていく世界。
何ごともとことんやらないと気がすまない彼女は、少しずれた感覚の持ち主。
「……どうして?」
崩壊に向かう地に生きるかわいらしい存在とともに、時に戦いや過酷な展開、たまにはのんびり、世の理に頭を悩ませ己の過去に思いを馳せる。
「……お母さんと呼んでもいいですか?」
そんな女性たちが紡ぐ、ちょっぴり謎解きを交えた王道ファンタジー。
さあ、彼女たちとともに冒険の旅に出ませんか。
出会いと経験を積み重ねるにつれ、あらゆる行動に報いと代償が伴うことを痛感した彼女たちは、やがて宿命と向き合うこととなる。
ああ、こんなにもつながりを渇望するのはなぜかしら……。
(ほかで公開していたものを改稿、連載します)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-07 16:40:00
1236905文字
会話率:49%