少し想像力が強くて、考えすぎが癖の高校生
籠夏草(こもり なつくさ)は、人と人を隔てる見えない壁、
自分を自分に縛り付けるものが何なのかを問い続けるが、
答えのない問いに呑まれ、自分を見失ってしまう。
そんな二年生の夏休み明け、夏草は同じク
ラスの少女
涙川となり(なみかわ となり)の雰囲気が
全く異なっていることに気づく。
錆びてしまった夏草の心は、となりと新しい友人たちそして夏草自身によってとがれてゆく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-15 22:22:11
42429文字
会話率:30%
国土の半分を魔王によって奪われたかつての大国『ビイルス王国』は「汝、勇者たれ」の声の下、次々に戦場へ兵士を送り込んでいく。
そんな国の端っこにある小さな村に風の魔法を使う『ロウイ』という少年がいた。
彼が川遊びから帰ると村が焼けていて…ゴブ
リン達との戦いの最中、彼は気付く。この村に家族に、守られていた事。そして自由の意味。
戦争孤児として向かった王都でのそれなりの暮らしを彼は捨て再び自由を求めて命の危険が付きまとう冒険者に志願する。
その後、自分自身でも疑ってしまうほどに順風満帆な冒険者生活を送っていたある日、突然冒険者ギルドへ呼び出され…
「冒険者ギルドから追放する事が決定した」
「「ハアアアアアアッ!?」」
全てを失った少年の成り上がり冒険譚、開幕ーー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-26 17:10:00
43099文字
会話率:49%
次に書きたいジャンルがハイファンなので、その練習に。
カクヨムにも同じものを投稿しています。
キーワード:
最終更新:2025-04-17 20:35:08
1512文字
会話率:40%
きっと彼は彼女が腹を割って話している事すら理解していない。
彼が彼女を優しく撫でる理由、それがたった一つの簡単な理由な事を彼女は知らない。
キーワード:
最終更新:2025-04-11 17:36:01
2258文字
会話率:33%
その冬虫夏草には重大な欠点があった。
コロン様主催企画「菊池祭り」参加作品です。
最終更新:2024-08-01 13:00:00
1077文字
会話率:28%
私は、間違っているのか。
私の羽はなぜ存在しないのか。
私は、価値があったのか。
最終更新:2024-07-07 07:07:50
3589文字
会話率:67%
この世界で最強の職業、サムライ。
それを極めた俺は名実ともにこの世で最強の存在だ。
魔王を倒し、調子に乗って神にも挑戦したらなんか勝ってしまった。
褒美として違う場所に飛ばしてくれるというので大喜びで同意。
果てなき強さへの欲求はこの先何を
もたらすのか。胸騒ぎが止まらない。
……が、飛ばされた先は剣なんか誰も振ってない。魔術ばっか使ってる。え、なにこれ……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-28 20:23:24
5912文字
会話率:71%
中学三年の夏。付き合いたての彼女と中学に通っていたある日、連絡が途絶えてしまう。
二年の月日が流れ、高校生となった少年のもとに、彼女が現れる。
再会を喜びながらも、戸惑いと悔恨を抱えていた。そこに居たのは、〈少女の皮を被ったナニカ〉
がいた。
彼女との再会で、自らを見つめ直すことになる。その行く末は——。
※この作品はアルファポリス、カクヨムでも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-11 12:11:29
10852文字
会話率:51%
地上が汚染された世界において、より深い地底こそが安寧の地である。地上に近いエリアで生まれたものは、世界への貢献指数が一定以上になると、地下25階へと行き着く。そこは、人権回復層と呼ばれ、スラムではあるが比較的穏やかで豊かだった。
最終更新:2023-05-01 21:53:29
30591文字
会話率:23%
僕が生まれたのは、経験が老化に繋がる世界だった。
最終更新:2022-08-31 21:00:00
140855文字
会話率:41%
太陽に焦がされて、このまま燃え尽きたい。
※本作は、武 頼庵(藤谷 K介)さま主催「恋の詩企画」に参加しています。
最終更新:2022-05-29 10:10:59
307文字
会話率:0%
九州大学文藝部2021年度初冬号の作品です。カクヨム様にも掲載しております。
キーワード:
最終更新:2021-12-25 11:33:02
6723文字
会話率:0%
作者の叔父が亡くなった時に作者自身が体験した話
最終更新:2021-12-07 22:19:30
294文字
会話率:20%
とあるブラック企業に勤めていた男は過労のあまり、風呂の中で寝てしまった。
そして気付けば、心地良い暗闇の中にいた。
何も見えなかったが、男は目の前にある木の根の樹液を吸うだけのその生活に次第に慣れていった。
やがて彼は自分がセミであり、
異世界に転生してしまった事実に気付くが、オケラを倒したり、冬虫夏草と意気投合したりなど、充実した時間を過ごしているうちに、三百年の時が過ぎた。
そして――男は宿敵であるモグラと対峙することになり、つい羽化する時を迎える。
これは、魔力の豊富な土の中にいて、世界樹の樹液を吸い続けたおかげで、無自覚に世界最強レベルの魔力を持った、とあるセミになった男の旅立ちの物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-22 18:11:47
11813文字
会話率:42%
夏草の色が、匂いが貴女を思い出させる。
最終更新:2021-07-29 16:13:08
2925文字
会話率:21%
人間から罵声と薬剤を浴びせられ続けたカビは、人間にムカついて更なる脅威へと進化した。もはやこの商品もあの商品も進化したカビには敵わない……。などという危うい描写はいたしません。
※この作品は、小説家になろう・カクヨム・アルファポリス・ノベ
リズムで投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-12 19:19:26
6417文字
会話率:6%
『一ヶ月後にあなたは死にます』
まだ湿っぽさが残る梅雨明けのある朝、高校二年で帰宅部エースの関慎輔は下駄箱に置かれたメッセージカード越しに余命宣告を受けてしまう。
〝ラブレター暗号化説〟や〝ただのいたずら説〟などのあらゆる可能性を考慮して
メッセージの真意を探っていた矢先、メッセージカードの差出人を名乗る少女が関の前に現れる。
メッセージカードの差出人――人の〝死〟を予知できるという元クラスメイトの千波茉莉は関に迫る〝死〟の運命を変えるために、ある〝提案〟を持ちかける。
突然の出来事に戸惑う関に対し、優しく微笑みかける彼女。
果たして、二人は運命を変えることができるのか――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-08 20:14:20
98909文字
会話率:53%
これは、とあるニートの男がある日古本屋で100円で売られていた古文書から謎の生物を呼び出してしまい、本の中に吸い込まれて「本の国」に実体化し、なんやかんやで本の国のお姫様と小人達と世界を救う勇者になっちまうお話である。
〜登場人物〜
・
霧江 冬吾(きりえ とうご)
高学歴だが「自称小説家」のニート。37歳、独身彼女無長身メガネ。風采は中の上。ファッション含め、雰囲気的には「虞美人草」の甲野欽吾を目指しており、ペンネームも「夏草 欽吾」という、ちょいイタい名前。ファッションは、和服率高い、大正時代寄り。
・阿田牧 三春(あだまき みはる)
資産家一家の三男坊で、高学歴だが「自称作曲家」のニート。長身痩躯イケメン見た目年齢25歳、心はいつも14歳の37歳。霧江の幼なじみでゲーム仲間。決まった彼女はいないが、女関係はほどほどにあるらしい。見た目はチャラくはないが、お洒落には独特のこだわりがある。
・ジーニャ
本の国の王女。灰色がかったブロンドに灰緑色の瞳、赤い別珍のドレスにボンネットという姿で、20世紀初頭の人形のような姿。内気で本ばかり読んでいる。頑健な石造りの「知の館」と呼ばれる、図書館のような屋敷に住んでいる。本の国には四季もなく、時間に無頓着で年齢という概念が薄い人もいる。彼女もその類いで、自分では何歳かわからないが、見た目年齢的には10歳前後(本当は14歳ぐらい)。次期女王候補だが、女王になることについては極めて消極的で、「本を読む時間が減るから、出来れば他の方にお譲りしたい」とのこと。一応「王位継承戦」に出るが、どうやって負けるか懸命に考えている。時々お茶会をする老女(おばあちゃま)には、本当の名前はアナスタシアだと言われている。
・マクシミリアン殿下
本の国王位継承者。ジーニャとは年の離れた異母兄で、紳士的かつ善良な統治者。本の国の政治は、実質彼が行なっている。本来なら彼がもう王様になっちゃえという所だが、生真面目過ぎる性格故、母が正妻ではない(嫡子でない)為王位継承権はジーニャに劣る、自分は王様ではないと否定する面倒な男。困ったジーニャは、王の子らを集めて「王位継承戦」を行う事を提案し、彼もしぶしぶ了承する。長身金髪碧眼、9割の人が認めるハンサム。優しいお兄ちゃん☆
他、愉快なキャラが登場予定☆折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-06 18:40:30
10355文字
会話率:32%
私と彼。小さな蒸気機関車と金づちの音。群青の空。夏枯れの野原。ボブ・ディラン。
最終更新:2020-08-28 21:00:00
9777文字
会話率:32%
おしとやかでいつもクラスの端の席で本を読んでいる永瑠さん。
ある日主人公の徹也は風が吹いた瞬間、エルフである彼女の尖った耳を見てしまった。
エルフであることを知られてしまった永瑠さんと徹也が周りの人達を巻き込みながら学校生活をおくるハチャメ
チャ学園ラブコメ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-26 20:03:06
4190文字
会話率:51%
横浜の喫茶店ともしびの娘神崎詩織は那由佗総合高校二年生。
夏休みのある日、両親が蛇型宇宙人が放った宇宙キノコに感染した。
ゾンビになって襲い掛かる両親。
殺される寸前に全身タイツ姿の宇宙人ザーラに救出された。
「冬人夏草」に感染し
た地球人は両親とカレシ・海江田舜の三人だった。
宇宙キノコに感染した地球人は三日以内にゾンビに変身し、未感染の地球人を襲いながら胞子をまき散らす。
放っておけば、感染者が死ぬだけでなく、ゾンビが増殖して地球が滅んでしまう。
ザーラは三人を救出し、「冬人夏草」を駆除するべく、神崎詩織にザッピングインプラント手術を行った。
神崎詩織はインプラントを脳に埋め込まれた結果、タイムリープ出来るようになった。
「冬人夏草」の弱点は漂白剤と水虫薬に極端に弱いことだった。
神崎詩織はタイムリープをして、ゾンビに変身する直前の両親に会い、店にあった漂白剤を霧吹きに入れて両親にかけて「冬人夏草」を消滅させた。
服を漂白剤で台無しにされた両親は激怒したが、救出には成功した。
次に助けるのは海江田舜だ。
最初に両親に使った漂白剤スプレーを振りかけた。
海江田は「冬人夏草」感染から救われたものの学生服が台無しになった。
漂白剤をかけられたのを別れるための工作と勘違いした海江田は神崎振ってしまう。
漂白剤ではなく、水虫薬なら大丈夫ではないか?
神崎詩織は時間を巻き戻して水虫薬を胞子が付いた海江田の髪に擦りこんだ。
今度は髪がベタベタすると海江田は怒って神崎を振ってしまう。
途方に暮れた神崎に後輩の雪(すすぎ)弥生(やよい)から思わぬヒントをもらった。
雪の父が水虫で、塗るとサラサラになる治療薬の愛用者だったのだ。
雪の父と同じ水虫薬を購入。
神崎はコスモワールドの大観覧車に海江田を誘い出した。
キスをしながらサラサラ水虫薬をこっそり塗ることに成功。
海江田と別れることなく「冬人夏草」除去に成功した。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-10 00:00:00
77041文字
会話率:38%
十一月。今年は秋が長いですね。
最終更新:2018-11-20 23:11:20
1002文字
会話率:0%