高田栞(たかだ しおり)はごく普通の中学三年生。
ところが、誕生日に小学校時代の同級生である笹ヶ谷九十九(ささがだに つくも)と再会した時から、その生活は一変する。
彼女の平穏な日常は静かに幕を下ろし、波瀾万丈な日々が激しく幕を開け、次々に
起こるハプニングに巻き込まれていく。
「魔法」とか「異世界」とか、漫画や小説の中だけだと思ってたのに、どうしてこうなった?!
……などと、思い悩んでいる暇は彼女になかった。
これは、運命の女神に導かれるように、次々と起こる予想外の出来事を乗り越え、成長していく少女や少年たちの物語である。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
初投稿初作品です。
毎日22時の投稿を心がけておりますが、諸事情により変わることがありますので、ご了承ください。
※ 令和2年10月1日より、文章の体裁を更正中です。
内容に変化はない予定です。
<その他の注意点>
・かなり長いです。
・視点が変わりやすいですが、「○○視点」などの表記の予定は今の所ありません。
・時々、文章の体裁を整えたり、誤字の修正以外に、文章を修正することがあります。
・異世界モノですが、序盤は現実世界が舞台です。
※ 具体的には115話(第7章3番目の話)目にようやく異世界へ移動します。
※ 182話(第10章6番目の話)目から、異世界旅行が始まります。
・「R18」に届かないまでもたまに性的な話があります。
・上記に加え、「R15」、「残酷描写」は突然、割り込んできますのでご注意ください。
上記の点をご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 22:00:00
9258766文字
会話率:32%
父を失い、残された母と兄妹と暮らしていた高校生・神楽天音。
しかし、突然訪れた悲劇は、彼女から家族も未来も奪い去った。
絶望の果て、命を捨てようとした天音の前に現れた青年・紫苑。
冷たい瞳で、けれど静かに差し伸べられたその手は、彼女の運命
を変える。
「……来るか? 世界を変える場所へ。」
紫苑が率いる“八咫烏”と名乗る謎の組織。
そこは、過去や未来を行き来し、世界を救うために戦う者たちの集まりだった⸺。
自分には何の力もないと思っていた天音。
しかし彼女の中には、誰も知らない【神の記憶】と【滅びをも覆す力】が眠っていた。
――もしも次に生まれ変わることができるなら。
ただ、あなたと同じ世界で、同じ景色を見たかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 20:11:08
31369文字
会話率:23%
2500年の日本、そこは現在の日本とはいろいろなところが多く違う。しかし、同じ部分もある。いつも時代においても存在するもの、と言えばすぐに思いつくだろうか。愛や権力、富といったものがそれに当てはまる。そして、この物語の主人公、暁翔もまた、そ
んなものによって人生を大きく変化させられた。
多くの変化がいつ何時起こるかわからない世界で、1人の男が、決して変わることのない信念を持って世界へと挑む。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 16:27:04
36839文字
会話率:24%
野球の試合が終わっても、それを取り巻くさまざまな人々、彼らの物語は終わっていなかった。
野球はスリーアウトから。
野球場の内側でも外側でも、おかしな事件が起こりまくる。
もちろん、試合の最中にも・・・。
野球のショートショート、はじめまし
た。2025年バージョン。
その一部をご紹介(内容は変わることもあります)。
『ダイイングメッセージ』
球場のブルペンで、投手コーチが亡(な)くなっていた。警察が死因(しいん)を調査中。これは自殺? それとも殺人?
『占(うらな)い師(し)』
ベテラン選手から、ある占い師のことを聞いた。今年のチームの順位を占ってもらおうと、その占い師がいるという場所に行ってみると・・・。
『わけあり』
特殊なアルバイトがある。そのアルバイトをする条件は、「本物のお坊(ぼう)さんであること」。
『ある遣唐使(けんとうし)が』
ある遣唐使の目的は、唐で『野球(やきゅう)説話(こばなし)』を集めてくること。しかし、船が嵐(あらし)に遭遇(そうぐう)した。
『トレーニング』
厳(きび)しいトレーニングをした結果、野球部の中学生たちは強くなりすぎてしまった。そんな彼らの行く手を阻(はば)むのは・・・。
『ギャンブル』
秘密のバーに、マフィアの親分が二人。ギャンブルをすることになり、「何か賭(か)けようぜ」「いいぜ。何を賭ける?」。
『高速ラジオ体操』
球団の『チアリーディング・チーム』がグラウンドで練習中。そのしめくくりは、まさかの「高速ラジオ体操」!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 10:00:00
50442文字
会話率:14%
野球の試合が終わっても、それを取り巻くさまざまな人々、彼らの物語は終わっていなかった。
野球はスリーアウトから。
野球場の内側でも外側でも、おかしな事件が起こりまくる。
もちろん、試合の最中にも・・・。
野球のショートショート、はじめまし
た。2024年、夏バージョン。
その一部をご紹介(内容は変わることもあります)。
『苦手(にがて)な球場』
なぜか勝てない苦手な球場。そうなる理由はわからない。心当たりも特(とく)にない。そこで神主(かんぬし)さんを呼(よ)んで、お祓(はら)いをしてもらうと・・・。
『俺(おれ)たちの夏はまだ終わっていない』
少子化により、野球部の数が減(へ)っている。そんな中、俺たちは地方大会の決勝戦で、ライバル校と対戦した。全国大会に勝ち進めるのは、どちらか一校のみ。
『ベスト(?)の打順(だじゅん)』
ある野球マンガで、監督(かんとく)が悩(なや)んでいた。もうすぐ夏の地方予選が始まるが、その打順をどうしようか。
『2010年6月13日』
2010年6月13日の夜。オーストラリア大陸(たいりく)で、ある撮影(さつえい)が行(おこな)われようとしていた。この撮影は一発勝負!
『安全に配慮(はいりょ)して』
地元球団がリーグ優勝した時、ファンが川に飛び込(こ)んだ。これは危険(きけん)な行為(こうい)。もしも日本一になったら、たぶん同じことが起こる。そこで警察(けいさつ)は対策(たいさく)に動き出した。
『豆(まめ)まき体験(たいけん)』
外国人選手が日本の豆まきを体験することに。ところが、今年の鬼(おに)は一味(ひとあじ)違(ちが)うぞ! ゴゴゴゴゴゴゴゴ!
『潜入(せんにゅう)』
ホテルに潜入中の諜報員(スパイ)。見つかりそうになり、テーブルの下に逃(に)げこむが、これが大事件を引き起こす。
『送りバント・ファイナル?』
送りバントの名手(めいしゅ)が引退(いんたい)する。その引退試合で、相手投手が絶好調(ぜっこうちょう)。味方(みかた)はまだ誰(だれ)も、塁(るい)に出ることができていない。はたして、現役(げんえき)最後の送りバントを決めることはできるのか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-26 10:00:00
34292文字
会話率:15%
野球の試合が終わっても、それを取り巻くさまざまな人々、彼らの物語は終わっていなかった。
野球はスリーアウトから。
野球場の内側でも外側でも、おかしな事件が起こりまくる。
もちろん、試合の最中にも・・・。
野球のショートショート、はじめまし
た。年末年始バージョン。
その一部をご紹介(内容は変わることもあります)。
『報復だ』
デッドボールを食らった。二打席連続だ。さすがに頭にきたので、これより報復(ほうふく)を開始する。(※よい子はマネをしないでください)
『新しい監督は』
ドラフト会議の前日までに新しい監督(かんとく)を発表する。そう宣言(せんげん)していたのに、監督候補との交渉(こうしょう)に失敗。そこで球団社長は奇策(きさく)に出る。「それでは、新監督を発表します」
『登山中の標識』
登山(とざん)の途中(とちゅう)に謎(なぞ)の標識(ひょうしき)を見つけた。ここって、かなりの危険地帯?!
『写真つきの年賀状』
家族ぐるみの付き合いをしているチームメイトから、「写真つきの年賀状(ねんがじょう)」が届(とど)いたのだが・・・えっ? 二枚?
『ぽち袋』
息子(むすこ)が持ってきた「ぽち袋(ぶくろ)」。その裏側には謎(なぞ)の文章が。新年いきなりの、お年玉バトル開幕(かいまく)!
『驚異の記録』
プロ野球のオープン戦で驚異(きょうい)の記録(きろく)が誕生(たんじょう)する。それは新たな時代の始まりだった。
『すごい選手がやってきた』
球界に衝撃(しょうげき)が走る。ある球団が独自(どくじ)の経路(ルート)で、ものすごい選手を獲得(かくとく)したのだ。その選手が規格外(きかくがい)すぎて・・・。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-16 17:00:00
21761文字
会話率:14%
昔から、好きになるキャラはいつも当て馬だった。
*
ブラック会社に勤めている主人公は、Web小説である「光の公女様と運命の恋」の更新を楽しみに生きていた。深夜の残業も、朝の苦痛な満員電車も、上司からの嫌味だって全部推しを思えば頑張れた。
…………それなのに。ある日、推しが(また)フラれた!
寝ても覚めても変わることがない現実に生きる意味を失っていた主人公だけど、死んだと思って目を開けた先は推しがいる世界!?
現実を受け止め、ここで過ごすのも悪くないなんて思ったのも束の間。ヒロインが現れ、自分がヒロインの邪魔をする悪役令嬢だということを思い出す。
ヒロインになるならまだしも、よりによって推しと関わりすらない悪役令嬢だなんて。
しかもこのままいけば、待っているのは破滅のみ。って、そんなの無理!
だから誰とも関わることなく、推しを遠くから眺めて、ただ平穏に過ごすつもりだったのに。
いつの間にか人が寄ってくるし、面倒事に巻き込まれるし、勘弁して。
そんな主人公が成長したり周囲から愛されたりしながら、推しの幸せを探していく話。
*恋愛要素は当分先です。
*タイトル回収も先です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-20 22:38:57
357516文字
会話率:52%
ある夏の夜。
雨は止まずに、降り続けていた。
人生に希望を見出す事が出来なくなった青年は、生きる為にパンを盗み、罪悪感から逃れる為に走り続けた。
その先で、ある古小屋に辿り着く。
自死しようとした時、ある少年が現れる。
名も知らな
い少年に、自死を邪魔された事に対して憤りを感じる青年であったが、彼の人生はそこで大きく変わることになる。
彼にとって、この出会いが何をもたらしたのか。
そこで、2人は何を思うのか。
一人は知識の無い青年が、一人は知識の豊富な少年が。
これまで相容れることのなかった2人。
これは、人間の心が変わるまでの物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-20 17:20:37
13482文字
会話率:19%
日本人として一度目の人生を終え転生した主人公は、チートに恵まれた二度目の人生で活躍し、若くして辺境伯まで栄逹する。だが、何者かの奸計により窮地に陥り、最後は信頼した仲間によってあえない最後を迎えてしまう。
◇
神々によって『やりなおし』が行
われ再転生する際、考えられないミス?によって過酷な運命を背負った別の赤子に生まれ変わることに……。
前回のチートは全て別人?となった自分に与えられ、自身は生まれ落ちた瞬間から『ただ生き残ること』を目的に日々奮闘せざるを得ない状況になってしまう。
奪われた自分の人生と、押し付けられた過酷な運命に対する逆転劇が、今始まる。
◇
三度目の人生で立ちはだかるのは、皮肉にも生まれ変わる予定だった二度目の自分自身?らしい。
四畳半と言いつつ一畳分も入らないポンコツ空間収納等のゴミスキルばかりで、本当なら自身が手にするはずだった、神と等しい威力を持つ五属性魔法の加護を受けたもう一人の自分に対抗できるのか?
◆二度目の人生(プロローグ及び回想)
異世界へと転生した主人公は、辺境伯家の庶子ルセルとして新しい人生を送る。
転生する際に与えられた加護により十歳で最強と言われるほどの魔法士となるが、それを恐れた長兄により最辺境の町へ領主として送り込まれる。
赴任した町では現代日本の知識を活用し、十二の偉業と称えられる改革を行った結果、若干二十二歳で辺境伯を継承するまでに至る。
だが道半ばで、信頼する部下の裏切りにより二十四歳で最期を迎える。
◆三度目の人生(本編)
再転生してやり直しを行うはずが、女神のミス?により本来の自分ではなく、過酷な運命を背負う定めである子供リームとして送り出されてしまう。
神々により『適当に』見繕われた人物に、これまた『適当な』余り物の加護(魔法)を受け、過酷な運命が約束された人生は、二度目とは正反対のものだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-20 10:00:00
353579文字
会話率:30%
「自分には誇れる才能なんてない」そう自認する召喚士アルの唯一の長所は索敵能力に優れた風の精霊シーレを使役していること。その能力でパーティをサポートしていると、できていると思っていた。その思いは仲間の裏切りによって脆くも崩れ去る。ダンジョン内
に取り残されてしまったアルは必死にモンスターから逃げ回る。道なき道を進んだ先で出逢ったのは――自らを神獣だと自称する獅子の姿であった。この運命の出逢いによりアルの人生は大きく変わることになる。これは底無しの魔力を持った青年アルが各地に封印された神獣を仲間にする旅の途中で世界に隠された真実に気付き解き明かしていく物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-19 22:36:09
422216文字
会話率:38%
私は誰であるか? 私は私でしか無い
私は脳であるか? 私は自由だ。
私は体で動くか? 私は私の意思で動く
私は空に…何を…? 私は地を這おう。
人は人であるか? 人は何でもある。
人は脳で
あるか? 人は人でしかない
私は人であるか? 私さえも人である
何故…私は考えるのか? 私は考えたいから考える
何を私は考えるのか? 私は私の事を考える。
もう…そんなのは全て空を見て忘れよう…この変わることなく聳える哀れな空を…
私は地を這いずって進もう。
なんて自由だ、私の事は私がしか決めないんだ!折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-07-19 13:25:17
1380文字
会話率:4%
不登校予備軍の子、夫の推し活、父との不和から変わること変わらないことについて考えた話です。
最終更新:2025-07-17 08:27:56
1901文字
会話率:0%
ブラック企業で社畜として働く一人の社畜。
彼は、諦めていた。
こんな状況に置かれているのならもう助けを求めることなく頑張ってしまおうと。
そう、現実をまっすぐに見て己の状況を痛感していた。
しかし、それはあるひとつの出来事によって終わり
を迎える。
彼は、一人の少女を拾った。
その出来事から自分の価値観や全てが変わることになる。
これは、1000〜2000文字で綴られるとある社畜さんと拾われた少女の、心温まる物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-16 21:30:00
1880文字
会話率:14%
ビクトリア、ノンナ、ジェフリーが五年ぶりに帰国した。
ビクトリアは「もう私は工作員じゃないのだから」と自重しようとするが、彼女の才能・知識・技術がビクトリアを次々に厄介な事件へと導いてしまう。
ジェフリーは才能あふれるビクトリアを見守
りながら彼女がのびのびと生きられることを願って、迷っているビクトリアの背中を押す。
ビクトリアとジェフリーの間に生まれた愛は結婚後も変わることなく続いている。互いに迷いながら悩みながら、相手を尊重し、守ろうとする気持ちでいっぱいだ。
三十三歳になったビクトリアが、問題に向かい合って成長する姿、活躍する様子をお楽しみください。
もちろんノンナも活躍します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-16 06:49:56
486949文字
会話率:57%
あるところに、『砂天楼(さてんろう)』と呼ばれる星が存在します。
ひょうたんのような、変わった形をしていますが、それよりもっと不思議なのは、星そのものが砂となり、生まれ変わることです。
その『転星(てんせい)』と呼ばれる現象が起き
ると、星の全ては砂へと還り、星の全てが砂から生まれます。
それが『砂天楼』の理。
『砂の魔女』の定めた、幽遠の理でした。
あるとき出会ったのは、2人の魔術師。
一人籠って研究を続ける「どんくさ」サフルと、
周囲を巻き込む「てんさい」アレナ。
「ねぇ、この砂天楼って、随分と悪趣味じゃない?」
「いっ、いきなり何ですかっ……?」
──これから始まるのは、
途方もない星の、途方もない物語。
「『転星』の魔法を、私のものにしたいの! 協力して頂戴」
「ええええっ!!?」
サフルとアレナ、2人の魔術師が出会うとき、砂の天幕に光が灯る。
「欲しいと手を伸ばすことさえ、僕には出来なかった。それでも今は、前に進める」
【注意事項】
この作品は執筆にあたり「AI(ChatGPT並びにGemini)」を活用しております。
具体的にはプロット、キャラ設定、本文をAIに読み込ませ、フィードバックを受けて、作品のブラッシュアップに使用しています。
※なお、AIに設定だけを入力して本文を出力させる形式や、キャラクター設定を一から作成させるなどの依存的な工程は行っておりません。
また、どちらも規約にてオリジナルコンテンツの生成・公開が許可されております。
●ChatGPT
https://openai.com/policies/sharing-publication-policy/
●Gemini
https://ai.google.dev/gemini-api/terms?hl=ja&hl=ja-JP#use-generated
二つ使用しているのは、AIとはいえ視点を増やしたいという考えがあります。また、執筆に協力頂きました両名(両AI)にこの場を借りて、感謝申し上げます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-15 07:18:48
26727文字
会話率:31%
楽器の演奏と速記は、通ずるものがある。右手と左手で違う動きをしたり、頭で考えていることと、手の動きが、リアルタイムではないところとか。
最終更新:2025-07-15 00:00:00
227文字
会話率:0%
アニメオタクだった「私」は、初めてできた彼のためにすべてを変えた。
髪型も、服も、体型も、趣味までも一ー。
けれど、努力しても彼の心はいつもどこか遠くて、ある日知ってしまった、元カノとの秘密のやり取り。
「変わること」は本当に、愛されること
だったのか?
心を削ってまで手に入れた恋の先にあったのは、
"孤独”という名の現実だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-14 19:13:22
2987文字
会話率:3%
《書籍第1巻が、アース・スターノベル様より発売中です》
『冒険者になりたいなら、これぐらい出来なきゃ駄目』
『冒険者になりたいなら、これぐらい倒せなきゃ駄目』
そう姉に言われるまま、冒険者に憧れるシファは特訓する。
『冒険者なら誰でもこれ
ぐらいやるよ?』
『冒険者ならこれぐらい普通だよ?』
大好きな姉の言葉を信じて。
シファを心底溺愛する姉は、シファが冒険者になっても困らないように過酷な英才教育を施していく。
そんな姉の愛の鞭も、シファは冒険者になりたい一心で励み、ついに地獄の特訓を修了させた。
そして姉に放り込まれた冒険者訓練所で、シファは次第に気付いていく、自身が今まで行っていた修行が、常軌を逸脱していること、自分の実力が、上級冒険者を既に軽く凌駕していること。そして姉の冒険者としての地位を……。
※タイトルとあらすじは一部変わることがあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-14 18:26:06
502385文字
会話率:31%
私は、戦いが嫌いだ。
もし、こんな私でも生まれ変わることが許されるなら、次は平穏な生活が送りたい。
みんなが生きることができる、そんな世界に…。
「操り人形の宇宙ーにんぎょうつかいのそらー」
ローレッタはテルース王国の古参貴族の
家に生まれた。
古参貴族と言ってもローレッタのプラット家は万年男爵家。
未だに王国最下級の星系貴族であった。
そんなプラット家が治めるプラット星系(領地)は広大な星間宙域を治める王国にあって、その中でもとりわけ、辺境の中の辺境、そのまた辺境だったから領地にはちっぽけな主領星(テラ)と到底人が住めるとも思えない幾つかのくず惑星、それに小惑星(石ころ)しかなかった。
当然、領地には大した資源、産業はなく、プラットの家は貴族とは思えないほど貧しく、とにかく、とにかく金がなかった。
ローレッタは3番目の娘である。
彼女には家を継ぐ権利も分け与えられる財産も何もなかった。
両親はローレッタを大して大事だとは思っていなかったのだ。
そんなローレッタには生まれる前から役割が決まっていたのである。
だから、両親は貴族として最低限の教育は施したが、あとは放任でローレッタは平民に混じり伸び伸びと育っていった。
そして、月日は流れローレッタが14歳を迎えたその日、ローレッタは王立宇宙軍士官学園へと送られることになった。
彼女の両親は成人を待たずしてローレッタを家から追い出したのである。
しかし、彼女の両親は知らない。
実はローレッタがかつて王国を恐怖のどん底に叩き込んだ撃墜女王。
帝国の人形使い(パペットマスター)、マーリン=ロイスの生まれ変わりであることを。
ルビ多め、不定期更新、文章少なめです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-12 17:00:00
68092文字
会話率:33%
ある日の夜。
勇者と魔女の血が流れる五歳の少女さくらは、多くの大切なものを失った。そして決意する、その原因たる母に復讐することを……。
十年の月日が経過。
さくらは五歳の時から共にしている相棒猫クオンと復讐の旅をしている。
最近
夢を見る。母に殺される夢を。夢は何度も見ているような気がする。
それらの夢では、さくらとクオンで挑んでおり、殺される。
新しい夢では「仲間がいたら違う結末になっていたのか」と思い、力尽きる。
その夢を見てから、さくらは少しずつ変わっていった。
絶対に仲間を増やすことはないと思っていたさくらは、クオンの導きもあって仲間が増えた。
だが、結果が変わることなく、またしても殺される……という夢を見たさくら。
それでも、夢同様に仲間を増やしていく。
ある日、今まで見た夢が夢ではないことを知る。
以降、様々な謎が明かされていき、着実に復讐の一歩を歩んで行く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-10 09:18:10
515883文字
会話率:43%
この世界には魔法というものが存在する。
それは人智を超える異能力で、1人1属性に特化している。
主に人間が使える魔法属性は火、水、風、土、雷の5属性。
しかし、中にはそうでないものもいる。
5属性以外の魔法属性を希代属性と言っ
た。
光や闇、聖属性などもこの希代属性に含まれる。
魔法は珍しければ珍しいほど高く評価される。
皇族が扱う魔法は5属性に該当しないからこそ高く評価されるし、属性が珍しい人ほど出世もしやすいのが魔法帝国。
魔法に重きを置いたこの国の人間が、自身の扱える魔法属性を知るのは早6歳の時。
6歳の誕生日に魔塔へ向かい、魔法士が水晶を使って対象の扱える属性を調べる。
希代属性が崇め讃えられるならば、反対に忌み嫌われるものもある。
それは、魔法を使えない人間だ。
もちろん滅多に現れることはない。
属性を調べる際、大抵は水晶がその魔法属性を象徴する色へと変化する。
火なら赤、水なら青と言ったふうに、水晶がその色に染まれば染まるほど濃ければ濃いほど魔法の素質を持っていることが分かる。
また、魔力の強さと魔法の素質は、血筋が大きく関係していると言われている。
そして皇族は、大抵が1つの属性に限られている中、2つや3つの属性を自在に操り、闘いや国のために扱う。
雲一つ上の存在だからこそ反逆を起こそうと言う思いなど微塵も湧かない。
そんな強者が揃う国にとある皇女が生まれた。
その皇女の母は、エステルを産んでから程なくして亡くなった。
元々体が強い方ではなく、死は想定されていたことであった。
皇帝には何人も愛人がおり、それは合法とされている。
その愛人との間に産まれた子供の1人がエステルだった。
エステルは物心ついた時から乳母以外と話したことはなく、姉や皇帝からも相手にされることはなかった。
だがエステルの悲劇はそれだけでは終わらなかった。
エステルが6歳を迎えた日、魔法属性を調べてもらった。
結果はもちろん良いものだろうと、誰もが思っていた。
しかし、水晶の色はどれだけ待っても変わることはなかった。
それからだった。
今まで優しく接してくれていた乳母が豹変し始めたのは。
姉がすれ違うたびに役立たずだ無能だと言ってくるようになったのは。
皇帝にいらない存在だと言われるようになったのは。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-05 22:15:45
159560文字
会話率:32%
現世に未練がある死者が送られる世界。
そこでは命のカケラを集めることで、現世にもう一度生まれ変わることができる。
根っからの善人で性別が変わってしまったミコトと、大罪を犯し獣堕ちしたクロがなぜか一緒に行動することになる。
はたしてミ
コトは無事生まれ変わることができるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-02 18:03:10
129264文字
会話率:45%