かつて地球に住まう人類は、宇宙へと活動領域を広げた。
人口爆発による資源不足と、地球外の星の領地の奪い合いが勃発し、やがて宇宙戦争へと発展。
ひとたび宇宙戦争が始まると、人類の科学は凄まじい勢いで進歩。
人々は軍艦を宙に浮かせ、戦闘機は星間
の移動を可能にした。
更にはそれらに人工知能を搭載し、無人化に成功させたのである。
無人で戦争を行う兵器を、人々は「アーティファクト」と呼んだ。
各国が持つアーティファクト同士の戦争は、数年間にも及ぶ。
そんな中、とある科学者が開発した小さな人型のアーティファクト部隊が、この宇宙戦争に終止符を打つこととなる。
彼らはかつてないほどの驚異的な制圧力で他のアーティファクトを滅ぼし、参戦中の国々を無力化していった。
とある人々は褒め称え、またある人々は恐怖し、彼らの集団を「星のアーティファクト」と呼んだ。
終戦に導き、平和を取り戻した彼らだが、平和条約が結ばれる条件に開発者である科学者の死刑と、「星のアーティファクトの解体」という残酷な結末が待っていた。
しかし非常に強固に作られた彼らを完全に破壊することは出来ず、メモリの消去をした上で戦争で荒れた遠い星に永久に隔離するという形でこの宇宙戦争は幕を閉じた。
再び戦争が起こることを恐れた人々は、この宇宙戦争を空想のものとして後世に伝えていった。
人々は戦争を忘れ、アーティファクト達の存在もまた、忘れ去られたのだった。
数百年の時が経ち、惑星運送業を営む少年レイが、彼らが隔離されている星に不時着してしまう。
宇宙船も故障し絶望的な状況下、レイは謎の黒い機械生命体に襲われていた記憶を亡くした小さな人型ロボット『N2』を救出する。
『N2』は、助けてくれた恩返しとして宇宙船を直すことをレイに約束するが、パーツを修理するには謎の黒い機械生命体の部品が必要だった。
これはレイと『N2』が、仲間を増やしながら未知なる星からの脱出を目指す物語である。
※カクヨム、ノベルアップにも同作品を掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-05 12:46:31
321077文字
会話率:27%
化石燃料の枯渇を前に、新規エネルギーの獲得を模索していた人類は、異次元との境界穴を作り出すことへ成功した。
地球外の領域から莫大な異郷エネルギーを取り出すことで、文明は潤いと充足を得て最盛期へ至る。
しかし人間は欲深さと愚かしさから異郷エネ
ルギーの奪い合いを始め、世界大戦へと突入していく。
その最中に異郷エネルギーを利用した内設型超能兵器『啓示』が生み出された。啓示の乱用によって戦場は混沌と化す。
泥沼の大戦から半世紀以上が経ち、世界の様相が激変している時代。
啓示によって齎された災厄が跋扈とする中、やはり啓示の力で困難を打ち砕き果敢に戦い続ける人々がいた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-05 10:11:05
7289文字
会話率:18%
日本の田舎にある物理研究所の近くに耳をつんざく音がしてそれは突如現れた。それは明らかに地球外のものであり、常に同じ個所に浮遊し、静かにとどまっている。何が目的なのか、何の情報もない物体に対してアプローチする。世界中の天才科学者の頭脳を集めて
も解けない謎を調査するなか、円形の闇の淵が光り出す。何もわからないまま次の新しい展開が始まろうとしている。それは地球の運命を変えるものとなるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-03 07:12:12
16484文字
会話率:48%
人類は地球外の生命体により破滅の一途をたどった。人間の半分はそいつらの進行により半数が死に至り、残りのほとんどがそいつらの奴隷と成り代わった。そんな終末世界で、超が付くほどシスコンの神木巽は妹の千勢を守るために自身の全てをかけて戦う。
これ
は、世界を変えるシスコンの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-06 07:52:24
27068文字
会話率:30%
喜んでください!千の命を生きた私、さやかは、限りなく完璧な美の真実をもたらすために来た!忠実な仲間であるタクヤは、この件には関わらないでくれと言っているが、なぜそう言うのかは分からない。誰でも私のそばにいたいと思うでしょう?
最終更新:2023-11-07 01:07:27
954文字
会話率:0%
十数年前、某国の研究機関に地球外の知的生命体から友好の証として細胞サンプルがもたらされ、そのサンプルを用いたDNA改造実験によって1人の女の子が産声を上げた。
彼女は瞬く間に成長し、研究員の1人【浦和紅一郎】やその友人【クラリティアナ
】夫婦のもとで【アデリーン】と名付けられ、彼らの娘として深い愛情を受け、すくすくと育っていた。
――しかし、ある日、紅一郎は邪悪な野望に狂った秘密犯罪結社【ヘリックス】の総裁・【ギルモア】が送り込んだ刺客によって裏切り者として処刑されてしまう。
深い悲しみとともに紅一郎の遺志を受け継いだアデリーンは、クラリティアナ夫婦の協力を得てヒーローへと変身し、ヘリックスとの戦いに挑むのだった。
「――さあ、ここからは機械的に、人間的に行くわよ」
※ノベルアップ+様とカクヨム様でも連載中です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-18 21:17:21
791362文字
会話率:62%
十数年前、外国のとある研究機関に届けられた細胞のサンプル。
それは地球外の知的生命体から贈られた友好の証であり、無から全てを再生する力を持つことから【ゼロ・リジェネレーション細胞】、通称【ZR細胞】と名付けられた。
移植すれば年をとら
なくなり、死ぬこともなくなるかもしれないというこの未知の細胞に、人のDNAを掛け合わせるという前代未聞の実験が始まろうとしていた。
一歩間違えば未曾有のバイオハザードを起こし地上は壊滅、もし成功すれば……それは人類に新たな進化と文明の発展をもたらす。
人類の未来がかかっている中、実験が始まった。
結果は大成功で、ZR細胞と融合したDNAからはひとりの赤ん坊が生まれた。
性別は女の子だった。
【アデリーン】と名付けられた女の子は生まれてから1週間、2週間と経つにつれて驚くべき早さで成長。
生まれてから2年ほどで5歳程度まで成長したが、念動力らしき力を用いて突然暴れだし、ラボを破壊してしまう。
力を行使しすぎて疲れ果てたところをなんとか取り押さえられ、話し合った結果、アデリーンを兵器利用しようと考えていた上層部へ、『彼女には教養が必要だ』として異を唱えて機関を辞めた、【三浦ジョージ】博士のもとで引き取られることとなった。
しかしアデリーンが15歳ほどになったある日、ジョージは機関が放った刺客によって裏切り者と見なされ、処刑されてしまう。
彼は最期にこう言い残した。
『私の知り合いに喫茶店を営んでいるマスターがいるから、彼のもとへ行け。そして、息子を……守ってくれ』
それから更に5年が経ち、東京のとあるハイスクールに通う少年・【三浦竜平】とそのガールフレンドの【八神あやめ】をピンチから救った、ひとりの女がいた。
その名も……アデリーン・ホライゾンブルー・クラリティアナ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-23 00:00:00
7223文字
会話率:65%
SF風ファンタジー。
青い地球、そこに人々は住めなくなった。
カウントダウンされいてく2週間という時間。
内向的で、消極的な、チアキ・ハセガワ19歳は追い立てられるように消去法の旅に出た。
一生に一度の故郷との別離。
そして新
たに始めた『惑星CA-N』での生活。
たった一度だけ、仕事の一環としてすれ違っただけの名誉公務員のショウ・ヨコヤマからの手紙が届いた。
銀河標準暦127年12月31日 12:00 地球上から人類は消滅。
前年8月12日に施行された『地球並びに地球の全ての動植物の権利に関する条約』通称『地球保全法』により、地球外の移住すべて完了。
これより、地球は<ヘブン>となる。
生きた人間の24時間以上の滞在は禁止され、人類の墓標となった。
まっすぐと歩いていた。
どこまでも続くように錯覚させられる、舗装された道を娘は歩き続けていた。
東へ、東へと。
海のある場所、太陽が昇る場所へ。
迷いもなく、しっかりとした足取りで歩いていく。
やがて、たどりつく。約束の場所に――。
自サイトにも「紅の空」にも掲載されています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-25 18:42:08
18771文字
会話率:17%
宇宙を旅する巨大宇宙船。
その中でメリッサはコールドスリープから目覚めた。
予定より早い覚醒だった。それに、目覚めた人はほかにもいるようで――。
最終更新:2022-11-05 19:51:08
7207文字
会話率:21%
二十一世紀後半のアメリカ。異星人が秘密裏に、一部の人間へと寄生し、地球外の科学技術をも伝えた事によって超人的な存在が誕生した。その超人の多くは悪事を働き、国内の治安は悪化している。中でも際立って強力な者達は、それぞれがフリーの殺し屋として
暗躍していた。
殺し屋の一人である雀蜂(ホーネッツ)は逮捕され、国外の施設へと列車で運ばれる。そこで解剖されるはずだったが彼は脱出して……
この作品はカクヨムにも投稿しています→https://kakuyomu.jp/works/16817330647965296649折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-03 20:00:00
8813文字
会話率:48%
地球外での冒険
初めて出会う生物らしきものに遭遇するーーーーーー
最終更新:2022-01-30 22:32:59
623文字
会話率:12%
20XX年、世界は震撼した。
北太平洋のど真ん中、突如として浮遊する巨大高層物が出現したのだ。
各国は対応に悩んだ。
あれは明らかに地球外の技術で作られている高層物だと一目で分かるほど、現在の地球の技術力では到底敵わないほど進歩した技術で作
られていると分かるからだ。観測結果で中に生命体が存在している事も確認できる。各国は悩んだ。下手に刺激し怒らせたとしたら我が国へと被害がお及ぶのではないのかと。そうやって対応をこまねいているとある島国がコンタクトを図ったのだ。
それは極東、日本。突如発生したモンスターの対応も出来ず、他国からの協力さえ受けられない見捨てられた亡びかけの国が唯一の希望を望みあの謎の高層物へとコンタクトを図ったのだった。
そして帰って来た返事とは――――
これはゲームを程よく本気で嗜む男がそのゲームで作り上げた国家と共に辿った歴史の違う地球へと降り立つ話。
※ハーメルンでも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-25 22:34:08
2832文字
会話率:50%
時は近未来――人類は、ついに異星人と接触することに成功した。
世界は初めて見る地球外の人類との接触に沸き立ち、彼らが有する宇宙を行き来するオーバーテクノロジーと、それによってもたらさられる人類の新たな発展を信じて疑わなかった。
だが
、そんな希望は一瞬にして打ち砕かれる。
「帝王種」と名乗った彼らは、宇宙の食物連鎖の頂点に立つ存在。他種族――すなわち「地球人を食料とする種族」だったのだ。
その圧倒的な力によって地球人は瞬く間に彼らの食料――家畜となり果て、その命を管理される立場になった。
そんなある日、一人の少年は出会う。
帝王種を喰らう「王の天敵」――「王喰」に。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-15 20:00:00
73569文字
会話率:37%
地球外の他の星の人間向けホテル、ムーンライトホテルで起きた事件。
宇宙人による地球人誘拐は、こんな裏事情があるのかもしれない。
この作品はわたしのブログ(https://ameblo.jp/zanjitsu)にも掲載しています。
最終更新:2021-05-26 13:44:38
6832文字
会話率:37%
地球外の知的な何かからもたらされた技術。
それによって現実を拡張、再現するARデバイスを体内に埋め込む手術が一般化した世界。
人知の制限をARデバイスによって取り払った「超感覚者」または「エスパー」と呼ばれる少女のハル。
高度に機械
化された感覚器を持つハルは、「幽霊が見える」と不可視のなにかに怯えていた。
ハードめなSFです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-02 07:21:24
3022文字
会話率:54%
魔術の存在が現代まで存在し続ける世界。
西暦二〇〇〇年、国際魔術テロ組織オブシディアンによって開かれた『異界の門』。
天空に形成された黒曜石の円環は、地球人類の想定を上回る世界と繋がった。
地球外の魔法概念も動植物も、人類に類する人型種族も
魔物も。ありとあらゆる常識外が地球に流入してきた。
後世に二〇〇〇年危機――ミレニアム・クライシス――と称される歴史的大事件である。
――――それから20年後。
常態化する魔物による犯罪や魔獣による獣害に対応するために、各国はシドニー条約を締結。
対外圧力に行使しないという前提条件のもと、魔導武装組織を編成した。
日本も例外なく、対魔武装機関を組織。――その名は、鴉宮機関。
これは、鴉宮機関に所属する『鴉』の少年の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-03 20:00:00
371文字
会話率:0%
時は遥か未来。
太陽系外惑星まで進出することができる技術を得た人類は、地球外の植民可能惑星を手当たり次第見つけては開拓を行なっていた。
その惑星の一つで、際限のない資源採取を続けたことにより、惑星に封じられていた有毒ガスを解放したことで
、人類は星を捨てて外惑星への避難を余儀なくさせられる。
しかし、避難用の空母と燃料が足りないことで、国家は国民の混乱と暴徒化を防ぐべく『国家抽選』なるものを設け、当選者から避難をさせることとなったが、世界は無法の世界へと成り果てていった。
死が刻々と近づく世界で、当選を待ち続ける青年 千代空 瑞風【ちよぞら みずか】は、ある日暴徒に追われていた一人の少女とその義母に出会う。
その二人との出会いをきっかけに瑞風は、死に至る世界に残された真実を知ることとなる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-17 19:32:51
90615文字
会話率:21%
ニコニコ生放送の企画で同じ題材で書くというやつです
ジャンル:学園SF(地球立天の川学園 偏差値112 全校生徒30人 各学年10人ずつ)
出だし:いつものかわらない普段通りの高校生活を送っていた水田たちだが、その日終業のチャイムとともに
空間がワープし、地球外のどこかわからない惑星にたどり着いた。そこでは性の観念が日本とはまるで違い、即パコ逆レイプが当たり前の星だったのである!どうなる水田!※エロシーンは書けないのでありません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-26 16:01:45
20252文字
会話率:39%
魔法と科学が共存する西暦五千年代の世界は地球外の驚異に怯えていた。地球の技術がある程度まで発達すると、地球外の驚異が地球をリセットしにやって来る。原因も目的も不明の侵略に抗う策は、戦って倒すしかない。国民が次々と徴兵されていくなか、ついに主
人公たちの順番がやってくる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-09 22:04:27
22306文字
会話率:23%
北暦1949年、大西洋に落下した彗星から地球外の因子が大気中に飛散した。その時点では何の影響もなかったが、やがて当時の胎児たちが成長すると、科学的に説明のつかない不可解な現象が起こるようになる。「魔術」である。
魔術を有して生を受けた彼
らは、聖書の一説に倣ってこう蔑まれた――――「運命の子(デスティニーズ・チャイルド)」と。
時は流れ、1975年。行き先は違えど道を同じくした五人が、世界を飲み込む巨大な闇に立ち向かう。
◆週1回・日曜日投稿を目指し連載中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-17 20:19:48
3442文字
会話率:24%
毎日が、辛いだけの人生だと感じる少年。そんな少年にも心のよりどころはあった。血の繋がりが無い妹。
学校のみならず、家庭内でも疎外感を覚え、勉強はおろか、何をやっても身にならず、小学六年生になった今、立派なヘタレへと成長しきった主人公。
そんなヘタレな主人公は、不運にも、ごく一部の同級生のイジメの対象になっていた。
そんな中、塾が終わった帰り道で、いつもの様にイジメっ子に捕まる主人公の前に、不思議な黒いモノが出現。その黒いモノは、一瞬でイジメっ子を撃退すると、主人公を自宅近くまで運んでくれた。
これが『シャドウ』との最初の接触となった。
その後も『シャドウ』は、主人公の感情や意思によって、数々の出来事を巻き起こす。
その『シャドウ』の制御に困り果てた主人公の前に、「私は地球外の生命体であり、お前に助力する者だ」と告げ、主人公の部屋に居候を決めこむ謎の貧乳姉御『美影』。
一緒に生活していく内に、『シャドウ』の事、『美影』の事など、それらに関わる色々な謎が明らかになっていく。
そして、主人公が密かに想いを寄せる妹『みぃちゃん』とのすれ違いの恋。そのすれ違いが生じたせいで、主人公は自宅を出て旅をする事になる。
共に旅する『シャドウ』と『美影』。その旅の途中で様々な出会いがあるのだが…。
自分の影を自在に操る主人公と、その術を教え、共に旅する仲間。はてさて、主人公はその旅に、現実逃避以外のモノを見出す事が出来るのだろうか…。
こんにちは猿です。またまた思いつきの行き当たりバッタリですが、リアル夢で大体は見た事なので、記憶を頼りに脚色しながら、最後まで書ききりたいと思います。超暇な時にでも読んで頂ければ幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-27 13:29:58
65404文字
会話率:40%