毎日が、辛いだけの人生だと感じる少年。そんな少年にも心のよりどころはあった。血の繋がりが無い妹。
学校のみならず、家庭内でも疎外感を覚え、勉強はおろか、何をやっても身にならず、小学六年生になった今、立派なヘタレへと成長しきった主人公。
そんなヘタレな主人公は、不運にも、ごく一部の同級生のイジメの対象になっていた。
そんな中、塾が終わった帰り道で、いつもの様にイジメっ子に捕まる主人公の前に、不思議な黒いモノが出現。その黒いモノは、一瞬でイジメっ子を撃退すると、主人公を自宅近くまで運んでくれた。
これが『シャドウ』との最初の接触となった。
その後も『シャドウ』は、主人公の感情や意思によって、数々の出来事を巻き起こす。
その『シャドウ』の制御に困り果てた主人公の前に、「私は地球外の生命体であり、お前に助力する者だ」と告げ、主人公の部屋に居候を決めこむ謎の貧乳姉御『美影』。
一緒に生活していく内に、『シャドウ』の事、『美影』の事など、それらに関わる色々な謎が明らかになっていく。
そして、主人公が密かに想いを寄せる妹『みぃちゃん』とのすれ違いの恋。そのすれ違いが生じたせいで、主人公は自宅を出て旅をする事になる。
共に旅する『シャドウ』と『美影』。その旅の途中で様々な出会いがあるのだが…。
自分の影を自在に操る主人公と、その術を教え、共に旅する仲間。はてさて、主人公はその旅に、現実逃避以外のモノを見出す事が出来るのだろうか…。
こんにちは猿です。またまた思いつきの行き当たりバッタリですが、リアル夢で大体は見た事なので、記憶を頼りに脚色しながら、最後まで書ききりたいと思います。超暇な時にでも読んで頂ければ幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-27 13:29:58
65404文字
会話率:40%