黒髪ショートの平凡な見た目の桧山 晴(ひやま はる)にとって、ゲームは趣味であり自分を唯一開放できる場所だった。
ある日、彼の妹の哩夢(りむ)に変わりモノ乙女ゲームの攻略を頼まれる。
自分と違い、両親の愛を一心に受けて育つ可愛い(?)ゴスロ
リ女子の妹に思うところはあるが、ゲームに罪はないとほんの少しの報酬をもらい承諾する。
噂の超難易度ゲーム「精霊と恋するファンタジー ラブスピリット」通称、ラブスピ。
ハルはこのゲームの最難関と言われる土の精霊との恋愛エンドを目指して攻略を進めていくが、攻略途中で急な睡魔に襲われて眠ってしまう。
「え、俺まだ寝ぼけて……」
目覚めたハルが辺りを見回すと、そこは全く見知らぬ部屋の中。
ゲーム機や携帯もなければ、電気機器も一切見当たらない。
何事かと混乱して血の気が引いている最中にも関わらず、部屋の扉が叩かれる。
「ハルー! まだ寝てるの? 今日は種の成長を見てもらう日だよ。忘れちゃった? 精霊様たち、みんな待ってるよ?」
この甘ったるい声の持ち主は? 精霊様たちってどういうこと??
これってまさか……ラブスピ!?
訳も分からないままゲーム世界で出会った精霊たちに塩対応していたはずが、何故か気に入られてしまい――
突然乙女ゲームの世界へ放り込まれたハルは、無事に元の世界へ戻ることができるのか?
平凡男子がラブスピの世界で好感度最低値のままノーマルエンドを目指してコツコツ育成をしていただけなのに、気づいた時には超難易度イケメンから愛されて執着されちゃうラブコメファンタジーなお話です。
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※ムーンさんで投稿している同名のお話の全年齢リメイクバージョンです(ムーンさんでは別名で投稿していますが、同一人物です)
全年齢版のみの新エピソードを加えました。
※毎日7時・12時・17時・22時に投稿予定です。
※精霊&下級精霊が大勢出てきますが、メインの攻めと受けは一組だけでハーレム要素はありません折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 07:00:00
140510文字
会話率:37%
ユニティ魔法学園に入学したエレノア・アースフィールドは、土の精霊の加護を持つ、ごく普通の貧乏貴族令嬢。彼女の毎日は、家計を助けるための地味な畑仕事と学業に追われる、平々凡々なものだった。
しかし、その日常は、学園最大のイベント「魔法植物栽
培コンテスト」で一変する。誰にも知られることのなかった彼女の「加護」が、奇跡の魔法植物を咲かせ、学園の注目を一身に集めてしまうのだ。
その才能を見抜いたのは、学園で最も権力とカリスマ性を持つ生徒会メンバーたちだった。
完璧で優しい生徒会長フェリックス・ド・ラ・ヴァル、クールな完璧主義者クロード・ソレル、厳格な風紀委員長ライエル・フォン・アイゼン、そしてマイペースな天才会計ノア・フォーチュン。
彼らとの出会いによって、エレノアは生徒会へと引き入れられる。
「畑仕事の時間を確保すること」を条件に生徒会入りしたエレノアは、やんごとなき身分の彼らとの交流に戸惑いながらも、親友ソフィアの助けを借りて、生徒会活動に奮闘していく。
しかし、そんな平穏な日々は長くは続かない。
王国全体を襲った「大地の病」。エレノアの加護が、その唯一の解決策だと判明するが、彼女の力はあまりにも小さかった。
絶望が広がる中、エレノアは、それぞれの想いを抱える生徒会メンバーたちと協力し、危機に立ち向かう。
「希望」を灯す王子、論理を超える「調和」を見出す副会長、規律を超えて「盾」となる風紀委員長、そして「真実」を解析する天才。
彼らとの絆を深めながら、エレノアは自身の加護の真の力を覚醒させ、王国を救うための最後の戦いに挑む。
これは、一人の少女が、かけがえのない仲間たちと共に、運命を切り開き、自身の力と愛を見つけていく物語。
乙女ゲームのような、きらめく学園生活の先にある、感動のフィナーレが、今、幕を開ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 22:20:00
11023文字
会話率:24%
竜騎士の名家に生まれたアイリスは、幼い頃に救われた赤竜ルビアスとの契約を夢見ていたが、十六歳を目前にした儀式で失敗。期待を裏切り絶望する中、幼馴染の妹グレイスがその赤竜と契約してしまう。
失意のアイリスは、古書店で不思議な「小精霊の書」を
手に入れ、忘れられた存在である火の精霊フレイムと契約する。竜騎士への道が閉ざされた彼女は、未知の小精霊使いとしての道を歩み始める。古代魔法の研究者エクレールの助けで、自らの家系が竜と小精霊の両方と契約しうる特殊な血筋であること、厳格な母セレナもかつて小精霊の才能を封じた過去を持つことを知る。
水の精霊ミスト、風の精霊ゼフィル、土の精霊テラと次々に契約し力を高める一方、王国では「混沌竜の鱗の欠片」を核とする異形の魔物が頻出。その背後には、古の混沌竜の力を利用し世界支配を企むノースガルド帝国の皇子ヴァイスがいた。彼は闇と死の精霊を従え、「絆の鍵」である小精霊を狙いアイリスに迫る。
王都でのヴァイス襲撃をきっかけにアイリスの力は公になり、家族とのわだかまりも解け、共に戦う決意を固める。さらに光の精霊ルミナとも契約し、五人の精霊と力を合わせる。
ヴァイスを追い、混沌竜封印の地「時の神殿」での最終決戦。アイリスはヴァイスに囚われていた闇の精霊シャドウを説得し解放、六番目の契約を結ぶ。全ての精霊との調和を待っていた最後の時間の精霊クロノスも現れ、ついに七精霊が揃う。アイリスは、七精霊と、王国に残る七色竜騎士団全員の魂の力を結集させた究極の調和魔法「七彩の調和」を発動。混沌竜の封印を強化し、邪悪な力に取り憑かれていたヴァイスをも解放することに成功する。
戦いの後、アイリスは竜と小精霊、双方の力を理解し調和させる新たな組織「龍精騎士団」の初代団長に任命される。かつて竜に拒絶された少女は、竜と精霊と人間の真の絆を取り戻すという新たな使命を胸に、信頼する仲間たちと共に、希望に満ちた未来へと歩み出すのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-06 22:35:10
37540文字
会話率:53%
水の精霊ウンディーネは、この世界に生まれてまだ数十年の新米精霊だ。
生まれた時からそばにいてくれる土の精霊ノームに教えを乞い、精霊としての力を磨きつつ、森の奥で静かに暮らしていた。
基本的には優しいノームだが、時々のぞかせるのは冗談にし
ては怖い言葉。
「僕の言いつけを破るなんて悪い子だね」
「いっそのことキミを永遠に僕のそばに置いておいた方が安心かな」
先生、もしくは面倒見のいい母親のような存在。それがウンディーネが思うノームの立ち位置――執着強めの愛にウンディーネが気付くことはない。
そんなある日、ウンディーネの住処の近くにある公国が危機に瀕する。
彼女は持てる力の全てで公国を助けようとするが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-16 12:22:42
13488文字
会話率:51%
葦原国に曲事あり。
翁曰く、死を司る蛇神の甦る兆しなり。
闇女神、人の世を憂いて土の精霊造り給うてこれを遣わす。
上代の物語、ここに始まらんとす。
これは虚ろなる山にて二つ目の鐘を数え、時の眠りしを見守る時の賢者が冒険家ニールに語
る追憶の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-17 02:13:17
150803文字
会話率:36%
巨大ゴーレムが戦場の主役となったゴーレム大戦後、各国はゴーレムの増産と武装強化を競っていた。
小国に住む重度のゴーレムオタクのルークスはゴーレムマスターになるのが夢である。
しかしゴーレムを操る土の精霊ノームに嫌われているため、契約を結ぶ事
ができないでいた。
「なら、ゴーレムに乗ってしまえば良いんだ」
ルークスはゴーレムの内部に乗り込み、自ら操るゴーレムライダーになった。
侵略してきた敵部隊を向かえ撃ち、幼なじみが考案した新兵器により一撃で敵ゴーレムを倒す。
ゴーレムライダーが戦場で無双する。
※現在週に一度更新しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-21 20:34:40
704608文字
会話率:37%
伝説級勇者パーティーを首になったニースは、ギルドからも放逐されて傷心の旅に出る。
その途中で大地の精霊と運命の邂逅を果たし、精霊に認められて加護を得る。
出会った友人たちと共に成り上がり、いつの日にか国家の運命を変えるほどの傑物となっ
て行く。
そんなニースの大活躍を知った元のパーティーが追いかけてくるが、彼らはみじめに落ちぶれて行きあっという間に立場が逆転してしまう。
大精霊の力を得た鑑定師の神眼で、透視してモンスター軍団や敵国を翻弄したり、創り出した究極のアイテムで一般兵が超人化したりします。
今にも踏み潰されそうな弱小国が超大国に打ち勝っていくサクセスストーリーです。
☆☆沢山のブックマークと評価頂きありがとうございます、今後ともよろしくお願いしたします。
※ ラストに一話を付け加えました折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-10 18:47:09
102199文字
会話率:53%
主人公の名前は夏川(なつかわ)燈花(とうか)、二十八歳。隕石と遭遇する。
花火のような緑色の灯り、時空の狭間は、夕焼け空のような薄明かりだ。
燈花の名前の一文字を絡め、その隕石の名前を燈(あかり)と呼ぶ。
魔法が飛び出す異世界で、燈
花と燈の運命は……。
よろしくお願いいたします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-22 07:00:00
89022文字
会話率:64%
現代日本が舞台のファンタジーを書きたかったのです。私がファンタジーを書くと大抵、自然界の精霊が出てきます。うまく書けない…。
キーワード:
最終更新:2018-11-05 22:32:39
566文字
会話率:0%
俺は新任の魔術教師である。
「あはははは! それ、何の冗談! 教室に行っても生徒一人も居なかったのに!」火の精霊のフラムは笑う。
ジーーーーーーー……。「………………ゴミ教師………」水の精霊マーレは罵る。
「ロウロウ嘘は駄目なのだ♪ ノーノ
ー捏造そそいのそーい♪ 生徒は教室に一人もいない♪ ロウロウただただフリーズしてる♪」風の精霊ハウは唄う。
「高級なお肉を食べたい。あと、もう寝ていい?」土の精霊ティエラが催促する。
「あ、主様! そんなに形のいい芸術品かと見紛うほどの肩を落とさないで下さい! 主様は魔術教師なぞやらなくても、生きていける尊きお力は持っております!」光の精霊ルミエールは心をへし折りにしてくる。
「クスクス、ロウくぅーん? いやぁ、ロウ先生かなぁ? 今のロウ先生がぁ、クーロ達と一緒にいるの見られるとぉ……、中等部の生徒を招き入れるロリコン教師みたいに思われちゃうねぇ♪ クスクス」闇の精霊オスクーロは洒落にならないからかいをしてくる。
止めてくれ。精霊たちよ。
傷口に痒み止めの薬を塗らないでくれ。
……え? なんですか学園長? 生徒がこのまま一人も集まらなかったら……解雇!?
「そこの君、強くて高難易度な魔法を放ちたいかい? 俺は基礎魔法学の教師をしているけど、一回受けてみないか? そんな初等部で習った内容だとか言わずにさ! ね! ……え、いやだ? そんなこと言わずに来てください! 俺の教師生活がかかっているんですよ! ほら、今授業を受ければ特別にスーパーレアな首無しロウさん人形プレゼントするから! 期間限定ですよ!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-13 12:39:50
47179文字
会話率:30%
地球と並行した世界リアース。そこは地球と転生輪廻で繋がったいる世界。地球で短い生涯を終えた稲葉京佑の魂は、地球での記憶を持ったままリアースに転生してしまう。土の精霊術を駆使しながら、彼の波乱万丈の人生が今始まる。 この作品は作者の処女作品と
なります。文章力が乏しく1話ずつが短めになっております。暇つぶしに読んで頂ければ幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-30 16:00:00
477120文字
会話率:31%
冴えない中年サラリーマンの中村は、冤罪を着せられ周りを恨みながら自殺した。
しかし、次に目を覚ましたとき、中村は見知らぬ少年へと姿を変えていた。
そして突然現れた大地の精霊により、自分が異世界のいじめられっ子貴族、ヴィルヘルム・エルネ
ストに憑依したことを告げられる。
こうして中村のヴィルヘルムとしての第二の人生が始まる。
土の精霊から過大な加護を受けたヴィルヘルムは幼年学校へと通い、そこで様々なトラブルに巻き込まれる。
いじめっ子を懲らしめたり、快活な美少女と出会ったり、学校に侵入してきたテロリストを撃退したり。
多くの出来事を経験し、ヴィルヘルムは時代の流れに巻き込まれていくのだった。
お試し投稿です。
戦記物の序章段階で、このあと数年して指揮官として戦争に赴く予定です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-08 21:00:00
28699文字
会話率:32%
何処かの街で生きた主人公。
関わりのある教師と親友と共に休日を過ごしていたある日のこと。自分を不幸だなんて思ったことはなく、ちょっとした問題が在ったりするのはご愛嬌で、ぼちぼち平和に生きていた。二人を庇って死ぬまでは──。
それでも、生き
てくれるならと諦めた彼の、暮らした、生きた街は滅んだのだと言う。それを彼は、“見た”のだと言う────………。
所変わってとある村。
もう五つになるかならないかの少年は、「王」を守る「騎士」になると、幼馴染みの少女二人と約束をする。両親はいつも出掛けていて、裕福とは言えずとも健やかに、土の精霊である大男•ビガーと共に暮らしていた。
※王道?エリート?落ちこぼれですが何か?
的な思考になるまでがそれなりに長め。こぼれ落とされるなら開き直ってやんよまで取り敢えず。使い潰されてたまっかよ!転移……になるのかなあ。日常大事。シリアス長め。ハピエン好き。チート無し。
テーマは「落ちこぼれ」「王道(笑)」です。
よろしくお願いします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-10 17:21:15
72596文字
会話率:23%
──義を叫べ。
ヒュプノス二柱に殺され、ランゲルハンス島へとイポリトは旅立った。彼の恋人であるアメリアは悪魔ランゲルハンスの契約を破り、左腕を失った。
一方ランゲルハンス島では、心臓にとどめていた土の精霊ヴルツェルの魂がランゲル
ハンスの体を乗っ取ろうとし、ランゲルハンスは床に臥せっていた。
ランゲルハンスは友である悪魔ライルとホムンクルスのディーにより手術を受け、ヴルツェルの魂を摘出、土人形におさめる。
しかしヴルツェルが脱走する。
ランゲルハンスの所属者であるシラノ(イポリト)は左腕の標本に乗り移ったアメリアの魂と共にヴルツェルの行方を追う。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-12 13:59:59
186109文字
会話率:36%
人間全員が魔法を使える世界を知っているか?人間には精霊の加護を魔法に変える力を持っている...火の精霊、水の精霊、樹の精霊、土の精霊、闇の精霊、光の精霊、この五体の属性の精霊の加護の力でその属性の魔法が打てる。
ただしそれが出来るのは人だ
けである、魔法を使えない者がこの世界を生き抜くことは出来ないしいるはずが無い皆がそう思っていたのだ。
なのに彼は半機械(サイボーグ)となった、半機械になった彼は魔法を使えない。
これは人をやめた半機械の少年と、戦うのが苦手な弱気な少女の少し変わった世界で繰り広げる少し変わったお話である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-03 08:49:47
7503文字
会話率:40%
世界は、破滅へと加速する――。
太古の昔、゛ラナテナ″という世界の支配者と為るべく、火・水・風・土の精霊達が争いを始めた。
ラナテナの創造者である神アシュラウルは、それをいさめるようアヴェルガという男に神の力゛光の剣″を与える。
神の使命により、争い合う精霊達の邪悪な意思を封印したアヴェルガは、゛光脈″というエネルギーが流れる地を与えられ、その地の王となった。
時は流れ――
伝承の英雄アヴェルガの子孫であるナルシアは、英雄を慕う人間が健国した゛エンリト″の皇子として育っていた。
アヴェルガ家に代々引き継がれる゛精霊の声を聞く″という特殊な力をもちい、精霊を管理する事で平穏を保っていたエンリトだったが、何故かナルシアだけが、精霊を鎮め操る力を持たずに産まれてきた。その事を利用され、ナルシアは家臣の陰謀により、エンリトを追放させられてしまう。
しかし、ナルシアが消えた後、エンリトでは恐ろしい厄災が巻き起こったのだった。火の精霊の力が消え失せ、突如、゛光脈″が暴発し、エンリトは一日にして消滅した――。
徐々に世界から消えてゆく火・水・風・土の精霊の力。すべての精霊が消えた時、世界は破滅を迎える。
精霊の力を取り戻すため、ナルシアは仲間と共に旅をしてゆく。
※この作品はエブリスタでも、同時投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-05 02:37:32
370141文字
会話率:37%
小さな火の精霊が、大好きな水の精霊と土の精霊に守られながら、幼い木の精霊と遊んでいたお話。
最終更新:2014-11-06 16:50:39
11839文字
会話率:45%