兄と慕った人の娘が不本意な結婚を押しつけられそうなので、いつか好きな相手と結婚できるよう強くなるまで男として育てたんだが、実は女だと明かしたら「嘘つき! 大っ嫌い!」と言われた。辛い。
という本編の前日譚を、番外編として書いてみたら長くなっ
てきたので、投稿します。このまま本編に突入する気がします。
見た目が怖い少年が幼児に振り回される日常が書きたいだけです。
異界から竜が侵入し、蹂躙された世界。人々は多くの犠牲を出しながら竜を討伐した。――どうしても壊せなかった竜の卵を残して。
もはや腐っていると思われていたその卵が、数百年ぶりに各地で孵りはじめる。
そしてエヴァーリでは、男しか生まれないはずの竜殺し――竜を殺して呪われた者の末裔。体の一部が竜化している――に女児が生まれた。
竜殺しの戦闘能力は一万の兵に匹敵する。国防の要だ。
しかしその子供は流産の確率が高く、そのため竜殺しは年々数を減らしており、後継の確保が喫緊の問題だった。
竜殺しの女児は、その問題を解決する糸口となり得る。その存在が世に知られれば、女児の自由はなくなるだろう。
その女児と同鱗として生まれた少年が、彼女を守り育てるために、竜殺し殺しの竜眼公と恐れられる存在になっていく。(ただし中身はおかん)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-01 23:25:42
97754文字
会話率:40%
氷の女神症候群《スカジシンドローム》――空気中に含まれる毒を吸うことで罹患する氷の病。症状は下がり続ける体温と寒気、それから外気の寒さへの耐性。患者の体温は日に日に下がり続けるが、たとえ普通の人間が生きられない体温を下回っても死ぬことはない
。
氷の女神症候群の患者が命を落とすのは、病の進行と共に体温が零度まで下がった時。完全に熱を失った肉体はみるみる凍りつき、最期の吐息と共に透明な氷へと変わる。
主人公のイヒカは隊商《キャラバン》で働きながら各地を回っていた。彼が所属するのは氷の女神症候群の治療薬と、その材料を扱う数少ない隊商。
治療薬はその希少性ゆえに高額となり、それを運ぶ隊商は頻繁に襲われる。
しかし隊商が止まることはない。自分達がやめれば同じ病で助かる者がいなくなる――かつて氷の病に侵された者としての責任と、過去への懺悔。
イヒカを始めとする氷に呪われた者達の、出会いと別れの物語。
■□第一章は毎日1話更新□■
※1章15万字前後、全6章予定。
※カクヨムにて公開している以下短編の長編版です。(内容的には本作の第一章終盤になります)
『白銀テイルフィリア』
https://kakuyomu.jp/works/16817330647686642456
※主人公達が正論っぽいことを言いますが、読み返した時に「どの口で言ってるの?」となる内容を目指してます。
※主要キャラが全員生き残ることは保証しておりません。苦手な方はお気を付けください。
※誤字脱字・日本語間違いの指摘はありがたいですが、それ以外に関してはこちらからお願いしない限り不要です。
©2023- 新菜いに折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-27 09:12:46
1001883文字
会話率:55%
いじめられっ子の俺は、“弱い者を守ろうとした”その正義感のせいで命を落とした。
目覚めれば、異世界の貴族の子息。剣も魔法も影の力さえ手に入れた俺は、もう誰も見捨てないと誓った――。
しかし、最愛の許嫁が“異種族”という理由だけで辱められ
たとき、俺の影が動き出した。
これは、接吻で契約を結ぶ七人の“呪われた者たち”と、かつて世界に否定された少年たち《シャドウ・レギオン》が暗闇から裁きを下す、静かなる革命の物語
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-13 19:06:22
27744文字
会話率:31%
破滅の淵に立たされた世界で、コル・ヴァエルロスは救済と破滅の狭間で彷徨っている。かつて混沌の使者として恐れられた彼が、ついに復活した。その力はかろうじて抑えられ、その過去は血と謎に包まれていた。しかし、彼の内には、もはや無視できない何か、よ
り暗い力が渦巻いていた。
リサ・エヴァーハートは、コルが破滅の中心に立つという恐ろしい未来の幻影に悩まされながら人生を送ってきた。運命と、コルへの高まる想いの間で引き裂かれ、彼女は運命に抗うか、それとも受け入れるかを決断しなければならない。たとえ、救うと誓った者を裏切ることになっても。
古の敵が蘇り、呪われた者たちが目覚める中、コルの過去が彼を追い詰める。長らく行方不明だった兄弟たちが影から姿を現し、コルが怪物と化したと信じる者を止めようと決意する。しかし真の敵は、視界のすぐ向こうに潜んでいる。どんな予言も予言しなかった、はるかに危険な存在だ。
刻一刻と時間が迫る中、コルは真実と向き合わなければならない。彼はこの壊れた世界の救世主なのか…それとも究極の破壊者なのか?
最後の戦いが訪れた時、彼は闇に立ち向かうのか?それとも闇に堕ちてしまうのか?
彼の魂をめぐる戦いが始まった。
『破滅の王』は、壮大な戦い、心に焼き付く予言、そして力と救済の葛藤に満ちた、手に汗握るダークファンタジーだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-08 07:47:05
54915文字
会話率:18%
※プロローグ部分はカットしてます※
こちらは、長編の第一章をまとめたものです。
本編は、ネトコン13様、HJ大賞6様、BK小説大賞様に参加しているので応援してくれるととっっっても嬉しいです!!
厨二病×呪い×ギャグ×ラブコメ×個性豊かなキャ
ラ=『世界の覇者』!?
不穏な気配が迫る中……
シルアはひとり物思いにふける。
「エミレを守りたい」
この感情が、彼の原動力となる。
だが、その決意をくじくような最悪の事態が、エミレたちを襲う。
怒り、恐怖、混乱、負の感情が渦巻く中、エミレたちがとった行動とは!?
ーーしがなき覇者だからこそ、守りたかった。
ーー悪役になり切れなかった。
これは、笑って泣ける、神に呪われた者たちが紡ぐサイコーな世界の覇者になるまでの物語!の旅前編。((
後半かなりギャグ感強くなります。ギャグ&シリアスのジェットコースターです。
厨二病的な、技!エミレをはじめとした変なキャラ(自立移動型の剣とか)がでてくるよ~
戦闘シーンは、わりと詩的に書いているところありまする。
感想欄はログインしてなくても送れるようになっているので是非お気軽に~
その他、改善点、キャラ、作者へのご質問等あったら、ドシドシ気軽にくれええええ!!!
あ、あと、興味があったら、Jk作者の世界の覇者ルアンのあとがきもまとめているから見てくれると嬉しいな。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-04 17:23:16
9630文字
会話率:29%
※プロローグ部分はカットしてます※
こちらは、長編の第一章をまとめたものです。
本編は、ネトコン13様、HJ大賞6様、BK小説大賞様に参加しているので応援してくれるととっっっても嬉しいです!!
厨二病×呪い×ギャグ×ラブコメ×個性豊かなキ
ャラ=『世界の覇者』!?
「簡潔に言おうか。君は……いいや。僕たちは神に呪われている。」
エミレが、衝撃のひとことを放つ。
彼女は、この世界の仕組みについて語り始める。
だが、そんなことがありつつも、
エミレたちは再び、自立移動型の剣リュドエールルを仲間に加えて、特訓したりと穏やかに暮らすが、、、
平穏はそう続かない。
これは、笑って泣ける、神に呪われた者たちが紡ぐサイコーな世界の覇者になるまでの物語!の旅前編。((
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あ、あと、興味があったら、Jk作者の世界の覇者ルアンのあとがきもまとめているから見てくれると嬉しいな。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-04 17:06:54
9057文字
会話率:33%
※プロローグ部分はカットしてます※
こちらは、長編の第一章をまとめたものです。
本編は、ネトコン13様、HJ大賞6様、BK小説大賞様に参加しているので応援してくれるととっっっても嬉しいです!!
厨二病×呪い×ギャグ×ラブコメ×個性豊かなキ
ャラ=『世界の覇者』!?
「エミレ。私の名前はエミレ、しがない隠居中の覇者だよ。」
そう名乗る天真爛漫なサイコパス少女エミレは、ある日、ドラゴンの腹の中から記憶喪失のショタを拾う。
エミレは、彼が、ワケアリだとわかりつつも、2人は穏やかに暮らす。
が、そんな日々も長く続かない。
何故かって?
簡単、それはーー
『世界の覇者』になれと、神に呪われているから。
これは、笑って泣ける、神に呪われた者たちが紡ぐサイコーな世界の覇者になるまでの物語!の旅前編。((
後半かなりギャグ感強くなります。ギャグ&シリアスのジェットコースターです。
厨二病的な、技!エミレをはじめとした変なキャラ(自立移動型の剣とか)がでてくるよ~
戦闘シーンは、わりと詩的に書いているところありまする。
感想欄はログインしてなくても送れるようになっているので是非お気軽に~
その他、改善点、キャラ、作者へのご質問等あったら、ドシドシ気軽にくれええええ!!!
あ、あと、興味があったら、Jk作者の世界の覇者ルアンのあとがきもまとめているから見てくれると嬉しいな。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-04 15:48:48
17748文字
会話率:16%
勇者は王に従い、仲間の戦士、魔法使い、聖女とともに魔王を討伐する。その成功とともに、邪魔者となった勇者は王と仲間に殺される。
しかし最後の力で勇者は彼らに呪いをかける。
それに苦しんだ王たちは解呪師に呪いの解き方を教えてもらうが・・
最終更新:2024-12-07 23:20:10
7548文字
会話率:21%
ユディートはきちんと教会に認定されている『聖女』である。
ただし、着ている服は修道服でも白いローブでもなく、豪奢な真っ赤なドレス。
更に、その右手には札束が握られている。
今日も今日とて、その札束で、呪われた者の頬を叩いて、呪いを払う。
カクヨム様にも投稿しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-10 18:04:24
10538文字
会話率:27%
魔力と呼ばれる物が満ちる世界
人々は満ちる魔力を利用して魔法と呼ばれる力を行使していた
そして魔物と呼ばれる凶暴な生物が闊歩する世界
そんな世界にクロナと言う冒険者が居た
貧乏な冒険者であり冒険者内では有名であった
魔法が使えないどころか
魔力すら持ち合わせていない異常な存在として
冒険者はギルドから依頼を受ける仕事、クロナは依頼を達成して金を集めてもある原因ですぐに無くなってしまう
魔法の使えない者は他の冒険者と組むのは難しくずっとソロで活動している
珍しく受けられる討伐依頼を見つけウキウキで依頼を受け対象を探していた時、魔物を襲われている少女を見つけ救出する
少女は呪いの魔法を掛けられていた
それも一年以内に死ぬ呪いであった
「私は呪いを掛けた魔法使いを殺します」
魔力に嫌われた者、魔法に呪われた者が出会う折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-29 12:00:00
86612文字
会話率:86%
レイユエール王国の第三王子、アルフレッド・バーグ・レイユエールはこの国の王族では唯一の黒髪黒眼。呪われた者、『忌み子』にして『嫌われ者』。無能を演じて影に徹し、裏から王国を支えてきた。そんな折、兄のレオルが婚約者のシャルロットに対して婚約破
棄を言い渡す。冤罪をかけられたシャルロットを守るためにあえて悪役を演じるアルフレッドは、なんとかその場は令嬢を救うことに成功する。……それで終わりかと思いきや、なんとシャルロットがアルフレッドの婚約者になることに。これまで影に徹してきた第三王子だが、婚約者のために表舞台に上がることを決意する。※この作品は「カクヨム」でも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-13 07:00:00
559139文字
会話率:50%
不幸体質の主人公が異世界転移した先は、誰も抜け出すことのできない樹海だった。
さまざまな不運に襲われながらも、樹海から抜け出そうと奮闘する主人公の転移冒険生活。
最終更新:2022-04-07 18:35:24
53589文字
会話率:36%
後天的に右腕に悪魔の様な手と右目を持つ事になった別世界の元軍人。同僚を失い、友を失い、師である父を失った青年は、見知らぬ世界で、何時の日か自分の居た世界に帰ろうと藻掻き苦しむ。そうして、こうなる原因を作った者に復讐を誓った。冒険者として呪わ
れた孤高の冒険者として、活躍して行き、いずれ大きな運命を背負い戦いに身を投じる事になるのである。
別作品「異世界で気になるあの人は幼馴染に」と連動しています。また、行く行くは色々な作品も連動させていく予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-30 08:00:00
37930文字
会話率:29%
ファンタジー好きな方にお届けいたします。章ごとにお楽しみください。令和の正統派ファンタジー
召喚された剣士が、謎を探求する旅に出ます。魔法使いと美味しいものを食べたり、異文化に驚かされますが、たくましく乗り越えていくお話。
・あらすじ
舞台は神の善意、悪意と呼ばれる石に翻弄される人々が暮らす異世界「アルバテッラ」。
召喚されて記憶をなくした主人公はマルコと名付けられ、魔法使い・アルの頼みでマリスと呼ばれる黒石を王都に運ぶことになる。
マルコが身につける黒石(神の悪意・マリス)、そしてアルの杖に仕込まれた白石(神の善意・グリー)。二つの石の影響で出会う、祭神や呪われた者との戦いを旅の仲間は乗り越えていく。
しかし、王都で待つのは巨石がもたらす壮絶な混沌だった━━。
1.南のはしっこの森 –約 50,000文字
マルコは、初めての村、端村で様々な人々と出会い、そして謎に触れる。謎を解くため、森へ向かったマルコは、困難をのり越え、神の悪意の石、マリスを…
2.神さまがおりたつ丘 –約 45,000文字
旅の二人は、端村から北西にあるテンプラムという町を訪れる…
3.魔にいざなわれし者 –約 43,000文字
旅の仲間は、王都街道を北に向かう。ルスティカという農村で…
4.西の海にしずむもの –約 47,000文字
旅の仲間は、商業盛んな街、ヌーラムを目指す。大河マグナ・フルメナに面したその地は、川賊の害で…
5.古くからすんでいる人 –約 43,000文字
旅の仲間は、川賊の拠点を探るべく大河をのぼる。そこは、アルとエレノアの思い出の地だった……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-24 20:24:57
418158文字
会話率:20%
竜に呪われた者だけが魔法を使える世界では、魔法使いは忌み嫌われていた。少年セトは、そんな存在になりたくないと願っていたが、ある日その体に『竜鱗』と呼ばれる呪いの証を発見する。
村の皆には秘密にして魔法を使い、その可能性の大きさに魅了され
て魔法使いを目指そうとするが…………。
魔法使いが忌み嫌われる世界で、セトが魔法の力に目覚めて過酷な運命に挑む青春と冒険のダークファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-08 02:42:12
10955文字
会話率:40%
呪われた者にして兵器として生まれた純人(レグマン)エンドは仲間を集め、国のために働き、
悪魔へとなる。
エンドは何者か、何を為すのか、彼はまだこの世界の結末を知らない。
※完結済み。
ネタがあります。
最終更新:2020-10-31 00:00:00
69968文字
会話率:36%
キャンドル王国では魔力を持つものが生まれることがあり、魔力を持つものは16歳になると全寮制の魔法学園に通わなくてはならない。公爵家に生まれたフェリシアも今年から魔法学園に通うことになったのだが、彼女には秘密があった。
それは白い髪に、常人と
は異質の瞳の色を持つ『呪われた者』であるということ。
この国では呪われた者は忌み嫌われ、生まれてすぐ殺されるか、禁術魔法の生贄として闇市の売人に売り払われるかのどちらかの運命をたどることが多い。しかし、フェリシアは母のおかげで呪われ者であることを周囲から隠し通し、今まで生き延びてきた。だが、その生活も母が死んだことで終わりを告げる。
「呪われた者は我が公爵家に必要ない」
父からそう告げられたものの、母の遺言で何とか魔法学園を卒業するまでは面倒を見てもらえることになったフェリシア。だが、卒業後は家から追放されて悲惨な運命が待ち受けている。生き残るためにフェリシアが公爵家に残る方法は唯一つ。
政略結婚をして、家の繁栄に貢献すること。
しかし、父から出された条件はとても厳しいもので「王族以外は認めない」というもの。
「私は絶対に、卒業までこの髪と瞳の色を隠し通し、王太子アルフォンス様と婚約をしなければならない」
呪われた公爵令嬢の生き残りをかけた婚約大作戦が今幕を開ける―――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-29 22:50:38
28197文字
会話率:56%
《星の夜》――その蒼い星の到来は、地上からあらゆる生命を死に追いやった。
太陽は失われ、汚染された海と大地は、妖しき《星の竜》たちの輝きで満ちている。
誰もが望まれない、終末の地球。
しかし、人類は諦めてはいなかった。
人を捨て、人々のため
に呪われた者たち、《レギオン》。
終わらない夜の世界に、人類再生を賭けた彼らの物語が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-29 21:14:25
111545文字
会話率:22%
※注意・メリーバッドエンド、死ネタ、鬱展開、残酷描写あり。
家族で隣国へ向かった帰りに盗賊に襲われ、たった一人生き残ってしまった令嬢のイレーネ。
常に不吉な死が付き纏うイレーネは、その首の傷痕の事もあり死人姫と呼ばれていた。
その噂
を聞き付けた隣国の王太子が、友人でもあり臣下でもある伯爵のため、彼女を求めた。
だがその伯爵――クリストフには、人に言えない秘密があった。彼は呪われ異形の姿となっていたのだ。
死に怯え、生き残ったことに悩みながら前へと進むイレーネ。
死を求め、生きながらえてしまう己の身体に嘆くクリストフ。
呪われた者同士が出逢い、傷付くことを恐れながら、互いの心を知ろうとしていく。
死を恐れる令嬢と、死を望む伯爵。
歪み捻れた感情の行き着く先は、本人さえも分からない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-29 21:27:15
54593文字
会話率:26%
生まれてから死ぬまで名前すらなくその呪われた者はただ<答え>が知りたかった。
-私は生きてもいいのだろうか-
死んだあとその呪いが神様の手違いだと言われ、お詫びに特別な物と呪いの分割。そして、第二の人生を貰った男は、今も生きている。
最終更新:2018-08-19 01:18:23
7553文字
会話率:33%
分かれていた世界は魔王を前にして変わった。
こちらと同じように、魔王の脅威に立ち向かっていた魔のものたちと協力関係を築き、魔王を倒して二百年。
突然現れたそれらは、この世界の何者でもなかった。削り取られ侵されていく世界で、王子は勇者召喚を
決意する。
「私と貴方は、死ぬまで一緒です」
「力を持つものは力を呼び寄せる」
なるほど、たしかにこれでは救いなどないはずだ。
たどり着いた真相とともに、呪われた者たちが世界を超えて来る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-13 23:40:18
42288文字
会話率:54%
一人の少年が一四の獣に呪われた者たちと出逢うとき、運命が大きく回り始める。
日本にある「呪い」
それは「いつ」「誰が」「なぜ」そうなるのかもわからないまま呪われてしまう。
少年はそんな呪われた者たちの主となる。
少年が望んだわけではない。
ただ少年はひとりになるのが嫌なだけだった。
時代は現代ですが、ファンタジー寄りな世界でアクション(と呼べるかわからない程度のものになる可能性大ですが)とかも出てくる予定です。シリアス、暗めな始まりですが、途中にはコメディとかも挟んで行きます!
主人公が呪われた人達を探したり、触れ合っていきながら「呪い」とは何かを考えていく物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-06 11:51:50
31955文字
会話率:36%