西暦2020年半ば、「新型ヒト錯乱病」なる疾病の感染爆発が生じた。それに感染し発症した者は「いわゆるゾンビのようなもの」と説明される状態となって人々を襲い、そのため社会機構は急速にその機能を失っていった。
そんな終末世界にあって、ある少
年少女がふたりきりで過ごした、幸せで向こう見ずだったいくらかの時間の話が、ここに。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-23 00:59:34
38225文字
会話率:6%
世界は、白と黒に分たれている。
それぞれ文化が独立した、数多の世界を包括する"白の世界"。
混沌とした荒廃と、砕けた鏡の大地が何処までも続く"黒の世界"。
白の世界に生きる者達が抱えた負の感情は、
黒の世界で新たに生を受ける。生まれた命はやがて"鏡像"と呼ばれた。
白の世界の者達は、ヒトの心の汚い部分から生まれた"偽物"の鏡像を忌み嫌う。
鏡像はそんな"本物"達と白の世界そのものを怨望し、羨望し、渇望し、鏡を通して白と黒の境界を超えてヒトを喰らう。
白の世界を守る種族・守護者として生を受けたシリスとヴェルの双子の姉弟は、見習いとしての最終任務を命じられた。
外の世界での簡単な視察任務。それを終えて、初めて見習いは正式に守護者を名乗ることができる。
任じられたのは平和な街。
鏡像はまだ少なく、ヒト同士の争いもない。未熟な見習いには格好の任地。
期限は3日。
快活だが、向こう見ずで体が先に動く姉。
横着だが、勘が良く機転の効く弟。
お互いを補い合うことは誰よりも自信がある。
だからきっと、今回の任務も大きなトラブルもなく終わりを迎える
はず、だった───。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-21 19:40:10
353871文字
会話率:40%
「私など、朱雀さまがわざわざ会いに来るような者ではありません」
「いいや、きっと会いにくる。約束しよう」
そう言って、名残り惜しそうに美しい男は去っていった。
その後ろ姿を見送りながら、私は思う。
約束なんていらない。……だって、もう
二度と会いたくないのだから!
前世でプレイしていた和風乙女ゲームの悪女に転生してしまった鈴
ヒロインと攻略対象の仲を邪魔するつもりは一切ないし、なんなら出会いたくなかったくらいなのに、気づいたら攻略対象に気に入られてしまっていた。
こうなったら仕方ない。ヒロインに「私はあなたの婚約者を誑かしたいわけじゃないんです」って説明して分かってもらうしかないわ!
気が強く若干向こう見ずな主人公と、そんな主人公と一生連れ添う気でいる世話役(攻略対象)が破滅回避のために頑張る話折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-24 11:55:44
102663文字
会話率:48%
大学に通う一人の青年は、長く続けている習慣によってある能力が発現する。便利ではあるが、だからといって向こう見ずに使いまくるのは、考えもの……。
最終更新:2023-12-09 03:11:10
5046文字
会話率:49%
あしたへの階段をのぼる僕ら。
最終更新:2023-09-21 07:00:00
343文字
会話率:0%
火を吹き、雷を放ち、風を巻き起こし、他人の心を透視して、夢にまで介入する――〈超能〉と呼ばれる異能を誰もが当たり前に持って産まれる現代。科学が発展し、利便性は向上し、幽霊の正体まで突き止めたようなこの科学時代の中で、彼、新垣蓼疾は、自らを〈
宇宙人〉と名乗る少女――ニューヨークと遭遇した。お人好しで向こう見ずな彼がニューヨークが抱える問題に足を踏み入れてしまうことで、彼の日常は音を立てて崩れていくのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-20 20:00:00
121848文字
会話率:41%
ある王国の長女と次女が、魔王にさらわれ遺跡の中に監禁されていた。
国王自慢の娘たちで、長女の名はエマニュエル。次女の名はミツボーという。父である国王は彼女たちを救出した者には多額の褒美を約束したため、多くの冒険者たちが名乗りを上げた。
しかし、魔王の備えは万全だった。一角の者と言われる冒険者たちが挑んでも、王女救出は失敗が続いており、父である王さえ彼女たちの救出を諦めたという噂まで流れるほどだった。
もはや王女救出に名乗りを上げる冒険者も現れず、彼女たちの命運もこれまでと思われたとき、ひとりの向こう見ずな青年は単身で遺跡へと乗り込んだ。
彼は隣国に住む勇者の子孫だった。武者修行に出ていた彼だが、実は王家とは交流があり、長女エマニュエルとは婚約を結ぶほどの仲である。
勇者の子孫は、噂にたがわぬ戦いぶりで次々と魔王の手下たちをなぎ倒した。
そして、見事に捕らわれていた2人の王女を救うことに成功するも、彼はなんと婚約者である長女ではなく、次女の方へと歩みよりハグしあったのである。
長女に冷たい視線を向けられた次女と勇者だったが、勇者はこう言葉を返した。
「お前はつまらん。妹のバストサイズの方が俺様好みだ」
長女は、婚約者である勇者と妹に裏切られたのである。魔王と内通していたという濡れ衣まで着せられ、ただひとり遺跡の中へと置き去りにされることになってしまった。
恐ろしいほどの魔力を持った存在が近づいてきたのは……そんな時だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-06 01:00:00
67114文字
会話率:46%
沢口南(さわぐちみなみ)はある物を拾ったが全然全く動じていなかった。何故ならば沢口南は名前は女性っぽいが腕っぷしが強く、気の荒い向こう見ずな日本男児だからだった。厳しい現実を必死に生きてきた男の奇跡の物語ではあるのだが、沢口南自身は全然奇跡
の物語とは捉えないであろう。たまたま偶然拾った物が予想外な物であっただけの話であり、男たるもの、一々、慌てたり動じる必要がないからだ。それが男一匹、沢口南なのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-23 13:36:21
5093文字
会話率:2%
順調に高校生活を送っていたヤシロだったが、高2になって間もなく学校に行かなくなり、向こう見ずにも年齢をごまかし夜のバイトを始める。
明るく積極的、いつだって思い通りに行動。そしてちょっとセルフィッシュ。いざ傷ついても弱みは見せたくない強が
りな女の子。
いったい彼女に何があった?
普通にありえる日常の学園ストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-23 21:41:30
165113文字
会話率:24%
呉承恩原作の『西遊記』を、三蔵女性化してお届けします。
向こう見ずな尼僧と不死身の猿が、仲間たちと危険で果てしない旅を続ける中で、それぞれ自分に無かったものに気付き、成長してゆく。
この作品はPIXVにも投稿しています
最終更新:2020-09-24 09:13:08
48182文字
会話率:45%
卑弥呼活躍する弥生時代末を舞台としている。
主人公である少年彌眞(みま)、少女(いざよい)がこの時代に逞しく生きていく成長過程を描いている。
この物語は卑弥呼予言によって、一つの銅鏡(神獣鏡)が四つに割られ、邪馬台国傘下の各クニの有力者に渡
される。平和の時が続きそれから十数年、予言の時は近づき卑弥呼の死が近づきつつあった。
彌眞と十六夜は出会い、互いの使命により鏡片を見つける旅へ出る。道中、二人はかけがえのない仲間に出会い。苦悩、葛藤しながらも次第に成長しつつ鏡片を集め、邪馬台国へと向かう。
なんとか邪馬台国に到着するも反乱により、邪馬台国と狗奴国の戦いが勃発してしまう。
卑弥呼は戦に勝機を見出し望むが・・・。
そして、二人がこの戦の後、見て、感じ取ったものとは。
主な登場人物
十六夜・・・14歳の少女。小さなクニの女王、青竜の鏡片の持ち主。
前向きな性格で、向こう見ずな所も、彌眞とともに鏡片探しの旅に出る。
彌眞・・・15歳の少年。大国伊都国出身、玄武の鏡片の持ち主。
少し、内向的な性格で、いろいろ背負いこみがち。王の命により鏡片探しの旅に出る。
蘇邑・・・蘇奴国王。朱雀の鏡片の持ち主。
攻撃的な性格で、邪馬台国に強い復讐心を抱いている。
余波・・・17歳の少年。弥奴国王となる。白虎の鏡片の持ち主。
かなり直情傾向の難しい性格の持ち主。周囲を常に苛立させる。
壱与・・・10歳の少女。次期、邪馬台国の女王。
卑弥呼・・・言わずと知れた邪馬台国女王。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-22 00:08:52
82762文字
会話率:32%
リア充は固定されたカーストではありません。向こう見ずに陥った逆境とそこから這い出す無鉄砲な悪あがき、投げやりな勇気と数々の偶然が重なったドラマティックの先にもたらされるものなのです。
ほとんど実話ですが、作中関係者様のお名前等は変えさせてい
ただいています。
さあこい、リア充撲滅団体の団長さま、支部長さま、新入団員さま。爆発させてくださいな。
*この作品は銘尾 友朗さまご主催の「冬のドラマティック」参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-25 12:03:07
7329文字
会話率:27%
オーロラと満月の夜に踊れ。
孤高に旅を続ける女の末路は…。
孤独を愛する女、レイラは、旅の途中一人の青年に出会う。名はアダム。
岩陰で何故か三日月のピアスを託される。
その瞳には覇気が無く、光が差さない。
委ねられたピアスの意味を、彼女は
まだ知る由も無い…。
気高く凛々しい囚われの姫は元スパイ。
無鉄砲で破天荒な向こう見ずな男ダルゲ。
姿の見えない謎の探偵の正体とは…。
星々で解き明かされる数々の謎。
宇宙で巻き起こされるSFアクション。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-24 16:58:28
3296文字
会話率:16%
科学者は魔法の領域に入ってしまう。これをきっかけに、科学者は時間の檻を打ち破ろうと努力する。一方、真の愛情を証明しようとする少年は、真の愛情とは何かを考えないまま、向こう見ずに進む。やがて科学者は、少年と相対することになる。
最終更新:2019-06-20 21:49:04
9824文字
会話率:40%
無鉄砲で向こう見ずな新米冒険者リュカと、ベテラン冒険者のカムラによるとある一幕
※注意
この小説は、友人であるすずしろくんと企画したリレー小説です。
この小説の後編はすずしろくんにお願いしており、彼の小説の後編は私が担当します。
後編は5
月6日18時を予定してます
この小説はハーメルンにも投稿しています
以下相方のURL
なろう https://mypage.syosetu.com/414663/
ハメ https://syosetu.org/?mode=user&uid=274969折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-06 20:00:00
10499文字
会話率:68%
前作「空手バックパッカー放浪記」から数年後。かつては痩せ犬のような若者だった私は、メタボな中年オヤジになっていた。もともとヘッポコだった空手の腕をさらに錆びつかせた私は、ひょんなことから私に弟子入りすることになった若者タカとともに、再び空手
バックパッカーの旅に出ることに。。短気で向こう見ずで正義感の強い弟子タカの暴走に手を焼きつつ、またも次々現れる強敵相手にハッタリと機転と卑怯を武器に戦います。スリランカ、タイを舞台に空手バックパッカー師弟の珍道中が始まる!いちおう前作の続編なのですが、こっちから読んでいただいても問題ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-06 14:02:44
110365文字
会話率:42%
無鉄砲で向こう見ずな性格の主人公が思いもよらない出来事から最強クラスの精霊に憑依されてしまう作品
最終更新:2018-10-04 01:04:10
1391文字
会話率:41%
内気な少女『翠』と、明るくて向こう見ずな少女『きらり』。
彼女達は"色"と呼ばれる不思議な力を持っており、力の秘密を共有しあう親友だ。
だが、きらりの連れて行く先は怪物"イロクイ"の出てくる場所ばかり
。
そこには2人の住む『帆布市(はんぷし)』に伝わるある伝承が深く関わっていた。
次第に増えていく同じ秘密を持つ者達。
色の集合体であり、暴虐の限りを尽くす存在『色鬼(いろおに)』は彼らだけでなく、一般人にも狙いを定める。
色鬼の厄災を止めるべく戦う彼らだったが、能力も考え方もバラバラな一行。
果たして色鬼を倒し、街に平和を取り戻せるのだろうか。
pixiv並びに自サイトにて同様の文を掲載しています。また、小説家になろう掲載にあたり、一部加筆を行っています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-08 07:39:28
92471文字
会話率:60%
<R15 は保険です>>
日本社会の片隅で、田舎者として邪険にされ、名前でもからかわれて、もうどうしようもなくなってしまった男。三草(さえぐさ) 九鵺(ここや)。
現実の社会に絶望を抱いた彼は、仕事帰りに自宅付近に
ある高等学校の校庭で、光に包まれる数人の学生を発見した。
彼は、その光りの中へ嬉々として飛び込み、巻き込まれて異世界召喚されることとなる。
やっほー! やったぁー! 夢に見た異世界だぜぃ! と、喜ぶ彼であったが、回りを渦巻く不憫さは、異世界に逃げ込んでも付き纏ってきて……。
<メイン>をテイマー、<サブ>を料理人と言うジョブに選択した彼の第一目標は、「取り敢えず、可愛いモンスをテイムして行く」ことと、「この素晴らしい異世界を探索する」ことである。が、気付けばとあるお姫様の専属シェフになっていた彼は、望まぬ称号と可愛い魔物(モンス)たちと共に旅を続ける。
おバカで、変にポジディブで、向こう見ずな彼、三草 九鵺のテイマーなシェフ ライフは、今この時より始まる。
いざ、夢と希望の異世界へ!!
(嘘と絶望とも言います。)
・基本的には週2回更新です。
・1話辺り約5000文字となります。
※この作品は、筆休めとして書いたものです。書き方等は全てフリースタイルで執筆しております。
その点を踏まえた上でお読みいただければ幸いです。
*来年2019年春より執筆作業及び投稿再開予定。諸事情により現在はお休み中です。人生の分かれ道を選択中です。申し訳ありません。m(_ _)m折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-29 00:04:27
64236文字
会話率:29%
目を開いた先、そこは薄暗い洞窟の中、そして目の前でこちらを見つめているのは龍だった。
どうしたことか俺はその龍に迷宮の管理を任されてしまう。
そんな俺のまったりとした迷宮管理の話。
ただの迷宮の中でまったり無双? するだけのお話になり
そうです。というか段々と迷宮から離れていく気しかせず、タイトル関係なくなりそうな予感……
向こう見ずな投稿なのでどこまで続くでしょうか。というか続けて。
*毎週土曜日午後必ず更新いたします
*まったり書くので気長にお付き合いください
*評価、感想等ください。喜びます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-14 17:23:50
135335文字
会話率:43%