十五歳の誕生日。電源の切れたスマホが、突然光る。
画面に表示されたのは、見知らぬ番号と、たった一言のメッセージ──
「電話してください」
その番号に電話をかけた少女は、やがて母を名乗る声と出会う。
彼女の母は、十三年前に他界していた。
そして彼女自身もまた、まだ“そのこと”には気づいていなかった。
波音の届く丘の電話ボックス。
つながっていないはずのその受話器がつないだ、
“亡き母と娘”の最後の通話。
命の終わりを越えて、――想いは、届く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 22:53:44
8742文字
会話率:29%
今はまだ思いついていないの後で考えます。
最終更新:2025-05-09 16:15:10
15983文字
会話率:57%
これは記録である。役に立つ様な記録ではないが
最終更新:2025-04-13 20:42:05
4182文字
会話率:19%
これは記録である。だが、記録に人格や常識や理想や思想を探索するなかれ。これはプロでもないたった一匹の人間が歩いてきた足跡でしか無いのだから
https://kakuyomu.jp/works/16817330660333659024
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最終更新:2025-03-21 16:29:24
3456文字
会話率:58%
主人公である高校一年生の女子高校生、月空紅羽(つきそらくれは)は学園生活と自堕落な生活をいつも通り送っていた。
幼馴染と遊ぶ約束をしていたある日の夜、コンビニへ向かう途中にリアルタイムでアニメが放映する事を思い出し、幼馴染へ電話しようとする
が、家にスマホを忘れてしまった。ふと、電話ボックスが視界に入り。電話ボックスを使う。そして、思いもよらぬ展開に。
なんと世界を跨いでしまっていた……!?
元いた世界とは違う世界で出会うオリヴィアと言う少女は、恩恵と言う名の神からの祝福で授かる力を持っていて……。
やがて、主人公にも……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-04 15:05:30
168828文字
会話率:31%
『運命の糸電話』— 5年後の彼と、私は恋をする。
祖母の遺品整理をしていた高校生・ユイは、古びた赤い受話器を見つける。
何気なく耳を当てると、知らない男の声が聞こえた。
「……君の名前は、ユイ?」
名乗りもしていないのに、彼は知っていた
。
そして彼は言う—— 「今は2030年だ」と。
信じられないことに、その電話は5年後の未来と繋がっていた。
電話の主・テルは、ユイの運命を知っているらしい。
けれど彼は、なぜか言葉を濁しながら、ただこう告げた。
「君に会いたい。でも、それは叶わないんだ」
秘密を抱えたまま続く、時を超えた通話。
二人の距離は、交わるはずのない“運命の壁”によって引き裂かれていた。
しかし、ユイは気づいてしまう。
5年後の未来で待っているのは、**彼女自身の“死”**だということに——。
“未来”は変えられるのか?
“過去”は書き換えられるのか?
運命に抗い、たどり着く二人の答えとは。
これは、時を超えて繋がる恋の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-13 22:47:32
3888文字
会話率:60%
ある寒い冬の夜、東京の小さなアパートに住むれいは、一人で夕食を終えた後、ソファで読書をしていた。そのとき、電話が鳴り響いた。珍しいことで、れいは普段、ほとんど電話を受けることがなかった。
「もしもし?」と電話を取ると、受話器の向こうか
らかすかな女性の声が聞こえた。「助けて、ここから出られないの。」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-07 22:31:30
1045文字
会話率:10%
勇助は高校2年生。入学を機に母親と暮らしていた家を叔父に預けていたが、その叔父が行方不明になったと連絡が入る。
叔父の行き先について何か情報がないか家の中を探していると、聞き覚えのない電話の呼び出し音が鳴り響く。隠された引き出しの中にあ
った黒電話の受話器を取ると、いつの間にか勇助は異世界にいた。
「勇者よ!助けて下さい!!」黒電話は異世界から勇者を呼ぶための装置だった。
願いを叶えるまで元の世界に帰ることはできないと言うレジスタンス司令ノア。彼女の「戦争を終わらせる」という願いを叶えるために、勇助は前回呼ばれた勇者が残したトライガンで”青き戦士トライブルー”に変身し戦う。
勇者として呼ばれてしまった勇助は彼女の願いを叶え、元の世界に戻ることができるのか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-03 21:33:58
158746文字
会話率:44%
とある家。帰宅した男がリビングに入ったその瞬間、室内に電話が鳴り響いた。
男はビクッとして背筋が伸びあがった。そして、おそるおそる受話器を手に取る。
「もしもし……」
『……おたくの子供は預かった』
「え……」
『無事に返してほ
しければ600万円を用意し、こちらが指定した場所に置くんだ。もちろん警察には言うな』
「あ、あの」
『なんだ』
「その、ちょっと確認してきてもいいですか? 今、部屋で寝てるはずなんですけど……」
『……まあ、いいだろう。だが、そんなことを言って、警察に通報するつもりなら覚悟しておくんだな』折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-06-02 11:00:00
2121文字
会話率:95%
受話器に手を伸ばすと同時に電話が鳴ったので私は少し驚いた。
しかし、その電話の内容によって受けた衝撃はそれを大きく上回った。
『お、おたくの息子さんをね、い、今、こっちで預かってるんだけどもぉ』
まさか、こんなことが起こるとは思わ
なかった……。驚きつつも、電話相手の男のおどおどした声に思わず笑いそうになった。緊張しているのが丸わかりだ。とは言え、こんなことに慣れている者などそうはいないだろう。私は言ってやりたいことがあったのだが、相手は早くプレッシャーから解放されたいのか、金額や受け渡し場所、警察に知らせるななど、お決まりの指示を捲し立てるように喋り、早々に電話を切ったので口を挟む余地がなかった。
きっと今頃、一息ついているだろう。私もだ。大きく息を吐き、電話番号を入力した。非通知設定にして発信ボタンを押すとすぐに相手と繋がった。
『はい、もしもし』
「ああ、おたくの息子さんを預かっている者なんですけど」折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-05-03 11:00:00
4391文字
会話率:60%
とある町にある小さな会社。そこにいる男。社長なのだが、はあ……と、ため息。
目の前の机の上には鳴り続ける電話。
相手は分からないがどういう用件か想像はついている。
度重なるクレーム。そろそろ事業の存続も危ういか。
いい話であってくれ
たら……と社長は受話器を外した。
「はい、もしもし」
『うぉぉぉい。そこは【マグナムナ】の販売会社でいいんだよなぁ』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-22 16:00:00
1831文字
会話率:48%
800文字で完結するショートショート
8/11 noteより再掲
最終更新:2023-10-11 06:00:00
798文字
会話率:49%
ジリリリリリリン!
西部方面最前線の地下数十メートルに広がる広大な『ITヘルプデスク』では、何百台もの電話が鳴り続けている。
『戦闘中にパソコンが壊れた!』
『無線機が繋がらない!』
剣と魔法の世界に、先代皇帝として生を受けたはた迷惑
な転生者によって持ち込まれた超技術の数々。
それら駆使して圧倒的有利で戦線を拡大する『帝国』の栄光の陰には、最前線での機器故障に悲鳴を上げる将兵たちをケアするヘルプデスク・エンジニアたちの姿があった。
そんなヘルプデスクの一人、幼き苦労人のルー・クロウスは、鳴りやまない受話器にかじりつきながら、今日も今日とて苦労している。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-15 20:19:31
11999文字
会話率:50%
都会にありふれた電話ボックス。なんの変哲もない受話器が導く結末とはいかに。
最終更新:2023-03-08 00:31:37
1916文字
会話率:9%
大掃除の時にあった出来事
最終更新:2022-08-27 22:00:00
1261文字
会話率:24%
今からお前を殺しにいくぞ
受話器から聞こえたその言葉で、私は全てを悟った。
世界終末戦争から10年後のある日
1人の男が死んだ。
化学兵器のパイオニアと謳われ、ある人々は英雄と、ある人々には悪魔と呼ばれていた。
その男が死んだのだ
。
しかし、神は何を思ったのか、この罪人に新しい人生を与えた。
その人生は、自らの過ちによって閉ざした他人の人生だった。
着飾るように笑い、化粧で素肌を隠した彼女は、いつか訪れる終焉に向かって進んだ。
そして、彼女は誰も知らない激動と、新しい世界に迷い込む。
全ての戦争が終わった世界で始まる。
新時代の幕開けを折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-26 11:59:35
275191文字
会話率:45%
恋人に言われるがまま金を貢ぎ続ける女子学生。
学生寮の電話室で恋人からの電話を待っていると、
共用電話として設置された公衆電話の呼び出しベルが鳴り響いた。
不審に思いながらも電話を取ると、受話器の向こうからは、
恋人と付き合うなという恐ろ
しげな声が聞こえてくるのだった。
言う通りにしなければ不幸になるという、地獄の電話の怪談。
地獄の電話は実在するのか。女子学生がその謎を解明していく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-27 04:59:06
13539文字
会話率:8%
君は海の向こう
僕も海の向こう
最終更新:2021-09-16 21:21:29
293文字
会話率:0%
恋人は受話器越しに楽しそうに語らう。
せっかくの、ようやくの休日なのに、恋人は私を置いて、電話に夢中。
恋人の電話相手は、恋人が昔付き合っていた女の旦那さん、らしい。
※ 過去他サイトで書いた作品の設定等を修正し改稿したものです。
最終更新:2021-05-19 01:48:11
7421文字
会話率:34%
友達と遊んでいると、ふすまから衝撃音が・・・!?
襖を開けたらそれは電話で、受話器を握ったら2005年で人を救ったり友達ができたり・・・!?
ぜひ読んでみてくださいね!
最終更新:2021-05-04 21:44:31
1075文字
会話率:30%
ニ宮あかりは電話が苦手だった。
受話器から聞こえる聞きなれた声も、声色を真似た悪魔が自分を貶めようとしているのだと感じた。
※
「幽霊が見える彼が、幽霊な彼女にしてあげられる事を考えてみた。」の主人公の妹の話です。
単体でも読めますが、先
にこちらを読んだ方がよいかもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-18 14:21:13
2070文字
会話率:26%
タクシードライバーの彼には憂鬱の種が一つある。いつも同じ時間、真夜中にかかってくる電話、誰も取らない受話器、震える少女。立場のない彼には責任を背負う義理も権利もなく、ただ、仰せのままに少女を運ぶ。
一話完結です。
追記:続
きを書いてしまったので、四話完結にしようと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-09 00:03:08
3783文字
会話率:39%
夜中の3時に龍生の家のインターホンが鳴った。受話器を取ると聞こえたのは幼馴染の花の声。言われるがままにドアを開けたら4人に増殖した花達がいて…。
プロローグの初め半分及び1話の最初の部分に強めの鬱展開有り。ラブコメだけを楽しみたい方はその
部分を読み飛ばす事をお勧めいたします。
旧題名:いじめられっ子で亡くなったはずの彼女が4人に増殖して僕に助けを求めてきた折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-16 08:00:00
71490文字
会話率:84%
「伝えたいことがあるから病院に来てほしい」
苦しそうな友人からの電話を聞き少女は病院へと急ぐが、その言葉を聞くことはなく友人は病で亡くなっていた。
数年後、少女はある男性から不思議な電話ボックスの話を聞かされる。それは今と過去をつなぎ
、時間をさかのぼり人と会話ができるという、まことしやかな話。
友人の最後の言葉を聞くため、少女はその電話ボックスで電話をかける。その受話器から聞こえてきた声とは・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-23 20:49:02
105849文字
会話率:37%