「老婆のような白髪に、ちょっと賢いからって生意気な青い瞳が気に入らん!!よって婚約を破棄する!!せいぜい泣き喚くんだな!!」
「そうですか。わたくし、あなたのことを愛せませんでしたので、泣けませんの。ごめんなさいね」
理不尽な婚約破棄を
受けたマリンソフィアは………
「うふふっ、あはははっ!これでわたくしは正真正銘自由の身!!わたくしの夢を叶えるためじゃないとはいえ、婚約破棄をしてくれた王太子殿下にはとーっても感謝しなくっちゃ!!」
落ち込むどころか舞い上がって喜んでいた。
そして、意気揚々と自分の夢を叶えてお針子になって自由気ままなスローライフ?を楽しむ!!
だが、ある時大嫌いな元婚約者が現れて………
「あぁ、なんと美しい人なんだ。絹のように美しく真っ白な髪に、サファイアのような知性あふれる瞳。どうか俺の妃になってはくれないだろうか」
なんと婚約破棄をされた時と真反対の言葉でマリンソフィアだと気が付かずに褒め称えて求婚してくる。
「あぁ、もう!!こんなうっざい男、裸の王子さまで十分よ!!」
お針子マリンソフィアの楽しい楽しいお洋服『ざまあ』が今開幕!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-24 11:00:00
95156文字
会話率:59%
この世界には光があれば、闇がある。
闇があるからこそ、光がある。
こうしたように、二つの正反対の言葉があるからこそ、世界は回っている。
正義とは? 悪とは?
どれが正しくて、どれが正しくないのか、分からない。
だからこそ、正義を
貫くために、ある人は、人を導き。
正義を貫くために、ある人は、人を守る。
正義を貫くために、ある人は、闇に手を染める。
正義を貫くために、ある人は、悪を貫く。
人は、人が生きていく限り、果てしない課題である。
だからこそ、人は人でないといけないのである。
20××年——
三上秀司は、とある町で喫茶店で働いていた。
だが、それは表向きの事であり、彼には裏の顔がある。
彼は、十五年前の真相をたどり着くために、その細い糸でつながった手掛かりに抗う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-28 18:12:11
8316文字
会話率:56%
鈍感で阿呆。。
その殆どが良かれと思っての行動ではあるけれど、心の中にあるモノとは正反対の言葉を口から発声し、文字に認め、今まで幾人の人の心を、私は傷つけてきたのだろうか…
後になって気がつくことが多いのだが、私は人を傷つけてば
かりいる。
困ったものです…一向に改善されないわ♪
傷ついた人たちは皆、他者の心を慮れる人。
私の欠損している部分を持ち合わせていて、羨ましく、魅力的な人たちばかりである。
信頼感が増すとストレートな物言いが多くなる“加害者”の私は『不器用なだけさ』と、自らを納得させる方法しか見つけられない有り様でございます。(まぁ本当に不器用な人は、無自覚だろうから…私は不器用じゃないだろうね♪)
人と人との間に漂う心地よい空気を…空間を…大事に思っていながら、自らの言葉によってそれらを壊してしまう。
不確かだけれど、一見無価値に思える[目に見えないモノ]こそが大切なのだ、と認識していながら…
今作は、それらと同じように、目視することが叶わない、決して証明出来ない事柄がテーマです。
『〇〇〇、お前なら、何をしようと…どこへ行こうと…きっとやっていけるよ!』
これは昔々、私がある人物に言われた言葉です。最早、顔もうろ覚えで、仮に再会を果たし、口にした人に発言の真意を問うたところで、きっと人生の先輩である彼は覚えていないでしょう。
しかしその言葉だけが私の脳内でぐるぐる何千周も一人歩きしている。
それは紛れもなく、目に見えない不確かなモノと同質で…それは説得力を持たないエピソードですが…今でも私を支えているモノの一つです。
人間の目に見えている[物質]は、人の心の中にある[心情]を代替している。
『それは決して言い過ぎではない』
その根拠は示せませんが、私は漠然とそう思っています。
なんだか本編とは全く関係のない前口上が長くなりましたね…では本編を張り切ってどうぞ♪
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-01 19:00:00
37590文字
会話率:22%
ルーリアお嬢様の執事である少年、ゾフィは今日も胃を痛めていた。この方は仕えるに値する主人であることに確信は持っているものの、その自由さにはいい加減身がもたないように思えて仕方がない今日この頃。
旦那様とケンカ別れをした主人につき従い、
新天地へと引っ越しをしたのも束の間。このお嬢様は、事務所を開くと言い放つ。魔法に関して優れた才能があることは認めるものの、主人はお金の勘定も面倒くさがる有様。
少年執事は反対の言葉をかけようとするも、早速に依頼者は訪ねて来て……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-22 21:11:04
77975文字
会話率:45%
(心とは反対の言葉・・
何故か笑みが零れる。
女は、嘘を付くものなのですよ・・・カルフォス様
美しい容姿で本心を隠して・・・心の刃で相手を殺す
恐ろしい魔性・・・。)
少年王カルフォスの正妃となることになった敗戦国テネの王
女テネリーズ
その胸には復讐の炎が宿っていた。
(自作品「反心の妃」の転載です。)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-01 20:48:57
16200文字
会話率:21%
私の嫌いな人は、奥田雅紀(オクダマサキ)。イケメンでスゴくモテる人。
男にも、恋愛にも興味がない私に告ってきた人。
絶対に好きになんか、ならないんだからっ!
僕の好きな人は、梶真琴(カジマコト)。
かわいくてスゴくモテる女の子。
少し、
天然でぶきっちょで、つっ。。ツンデレ?な女の子。
そんな所にハマって告白したら、即フラれた俺…泣
だから、ぜってー、真琴を振り向かせる。
そんな二人の恋の行方は?!…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-12-08 16:00:00
2540文字
会話率:49%