ボッチ高校生の氷見辰生(ひみたつき)は、
本と静寂に囲まれた文芸部の部室だけが、唯一の安らぎの場所だった。
だが、ある日その“秘密基地”に現れたのは――
誰よりも無邪気で天然な美少女・志乃新稲(しのにいな)。
彼女は、なぜか毎日のように部
室で一緒に昼ご飯を食べるようになる。
人付き合いが苦手な辰生にとって、
この日常はただの“拷問”かと思われたが、
志乃の正体は、クラスメイトの誰も知らない
登録者50万人超の人気Vtuber「兎宮みな」だった――
しかも、彼女は驚くほど無防備で、
“絶対バレない”と思い込んでいるため、
秘密を共有してしまった辰生は、なぜか
「校内マネージャー」をする羽目になってしまい…?
最初の「取引」は、一緒にご飯を食べることだけだったはずなのに――
日常はどんどん騒がしく、そして特別なものへと変わっていく。
ボッチ男子×天然美少女Vtuber
“何もない日常”を望むはずが、
秘密と青春が入り乱れる、
秘密基地ラブコメ、開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-31 07:26:20
21127文字
会話率:46%
──私が、あの子を殺すよ。
死んだはずのはとこを模した人形と、謎めいた少女、月と出会った天宮時雨。
封印されているはずの厄災が力を強める中、時雨は選択を迫られる。
誰を殺し、誰を生かすのか──その選択を。
最終更新:2025-07-31 07:02:25
105666文字
会話率:47%
日本の市役所で働く、ごく普通の地方公務員・藤宮 圭(30)。彼はある日、過労の末に命を落とし、魔法と魔物が存在する中世レベルの異世界に転生する。しかし、与えられた能力は戦闘に役立つものではなく、前世の「行政運営ノウハウ」の記憶だけだった。
「無能」の烙印を押され、王都から厄介払いされた圭が赴任したのは、疫病が蔓延し、人々が希望を失った辺境の村「テュロス」。彼はただ、前世の知識を元に「ゴミの分別収集」「共同トイレの設置と衛生管理」「井戸水の煮沸推奨」といった“当たり前”の改革に着手する。すると、長年村を苦しめていた疫病が嘘のように収束。村人たちは圭を「神に遣わされし賢者」と崇め、熱狂的な信者と化してしまう。
「いや、だから公衆衛生の基本だって言ってるだろ…」
本人の困惑をよそに、「テュロスの奇跡」は領主、そして王の耳にまで届く。次々と舞い込むのは、河川の氾濫を防ぐ「治水事業」、停滞した経済を立て直す「市場整備計画」、さらには隣国との「外交問題」まで。圭の望みはただ一つ、「安定した生活と、残業のない定時退勤」。しかし、彼が“マニュアル通りに”解決策を提示するたびに、周囲の勘違いは加速していく。
これは、世界を救う気など一切ない元・公務員が、ただ平穏に暮らしたいだけなのに、その地味すぎる知識ゆえに英雄へと成り上がってしまう、勘違い行政改革ファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-31 07:00:00
6276文字
会話率:41%
俺の名前は須藤与一。
この世界の立派なモブの一人だ。
かつては普通の社会人だったのだが、どうやら何かしらが原因で死んでしまったらしい。つらい。
物心がついて、陰陽師の服装を着た父を見て気付いた。
(あれ? これ転生してね)
そう、衣装を見て
気付いてしまったのだ。ここが俺の前世でプレイしていた……。
伝説の同人和風ギャルゲー【厄モノガタリ~花咲き月夜に滅ぶ世界~】の世界であると!!!!
原作ゲームのある世界に転生してしまった主人公、須藤与一。
彼に付き従うのは、ラスボス級のヤンデレヒロインたち!
【餓者髑髏の花嫁】
【ひとこいし■■■■■■■】
彼らが挑むのは、この世界の悪意ーー。
ハーメルン、カクヨムで掲載中です。
よろしくお願いします。
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引用
タイトル: SCP-2863 - がしゃどくろ
原語版タイトル: SCP-2863 - がしゃどくろ
訳者: gnmaee
原語版作者: Dr Solo
ソース: http://scp-jp.wikidot.com/scp-2863
原語版ソース: http://scp-wiki.wikidot.com/scp-2863
作成年: 2016
原語版作成年: 2016
ライセンス: CC BY-SA 3.0
タイトル: SCP-444-JP - █████[アクセス不許可]
作者: locker
ソース: http://scp-jp.wikidot.com/scp-444-jp
作成年: 2014
ライセンス: CC BY-SA 3.0
タイトル: 緋色の鳥よ
作者: locker
ソース: http://scp-jp.wikidot.com/locker-s-tales-red-scarlet-crimson
作成年: 2014
ライセンス: CC BY-SA 3.0
タイトル: 日本生類創研 ハブ
作者: kumer1090
ソース: http://scp-jp.wikidot.com/joicl-hub
作成年: 2019
ライセンス: CC BY-SA 3.0
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-31 07:00:00
186421文字
会話率:37%
武雄(35)は気が付いたら魔法あり、魔物ありの中世的な世界に居た。
右も左もわからないまま、人と出会い、人と話し、生活を向上させていく。
ご厄介になっている先の孫娘と婚約していたり、食文化を広げたり、知り合いは大物だったり、仲間を探しに行き
大物を引き当てたりしていきます。
中年男性が異世界で基本のんびりと過ごしていきます。
波乱万丈ではない、ちょっと刺激の強い日常を書いていけたらと思います。
《概要項目》
※下欄に関連された方(登場人物)のコメントを記載しています。
・居候先の内政に口を出してみよう
某執事より:すみません、予算というものを考えていただけませんでしょうか。
いえ、もちろん発想は大事です。
なので事前に相談をして頂き皆で話し合いましょう。
・街の住民を説得して物を作ってみよう
某商店主より:出来たら半年に1個程度の発想をして・・・いえ、嫌じゃないんです。
いつでもお越しください。
・交渉は基本です、臆することなく話してみよう
某施政者より:その・・・やりすぎるなよ?
・依頼があればこなしてみよう
上記某施政者より:些か自由な結果を・・・いや、頼んだのは我だ、不満はない。
・優秀な部下を探してみよう
某部下:助けて頂きありがとうございます。25年間尽くさせていただきます。
・可愛い子には食事を与えてみよう
某貴族息女より:皆、食べっぷりが良いですからね。
新作料理期待しています。
某部下より:美味しそうな匂いが厨房から漂ってきます。
※かなりの長編になってしまっています。
1話辺り2000~3000文字以内で投稿させていただいています。
毎朝の通勤・通学時にふと読んでいただければ幸いです。
※出来るだけ毎日7時の連載を上げられるように努力していきますので、よろしくお願いいたします。
※皆様からのご意見、ご指摘、ご声援ありがとうございます。
本文を書く時間を確保をする為、今後はご感想・ご意見を頂いても基本的には、返答は差し控えたいと考えております。
ですが、作者的にご返答が必要と感じた物については、感想欄を通じてご返答をいたします。
また、誤字・脱字のご報告につきまして、今後ともご報告いただければ確認し、直す物は直すように心がけて参ります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-31 07:00:00
8121421文字
会話率:45%
その生まれ持った能力ゆえに「厄災の悪役令嬢」と陰口を叩かれるレティシア・ドンバッセル。彼女の秘密は、人や魔物の能力を【封印】し、さらには【解放】して自らのものとして操るという、他に類を見ないチートスキルにあった。この圧倒的な力が悪事に利用
されることを危惧した両親は、レティシアの【解放】の能力を徹底的に隠し、静かな日々を願っていた。
しかし、その願いも虚しく、運命は六歳の幼いレティシアを否応なく引き裂く。突如現れた厄災の魔王の討伐のため、国から魔王の能力を封印せよと命じられたのだ。両親の猛反対も虚しく、王命が下り、ドンバッセル辺境伯家の騎士たちと共に魔王城へ。幼いレティシアは、戦慄する大人たちの前で、まさに世界を滅ぼしかねない魔王の絶大な能力さえも封印してしまう。
能力を奪われた魔王はあっけなく討伐され、レティシアは国から多大な褒賞を与えられ、さらに第二王子との婚約まで手に入れる。しかし、英雄としての栄光は長くは続かなかった。十年が経つ頃には、「厄災」という言葉だけが一人歩きし、レティシアは学園で「腫れ物」として避けられ、「裏で悪事を働く厄災の悪役令嬢」とまで呼ばれるようになる。
それでもレティシアは、その汚名を否定しようとはしなかった。なぜなら、彼女の真の目的は、この婚約を解消することにあったからだ。十年もの月日を共に過ごし、第二王子の底なしの馬鹿さと最悪の女癖を嫌というほど知った彼女にとって、この婚約はただの足枷でしかなかったのだ。王命でなければ、とっくに破棄していただろう。
だが、誰も知らない。この世界で最も重要な真実を――。レティシアこそが、史上最強の厄災の魔王の能力をも宿した、真の最強少女であることを。彼女は、偽りの悪役令嬢の仮面を被り、自らの運命を切り拓く準備を進めている。彼女の本当の戦いは、ここから始まるのだった。
```
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-31 06:10:00
70993文字
会話率:35%
```Aランクダンジョン攻略の祝勝会で、公爵令嬢アルビダ・ゲスダッセルは、婚約者である第二王子ドリトスから突然の婚約破棄とパーティー追放を宣告される。「役立たずの付与師」と嘲笑されるアルビダだが、その瞬間に前世の記憶が蘇る! なんとこの世界
は、彼女がプレイしていた乙女ゲーム「聖華の聖女と悪の華」の世界であり、自分は物語序盤で断罪される悪役令嬢だったのだ。
破滅ルート回避のため、クソ王子との決別と、実家でののんびりニート生活を夢見るアルビダ。しかし、故郷への道中、偶然出会った隣国の王子エリシオンの危機を、規格外の付与能力で救ってしまったことから、彼女のニート生活をしたいという思惑は大きく狂い始める。呪われたエリシオンの目を治すため、Sランク魔物「アダマンタートル」の討伐に巻き込まれるアルビダ。最強の付与師である彼女の力は、周囲の想像を遥かに超えており、次々と厄介事に巻き込まれていく。
ニート生活を夢見る元悪役令嬢と、彼女の真の力に気づき懐いていく王子。そして、力を失い没落していく元婚約者たち。これは、自身の最強能力に無自覚な(?)ヒロインが、望まぬ形で世界を巻き込み、ざまぁしながら成り上がっていく、痛快ファンタジー!```折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-20 06:20:00
1696文字
会話率:50%
```Aランクダンジョン攻略の祝勝会で、公爵令嬢アルビダ・ゲスダッセルは、婚約者である第二王子ドリトスから突然の婚約破棄とパーティー追放を宣告される。「役立たずの付与師」と嘲笑されるアルビダだが、その瞬間に前世の記憶が蘇る! なんとこの世界
は、彼女がプレイしていた乙女ゲーム「聖華の聖女と悪の華」の世界であり、自分は物語序盤で断罪される悪役令嬢だったのだ。
破滅ルート回避のため、クソ王子との決別と、実家でののんびりニート生活を夢見るアルビダ。しかし、故郷への道中、偶然出会った隣国の王子エリシオンの危機を、規格外の付与能力で救ってしまったことから、彼女のニート生活をしたいという思惑は大きく狂い始める。呪われたエリシオンの目を治すため、Sランク魔物「アダマンタートル」の討伐に巻き込まれるアルビダ。最強の付与師である彼女の力は、周囲の想像を遥かに超えており、次々と厄介事に巻き込まれていく。
ニート生活を夢見る元悪役令嬢と、彼女の真の力に気づき懐いていく王子。そして、力を失い没落していく元婚約者たち。これは、自身の最強能力に無自覚な(?)ヒロインが、望まぬ形で世界を巻き込み、ざまぁしながら成り上がっていく、痛快ファンタジー!```折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-20 06:20:00
5439文字
会話率:31%
借りたのは金か、それとも未来か──?
二ヶ月前、メルクリア王国の南部で突如として発生した“昆虫モンスターの異常繁殖”。
迫り来る災厄を食い止めるため、王国は討伐隊を編成し南部に防衛線を築くが、敵は日々増殖し続け、王国の戦力は消耗の一途をた
どる。
追い詰められたメルクリアは周辺国に援軍を要請するも、宗主国ミグルスとの交渉が決裂。援軍も資金も得られず、国庫は底をつく。もはや滅亡は時間の問題だった。
絶望が王国を覆う中、第一王女シャルロットは最後の手段として、世界中の金融商会からの融資を提案する。しかし、リスクの高すぎる融資に応じる者は誰一人いなかった。
──ただ一人、謎の新興金融商『アヴァロニア金融』のアダムを除いては。
しかし彼が提示した融資の条件は、常識を覆すものだった。
「融資額、金貨三千枚。その担保として、メルクリア王国第一王女、シャルロット・アイネ・メルクリア王女殿下の身柄を預からせていただきたい」
この一言をきっかけに、王国の命運と王女の人生は、交錯する陰謀と契約の渦へと巻き込まれていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-31 06:00:00
133267文字
会話率:28%
「死にたかった魔女は、死神に救われた。」
迫害と孤独の中で、死を望んだ少女ルーナ。
魂を刈りに来たはずの死神アドリアンは、彼女に“生きる理由”を与える。
静かな魔界の暮らしの中で、ルーナは少しずつ心を取り戻していく。
「幸せを知ってはい
けない」と思っていた少女が、初めて「幸せ」と口にするまでの――
それは月と願いの、ささやかな物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-31 06:00:00
8574文字
会話率:18%
初恋の相手と政略結婚した主人公セフィラだが、相手には愛人ながら本命がいたことを知る。追及した結果、離縁されることになり、母国に出戻ることに。けれど、バツイチになったせいか父王に厄介払いされ、後宮から追い出されてしまう。王都の下町で暮らし始め
るが、ふと訪れた先の母校で幼馴染であるフレンシスと再会。事情を話すと、突然求婚される。
一途な幼馴染×強がり出戻り王子のお話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-31 05:07:45
4390文字
会話率:44%
戸田嶋早妃(へたしま さき)は、ブラックなデザインカンパニー、ワイズデザイン株式会社に勤める22歳。
戸田嶋には、ある持病があった。
それは、意外な人から告られたり、気になる男性とふたりきりになったりすると過呼吸の発作を起こす、とい
う厄介なもの。
戸田嶋が発作を起こすのを何度も見てきた親友の梨田玲夢(なしだ れいむ)は、『ヘタ子はきっと男性恐怖症に違いない』と思っていたくらいだ。
だが、戸田嶋は別に、男が嫌いなわけでも、怖いわけでもない。
戸田嶋早妃は、ある日突然、底なしの恋に落ちた。
過呼吸の発作に怯えながらも、彼を求める気持ちは日に日に高まっていく。
しかし追い込まれれば追い込まれるほど、正々堂々、真っすぐにしか進めない戸田嶋早妃である。困難に向き合うたびに、事態は複雑さを増していくのだった。
真剣ゆえに、ちょっと可笑しみのある、210日間の、奇跡の恋の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-31 04:49:09
142173文字
会話率:33%
とある大陸では勇者と魔王が自身の理念の為に争いを続け、とある大陸では正規軍と反乱軍が熾烈を極め、とある大陸では大陸統一へと国々が争いを繰り返し、人の存在しない大陸でさえも魔獣たちが王の座を賭けて日々を争いに費やしていた。
──ここは争い
の絶えない世界。
そこに今より800年程前に世界の全てを滅ぼしかけた大いなる厄災が蘇る。
混沌に混沌が重なっていく世界で誰がどう生きて、誰がどう考えて、どう行動していくのか?
そして、1000年を生きる不死者の彼と、同じくらいの年数を生きる不老者の彼女は、世界で生きる人々に何をもたらすのか?
これは世界を舞台にした人々の物語。
──ただし然程シリアスな物語ではない。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-31 03:30:56
209125文字
会話率:42%
【少女たちよ、神話を殺せ】
主人公、神越ヒミコは仲間を殺害した罪に問われ投獄された。
だが彼女は知っている。己の身の潔白を。果たさねばならぬ復讐を……。
三年後、脱獄を果たしたヒミコは秘密組織ツクヨミと接触し、結界封印都市ヒモロギ
に辿り着く。
そこで目にしたのは――かつて仲間を惨殺にした異形の存在〝鬼〟。
鬼が結界の外に出れば、未曾有の大災厄が起こるとされる。
その脅威に対抗できるのは、神託で選ばれたヒミコのみ。
ヒミコは霊式駆動人形〈アマテラス〉を繰り、鬼との戦いに明け暮れる。
だが彼女は知らなかった。その裏に仕組まれた神話の悪意を……。
【カクヨム・小説家になろうで掲載しています】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-31 02:12:15
37943文字
会話率:28%
「北の魔女に会いに行こう!」
ある日、フォルクローレから突然そう持ちかけられたエルリッヒ。いつもの厄介ごととは少し違ったその言葉に、思わず関心を抱いてしまった。
かくしてフォルクローレと娘二人、謎の『北の魔女』に会いに行くための小旅行に
出発する。
果たして、二人は魔女に出会えるのか。魔女とは何者なのか。そして、フォルクローレの目的とは。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-31 00:59:29
33119文字
会話率:53%
――死んだはずの私、気がつけば異世界で「火薬の神子」って呼ばれてた!?
地味で目立たなかった少女・草薙蓮火は、ある日突然病に倒れ、そのまま帰らぬ人となる。……はずが、目覚めたのは薬草と魔法が息づく異世界の山村。しかも彼女は、火と生命を司る
古代種「緋命種」の末裔として再誕していた。
初めて出会ったのは、毒に侵され命の危機にある雷を操る少年・水無月雷雅。火薬草の力で彼を救った蓮火は、やがて「火薬の神子」として、災いと病が広がる世界を癒す旅へ出る。
──個性豊かなイケメンたちが次々と蓮火に心を寄せ、戦いと恋の駆け引きが始まる。けれどその裏で進行する“十二刻封印”と、過去の記憶に秘められた真実とは……?
癒して、燃やして、愛されて。火薬ヒロイン、異世界で運命と恋に爆ぜる!
登場人物紹介
主人公
草薙 蓮火(17歳)
種族:緋命種(火と薬草を司る古代血統)
性格:朗らかで優しく、命を尊ぶ達観者。ただし怒ると炎のように爆発する
特技:薬膳・毒見・火起こし・植物育成・鍛冶補佐・布草織り
目標:「命にとって本当の薬とは何か」を知ること
立場:火薬の神子として、人と自然の架け橋となる使命を背負う
逆ハーレム主要キャラクター
水無月 雷雅(17歳)
種族:雷精の血を引く人間
性格:不器用で直情的、人見知りだが守るべき相手には全力
特性:背に「雷神太鼓」の出生痕/感情や天気で髪が帯電する
立場:かつて災厄を背負った“呪雷の継承者”。蓮火に命を救われ、彼女を守ると誓う
その他の主要人物(抜粋)
ベンガル=アークライト
毒蜂盗賊団の王。薬皇蓮を巡り蓮火たちと衝突
毒と錬金術を用いた戦術家だが、根は義理堅い
マーゴラ
結社《雷封鎖》の刺客。雷雅を「災厄の器」と見なし襲撃
真意は未明だが、封印時計の針と関連がある様子折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-31 00:13:48
28359文字
会話率:34%
【毎週だいたい火・木・土の更新です】
土地神の力を借りて、地元に降りかかる災厄を予知している巫女の鈴緒(すずお)。
彼女はある日、自分が近い将来とある男性とイチャイチャバカップル化する未来を視てしまった。
その男性こと銀之介(ぎんのすけ)
は兄の友人であり、鈴緒にとって天敵でもあった。
とにかくこの男、威圧感がすごいし小言も多いのだ。
どうにか未来を変えようともがく鈴緒は、無表情小姑な銀之介とのゆるふわ攻防戦を繰り広げる羽目に。
果たして彼女は、割と重めの感情を抱え持っている彼から逃げおおせることが出来るのだろうか。
――たぶん無理ですね、はい。
(ネオページにて商業連載中の作品です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-31 00:07:29
67430文字
会話率:39%
自堕落でぐーたらな生活をこよなく愛するトアは、ある日、クローゼットの中にダンジョンの入口と思しき穴を発見する。だが、リアルダンジョンなどごめんだとして穴を厳重に封印し、放置していたのだが……
「え、強制イベント!?」
フタを破壊して出てきた
魔物を倒したところ、強制的にダンジョンの中へと放り込まれてしまった。
頭の中に語りかけてくる自称神(暫定邪神)いわく、ボスを倒さないかぎりダンジョンからは出られないという。
もともと持っていたVRゲーマーとしての戦闘スキルに、魔物を倒すと上がる存在位階、そしてぐーたらへの並みならぬ執念をもって己を強化し、元の世界へ戻るべくダンジョンボスの討伐に臨む……のだが。
「あんのクソ邪神んんんんんっ!!」
攻略を果たした先にあったのは、異世界。放り込まれた矢先のとんでもないトラブル。そして次々舞い込んでくる厄介事や面倒事。
降りかかる火の粉を払い、憂いを晴らすべく、不本意ではあるがひたすら存在位階を上げ、権能や魔導機を獲得しつつトアは奔走する。
トアが求めるのはただひたすらに、なんの憂いもない環境での気ままなぐーたら生活だ。ただそれだけのことなのだが、それを周囲が、世界が放っておかないらしい。
トアの目指す至高なぐーたら生活は……まだ遠い。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-31 00:06:22
306336文字
会話率:29%
21世紀になっても東西冷戦が続いている地球。
史実と異なる歴史を歩んだ日本帝国も、西側陣営の一角として東側陣営の隣国と睨み合いを続けていた。
そんな最中の2026年元旦。突如として発生した異常現象によって、日本を含めた地球の国々は神々が用
意した新たな箱庭へ転移させられることになる。
多くの衛星が消え、各国との通信も制限される中で日本や各国は思い思いの行動で異世界を生き抜いていくことを模索していく。
転移によって、厄介な隣国と離れることが出来た日本だが、次々と新たな厄介事に遭遇する。
果たして、新世界は彼らにとって楽園なのか?それとも・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-31 00:00:00
22290文字
会話率:29%
空は鉛色に染まり、冷たい風が荒野を吹き抜けていた。
だがその風に混じるのは、ただの冷たさだけではない。遠くの空から、薄暗い雨粒が落ち始める。地面に触れると、闇色に染まり、まるで世界そのものがその身を震わせているかのようだった。
この世界に
は三つの国が存在する。
北方のヴァルクレイア帝国は、その圧倒的な攻撃力で名を馳せていた。強者こそが正義とされ、厳格な軍事国家として知られている。
西方のバスティオン帝国は、まるで壁のように鉄壁な防御を誇り、その国土は不落の城塞と化している。
そして南方に位置するヴェルメリア聖国は、神の怒りと慈悲を象徴する黒雨――“こくう”を信仰する厳格な宗教国家だ。
黒雨はこの世界の秩序を保つとされる神の怒りの証。
そして、その黒雨の降る地域でしか姿を現さない、忌まわしい存在がいる。
人々は彼らを「ラウカン」と呼ぶ。
ラウカン――それは神の使徒、天から遣わされた破壊者。
人類の罪深さを嘆き、滅ぼすために創られた化け物である。厚く硬い皮膚は通常の武器では一切傷つけられず、その存在自体が世界にとっての災厄だった。
彼らの出現と共に降る黒雨は、二、三時間でやむとされるが、その間に何が起こるのか、誰も知ることはできない。
そして、人類の中にはラウカンの力を利用し、己の欲望や理想のために動く者たちもいる。彼らは暗躍し、世界の秩序を揺るがそうとしていた。
薄暗い街の一角、ヴァルクレイア帝国の首都――騎士団本部の広間で、新たな一日が始まろうとしていた。
「…これで、キキョウ、君は正式に第一騎士団の副団長だ。」
厳かな声で告げられたその言葉に、青年は一瞬戸惑いの色を浮かべたが、すぐに硬く決意を胸に秘めた。
彼の名はキキョウ。凡人と思い込んでいた男が、今、新たな責務を背負い立ち上がる瞬間だった。
だがその背後には、冷徹な視線が静かに注がれていた。赤い炎のような瞳の少女――ストレリチア。
彼女は世界一の剣術を誇る第一騎士団の団長であり、己の使命以外には一切の感情を見せない。
強さだけが正義。弱さは切り捨てる。
その厳しさは部下たちを震え上がらせるが、誰も彼女の剣の前には敵わなかった。
二人の運命は、この日から静かに、しかし確実に動き始めていた。
黒雨の空の向こうで、ラウカンたちはその時を待っている――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-31 00:00:00
15724文字
会話率:19%
英雄パーティーから「補助魔法しか使えない役立たず」と追放されたレオン。
だがその正体は──未来を視て、運命を改変する最強スキル【未来視】【フェイト・コード】の持ち主だった。
仲間たちに裏切られ、すべてを失った彼は、辺境の村で第二の人生を始
める。
魔獣を一撃で仕留め、子どもたちを守り、村人に慕われながら、静かに暮らすはずだったが──
一方その頃、王都では災厄級の魔物が出現し、勇者パーティーは崩壊寸前。
後悔し、泣きついてきた元仲間たちに、レオンは静かに言い放つ。
「……未来は、もう“俺のもの”だ」
これは、神の視点を持つ元補助魔導士が運命を書き換え、
すべてを見下ろしながら“ざまぁ”を決めていく物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-30 23:21:04
3174文字
会話率:21%
とある世界で、コアイは災厄のごとき強者「魔王」として恐れられていた。
コアイには道理や善悪など判らない、だから好きに暴れ、好きに生きた。
しかしある時、コアイは神の寵愛を享けた人間と魔族の謀反によって封印され、滅んだ。
はずだった
。
長い年月の先、ふと居城で目覚めたコアイは異界の人間スノウと出逢う。
コアイは彼女と幸福な日々を過ごすために再起し、人間たちの世界で猛威を振るう。やがてコアイは己の力、彼女の知識、あるいは彼女の存在によって、少しだけワガママを控えた「魔王」として再臨する……
──せめて、彼女にだけは裏切られないように。私はこの世界で、彼女とともに─────
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
各部分のうち「異聞録」と題した部分は、主人公コアイとは別の視点を含む、本作に係る人物等の紹介を兼ねた記述となります。
また「裏面」と題した章は、主人公コアイとは別の視点で描いた部分となります。
21/01/30 副題を変えてみました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-30 22:29:59
680341文字
会話率:33%