利己主義が跋扈する現代社会に嫌気がさした、画家であり、書生でもある「私」は日本を発ち、旅に出る。そこで私はある老人に出会う。その老人は私と同じ画家であり、私の追い求めている画の体現者だった。私は、老人と旅を共にし、老人の思想の根底に潜む哀れ
な記憶を紐解いていく。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-05-09 17:51:03
47753文字
会話率:59%
この小説は、39兆年後の1つの国を舞台にしています。地球は現在、インドネシア銀河(NEGA)と呼ばれる宇宙間文明の中心となり、全ての天の川銀河を支配しています。地球の歴史は、人間の利己主義と貪欲による戦争の衝突で満ちています。多くの大国が彼
らの貪欲のために崩壊しました。唯一生き残ったのはインドネシアです。インドネシア政府と国民は、核戦争によって引き起こされた地球のエコシステムを守るために懸命に努力しました。地球は核爆発によって危険な放射線で満ちており、何百万もの人々がその放射線によって命を落としました。やがて、生き残った人々は彼らの環境に適応しました。そしてその時、世界を支配する唯一の国、インドネシアが残りました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-05 19:01:09
35868文字
会話率:31%
人は過つ。
それは必然だ。遺伝子に刻み込まれた必勝法。それを駆使した者のみが生き残った。
だがそれが本当に正しいのか?偶然の産物に支配された積み重ねが最も正しい選択だとそう言えるのだろうか。
しかし人はそれに反することができない。
論理、理屈、予想、勘。その全てがそれを否定しようとも、抗うことはできない。
人類は弊害として究極的な利己主義に囚われ続けている。ほんの些細な日常が失われることを恐れるあまり、簡単に他者を犠牲にする。
それが些細な日常ではなくなったら?今度は自意識を侵されようとしたら?
選択肢にあるのならば、やはり世界を犠牲にするのだろう。
人類は利他主義を敬愛する。決して叶わぬことへの羨望を抱く。泰平の最中、見せかけのそれに安堵する。
それらを理解しながらに人類はただ、緩やかに破滅を見つめている。
どうすることもできないのだ。それは調和を説き続けて今に至る歴史が証明している。
だからこそ。
人の条理に縛られぬ存在。
歴史が語るイレギュラー。
統一された絶対意思。
究極的に完成された利他主義。
人類を統べる××が必要なのだ。
××を妄信すればいいのだ。
××の元で平和の虚像を共有すればいいのだ。
そしてそんな××が隣人になれば虚像は永遠になると。
そう確信している。
だから私は。
××を創ることにした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-30 18:56:02
34182文字
会話率:37%
『The Mermaid's Curse』は、危険な悪魔の三角地帯に隠された伝説の宝物を探す、冷酷な海賊船長アメリア・ボニーとその乗組員の物語です。 不可解な地図に導かれ、ユミという人魚の悲しい歌に悩まされながら、彼らは危険な嵐、危険な生き
物、反乱に直面します。
しかし、本当の試練は、物理的な危険にさらされることではなく、彼らの最も深い欲望に直面することにあります。 ユミは、「呪い」は選択であることを明らかにします。宝物は彼らの心の願いを叶えますが、代償も伴います。 より深く旅をするにつれて、アメリアと乗組員は自分たちの過去と向き合い、自分たちが本当に大切にしているものとは何なのかと取り組まざるを得なくなります。
月明かりによる一連の試練を通じて、彼らの貪欲さと野心が暴露され、中には利己主義に対する水のような罰に直面する者もいる。 アメリアにとって、その宝物は救いの象徴となり、海賊行為の生活から逃れ、平和とつながりの夢を追うチャンスとなる。
最終的に、彼らは宝の力の源である真珠を返し、本当の賞品は旅そのものであることに気づきました。 かつて隠れ家として使っていた入り江は、アメリアの誠実なリーダーシップの下で繁栄し、乗組員たちは新しい生活に目的を見つけます。 人魚の呪いの伝説は、人魚の変容を思い出させ、欲望に立ち向かい、救いの道を選択する力の証となります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-10 17:20:26
12624文字
会話率:25%
ある日、異世界に召喚された高校生の佐藤かける。他の4人は勇者や聖女などのスキルを得るが、かけるが手に入れたスキルは写真家だった。
他のメンバーよりもステータスが低くスキルが弱いかけるは城を追い出されてしまう。
しかし、実はスキル写真家
はとてもない力を秘めたスキルだった。追放された写真家の利己的で敵に容赦しない異世界生活が幕を開ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-26 07:27:42
91519文字
会話率:37%
ある日、同級生の男子から告白された男子高校生の「私」。あらん限りの勇気をもって告白した彼に対し、「私」は返事の保留を伝えて結局断ってしまう。
だが「私」はそれ以来彼を意識し始め、ついには恋心まで抱いてしまうようになる。しかし彼のほうはも
う「私」を想ってなどいないようだった。
十中八九片思いに決まっているこの恋をやめるべきと主張する理性と、恋に突き進む感情との板挟みとなり「私」は激しく苦悩する。
そして、どんどん強まる片思いの苦痛に終止符を打つため、「私」はある行動に出ることを決意するのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-05 20:19:24
23951文字
会話率:18%
もし、自分さえ良ければいいという考え方が広く人々の心に浸透していけば、その結果として必ず、人類は滅亡することになる。
キーワード:
最終更新:2022-02-07 07:47:35
4960文字
会話率:0%
この地球の支配権を握った『ニンゲン』という存在は、知能の進化により生命の頂点にたった。
それはどこか『上から目線』で、『独裁的』で、はたまた『利己主義』な発想だ。
ここは『ニンゲン』だけのものではない…
『知能』という武器が与えられたのはア
ナタタチだけではないのだよ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-04 15:17:42
4440文字
会話率:34%
時は199X年。世界各地で戦争が行われ、終戦を迎えようとしていた。
世界は荒廃し、辺りは無法者で溢れかえっていた。
主人公のマティアス・マッカーサーは、かつては裕福な家庭で育ったが、戦争に巻き込まれて両親と弟を失い、その後傭兵となって生きて
きた。
旅の途中、人間離れした強さを持つ大柄な軍人ハンニバル・クルーガーと出会い、冷徹で利己主義だったマティアスはやがて利害を超えた友情を覚えていく。
ハンニバルと共に軍人として活動することになるが、やがて軍と繋がりのある研究所の陰謀に巻き込まれていく。
世紀末の荒廃したアメリカを舞台にしたバトルファンタジー。
この作品は、作者の自作ゲームに登場する創作キャラクター達の若い頃(本編の20数年前)が舞台になっています。
興味のある方はこちらのフリーゲーム公開サイトもどうぞ→https://assassinneet.wixsite.com/game
この作品は、カクヨム、NOVEL DAYSにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-25 22:40:54
137669文字
会話率:35%
20XX年、若者たちは"あいどる⭐︎バトル"に熱狂していた。口先ではトップアイドルを目指そうと語りながらも、どこか冷めた想いの私。それぞれ性格が全く異なるメンバー。私たちがトップアイドルになる日は来るのか......
最終更新:2021-10-16 23:36:54
977文字
会話率:25%
リリアはバルドー侯爵の一人娘だ。
婚約者は、公爵家跡取りであるジル・ガレル。
リリアとジルは、リリアが産まれた時から婚約関係にある。
つまり、完全な政略結婚なのだ。
二人は約十五年間共にありながらも、冷たい関係が続いていた。
それは偏にリリ
アが愛を理解出来ない質である事、そしてジルが他人を遠ざける利己主義な事が原因であるらしかった。
それでも両家の橋渡しの為にそのまま結婚してしまうのだとリリアは疑っていなかった。
そんなある日、血相を変えたジルがリリアの元へ訪れて、
「タイムスリップした」
と、宣った。
冷淡な筈の婚約者ジルは人が変わった様にリリアに好意的になり、リリアに告げる。
「君は、十年後に自殺する」
冗談じゃない!
思わずジルを花瓶で殴りつけ昏倒させてしまった。
リリアは本当にジルがタイムスリップしたのか訝しみながらも、互いの心を通わせていく。
【注意!】
※暴力的なシーンや流血シーンがあります!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-08 16:00:00
58716文字
会話率:28%
君は必要か?
──人間と云うものは、自分の存在意義を常に探し求める生き物だ。存在意義のためなら如何様にでも醜くなれる。
なら──
自らの存在の消滅の危機に、確固たる存在意義を──
君は示せるか?
これは、僕、春原光が、世界とい
う不条理に触れる度に奪われた人間性という無くてはならない物を、他人のため等とうそぶいた恥ずべき存在意義を以て取り戻そうとする、そんな──
そんな自分勝手な、エゴイストの物語だ。
他人を傷つけて──自分は傷つきたくない。
誰だって考える──利己主義、エゴ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-03 04:51:58
8044文字
会話率:36%
高校の入学式が終わり友人との下校中に突如、足元に魔法陣が現れ気が付いたらそこは草原だった。
ステータスやスキルが有るゲームの様な世界でチートな祝福《ギフト》を使って、主人公が風の吹くまま気の向くまま、自由に生活していく作品です。
基本的に
毎週水曜日+αに投稿折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-27 12:00:00
98729文字
会話率:34%
魔王が魔物による侵略を始めて長年、多くの者が魔王を討ち倒すべく立ち上がり、死んでいった。それを支援する魔王討伐軍学校『アカデミー』には世界各地から数多くの有望なる若者達が集い、彼らは世界の平和を目指し勉学に勤しむ。
…しかしそれは偽りの
闘志。入学理由は親の意向、自らの名声、保身、金のため…彼らの中に純粋な正義を持って立ち上がった者などほんの一握りだ。
青髪の少年、レムリアド・ベルフラントもまたその一人である。彼は両親の期待に従い、溜め息携え歩き出した。
『世界を平和へと導く者の助けとなる』
その予言が全ての始まりだ。これは、平々凡々な平民の少年が魔王討伐軍学校へと入学し、獲得と喪失を繰り返し自分を探す物語。
…迫害と嘲笑の嵐、利己主義の暴走、繰り返される差別…救いなど在りはしない。分かっていた。見なかっただけだ。馬鹿だったのだ。
抱えられるだけ抱えても、ただ1人、…たった1人の愛する人も救えない。
彼女は何者だったのか…。人とは何を以て人なのだ…。果たしてそれを決めるのは他者か自身か…。
これは愚かな人の子と、神の使命を負わされた悲しき少女が織り成す、穢れた地獄の大惨劇。
※この作品は、ノクターンノベルズにて完結済みの『魔王討伐軍学校に無理やり入学させられた平民』と関連しております。どちらから読んで頂いても問題はありませんので、好きな順にお楽しみください。
ただし、過激・鬱などの描写が苦手な方は無印の方からお読み頂くことを推奨します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-30 18:00:00
851413文字
会話率:48%
せめてべネターの本読んでから反出生主義について語ってください
最終更新:2019-09-26 13:31:45
907文字
会話率:0%
「私とともに世界を救ってもらえないかしら?」
神楽坂迅が目を覚ますと目の前には見知らぬ景色が広がっていた。
右も左も分からない迅の目の前に現れたのはヒューマンを守ろうとして女神の力を失ってしまったお人好しの元女神アリアス。
迅はどうやら
異世界「ポラリス」へといつのまにか転移してしまったらしい。しかも女神でさえその理由が分からない。
え?異世界を救ってください?ご冗談を。それよりも何とかして元の世界に戻らなきゃいけないんだ。ある目的のために。
色々と話してみると1番早く地球に帰るためにはこの女神に力を取り戻すさせた方がはやいらしい。
とはいってもただの人間が異世界で生き残るのは難しい。そう、何か特殊な力、簒奪の力でも持っていない限りは...。
これは世界を救う気がない利己主義男がいつのまにか成してしまう異世界救世譚。
旧題 「俺には異世界は向いてない。」
↓
新題 「簒奪無双の利己主義者」
不定期更新です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-08 02:32:33
313942文字
会話率:38%
とある街で起こった怪事件
それを解決しようと奮闘する異国の若者達
これは人間の物語
最終更新:2018-08-04 21:39:50
728文字
会話率:0%
神崎優哉は聖憐学園に通う高校二年生。優哉は一年次の素行、成績の低さにより周りからは疎まれている。心を病んでいる双子の妹、引きこもりで超利己主義だが超人天才の姉、何でも卒なくこなす完璧が、ユニークなメイド……そんな人間に囲まれて日々を過
ごしていた。
不良に絡まれていたクラスメイトの少女を助けたことにより、平穏な日々は終わりを告げる。この日から、神崎優哉の運命の歯車は狂い出してしまった。
この作品は
https://www.alphapolis.co.jp/novel/974175166/174117700
にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-12 17:35:53
20308文字
会話率:71%
利己主義者(エゴイスト)が増えました。そんな詩です。
最終更新:2017-09-05 21:00:00
344文字
会話率:7%
人は闇を抱える。大なり小なり必ず抱えている。境界線なんて曖昧だ。同じ闇を抱えていても落ちる奴、落ちない奴。まともな奴、狂う奴。様々だ。……さて、お前はどうかな?もし、もしお前が闇落ちしたならば……その時は……。
最終更新:2017-07-22 19:24:07
57300文字
会話率:32%