「貴方の魔王を呼び覚ますために六人の王子が集まった。
六人の王子は貴方に、必要不可欠であるそれぞれを手渡すであろう。
貴方はそれを、各々の王子と向かい合ったそのときに受け取る。
第一王子《クララ》は愛を。
第二王子《ティアドラ》
は芯を。
第三王子《クイン》は姿を。
第四王子《ビビ》は知を。
第六王子《セラフィ》は機を。
第五王子《アズナメルトゥ》はそれら少しずつの全てと、自信を――それぞれ、貴方に与え渡す――」
予言が告げた、魔王のための逢瀬物語――。
《第10回ネット小説大賞、一次選考通過作品》
《第8回カクヨムWeb小説コンテスト、中間選考通過》
《第11回ネット小説大賞、一次選考通過》
《第9回カクヨムWeb小説コンテスト、中間選考通過》
《カドカワBOOKSファンタジー長編コンテスト、中間選考通過》
《第1回 WEB小説大賞、一次選考通過》
《第10回カクヨムWeb小説コンテスト、中間選考通過》
*ノベルエデン、カクヨムで同時掲載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-26 04:19:45
1183427文字
会話率:40%
シオリは姫神に転身し、他の六人の姫神と戦うことにした。
ある日、女子高生のシオリは山中で目を覚ます。
そこで勇敢なアマン、怪力のウシツノ、博識のアカメという三匹のカエルと出会う。
魔女によればシオリは七人の姫神の一人、白姫としてこの地に降
臨したらしい。
同じく獰猛なトカゲ族の元には、女子大生のレイが黒姫として降臨していた。
姫神の力は人智を超える。
降臨した姫神を利用しようと各地で戦争が勃発。
カエル族はトカゲ族の襲撃により、あえなく滅亡してしまうのであった。
北のクァックジャード騎士団の赤き鳥タイランの助力を得て、三匹のカエルとシオリはトカゲ族、そして黒姫レイと戦うことに!
裏で暗躍する金眼の魔女オーヤ、そして火竜の力を宿す紅姫アユミの暴走!
主役級キャラ目白押しの戦略群像劇。
やがてシオリは勇猛な騎馬民族を率い、レイは亡者の群れを生み出す。
銀姫は女帝国家を統べ、紅姫はハイエルフ、藍姫は異形の戦闘怪人どもを戦線に投入する。
愛を求めた桃姫は孤独に涙し、囚われの身の金姫は終わらない磔の刑に呆然とする。
日本から転移した七人の女それぞれの生き残る方法とは。
そして〈力〉〈智慧〉〈心〉の三柱による姫神システムの真意が解き明かされるとき、人類にひとつの道標が示される。
この作品は「ノベルアップ+」にも掲載しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-25 22:05:11
1399268文字
会話率:43%
遊園地の片隅にある黒い塔に六人の男女が集まり、三晩かけて百物語をする。
一晩語り、帰宅し、また塔に来て語り、帰宅し、また塔に来て語る。
軽い気持ちで参加したのに、離脱することはできないと各自が思う。
メルヘンチックな遊園地の夜。朝か
らのうだるような暑さの中帰宅すると、何かが違う。だから、また塔に戻らなくてはいけない。
百の物語を語りながら、元の家に戻ることを願う。
平凡な日常を求めて。
百物語が終わる迄。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-25 22:00:00
9878文字
会話率:19%
遊園地の一角に集められた六人で、三晩かけて百話の怪談を語る。就職2年目の神職家系のリーマン、薬剤師を目指す浪人生、ツンデレ霊能者アイドル、妻子持ちのさえないおっさん、酒好きのOL、学生気分が抜けない40男。そして、癒し要員の猫二匹。仕事・
アルバイト・合コンなどと言われて集まった年代もバラバラの男女。それぞれの「持ち怪談」を披露すれば良いだけだと思っていたら・・・。真っ黒い三角柱の塔に赤い屋根、二階の真っ赤な怪談会場、地下から三階に直通の階段、謎の客たち。そして、一晩終わる毎に感じる違和感。家に帰ることはできるのに、もはや逃げ出すことはできない。百物語が終わる迄。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-31 23:58:11
37703文字
会話率:20%
桃香。すでに年を取ったおばあちゃんである。これまで一緒に過ごしてくれていた優香、恵理子、千里はすでに他界した。
たった一人残される桃香。その手には六人の写真。
置いて行かれてしまった。一人になってしまった。わかっていたことだが、覚悟し
ていたことだが、寂しい。
この四人はずっと心にとげが刺さったまま生きてきた。
二十四歳目前に病気で亡くなった真央。真央を探すと遺書を残し、自ら命を絶ったセンセ。
真央ちゃんは満足して逝けたのだろうか。
センセは真央ちゃんに会えたのだろうか。
私達では力になれなかったのだろうか。
優香さんと恵理子さん、千里さんはあの世に行って、二人に会えたのだろうか。
二人にそのことを聞けているのだろうか。
五人は一緒にいるのだろうか。
私も行きたい、五人の下へ。
また六人で過ごしたい。たった一年にも満たなかったあの楽しかったころのように。
写真を握り締める桃香は願う。「会いたい」と。
神様の親切か意地悪か、三組に分かれて転生を果たした優香と恵理子、千里と桃香、そして貴博(センセ)と真央。
会いたい! 一緒に生きたい! だから、探しに行こう! きっとみんないるから!
六人のそれぞれの旅が今始まる。
千里は意気込む。
「センセに会ったらまず、ぶん殴ってやるんだから!」
「え?(桃香)」
わんもより
好き好き人生第三弾スタートします。
第二弾の六人が、第一弾の世界に飛び込みます。飛びこまされます、かな?
なので、第一弾、第二弾ともに読んでいただけたら、より楽しんでいただけると思います。登場人物がかぶっていますし(苦笑)。
ベースが第一弾の世界なので、ほのぼのとして、時にトラブルにあって、仲間が増えて。そんなお話です。
わんもが自分の好きなことを好きなように書いておりますので、読みづらかったらごめんなさい。
それでは、
「千里、頑張るんだよ(わんも)」
「お前がそう書けや(千里)」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-25 19:51:37
892651文字
会話率:60%
銀河の果てに生きる無法者たちが、ひょんなことから正義の味方っぽいことをやるハメになるバトルSFギャグ!!!しかし、シリアス有り!!!!
六人の無法者たちが出会い、旅をする宇宙SFである!!!!
最終更新:2025-06-25 17:02:02
174424文字
会話率:56%
そう、これは地球に人類が住めなくなった未来のお話。月に事務所を構える『異次元探偵社』は、細々と依頼業務をこなす極普通の探偵事務所でした。ただ、この事務所を開くために新畑懐が集めた面々は、ちょっと変わった人達だったのです。
会社を立ち上げ
て二年も経過しようという頃には、『人類委員会』と称する者からメールで依頼される仕事が大半を占めるようになりました。それは、文字通り異次元で展開されるお伽噺を本来のハッピーエンドに戻すことだったのです。
ひょんなことから竹取物語のかぐや姫をアルバイトに加えた異次元探偵社は、様々なお伽噺のハッピーエンドに挑んでいきます。
笑いとユーモアに富んだ六人の探偵が巻き起こす、奇想天外な未来の物語をどうぞお楽しみください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-25 12:00:00
480941文字
会話率:74%
世界には陰と陽が混在している。
誰しもが持つ分け隔てのないその性質は、性格であり、生き方であり、魂だった。
その陰と陽を利用して、常人にはない能力を使える一家があった。
【空野家】
異能を隠してごく普通の人として生きる空野家は、両親と兄弟四
人の六人家族だ。
両親が不在がちなこともあり、兄弟四人が力を合わせて暮らしている。
長男・藍、長女・紫苑、次男・燈李、三男・蒼汰
とある地方都市で生きる空野家の人々の望みは、平穏に生きること。
ところが、たったそれだけの願いを謎の影が脅かす。
影とは何か? 目的は? 空野家は平穏な日常を取り戻すことができるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-25 12:00:00
113826文字
会話率:60%
ふくよかさが富の証と言われる祥国で、皇帝崇悠(すうゆう)は胃腸が弱い体質ゆえに痩身を維持していた。
五人の妃たちは皆、皇帝に相応しい立派な体格にするべく崇悠を太らせようと、脂っこい料理や大量の炭水化物を勧めてくる。
そんな毎日に嫌気が
さしていたある日、六人目の妃を娶るという話が出る。
これ以上妃を増やされてはたまらない。縁談を断ろうと出かけた先で出会ったのは、絶世の美貌を持ち、胃に優しい料理を出す娘。
密かに心惹かれていたところ、娘は言う。
「わたくしは幽山を統べる一族が姫。黎 春柳《れい しゅんりゅう》と申します。陛下に嫁ぐ日を待ち遠しく思っております」
なんとこの娘こそ、崇悠の六人目の妃だった!
俄然うきうきして春柳が嫁いでくる日を心待ちにする崇悠。
しかし崇悠は知らなかった。
春柳は絶世の美貌で人を虜にし、類稀な好奇心で人々を振り回す、かなりの変人だということに!
あらゆるものを臆せず口にし、料理のためならなんでもする。
後宮の面倒なしきたりもなんのその、崇悠の食事改善に邁進し、ついでに他の妃に接触しては己の好奇心を満たす日々。
素材に萌えて、料理に恋する。
天女の面の皮を被った残念美人妃による後宮での皇帝食事改善物語が今、幕を開ける!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-25 08:33:44
92553文字
会話率:34%
美雨(みう)は華天国第三王女として生を受けた。この国は代々女王が国を治める。女王になる条件は霊力が高いことと王国を支える六部族から一人ずつ王配となる夫を選ぶこと。
そして今年一年かけて女王候補者たちの王配選びの旅が始まった。美雨は各部族を周
り六人の王配候補者と婚約できるのか?女王候補者と各部族の王配候補者との恋の行方は?
※この作品は以前掲載していた「華天国女王物語」を大幅に改稿したものになります。
※この作品はフィクションです。作品中の人物名、国名、団体、組織名、場所等は実在するものと一切関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-24 22:35:58
218348文字
会話率:32%
毒親に悩まされた人生で、ようやく自立できたと思ったら邪魔された。
そんな悔しい気持ちを胸に気がついたら『おぎゃあ』と生まれ変わっていたアリアノット。
どうやら転生したらしい、と赤ん坊ながらに精神は前世に引きずられ、呑み込むのにも一苦労。
彼女はなんと大帝国の、第七皇女。末っ子の、皇女様。
年の離れた兄が六人いて、誰よりも皇帝に愛され……いいや、溺愛されている娘なのだ!
自分の状況も把握してアリアノットは心に決める。
「今世こそは幸せになろう」
幼い皇女様は、果たして家族の愛を勝ち取って――望むような未来が手に入れられるのだろうか!
※カクヨム・アルファポリスでも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-23 18:00:00
324328文字
会話率:31%
誰もが羨むような美貌を持つルナ。
殺し屋として働く彼女は、個性豊かな五人の仲間達と丘の上の一軒家で共同生活を送っている。
彼らと共に様々な任務をこなしながらも、それぞれの誕生日会を開いたり、年中行事を楽しんだり。
これは六人の殺し屋の、平和
で、残酷な日常の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-22 22:15:17
19215文字
会話率:58%
メグは遺棄された宇宙コロニー内で、使える廃棄品を見つけて再生(リストア)するジャンク屋を営む、歌が大好きな女の子。数人の小父さん達と穏やかに暮らしている。
ある時メグはコロニー内に隠された秘密の通路を発見し、その奥で古いアンドロイドを発見す
る。それをきっかけに、やがて星系中を巻き込んだ大騒動が巻き起こる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-22 00:30:00
777577文字
会話率:29%
ある王国にて。平民達が力をつけ、無視できなくなった王や貴族達は、国の運営に平民の代表者を入れる事にした。そしてその代表者は平民達自身に選ばせることにした。
そうして選ばれた男の事を貴族達は気に入らず、悪評を流し、男の事を解任した。
最終更新:2024-11-22 05:33:53
3418文字
会話率:0%
ラームハット王国の公爵家に生まれたファルネウスは、異民族出身の伯爵家への婿入りの王命を受ける。嫡子である令嬢コーネリアとの交流が始まるが、相手の伯爵家は社交界で蔑まれており、コーネリアも様々な洗礼を受けていた。
彼女に一目惚れしたファルネウ
スは、コーネリアの為に現状を変えようと動き出すが……伯爵家を取り巻く現状の背後には、大きな陰謀が隠れていた。
ファルネウスは、徐々にそれを解き明かしていく。
#プロローグ+34話、執筆済です。毎日更新。
#ハードなお話です。センシティブな内容も含まれます。ご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-13 00:00:00
182133文字
会話率:32%
私立高天高校に成績トップの首席合格した俺、凪陸斗は入閣早々から学園長に呼ばれ、特待生でいる条件として、「この問題児達をどんな方法でも構わないから日本一にしてやってくれ」と強制的に頼まれてしまう。
陸斗は明らかにギャルな伊佐美琴、明らかにヤン
チャそうな須佐大喜、ウザい系イケメン月読亮、人見知りの激しい天野咲希、そして運動バカの木花和葉の五人の面倒を見ることに。
性格も考え方もバラバラな六人が一つの目標を目指そうとする青春物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-19 21:00:00
12262文字
会話率:48%
鬼族と魔族が存在する夢のような世界。六人の鬼王が居て、外に出ればぬいぐるみが動いてて、夜になれば包丁が空に浮かぶ。ここでは常に誰かが死んで、誰かの死により世界が循環する。君が死んで回る世界に迷い込んだ少年少女たちの起死回生の物語。
最終更新:2025-06-18 22:08:27
216327文字
会話率:20%
六人の勇者が英雄として讃えられた。
73年前、世界の危機を六人の勇者が救ったからだ。
しかし、実は誰も知らない七人目の勇者がいた。
なぜ、誰も知らないのか?
それは、七人目の勇者が、世界を救った直後、残りの勇者たちに殺されたからだ
った。
勇者は七人いたが、英雄として名を残したのは六人だった。
少年ーーマクシム・マルタンはその殺された勇者の子孫である。
しかし、彼は何も知らない。
そもそも、殺された七人目の勇者の存在のことも、自分がその子孫であることも知らなかった。
しかし、ある【出会い】から彼は73年前の事件の謎に迫るため旅に出る。
※鬱展開はないつもりです。
この作品はカクヨム(https://kakuyomu.jp/works/16816700426053921711)にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-17 19:43:45
616032文字
会話率:38%
地獄と化した地球をちっぽけな宇宙船で脱出し、人類最後の六人となった少女達。彼女らは、食料も酸素も乏しくなった脱出ポッドの中で、ただただ最期の時を待っていた——はずだった。
「食べ物の好き嫌いする奴って味覚がおかしいんだと思うわ」一人の少女が
そんなことを言い出すまでは——折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-17 12:29:52
5612文字
会話率:56%
高校三年の春、佐藤悠太の日常は六つ子姉妹――熱血な紅音、クールな蒼、明るい柚、癒し系の碧、芸術肌の菫、甘えん坊の雪――で賑やか。文化祭の告白、花火大会の熱い夜で深まった絆だったが、卒業前の進路話し合いで波乱!「体育大でバスケプロ!」「東大が
最適」「芸能界で輝く!」「看護師で癒す」「美大で色を」「教師で笑顔を!」六人の夢がぶつかる中、悠太の心は揺れる。「家族」か「恋人」か――選べない葛藤と向き合う桜の下で、姉妹の本音が響き合う。卒業前の春を彩る、熱く甘いラブコメ!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-14 16:23:21
1199文字
会話率:0%
高校二年の佐藤悠太は、親の再婚で突然「六つ子の姉妹」と同居することに。熱血な紅音、クールな蒼、明るい柚、優しい碧、ミステリアスな菫、純粋な雪――六人六色の個性がぶつかり合い、悠太の日常は騒がしくも温かいものに変わる。文化祭を前に、六人が「告
白する」と宣言し、悠太は一日で全員とデートすることに。それぞれのデートで、彼女たちの意外な過去や本音が明らかになり、絆が深まっていく。文化祭の夜、六人から「色」にちなんだ贈り物と共に告白を受けた悠太は、「みんなが大事」と答え、家族としての新たな一歩を踏み出す。夜空に花火が響き、六色のビートが心を満たした。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-21 13:30:46
2105文字
会話率:0%
目が覚めたら、そこは剣と魔法が支配する異世界――「フェルディア」だった。
17歳の高校生・望月海翔(もちづき かいと)は、異世界に突然転移し、冒険者見習いとして新たな生活を送ることに。戸惑う彼を救ったのは、王国聖騎士団副団長にして『氷の姫
騎士』と称される美しき戦士――セリシア・ルーンライトだった。
その強さと気高さに、一瞬で心を奪われた海翔。
「この人に恋をした――」
そう決意し、セリシアに想いを伝えようとする彼の前に、なぜか次々と現れる妨害者たち。
爆裂魔法を誤爆するツンデレ魔術師。
冷静沈着な元暗殺者の情報屋。
天然でじゃれつく猫系獣人の妹分。
やたらと『心のケア』をしてくる修道女。
政略結婚をちらつかせる王国第一王女。
そして――異世界で再会した、元クラスメイトの少女。
なぜだ! なぜ俺の恋に、こんなに刺客が湧くんだ!
だが海翔は、あきらめない。
どんな妨害にも、機転と直感と奇跡のような幸運で立ち向かう!
一目惚れから始まったこの恋、邪魔されようが、折れたりなんかしない。
――これは、ひとりの少年が『たったひとり』の想い人に辿り着くために、
『六人のヒロイン』と戦う、異世界恋愛妨害コメディ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-13 12:00:00
34386文字
会話率:43%
いたって普通の中学生・|西木野《にしきの》|伊澄《いずみ》は、ある日鍵を忘れて家に入れなくなってしまう。兄は部活、弟とは連絡しても繋がらず途方に暮れていると、隣に住んでいると言う少女・|古閑《こが》|夏芽《なつめ》に声を掛けられ、彼女の家に
暫く上げてもらうことになる。
しかし、扉から出てきたのは夏芽の姉・|怜世《れいよ》と…居るはずのない弟・|千夜《せんや》⁈驚いているのも束の間、今度は兄・|朔馬《さくま》がクラスメイトの|千景《ちかげ》と共に家に上がってきてーー
鍵を忘れたことから始まった、隣の三姉妹との交流関係。
気付けば、夕飯を共にしたり、一緒に登下校したり、プレゼントを贈りあったりと少しずつ距離が縮まって行って…
最初は隣人関係だったのに、いつの間にかお互い惹かれあっていく三兄弟と三姉妹。
これは、六人の男女が織りなす、三つの恋物語ーーだが、これがまだ、それぞれの序章に過ぎないということは誰も知らない話である。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-06-12 22:00:37
93434文字
会話率:49%
雨が上がったのは、葬式が始まる直前だった──。
警察官・進藤幸太郎の葬儀に集まった六人の同級生たち。
その死は「不慮の交通事故」と報じられたが、真実は違った。
全員が、彼に殺意を抱いていた。
葬儀のさなか、届いた一通のメッセージ。
「俺はまだ、全員を許していない」
真相は、今もなお血の中に眠っている──。
それぞれの「殺意」が重なった先に、待ち受けていたのは、復讐か、それとも救いか。
最後に“生き残る者”は、誰だ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-11 05:45:38
3629文字
会話率:5%