ミュスカデル公爵の娘、メアリアンには前世の記憶がある。ミュスカデル家の始まりである第二王女ヴェロニカの妹、マリリエッタとして生きた時の記憶だ。それも、それが微妙に形を変えて二回ある。
マリリエッタであった頃から好いていた男、エインクライン公
爵家のハルトムートへの思いは転生し別の人間として生まれた今になっても消えてはいなかった。
そしてエインクライン公爵家で行われたパーティに参加した時、彼女は中庭で一人グラスを傾けていたハルトムートを見つけた。その姿は、一度目にマリリエッタが最後に目にした時の姿とほとんど変わっていなかった。思い余った彼女は殆ど衝動的に彼に向かって言っていた。
「私と結婚してくださいませ!!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 00:00:00
11761文字
会話率:62%
退屈のあまり恋愛ゲームとかいう下らないことを提案する公爵の娘フランソワ。そこからとんでもないことになってしまう。
最終更新:2025-03-13 13:08:52
3264文字
会話率:68%
裏社会に関わる公爵の娘として生まれ、護身術・表情管理・所作を完璧に仕込まれてしまったせいでどこかずれた令嬢となってしまったフィアローゼ。一度も顔を合わせたことのない婚約者、ライウィベルと婚約を解消しようと動き出すが、それが始まりとなって…。
普通に生きたくても生きられないフィアローゼは、最恐執着婚約者ライウィベルから逃げられるのか(逃げる気はあるのか)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-09 18:33:41
769文字
会話率:54%
公爵の娘として生まれたスティングは、この国の第1王子ガナッシュと幼い時から婚約が決まっていた。
政略結婚でありながらもスティングはガナッシュのことが好きだった。
だが、ガナッシュは乳母の孫であるレインを溺愛していた。
ことある事にガナッシュ
はレインの肩を持ち、スティングの言う事を全く聞かなかった。
そんな中帝国より留学できている皇子、皇女とスティングは仲良くなる。
ガナッシュ様。私は幾つも、忠告をして参りました。それなのにレインを望まれるのです。
いいんです。もう、疲れました。
私は少し自由に生きてみたいと思います。
今更ですが、国の名前を決めずに書いていましたが、いろいろ不都合が出てきましたので、今更ですが、書き加えます。
セクト王国 スティングが住んでいる国
ボルディー王国 隣国 ガルマ宰相がいる国
ログリーニ帝国 フィーとカレンのいる帝国
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-17 15:47:54
310114文字
会話率:38%
私は公爵の娘のエイヴァですわ。私の婚約者である王太子エリオットさまには困った癖がおありなんです。
それは、魔王に身体を奪われる、という設定です。
※『アルファポリス』にも掲載しています。
最終更新:2024-06-19 08:26:48
2109文字
会話率:54%
「お姉さま。私、タンポポの綿帽子が大嫌いなの。体がバラバラになって、遠くに散って離れてしまうのは寂しいもの。………生まれ変わっても、これだけは嫌だわ」
姉と二人、庭園でお茶を飲む昼下がり。
私の言葉に頷き、カモミールティーを一口だけ含ん
だ後、カップを置くお姉様。
「……そうなのね。貴女は」
お姉様は楽しげに呟きました。
お姉様は、前王妃イルビナ様の娘。
隣の魔法国の姫だったイルビナ様は、政略結婚で父(現国王エドマール)と結ばれました。隣国には魔法があり、その血を取り込むのが目的だったそうです。
そして生まれたのが、モニカお姉様。
けれど、イルビナ様は産後の肥立ちが悪く儚くなりました。
その後に王妃になったのが、現王妃の私の母ファルム。
父エドマールが、少なからず思っていた相手だったと(乳母に聞きました)。
本当はイルビナ様が存命中から、側妃の打診があったのですが断っていたそうです。
公爵の娘の母は上に3人の兄弟がいて、政略結婚は必要がない位、派閥の力もあったそう。
母はその時演劇に夢中で、それを知った父は何度も母を誘い観劇し、贈り物もたくさんしたそうです。
父の献身を無下にできずに受け入れ、求婚を受けた母。
既にその時、モニカお姉様は4歳。
彼女の周りには、イルビナ様と共に自国から来た侍女や侍従が遣えていました。
そして、彼らは怒っていました。
モニカお姉様に対する、国王の関わりが薄いからです。
「亡きお嬢様が不憫です。こんな野蛮な国に嫁がされ、この地で死んでしまうなんて」
「生きてさえいてくれれば、王子も産めたでしょうに」
「ああ。男児であったならば、王位は確実でしたのに」
「……離縁させて、国に帰してあげたかった。無駄に命を散らしてしまって………お嬢様……」
「王妃にばかり構い、モニカ様に会いにも来ない。あれで父と呼べるのか?」
みんな黙してモニカお姉様に遣えていましたが、彼女がいない所では先程のような愚痴が溢れていることを、彼女は知っていました。
「ああ。私ができることは、亡き母の祈願であるこの国の頂点に立つことだけなのね」
モニカお姉様はそう考え、懸命に学びを進めました。
王位の継承は、男女関係なく才能のあるものに渡されていたからです。
その間にも、父と母は睦まじく語り合い、私メリアンが生まれました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-23 20:12:35
7707文字
会話率:27%
シファラは、生まれてからずっと、真っ暗な壁の中にいた。ジメジメした空間には明かり取りの窓すらない。こんなことは起きなかった。公爵の娘であるシファラが、身分の低い娼婦から生まれたのではなければ。
シファラの人生はその部屋で終わるはずだった。だ
が、想定外のことが起きて。
*恋愛要素は薄めです。これからって感じで終わります。
アルファポリス様にも投稿してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-03 17:18:25
5975文字
会話率:36%
ブルーク公爵家の長女に生まれた私は、幼い頃に母を亡くした。父に愛されたことなど一度もなく、父が後妻を迎えると、私は使用人用の住まいに追いやられた。
父はこの国で、一番力を持っていた。一国の王よりも。
国王陛下と王妃様を殺害し、王
太子であるアンディ様を国王に据えた。両親を殺され、12歳で国王となったアンディ様は、父の操り人形だった。
アンディ様が18歳になると、王妃になるように父に命じられた。私の役割は、アンディ様の監視と彼の子を産むこと。
両親の仇であるブルーク公爵の娘を、愛することなど出来るはずがない。けれど、私はアンディ様を愛していた。自分が愛されていないことも、愛されない理由も、愛される資格がないことも分かっている。愛されることなど、望まない。
父親がどんな人間かは、私が一番良く分かっている。父は母を、殺したのだから……。
彼に愛されなくても、彼を守るために私は王妃となる決意をする。王妃となってまもなく、アンディ様は愛する人を見つけたからと側室を迎えた。
設定ゆるゆるの、架空の世界のお話です。
アルファポリス様にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-14 19:14:46
53220文字
会話率:34%
「お前は何も悪くはない。だが、爵位も剥奪された。お前を養うことはもうできない。このまま身売りをするよりはマシだろう……」
号泣する父であり、元ベラスケス公爵を見て、私は唇をかみしめる。確かに私はまだ19歳になったばかりで、もちろん未婚。身売
りすることになれば、高値で取引されるだろうと、容姿と美貌を見て自分でも分かる。
政治ゲームで父は負けた。ライバルであるドルレアン公爵は、父にやってもいない横領の罪をなすりつけ、国王陛下も王太子もそれを信じてしまった。しかもドルレアン公爵の娘カロリーナと私は、王太子の婚約者の座を巡り、熾烈な争いを繰り広げてきた。親同士が政治ゲームで争う一方で、娘同士も恋の火花を散らしてきたわけだ。
でも最初から勝敗は決まっていた。だってカロリーナはヒロインで、私は悪役令嬢なのだから。
え……。
え、何、悪役令嬢って? 今、私は何かとんでもないことを思い出そうとしている気がする。
だが、馬車に押し込まれ、扉が閉じられる。「もたもたしていると、ドルレアン公爵の手の者がやってくる」「で、でも、お父様」「パトリシア、元気でな。愛しているよ」「お、お父様―っ!」その瞬間、ものすごいスピードで馬車が走り出した。
だが、激しい馬車の揺れに必死に耐えながら、自分が何者であるか思い出したパトリシア・デ・ラ・ベラスケスを待ち受ける運命は、実に数奇で奇妙なものだった――。
まさか・どうして・なんでの連続に立ち向かうパトリシア。
こんな相手にときめいている場合じゃないと分かっても、ドキドキが止まらない。
でも最後にはハッピーエンドが待っています!
パトリシアが経験した数奇な運命を、読者の皆様も一緒に体験してみませんか!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-06 21:00:00
594862文字
会話率:24%
侯爵家の子どもとして生まれて子供が、ある事情から平民へと預けられ、平民の子として育ってしまった。
侯爵家には他には跡取りが居ず、跡取りを作ることが切っ族の義務だと言われてしまう。
強引に奪われたのなら、相手のせいにできたのに、優しくさ
れ、余計に苦しむことになる。
子供が生まれ、平民育ちの私に子育てには関わらせられないと言われ、三歳になると会うことも許してもらえなくなってしまう。
寂しさから次々と子供を産むが、夫に愛情はまったくないのだと気が付き、離婚して侯爵家を出ていくことにした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-08 20:00:00
11131文字
会話率:41%
私は転生した。
転生物語に良くある中世ヨーロッパテイストに剣と魔法の世界
イケメンの兄と両親、なのにチョット嫌かなりふくよかな私。
大陸の中でも大きな国家の筆頭公爵の娘に生まれ、
家族にはとても愛されていた。
特に母親と兄の溺愛は度を越し
ている。
これだけ贅沢な材料を揃えているのに、
出来上がったのは、具沢山で美味しくも無く、それでいて後味にラードが残る様な残念豚汁の様な人生を引き継いだ。
愛の重さが体重の重さ、女神様から貰った特典で幸せになれたら良いなと奮闘する事にします。
最終的な目標は転生先の文化技術の発展に貢献する事。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-19 21:52:50
96280文字
会話率:23%
魔物を創造する木『魔物の木』、この木の圧倒的な繁殖力はスタンバルト王国全土に渡って及んでいた。
そして、その木から生み出される大量の魔物に逃げる為、国民の殆どが城壁で守られた都市に逃げ込んだ。今では国民全員が五つある都市の何処か
しらで生活を営なんでいる。
今では『魔物の木』から生み出された魔物による被害は魔物共から領土を奪い返そうと奮闘する戦闘員達だけだ。
戦闘員達が傷ついている中、非戦闘員の人達は城壁の内側で安心して生活していた。
そんな人達のうちの一人、第2都市に住む男爵の息子で本が大好きで病弱な青年シャルは第2都市を治めている公爵の娘のグレイスに見回りという名目で半ば強引に付き合うことに、その見回りも何事も無く終わり同様にその日も終わろうと思われていた、がその夜グレイスが誘拐される。
それだけでは無く疑いの目はシャルに向けられる事になった。シャルは無実を主張するも誰にも信じてもらえず投獄された牢の中で徐々に人を信じられずになっていき。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-17 12:00:00
88689文字
会話率:32%
南方三国の一つ、セイラーン王国で三公に連なるメルリース公爵の娘、キャリアンティーヌ。ある日、技芸団で曲乗りと雑用を務める少年ライアスと出会う。しかし、一つの約束をした直後、二人は引き裂かれてしまう。
――時は流れ、国は栄枯盛衰を繰り返す。キ
ャリアンティーヌ=キャラが新興国ギルバリア帝国の末弟王子バランに嫁いでまもなく、故国は隣国によって蹂躙され、親も兄も殺されてしまう。バランが指揮するようになったギルバリア軍は報復措置のついでに南方をまとめてしまい、旧セイラーン領の領主としてキャラを立てた。
一方、北部の大氏族の将軍の養子となったライアスはライディンと名を変えて精兵養成所に入所していた。そこで生涯の友ロウランと出会う。二人の画策によって、ライディンの養父を盟主として北部の氏族をまとめさせるが、北部統一目前に養父が殺されてしまう。跡を継いだライディンは北部をまとめ上げ、南方のギルバリアと対峙することとなった。
この作品は「カクヨム」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-02 02:53:57
48990文字
会話率:59%
幼い頃東方から流れてきたハヅキ。流浪の旅の末、貴族・ベルグランド・ボードリヤル公爵に保護された。異なる文化で育ったハヅキはベルグランド公爵の手解きの中で剣技を教え込まれ、併せて独自スキル「気魂」を発現させ、生きる糧を得る。
ベルグランド
公爵亡き後、次代のレモンド公爵及び執事のポールに冷遇されたハヅキはポーション工房や魔法武具の鍛冶場で過酷な労働を強いられることになった。
次第に心の余裕を失い、未来を描けなくなったハヅキ。その日暮らしの生活の中、彼はレモンド公爵の娘・セリアと出会う。平民に対しても分け隔てなく接する彼女との掛け合いがハヅキの心を大きく成長させていく。一方でセリアはその出生から生い立ち、それに伴う現在の立場が複雑な貴族令嬢だった。日々耐えることを強いられている彼女は努めて明るく、そして身分は違えども閉塞感に苛まされているハヅキに親近感を覚えていった。
しかしこの二人の出会いはボードリヤル家の運命が大きく転換していくトリガーになる。先代の英雄・ベルグランド・ボードリヤルと王家。東方の異能「気魂」の存在。そして、それを繋ぐセリア・ボードリヤル。物語の幕が上がる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-21 11:01:37
57438文字
会話率:30%
世界で唯一魔力がない主人公ルクス・ヴァールニアは、過去の出来事から騎士を目指すことを決意し、世界有数の魔術師と騎士を育てる学校ライディール魔導騎士学校の入学試験を受ける。
その途中、貴族最高位の公爵の娘アイリア・ヴェースタン・ディ・ラ
イノアに出会い、同じくライディール魔導騎士学校の入学試験を受けることを知る。
魔力がないと言うハンデを背負いながら、落ちこぼれだと罵られながら、愛用する木の棒一本で試験に挑む。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-11 23:43:20
690126文字
会話率:45%
人間の子なのにハーフエルフに生まれた聖王と、公爵の娘なのに魔女になった人間の恋のお話
最終更新:2022-12-02 14:27:26
868文字
会話率:75%
エミール王国は、周辺諸国を傘下に収めようとする帝国に長年苦しめられてきた。
その帝国から国を護るために、王国の第一王子リシャールの婚約者にして、王国有数の公爵の娘であるエレノア・メリダンは人質として帝国に差し出された。
だがそんな状況も、
周辺諸国が打倒帝国のために連合軍を組み始めたことで一変することとなる。
帝国を打ち倒すチャンス。
けれどエミール王国は、エレノアを人質にとられているため身動きがとれず……。
そのことを憂いたエレノアは、見張りの目を盗んで幽閉場所を抜け出し、断崖絶壁から身投げした。
結果、人質という憂いがなくなったエミール王国は連合軍に参加し、見事帝国を打ち倒すことができた。
それからほどなくのことだった。
エレノアの幽閉場所を調べていた連合軍の兵士が、彼女の遺書を発見したのは。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-20 21:32:59
2468文字
会話率:34%
獣人の奴隷解放から100年。獣人の社会進出が議題に上がり始め、多くの企業や団体が獣人を優遇するようになった時代で、主人公レーナ・ヴォン・アルフォードは史上初の獣人公爵として多くの人間、獣人に慕われていた。
そんな中、徐々に獣人優遇の社会にな
っていく王国に牙を向けたのは、過激派人権団体〈TEC>だった。彼らは獣人が権力を得たのはレーナのせいであると結論付け、彼女に宣戦布告をする。
レーナはそんな過激派組織の攻撃から生き延びる事ができるのか⁈折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-18 16:00:00
2516文字
会話率:58%
式である、物理法則。
解である、世の理。
そして、それらを見るちからが、
〖ステータス閲覧〗
【この異世界には『ステータス』というものが存在する】主人公『立花麗奈』がその事実にたどり着いたのは、生後数秒の事だ。
そんな記憶を失い、レ
ーナとなった主人公は到達する、
人ならざる性質を持つ自身、民衆を軽侮する帝国貴族、勝機の見えない戦争、そして、竜神を呼ぶ少年から創造できる方程式、そして、導き出される解答に...
Fランクモンスターとして生まれた公爵の娘。
進化の可能性を得た人間は、何を見るのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-18 20:00:00
221853文字
会話率:29%
私の名はイザベラ・ルッカ、16歳。ルッカ公爵の娘で5歳年上の兄と今夜のマスカレード舞踏会に初めて参加をします。私は10歳の頃から、異世界にいるとわかった時から、マスカレード舞踏会に参加することを夢に見ていました。
しかし、楽しい異世界生活で
は困ることもあります。言語です。
なせか、日本語のみがこの世界の言葉に変換されます。日本語は得意ですが、どうしても英語でしか言えないこともあります。もしかして、日本の異世界に転生した初の外国人です。(日本料理は絶対恋しくなりません、肉が大好きい!)私はイサベラになった夢を、イザベラが10歳ごろから見ています(転生ではない、自分が死んでないと信じたいです)。そしてその時からこの世界のマスカレード舞踏会に参加することを夢に見ていました。夢の中の夢です。まさにbig dream!
イサベラ・ルッカ公爵令嬢には2歳年上の婚約者がいます。公爵令嬢ですから婚約者はもちろん王族です。第2王子のリカード・デ・ヴェルディ、金髪の碧眼のイケメンで、ザ・王子様のような人です。イザベルになった時にはすでに婚約者でした。その内異世界物語のお決まりごとの婚約破棄をされるでしょう。もし処刑されたらこの夢が終わりですが、また違う夢をみると思うので、あまり深く考えてない (転生ではない、自分は死んでいないと信じているから)。悪役令嬢になるのも楽しそうです。
マスカレード舞踏会の後に毎日の異世界生活は一変します。英語がわかる謎の紳士は誰でしょう。王子、それは浮気ではないですか、やはり婚約破棄?そしていちごの罪は何でしたの、マルコお兄さん、教えてください。私の素敵な夢はどうなるでしょう。悪夢に変わるかしら。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-22 18:05:13
10043文字
会話率:34%
「ジュディアンナ!!!今この時、この場をもって、貴女の婚約を破棄させてもらう!!」
エンミリオン王国王妃の誕生日パーティーの最中、王国第2王子にいきなり婚約破棄を言い渡された、マーシャル公爵の娘、ジュディアンナ・ルナ・マーシャル。
王子の横
に控える男爵令嬢、とても可愛いらしいですね。
ところで、私は第2王子と婚約していませんけど?
アルファポリスでも連載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-20 11:29:38
52743文字
会話率:43%