出着点
人生はいつも出発点であり、到着点でもある。
中学三年生の羽澄柚希。
ある日幸せが起こった直後に絶望に落とされる。
その絶望から立ち上がるまでの奮闘とそれを支える周囲の優しさ。
生きていることを、笑えることを、幸せだと思おう。
辛
いことがあってもいつか自分の糧になる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-24 17:30:00
439699文字
会話率:60%
大学2年に上がって半ばを過ぎた。
暇を持て余しながらコンビニバイトに勤しんでいると、制服を着た1人の少女が入店してきた。
そのままなにも買わず、イートインスペースにまっしぐら。
最初は見て見ぬふりをしていたが、テーブルに突っ伏した
ままピクリとも動かない。
心配になって声をかけると、返事の代わりにお腹の音が鳴り響く。
羞恥心に身悶える制服少女に、しょうがないと弁当を買い与える。
最初は突っぱねられたけれど、結局空腹に負けたのかぐしゃぐしゃに泣きながらお弁当をかき込みだす。
野良犬に餌を与えたような無責任な、一時の優しさ。
それだけのはずだったのに、バイトを上がると待ち伏せしていた制服少女にいきなり腕を掴まれ、ささやかな少女の胸を手に押し付けてきた。
まるで昨日の弁当はこれでチャラとでも言うようだった。
これで、豆腐素材の糸よりも脆い制服少女との関係は終わりだと思っていたのだけれど、
「私がどこにいようと勝手ですよね?」
なぜか俺のシフトの時ばかりイートインスペースに入り浸るようになってしまい、深夜だというのに俺の未来に影が差すのだった。
※この作品は「カクヨム」「小説家になろう」に投稿しております※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-05 08:00:00
97690文字
会話率:24%
体が変わっても、もと恋人をずっと見守る人の優しさ。
最終更新:2023-12-14 10:10:59
13650文字
会話率:50%
やさしさ。優しさ。やさしさ。
最終更新:2023-08-22 06:00:10
892文字
会話率:2%
それは、似通った僕達の優しさ。
それは、逃げ惑う人々の惨めさ。
それは、小林くんと小竹さんの小話。
最終更新:2023-06-24 00:03:12
5096文字
会話率:50%
雨の日のお出かけ、と言うのは不思議な気持ちが致します。
故、あまり訪れた事が無い場所へ。
静かに響く雨音と、暴風の神様の不器用な優しさ。
やはり本日は特別な日のようです。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座
いません。
注意事項2
初心に戻って雨の日ネタです。
似たような言い回しが目立ちますね。渡なんで。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-19 08:29:05
1133文字
会話率:0%
真央君はみんなの優しさ。
最終更新:2023-02-13 14:13:35
219文字
会話率:0%
1月1日。新年早々に告げられた、世界にただひとり存在するスーパーヒーローであるウルトラフォース(本名・佐々木邑李)が死亡したというニュースは、世界中に深い衝撃を与えた。
彼はすべてを兼ね備えていた。トラックを指一本で持ち上げる力。戦闘
機を悠々と超える飛行速度。銃弾どころか核ミサイルさえも一切通用しない肌。そしてなにより、決して折れない正義の心とすべてを包む優しさ。そんな彼の死を日本国民は悼んだ。
もちろん俺も例外ではない。彼が死んだというニュースを耳にした時は到底信じられなかったし、それが現実だと理解した時は茫然として降りるはずの駅を乗り過ごしてしまったし、もう21歳になったというのにかなり泣いたし、その日は夕飯を食えなかった。
それでも、日常は続いていく。まるで何事もなかったかのように朝と夜は繰り返される。
俺こと三谷永太一の物語は、ウルトラフォースが死んでしまったちょうど一週間後からはじまる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-19 18:23:55
86445文字
会話率:49%
優しさとは何か。
永遠の命題でしょうか。
最終更新:2022-01-04 16:05:02
858文字
会話率:0%
どこにでもある日常。自分にしかない日常。
人の優しさ。強さ。弱さ。どこにでも散らばっていて、求めるている時はどこにも見当たらない。
そんな世界で、そんな人間と、そんな人間として、生きている。
イジメに耐えきれず、死を決意し校舎の屋上から飛
び降りた篤宏(僕)。怯えていたことから解放されるはずだったが…
篤宏(僕)の死のきっかけや決意となったのは果たしてイジメだけだったのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-05 23:00:23
715文字
会話率:25%
「凶悪モンスターも悪党どもも瞬殺楽勝ゥ。だけど親切で世話好きな善人だけはマジで勘弁ッ」
異世界で神の戦闘力を得てしまった少年。
地上最強にして、唯一の弱点は人の優しさ。
からかい上手な魔物と、ダンジョンで拾ったショタ王子とともに、
ひっそり慎ましく暮らしていくはずだったのに……。
気がつけば『裏社会を束ねる影の首領』兼『組織末端のチンピラ』兼『時折現れる謎のヒーロー』になっていて……。
「おうおうおうおう、ケンカは弱えが打たれ強え、泥亀のテツとは俺のことだぜぃ。舐めんじゃねえぞコラッ」
そんな雑魚キャラ主人公が、不遇な善人たちを助けて街を変える、国を変える、世界を変えるッ!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-31 08:09:17
299205文字
会話率:52%
切ない優しさ。それは美しく、痛ましい。
メイドに恋焦がれる貴族のお嬢様と、それを慕うメイド。二人にはお互いに悟られたくない「優しさ」があった。
最終更新:2020-05-10 13:00:00
4186文字
会話率:33%
異国での日本人の優しさ。
最終更新:2020-01-23 19:53:05
1077文字
会話率:0%
自分のためだけに生きる、刹那の勢い。
人のためだけに奮闘できる、老いの優しさ。
惑ったっていいさ。
俺たちは英雄じゃない。
引退したはずの冒険者、ニール=ダンセル。
彼の最後の旅路に、華を。
最終更新:2018-12-18 19:49:41
23559文字
会話率:28%
急に彼から届いたメールにびっくり!
でも何となく染み渡る彼の優しさ。
別れだけど前向きな感じです(^^)
最終更新:2018-11-15 20:33:28
340文字
会話率:85%
オオカミ少年の教訓めいた話に少しばかりの疑問をもつ話。
最終更新:2018-09-03 21:26:33
831文字
会話率:0%
何も言わないのはせめてもの優しさ。降り濡つ滴をその身に流し続けながら、残る心を流したい。
最終更新:2018-06-17 17:17:39
2039文字
会話率:65%
――狂おしい程の優しさだけが、たった一つの武器だった。
鴻上梓はどこにでもいるような平凡な男子高校生である――筈だった。
「……で、アナタが新しく覚醒した『徒影』ですって?」
幼馴染みの瀬戸瑞葉に「また明日」と告げ別れるいつも通りの帰り道
。巨大で真っ黒な兎の化け物に影を喰われ、それを追うように現れたキタキツネみたいに勝ち気な瞳の少女との邂逅が、そんな梓の日常を木端微塵に破壊した。
人の影を喰らう化け物『影獣』を退治する『徒影』となった梓は、梓を助けた『徒影』の少女天羽茜に教えを受けながら一人前の『徒影』になるべく奮戦する。
――しかし、鴻上梓はあまりにも優し過ぎた。
『影獣』の真実を知った時、鴻上梓の破綻が明かされる。
「――僕は、殺すなんて僕にはできない」
誰かの為を思う優しさと自分の為の優しさ。
偽りと本物、そのどちらを選択するかを突き付けられた時、少年の出した答えは誰を救うのか……。
これは、ひまわりの笑顔と優しさを追い求めた少年が自らの手で本当の優しさを掴む為の、出会いと別れの成長譚。
残酷なまでに切なくけれど途方もなく尊い人の想いの物語だ。
第一巻完!
続編の構成もあるのですが、メインで連載してる作品の方に集中したいので一先ず更新はしばらくおやすみします。ご了承ください。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-16 00:07:50
139742文字
会話率:22%
「優しさは罪?」
孤児として生まれた女子高生の澄波は自暴自棄な生活をしていた。
そんな澄波を心配して声をかけた珠由だが、中途半端な優しさと感じた澄波は彼女を極端に嫌う。
珠由から言葉をかけられるたびに、おとぎ話のハッピーエンドを本気で信じて
いそうな彼女が不快で堪らない。遠慮のない態度を取る澄波だが、珠由は決して彼女を悪いように捉えない。しつこいくらいの珠由の優しさ。やがて澄波は、彼女が欺瞞でない本当の「覚悟の優しさ」を持っていることに気付く。今までになかった渇望していた存在が目の前の珠由だと感じた時、澄波の本能が唸りを上げて――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-25 00:26:56
3936文字
会話率:25%
突然の婚約破棄。恋をすることに臆病になってしまった千奈子の元へ、一通の手紙が届けられる。琥珀色の日々。ピリオドを打つのはあなたの優しさ。
*オリジナル小説サイト『遥か彼方のきみへ』にて掲載されている作品の一つです。
最終更新:2017-08-15 13:43:03
20192文字
会話率:24%