塚本真斗は高校二年生。
ボクシング部に所属する有望な選手だったが、練習中の事故で後輩を怪我させた後悔に耐えきれず、逃げるように転校する。
転校先は、かつてお金持ちの子女が多数通っていた由緒正しい中高一貫の名門校。
だが、特権意識の高い内部
生により、高等部からの中途入学者である外部生に対する抑圧的な仕打ちが横行していた。
後輩への贖罪のために、ボクシングを封印して強さを隠し、人間関係も断って暗黒のぼっち学園生活を送ろうと決め込む真斗も、そんな環境に驚く。
だが、内部生から女神のごとく崇拝されている生徒会長と出会うことにより、事態は一変する。
「まーくん? まーくんだよね? 嬉しい……また会えるなんて!」
生徒会長・安次嶺千歳は、かつて離れ離れになった真斗の幼馴染だった。
感動の再会……とはならず。
「これって運命だよね! 神様の祝福を受けた二人なら絶対幸せになれるから、まーくん、結婚しよ?」
清楚な見た目ながら、骨の髄まで恋愛脳で思い込みの強い千歳に追いかけ回される日々。
真斗の望む陰キャライフを妨害するのは、千歳だけではなく。
「塚本くん! 今日こそ放課後みんなで遊ぼ! あ、でも塚本くんがそうしたいなら、二人きりでもいいよ~?」
外部生ながら、内部生とも平気で仲良くなれるスーパー陽キャ女子の和泉朋海や
「お前、本当は強いくせになんで隠すんだよ? まあそれはともかく、ほら、今日の分だ。味見してくれ。別にメシマズ暗黒料理なんか作りゃしねえから安心して食えって」
学園内の格差是正に動くグループの一員で、真斗の強さを見抜いているヤンキー少女の豊澤朱音とも関わるようになり、真斗の周囲は賑やかになっていく。
後悔を抱えてふさぎ込む男が、周りの仲間に影響されて、再び立ち直って向き合えるようになるまでのお話。
【登場人物】
◯塚本真斗(つかもとまさと)
主人公。他人を避けようとするのだが、お人好しで困った人を放っておけない。
◯安次嶺千歳(あじみねちとせ)
自分中心お嬢様。真斗の幼馴染で、昔助けてくれた真斗のことが大好き。基本天然時々有能。
◯豊澤朱音(とよさわあかね)
喧嘩っ早いギャル寄りヤンキー。口は悪いが料理好き。
◯和泉朋海(いずみともみ)
全方位フレンドリー系陽キャ女子。真斗と友達になりたい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-07 19:10:00
21446文字
会話率:41%
堀井琉貴(ほりいるき)は高校の入学式の日に寝坊をしてしまった。
高校に着く頃には入学式は終わっていて、ホームルームが始まろうとしていた。
昇降口に貼られている張り紙で自分のクラスを確認していると、同じ高校の制服を着た女の子が後ろに立ってい
た。
その女の子の名前は袴塚結菜(はかまづかゆいな)。どうやら結菜も、入学式に遅れてしまったらしい。
琉貴と結菜は互いに遅刻仲間が居たことに安堵しながら、自分の教室にやって来る。すると驚くことに、教室内ではすでにグループが形成されていた。余っている人は一人も居らず、新たにグループを作るのは難しそうだ。
友達作りに出遅れてしまった。もしかして俺は、これからの高校三年間をぼっちで過ごさなくてはいけないのか……そう不安に思っていると、結菜に肩をつつかれる。
「私と琉貴の二人で過ごさない? これからの高校生活」
その結菜からの提案で、俺の思い描いていた男共と過ごす高校生活は妄想に終わることとなった。
※お話が出来上がり次第アップしていくので、不定期更新になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-31 11:13:12
120144文字
会話率:54%
全く友達がいなかった飯塚。しかし高校3年時に5人の仲間ができる。それぞれが気の弱い人間の集まりで周りからは相手にされていないが、5人でいる時は本当に楽しい!そんな中5人のうちの一人が自殺をした。
最終更新:2022-09-16 18:00:00
42253文字
会話率:19%
幼い頃から、プロゲーマーに憧れた女の子高橋美樹。
地球で一番のプロゲーマーになると、幼いながら決意し、居合剣術道場に通います。
女子高生となった高橋美樹が幼なじみの高山唯と高校の友達の斉藤姫咲と一緒にプロゲーミングチームブレイブラビットを結
成し、仲間も集まりボーカルグループとして歌い、RPGプロゲーマーとして戦うお話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-15 23:31:53
51245文字
会話率:45%
2学期真理は車椅子の北山あやめに入部したいと相談され山岡女史に承諾させる。女史は今度はシンデレラを真理流のシナリオにするよう要望する。じっちゃんの為の帆船作りと新シンデレラの台本書きに精出す下に曾祖母の訃報が入る。曾祖母に万分の一も恩返しし
ていないと嘆くばっちゃん。
帆船はじっちゃんの誕生日プレゼントとして無事届けられる。シンデレラの台本を見て王
子もシンデレラも踊らないとはと嘆く女史に二人が引っ込む前に踊る事を提案。ところがそこにじっちゃんが階段から落ちて集中治療室に入院したとの知らせ。昏睡状態が続くじっちゃん。
配役も真理の提案で決まり、真理は誰もやりたがらないカエルの顔をした王子役を引き受ける。北山は殆ど座っている王妃役をすることに。
学校で詩のコンクールがあり、真理の試しに書いた五七調の詩を山岡女史が提出。悪評の嵐の中、唯一人東村君が褒めてくれる。彼はエーゲ海のような容貌を持津秀才。彼は真理たちの友達の仲間に入りたいと願望。真理は彼を演劇部に入れたいと一人願望。仲間入りは皆了承される。
劇は皆の努力と知恵と演技力に加え、美術部、裁縫部の応援参加も有って大好評の内に幕を下ろした。
大晦日、家の手伝いも終わり藤井おじさんの監視の下、仲良しグループはイザナギ神社にお参りに行く事に折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-02 16:58:55
47320文字
会話率:26%
中学1年生のころ親友だった彼のこと思い出す。
九月の始め、夏の終わりを感じさせる今日この頃、学校内カースト制度の頂点に立つ俺は、小学校からの親友にこう告げた。
俺実は、オタクなんだ。
ずっと仲良かった悪友。沢山の思い出全てが崩れ去ったそ
の日、親友は冷たい目で。
「お前そっち系か。モヤっぽいわ…」
彼が残した最後の言葉。それ以来、彼とは一言も喋っていない。
頂点にいたはずの自分は、奈落の底へと落ちていった。
それからというもの、仲良かったグループからは離れられ、自然と友達が減っていき。
女の子から後ろ指で指され最悪だった。サッカー部だったというだけで、オタク系グループからも嫌われており、(以前は気にしていなかったが)誰の仲間にも入れなくなった。
もう誰も信じない。信じられない。そのまま俺の中学校生活は終わった。
やっぱりオタクは悪いことなのか?俺の趣味を受け入れてくれると思ったのに。
中学校卒業と同時に俺は決めた。
俺は!オタクを障害隠し通す!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-19 02:14:38
6063文字
会話率:40%
中学生になったばかりのわたし(真野春海)は、同じクラスのちょっと変わった女の子、宮瀬葵と出会う。彼女は何もない空間を指さしては、「光の輪」や「光の線」が見えるというのだ。
奇矯な言動の彼女ではあるけれど、わたしは何故か惹かれるものを覚え
る。その屈託のない笑顔や、まっすぐな言葉、澄んだ瞳なんかに。けれどクラスで仲間外れにされるのを避けるため、そのことを正直な態度として示すことはない。
ところがある日の昼休み、わたしはとうとう自分の属していた女子グループを抜け出して、彼女と友達になることに。そのことで面倒や厄介にも見舞われるのだけど、彼女と友達になったこと自体を後悔することはない。結局のところ、わたしは概ね幸せだったのである。
そんなわたしたちの前に、彼女と同じものが「見える」らしい少女が現れて――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-12 00:00:00
31007文字
会話率:37%
私達は知っている! “暗黙のルールを!”
私たちは、幼馴染や仲のいい友達が集まったグループと言うか、、、?
自然と集まってきた仲間みたいな存在。
何時も気がつけば5人でいる事が多い。
そんな中のいい5人には暗黙のルールがあった、、、!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-25 03:00:00
1799文字
会話率:41%
平凡でどこにでもいる男子中学三年生の俺・楠木(クラスメイト「どう見ても美少女のお前のどこが平凡だ?」俺「その一言は許さん!」)は友達から、自作のボケを送り合うスマホアプリ「bocket」を勧められた。ユーザ登録直後、「bocket」はとんで
もない呪いのアプリに変貌。校内で生徒が互いをいじめる中、俺たちは全く仲間はずれの弱小グループになってしまった。
そんなとき、綺麗だけれど心が死んでる佐倉さんが「bocket」の脅威から守ってほしいと言ってきた。
どうして俺?
というか、俺は女の子を守りきれるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-10 11:26:45
78917文字
会話率:42%
スタートは高2の春で主人公鷹宮 政は高校一年の間で暗黒時代を日々更新し続けている、そんな中、高校1年の時にあんまり目立ってなかった奈良花 椿は都会への引越しを契機にイケイケな女子高生へとなるべくデビューをする
しかし彼女は1年生の冬に転校し
てくるが運悪くトップグループのいるクラスに入ってしまいとある問題を起こし二年生の時にはハブられ、その頃トップの4人しか友達がいなかったヒロインは友達がいなくなってしまう
そんな中昼休みに屋上で主人公が休んでいると突然ヒロインが現れ、流れでヒロインの身に起こったことを話してしまう
そこで、主人公はヒロインと共にこれから来る新入生の高校デビューを成功させる手伝いをしようと決意する
その傍ら主人公はヒロインの友達づくりを手伝うことを決める
だが部活を作ろうとした時に最低4人は必要だと言われて仲間を増やすことに
まず、主人公は唯一の知り合い6股してハブられている隣のクラスの鳴島 八雲を手伝わさせる
それから同じクラスのギャルデビュー失敗した夏空 花火を仲間にする
それからいくつか高生デビューを果たそうとする生徒と出会い応援していく折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-23 17:00:00
47571文字
会話率:43%
どうも。ナガタとカナコのカナコの方です。
この物語はLINEのタイムラインのコメント欄で友達と共に作った物語です。
途中からグループで書き始めましたが。
成り行きに任せて作っているのでかなりグダグダ&意味が解らない点が多々あります。
そして
台本書きです。
それでも大丈夫という方or暇をつぶしたい方はどうぞ。
カナコと愉快な仲間たち↓
初期メンバー
・蜜屋(男:作者の友)
・たむさん(男:作者のネ友)
一章途中から
・山田(女:作者の後輩)
占いツクールでも同作品を掲載しています。
執筆折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-20 01:46:52
3315文字
会話率:60%
幼少の頃、母親を亡くした摩湖斗は不良グループを取り仕切るグループの頂点に立つ男。摩湖斗と陽子は兄妹のように育てられた。高校三年生になった今、お互いにの気持ちに気付かないでいるなか、陽子は友達からの嫌がらせをうけ、それが徐々にエスカレートし
ていく。それを摩湖斗が阻止しようとするのだが上手くいかず、逆に陽子に嫌われてしまう。そしてその事がきっかけで摩湖斗の親友の淳志と陽子の距離が縮まってしまった。焦る摩湖斗は自分の熱い気持ちに素直になろうとするのだが、陽子の方は摩湖斗を諦めようと決意し、お互いの気持ちが交差する。
だが、淳志のバイク事故を境に摩湖斗と陽子の想いが段々と重なり合いお互いを認めた時、またしても更なる事態に巻き込まれ陽子は記憶を失ってしまう。摩湖斗の届かぬ想いと、ある決意に仲間たちは涙する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-14 20:00:00
51304文字
会話率:59%
重複投稿 二作品目
2015年に別サイトで投稿した作品です。
スウジアツメ(別サイト:タイトル) ─→ テコゲー(小説家:タイトル)
朝起きたら、左手の甲に数字が書かれていた。
これは、何?
平々凡々な日常を送っていた学生達に贈られ
た突然のサプライズ。
これは、夢?
知らず知らずに〝なにか〟へ捲き込まれて行く学生達。
これは、現実?
学生達は平穏な生活に戻れるのか──。
消えない数字は何を意味する??折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-11-08 08:18:25
17434文字
会話率:43%
私こと荒杉理性はただの女子高校生だった。そして学校内では、友達関係最低限ラインのグループとして生活を送っていた。
だが空から落ちてきた謎の武器を拾ったとき、その日常は崩壊し変わってしまった。今まで知っていた世界は交通事故によって目前から消
え、全てが謎に包まれた異世界へ……。
だが送られた異世界では、同じ境遇を持つ転移者がそれぞれの武器を手に、戦っていた……。
注)8/31現在更新停止中です。再開時期未定。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-05-19 07:00:00
216260文字
会話率:37%