事故で右耳を失い、義耳を装着して生きる女性。
音のない日々を受け入れながら、心には後悔が残っていた。
ある駅前で、ハーモニカを吹く少年と出会う。
その旋律は亡き妹の面影と重なり、義耳にはずっと届かなかった"想い"が
心にしみわたっていく。
音か聞こえなくても、人の気持ちは響く・・・・・。
静けさの中で交差する祈りを描いた、道徳的短編。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-07 16:22:32
1105文字
会話率:3%
感情を制御する少女は、今日も人類を見捨てられない。
かつて人類は、感情さえもシステムに管理されて生きていた。
だがその支配は崩れ、世界は再び混乱と共にある。
怒り、悲しみ、嫉妬、絶望——それでも人々は、生きている。
彼女の名はユナ。
旧
文明の最適化技術を受け継ぐ、感情制御の末裔。
身体も頭脳も最強。それなのに、彼女には「人の気持ち」がわからない。
怒る理由も、泣く理由も、共感はできない。それでも——
誰かが苦しんでいると知れば、助けずにはいられない。
そんな彼女と出会ったのは、風を売る商家の娘ミカ。
心で調合する薬草店「ボタニカ」で、ふたりの風の旅が始まる。
感情は、制御するものか、それとも——
見捨てられない優しさと、静かな最強の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-07 01:14:32
16943文字
会話率:29%
過去、現在、未来。
下界では三つの世に生まれつき星の痣がある子供が誕生する。
その子供には世に現れる降三世明王に体を委ねこの世に起こりうる災いから救うという役目があった。
ところが現在から143年前に人知れず「王生千世」という青年の体を借り
ていた降三世明王は熊に追われて逃げてきたという、下界の女性に恋心を抱いてしまう。
そして相手の女性「烏丸桜」も不思議な魅力を持った千世に惹かれていく。
因果関係は分からないが時を同じくして降三世明王は目の前で災いの根源を取り逃がしてしまう。
災いの根源とは、降三世明王に踏みつけられた大自在天の宿怨であった。
彼もまた人間の心に潜んで三つの世を渡り歩いていたのだ。
143年後、降三世明王が再び下界に現れる。
此度は獣医師で猟友会の若きハンターである「王生三世」という青年の体を借りて過ごしていた。
三世は春の熊追いで入山していた日に登山道で怪我をしていた女性、「烏丸さくら」と遭遇する。
思い出される143年前の記憶。
彼女との出会いは偶然なのか、それとも縁なのか。
降三世明王は忘れられない桜への想いを目の前に現れたさくらに重ね合わせていた。
しかし別れも告げず桜の前から突然姿を消し、未来の約束を果たせなかった自責の念にかられ素直に話すことができない。
一方のさくらは最初の出会いは最悪だったが三世に少しづつ心を許すようになる。
不思議な心境の変化だった。
いつの世も降三世明王現れる所に災いあり。
不穏な空気を察知したのか現在には他の明王たちが目覚めていた。
正に的中。
三つの世において降三世明王の宿敵とも言える大自在天が
現在で一人の人間の心の中に潜んでいた。
輪廻し貯めこんだ宿怨を放出し降三世明王への復讐を企てていたのだ。
その人物は身近にいた。
以前よりさくらに恋心を抱いていた「在原朝臣」という職場の上司だった。
在原は気づかないうちに大自在天にその恋心さえも本人の気持ちとは裏腹に愉快に弄ばれていた。
ここに三人の過去から現在、未来へと運命の糸が繋がっていく。
三つの世を愛おしい人にいつか会えることを祈り生き抜いた「桜」の物語でもある
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-06 14:00:42
93278文字
会話率:46%
あなたは死にたいと思ったことはありますか。
あなたの周りに死にたい人はいますか。
今辛い人の気持ちを分かった気になっていませんか。
毎日が辛い人の幸せは、必ずしも生きることではないかもしれません。
ですが死を強制してはいけません。
傷つけて
しまったら、取り返しがつかないこともあります。
あなた自身が死にたいと思うなら、一度でも周りを見てみましょう。
気づいていないだけで、助けてくれる人がいるかもしれません。
周りに死にたい人がいるなら、勇気を持って話しかけてみましょう。
あなたの言葉や行動が、その人を助けるきっかけになるかもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-06 13:01:46
3685文字
会話率:40%
最近、原作のあるドラマのシナリオについて、改変とは、について独り言である。
原作者の意向…原作通りに作る。みんながそういうし、それが良いと思っていたけれど、『ブラックジャック』がドラマ化するそうで、そのニュースを聞くと複雑な気持ちになる。
『ブラックジャック』実写化でいい評判はネットにあまりない。それはそうだ、昭和のデフォルメされた漫画を現実世界にそのまま登場させたら、なんか違和感はあるはずだもの。
と、いったふうなことをたまにぼやき、pvに、世の中の人の気持ちを探ろうと思うそんなエッセイ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-01 16:14:52
181727文字
会話率:2%
人の痛み、苦しみ、悲しみ──
心が重たくなると体に結晶ができてしまう病を治す専門家を目指す少女、タギタナ・リーナ・リリリット
人の気持ちに寄り添う貫解師の夢を諦めない彼女には、最大の欠点、悩みがあった
優しい性格が災いして、患部を打撃して貫
通する治療行為を行うことができないのだ
ある日、対極的な才能を持つ双子の兄から学友を救ってほしいと手紙が届く
リーナは偉大なる父と共に家族の因縁の地〈学院〉に赴いた
選ばれし者が集う場所で出逢った結晶化患者、年下の少年セダム
彼への想いがリーナの未来を変える
恋は、少女の世界を大きく広げた
──わたしはあなたの、希望になりたい折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-28 08:35:14
58883文字
会話率:36%
典型的なラブストーリーを書いてみたくて
多分少女漫画チックな内容になってますが絵が描けないので小説にしました。
辻褄があってないところなどあるかもしれませんがよろしくお願いします。ちょくちょく直していくと思います。
*登場人物*
北条 陽
太(ほうじょう ようた)
誕生日 10月4日
部 活 野球
性 格
表情にはあまり出さないクール男子だけど言動に愛が溢れるタイプ。
無自覚にそう言うことをやるため隠れファンが多いが近寄りがたい雰囲気があるため、告白はあまりされたことはない。
八束紗良と幼馴染み。
堤 湊(つつみ みなと)
誕生日 3月7日
部 活 弓道
性 格
誰とでも仲良くできる人気者タイプ。
人の気持ちに敏感で察することに長けているがすぐにおちゃらけて相手をイラつかせることもしばしば。
実は陰の努力家。成績は上位キープで部活の弓道も期待のホープ。
松見 花(まつみ はな)
誕生日 8月7日
部 活 美術
性 格
誰にでも優しくて空気を読んで発言するがその発言が的外れなこともしばしば。天然。
こと恋愛においては本当に無頓着で好きな人すらできたことはない。
だが、持ち前の気遣いと可愛らしさで隠れファンが多く、告白を受けたりしているが全く気づいていない。
八束 紗良(やつか さら)
誕生日 8月3日
部 活 合唱
明るくて元気。誰とでも仲良くでき友達も多いが、堤湊とは犬猿の仲で口喧嘩ばかりしている。
自分の気持ちはあまり言わずに背中を押すタイプ。
歌が上手く中学の頃スカウトされたことがあったらしいが興味がないため断ったらしい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-24 00:00:00
30338文字
会話率:56%
辛い時は泣きたくなったら泣いてもいいよね。
でも無理に泣く必要はない。
だって涙は自然に出るものだから…
言われたこと全てマイナスに考えてしまう。
頭からマイナスな考えが離れない。
友達や会社の人に相談しても、割り切るしかないよ。
スパッと
切り替えるしかないよ。と言われるだけ。
余計に追い詰められる。
あなたに私の気持ちはわからない。
そう言いたくなる。
でもほんとにその通りだ。
人の気持ちなんて本人にしかわからないんだから。
沢山考えても解決策が見つからない。
まさに八方塞がり。
辛い。でもどんなふうに辛いのかもわからない。
それでも日常で小さな幸せを見つけただけで
頑張れる日もある。
人に優しい言葉をかけられただけで泣けてくる。
味方は沢山いることを忘れちゃいけない。
あなたはひとりじゃない。
そう思えたら少しだけ、ほんの少しだけ、気持ちが楽になったような気がする。
それでもやっぱり辛い日はある。
そんな時はとにかく携帯でマイナスな事を検索しまくる。
でも答えは見つからない。
でもそれでいいと思う。
辛いのはほんの数ヶ月だけかもしれない。
そうじゃないかもしれない。
それでも日常のささいな幸せを見つけられたら
明日も一日頑張ろうと思えるかも。
でも頑張らなくていい。
頑張る必要なんかない。
身近に心の病を抱えてる人同士、傷を舐め合ったっていい。
むしろその方がお互いの気持ちがわかる。
相手の気持ちや、言葉に納得ができる。
元気な人からアドバイスを受けても、プラスのアドバイスになんてならない。むしろ傷ついたり、
余計に傷をえぐられるだけだ。
そんなことに最近気付いた。
むしろそれなら気持ちがわかる人同士で話した方が
案外、解決するものだ。
きっと時間が解決してくれる。
今はそう思うしかない。
そうやって一日一日過ぎれば、あっという間に解決してるかも。
あの時はと思える日が来たらいいよね。
なんであんなに悩んでいたんだろう。
そんな風に思える日がきっと来ると思って
今日も布団に入って寝よう
おやすみなさい。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-06-20 22:04:14
814文字
会話率:0%
私、春原日葵には大切な彼女がいた。同じクラスの如月初音から告白されたのは高校2年の時の話。可愛くて、何でもできて、優しい、憧れの存在である彼女に告白されて、断る理由なんてない。それからというもの、私たちは付き合い始めるようになった。けど、好
きな子と笑いあえる時間は永遠じゃなかったんだ。3年生になって2人で受験勉強をしている時、私は勉強が苦手な自分にイライラしていた。それで、つい言ってしまったんだ。
「私やっぱ勉強向いてないわ。良いよね、初音は。何の苦労もなく良い点数が取れて。」
「は?何よその言い方?あたしが見えないところで日頃どんだけ努力してると思ってんの?あたしほど努力してないお気楽さんが、何の苦労もないなんて言わないで。」
私は彼女のその言葉に再びカチンときて言い返した。
「私だって...私だって、自分なりに一生懸命頑張ってんの。頑張っても勉強できない人の気持ちなんて、初音にはどうせ分からないくせに。勝手なこと言わないで!」
私は泣きながら教室を飛び出した。
後日、私はあの日の行動を死ぬほど後悔した。
初音が交通事故に遭った。そして、運ばれた病院先でも意識を取り戻していない。私があの日あんなことを言わなければ、初音がこんな事故に遭うこともなかったかもしれないのに...私って本当にバカだ。お願い、初音、目を覚まして、そしてあの日のバカな私を許して...
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 12:16:50
1100文字
会話率:21%
月城ユウト: 高校2年生。成績は中の上、運動も得意ではないが、並外れた観察眼と、他人の気持ちに寄り添う誠実さ、そして「秘密は絶対に守り抜く」という堅い口止め力を持つ。地味で目立たない存在だが、その心の奥底には、自分だけの特別な存在を見つけた
いという静かな願望を秘めている。物語が進むにつれて、彼自身の「誰にも言えない秘密(例:家族関係の悩み、過去のトラウマなど)」がうっすらと示唆され、ヒロインたちとの共感へと繋がる可能性も。
舞台: 県立星見高校。ごく普通の進学校だが、多様な個性を持つ生徒たちが集まる。
「秘密を守る代わりに、特別な信頼(と好意)が生まれてしまう」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-17 21:39:24
107879文字
会話率:5%
私がどんなに頑張っても、男の人にはなれない。
だからどう頑張っても、男の人の気持ちは分からない。
ただ受け入れる側と、攻める側。
何方の負担が大きいかと言われたら、私は受け入れる側、女性の方だと思う。
触る側と触られる側、負担が大きいのは
触られる側だよ。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。
これは読者様の問題ではなく、私の問題。
詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。
注意事項2
恋愛です。R15です。
苦手な方はご注意下さい。
『男女どちらか片方の肩を持つのは良くない』と思ってるんですが、こればっかりは女性の肩を持ってしまいそうです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-17 21:11:24
973文字
会話率:42%
ラブコメですか? 負けヒロインは居ますか? ならば見ません。絶対に。
彼女は苛烈な言葉と共に横に座った。
その言葉の裏には彼女なりの理由がある。
全ては人を弄ばない、彼女の性質から。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われた
ら申し訳御座いません。
注意事項2
何で嫌なのか分析した結果です。
辛っっっっっれぇんですわ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-29 21:12:18
870文字
会話率:44%
髷ー!好きだ―ッッ!
大学の落語研究会に所属する雨水は、月代を剃り髷を結う風貌で古典落語に心血を注ぐ、呉服屋の跡取り息子。そこへ入部した新入生・十二は、落語に詳しくはなかったが、雨水の語りと背中に強く惹かれていく。慰問先や合宿を通して、高
座に立つことの意味や、人を笑わせることの重みを学びながら、十二は静かに恋を知る。
【ミステリアス美人攻め】山田雨水(やまだうすい)
経済学部所属。実家は老舗呉服屋。月代を剃り髷を結う古風な装いを貫く大学落語研究会の部長。
物静かでいつも穏やか。どこかミステリアス。落語と伝統文化への情熱は人一倍。語りの品格と間に定評がある。
【素直感受性豊か受け】小鳥遊十二(たかなしとうじ)
総合人間学部・認知情報学専攻。入学当初は落語に興味がなかったが、落研で出会った雨水の高座に心を奪われ入部。繊細で感受性が強く、人の気持ちに敏感な共感型。表現力と観察力に優れ、聴衆の反応に寄り添う語りが持ち味。雨水との関係を通じて「声で心を届けること」の意味を学んでいく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-16 12:10:00
11926文字
会話率:42%
僕は18歳になったその日、学費のために身を売った。
大物政治家から大学進学費用を負担する代わりに娘と結婚することを求められたのだ、
その娘が10歳年上の喪女で・・・。
心ならずも好きでもない人と夫婦となり、一緒に暮らすこととなった僕は、感
情に乏しく人の気持ちがわからない喪女さんとの生活を通じて少しずつ変わってゆき、喪女さんも徐々に心を開いていくが・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 12:22:06
15852文字
会話率:56%
高校生、一円 向介(いちえんこうすけ)は”すべてを受け入れる”という『性質』を抱えている。それはどんなことも、どんな現実もただそういうものだと受け入れることを意味する。その『性質』を見抜かれ担任の先生からある頼み事を引き受けることとなった。
それは『生徒お悩み相談室』の設置に伴っての所属だった。
人の気持ちも自分の気持ちすらもわからない一円に悩み相談を無事に務めることができるのか。
人間関係、気持ち、感情、思いやり、悩み、そして恋?
慣れない仕事に少ない仲間とともに彼は小難しい『問題』達を解決していくこととなる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-10 00:12:13
351984文字
会話率:34%
薬屋を営むシルル=ベディートには、他の人間には見えないモノが見えている。
それは人の頭の上に現れて、その人の感情や未来を表すもの。それを見ればその人の気持ちも未来も知ることができてしまう。そのせいで「占い師」扱いされることもしばしば。
そんなシルルだからこそ知っている。
巷で一番の美男子で恋多き男、花の騎士と謳われるエクトル=アルデルデが、実は恋などしていないことを。それどころか女嫌いであるらしいということを。
ひょんなことからエクトルを助けてしまったシルルは、女嫌いであるはずの彼から興味を持たれてしまったようで……。
本編完結済、番外編更新中
※KADOKAWAエンターブレイン様にて1/29書籍発売。コミカライズはコミックブリーゼ様にて連載中です。ありがとうございます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-25 11:00:00
373843文字
会話率:45%
AIが人事を判断する時代、
“人の気持ち”を読むのはまだ人間の仕事だった。
社内AIによって「最適配置」と判定され、
“仮想人事部”に異動になった25歳の会社員・有村璃子。
そこは、AIが提案した人事判断を“仮”として人間が検証する、い
わば社内の実験場。
通称「失敗してもバレない部署」。
クセの強い同僚たち、冷酷で合理的なAIアシスタント「カルマ」、
そして異動候補に選ばれた“ちょっとめんどくさい”社員たち。
理不尽・ご都合主義・建前の応酬のなかで、璃子は少しずつ気づいていく――
人事とは、制度じゃなくて「人の物語」だってことを。
笑えて、刺さって、ちょっと泣ける、AI×人事×お仕事コメディ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-15 08:55:35
7739文字
会話率:35%
kings fields (蝶の森) (蜂蜜とエリクサー)から続く異世界戦記。 主人公はフレジイ・エミー。
外見は少女の感情を持たない少年は人の気持ちに寄り添うために窮地にその実を投げ出していく。
(ティアを頼む)デル最後の言葉、彼の地へと神獣を導くために騎士たちは集う。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-13 19:17:57
128959文字
会話率:49%
蜃気楼・・・気温や風などの条件が整わないと発生せず、刻々と変化する条件によって形も変わるため、同じ蜃気楼は二度と見られない。
人の気持ちもあるいは書いている作品も蜃気楼のような物かもしれない・・・
最終更新:2025-04-09 22:34:30
4500文字
会話率:5%
二人は12歳も歳の違う…先生と生徒…。
けれども二人の気持ちは、ゆっくりゆっくり寄り添って……、気付いたらお互いを深く深く想うようになりました。
叶わない恋…
立場の違いに悩んで…
それを乗り越えて…
卒業式の日、やっと想いが通じ合い
ました。
でも、離れ離れにならなければならない日がやってきて……。
惹かれ合う二人の想い。
抱き締めたときの記憶。
切なさに疼く心。
それでも深まる愛……
運命に導かれて、二人はどこへ向かうのでしょうか……?
・*:.。. .。.:*・゜゜・*・*:.。. .。.:*・゜゜・*・*:.。. .。.:
この作品は「Rhapsody in Love ~約束の場所~」の続編です。
前作は、1年をかけて二人の想いが通じ合うまでの物語です。先にそちらをお読みになってから、こちらの作品をお読みくださると、より楽しめると思います。
なお、他サイトにてファン限定作品および特典作品としている「Rhapsody in Love ~初めてのデート~」は、前作と本作品の間のお話です。ぜひ、検索していただいて、こちらもお読みになってみてください。
他サイト(魔法のiらんどnovel、ベリーズカフェ、エブリスタ)にても、同作品を掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-20 00:04:29
361756文字
会話率:31%
私、柳瀬心陽(やなせこはる)は、人の形をしているけれど、人じゃない。
幼いころから「人の気持ちがわからない」と言われ続けてきた。
感情も心も欠けた、ただの人形だと、そう思い込んでいた。
高校2年生のとき、本屋で偶然出会った彼、与田颯太(よ
だそうた)は、私に「心」を教えてくれる存在だった。
彼と過ごす時間は温かくて、私は「人」でいられるような気がしていた。
でも、その温かさが私に新たな感情を芽生えさせたとき、彼の隣には私ではない誰かがいた。
これが「恋」だなんて知らなかった。
これが「失恋」だなんて知らなかった。
これは、人形のようだった少女が、誰かを○○になる物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-19 10:10:00
9331文字
会話率:28%