ボクは神人(かみと)こより。中学三年生の男子。
ある日、異世界に飛ばされた。森でオークに襲われているレストランの娘エミリアを助ける。
その日から宿賃無料の住み込みで働くボクの異世界生活がスタートした。
最終更新:2025-07-15 07:15:58
53991文字
会話率:63%
ボクは神人(かみと)こより。中学三年生の男子。とある事情で半年遅れて学園に復帰した。
職員室で地震に遭うと、学園がダンジョン化していた。襲撃してきたゴブリン・リーダーを倒すと、強力な対モンスター用のサーヴァント・カードが手に入った。
こ
れはボクがダンジョン化した学園を仲間と脱出する七日間の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-23 16:38:17
9624文字
会話率:55%
ボクの名前は神人(かみと)こより。中学三年生の男子だ。同級生の彼女もいる。ある日、自宅で起床したら女の子になっていた。
令和七年、世界各地では男性が女性化する奇病が蔓延していた。特効薬はなく、元に戻る可能性もない。
彼らは性転換者(トラ
ンスレーター)と呼ばれた。
性転換者は政府が決めた学校に集められることになっていた。女性化したボクが通うのは都立第三女子中学校。乙女の園だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-21 00:35:30
46180文字
会話率:60%
高田栞(たかだ しおり)はごく普通の中学三年生。
ところが、誕生日に小学校時代の同級生である笹ヶ谷九十九(ささがだに つくも)と再会した時から、その生活は一変する。
彼女の平穏な日常は静かに幕を下ろし、波瀾万丈な日々が激しく幕を開け、次々に
起こるハプニングに巻き込まれていく。
「魔法」とか「異世界」とか、漫画や小説の中だけだと思ってたのに、どうしてこうなった?!
……などと、思い悩んでいる暇は彼女になかった。
これは、運命の女神に導かれるように、次々と起こる予想外の出来事を乗り越え、成長していく少女や少年たちの物語である。
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初投稿初作品です。
毎日22時の投稿を心がけておりますが、諸事情により変わることがありますので、ご了承ください。
※ 令和2年10月1日より、文章の体裁を更正中です。
内容に変化はない予定です。
<その他の注意点>
・かなり長いです。
・視点が変わりやすいですが、「○○視点」などの表記の予定は今の所ありません。
・時々、文章の体裁を整えたり、誤字の修正以外に、文章を修正することがあります。
・異世界モノですが、序盤は現実世界が舞台です。
※ 具体的には115話(第7章3番目の話)目にようやく異世界へ移動します。
※ 182話(第10章6番目の話)目から、異世界旅行が始まります。
・「R18」に届かないまでもたまに性的な話があります。
・上記に加え、「R15」、「残酷描写」は突然、割り込んできますのでご注意ください。
上記の点をご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-14 22:00:00
9230304文字
会話率:32%
中学三年生になったばかりの久保田奈緒は、塾帰りのある夜、古びた歩道橋の上で登校拒否児童で十一歳の白木星志に出会う。歩道橋の上から星空を眺めるのが好きだという実年齢より少し大人びた彼に惹かれた奈緒は、毎晩彼に会うために塾の帰りに歩道橋に立ち
寄るようになった。
奈緒は誰にも言えなかった悩みを星志に打ち明け、更に彼と過す時間を大事にするようになったが、星志には奈緒にも打ち明けられない秘密があった。
お互いの孤独はお互いでしか埋められない二人。
大人には分かってもらえない、二人の心が辿り着ける場所は果たしてあるのか。
誰もが通る思春期の屈折の道に迷いながら進む彼らの透き通った魂をご覧ください。
他の投稿サイトにも投稿しております作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-14 20:00:00
40283文字
会話率:36%
中学三年生の久住晴彦は学校でのイジメに耐えかねて家出し、プロフィール完全未公開の小説家の羽崎薫に保護された。
しかし羽崎の家で一ヶ月過した後家に戻った晴彦は重大な事件を起こしてしまう。
晴彦の事件を捜査する井川達夫と小宮俊介は、晴彦を保
護した羽崎に滞在中の晴彦の話を聞きに行くが、特に不審な点はない。が、羽崎の家のある林の中で赤いワンピースの少女を見た小宮は、少女に示唆され夢で晴彦が事件を起こすまでの日々の追体験をするようになる。
羽崎の態度に引っかかる物を感じた井川は、晴彦のクラスメートで人の意識や感情が見える共感覚の持ち主の原田詩織の助けを得て小宮と共に、羽崎と少女の謎の解明へと乗り出す。
他の投稿サイトにも投稿しております作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-12 21:10:00
162914文字
会話率:34%
中学三年生の高野美咲は父の不倫とそれを苦に自殺を計った母に悩み精神的に荒れて、通っていた中学校で友人との喧嘩による騒ぎを起こし、受験まで後三カ月に迫った一月に隣町に住む伯母の家に引き取られ転校した。
その中学で美咲は篠原太陽という、同じク
ラスの少し不思議な男子と出会う。彼は誰かがいる所では美咲に話しかけて来なかったが何かと助けてくれ、美咲は好意以上の思いを抱いた。が、彼には好きな子がいると彼自身の口から聞き、思いを告げられないでいた。
自分ではどうしようもない家庭の不和に傷ついた多感な少女に起こるファンタジー。
他の投稿サイトにも投稿しております作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-11 12:00:00
79668文字
会話率:32%
それは、中学三年生の始業式の日の朝。
自分のベットで寝ていた、小松 みどりは、いつものように、
朝日を遮る為、起きて、窓のカーテンを閉めようとした。
だが、ベットの横には、小松 みどりを無言で見下している、
黒髪で、日本人形のような顔
をした、年齢不詳の女性が、立っていたのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-14 17:26:36
136026文字
会話率:37%
この作品の主人公、桜田悠斗(さくらだゆうと)は高校受験を控えた中学三年生。超人的なステータスを持つわけでも無く、異能がある訳でもない。
しかし、悠斗とそのクラスメイトは学校にいたはずが突如、異世界転移されてしまう!しかも勇者は
別なクラスメイトだった!
それでも待ちに待った異世界で、世界の危機に立ち向かって活躍をしようと思う悠斗だったが、なんとそこは既に勇者によって救われた異世界。世界にはなんの危機も訪れていなかった!
しかもステータス最底辺の悠斗は、他のクラスメイトに馬鹿にされる始末。
目的はなく、居場所もなく、お金も仕事も知識もない彼らは、ただ日々を生き抜くために、奮闘して行く。
だが、世界には確実に異変が訪れていて……!?
これは勇者に憧れる少年と異世界で平穏を求める少年少女の物語。
※七天勇者とありますが、他の勇者は徐々に登場させる予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-14 07:00:00
711430文字
会話率:27%
15歳の中学三年生、浦城 梨乃(うらき りの)。
他人と上手く付き合えずぼっち街道を突き進む彼女の癒しはたった一人の親友と大好きな魔法少女アニメであった。
そんなある日出会った不思議な妖精クリッター、まさにアニメの世界から出てきたような彼
に請われるまま協力を約束するのだが、夢の魔法少女ではなく、魔法少女の敵対者、世界征服を企む悪の組織『暗黒結社アントリューズ』の女幹部『暗黒魔女マギーオプファー』にされてしまった。
マギーオプファーの使命はアントリューズの邪魔をする宿敵『魔法少女マジカルブリス』の抹殺だ。
悪いことも物騒なこともしたくない梨乃だが、クリッターとの契約で逆らえば激しい苦痛の末に死んでしまう。
いやいやながら『悪事』を行う梨乃だったが、様々なストレスを抱えていたこともあり、それを解き放つ行為に対する喜びを感じてしまうのも事実だった。
それに、自分がなりたかった魔法少女の夢を実現しているマジカルブリスの事が正直羨ましいし妬ましい。
様々な思いを抱えながらも、梨乃はマギーオプファーとしてマジカルブリスと激しい戦いを繰り広げていくことになるのだった……。
※本作は『カクヨム』にも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-13 22:00:00
265774文字
会話率:42%
勉強はできるがスポーツは苦手。小柄でやせっぽちの中学三年生である穂村太郎は、河原でキャンプした翌朝、身体の異変に気がついた。一夜にして、人外の域にある怪力とスピードが身に付いていたのである。容姿に変化は見られない。見た目は弱そうな外見のま
ま。なのに超人となった太郎は、自分に何が起きたのかわからず戸惑う。
回復した視力のカモフラージュのために伊達眼鏡を買いに行った先で、太郎は幼い女の子の誘拐事件現場に出くわす。思わず力を振るって誘拐犯から女の子を取り戻した太郎は、しかしその女の子と一緒にいるところを、クラスメートの世羅ことりに目撃されていた。
女児を誘拐犯から助けた謎の少年が太郎に違いないと確信したことりの発言をきっかけに、太郎は自分の通う中学でいちばん喧嘩の強い乱暴者の外山和夫から、因縁を付けられてしまう。生まれてこの方、まともに喧嘩などしたことのない太郎は、どうやって外山の相手をすればいいのかわからず、それでも素直に呼び出された体育館裏へと向かうのだった。
地上最強の男になりたい。そんなことをまったく望んでいなかったひ弱な中学生が、ある日突然、最強を名乗るにふさわしいパワーとスピードの持ち主になってしまったら。超人になってからも、ごく普通の中学生活を送ることしか考えていないのに、太郎の得た力は、太郎の周囲に様々な事件と強者を呼び寄せていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-13 20:00:00
571281文字
会話率:34%
― 君の名前を、遺書の中だけに閉じ込めたくない ―
「もし世界が君を忘れても、私は君を覚えている。 運命が君の名前を間違えたのなら、私が書き直す」
結城美月(ゆうき みづき)は、全国でも屈指の名門高校に通っている。誰もが認める「完璧な優
等生」だった。成績優秀で、冷静沈着、規律を守り、決して間違えない。
彼女はずっと信じていた。努力さえすれば、きっと成功できる。未来は自分の手で掴めるものだと。そして、勉強こそが、自分の価値を証明する唯一の手段だと。
しかしある日、美月は学校の備品室で、長い間忘れられていた一通の遺書を見つける。その差出人の名前は――二年前に起きた、いまでは誰の口にも上らなくなった校内自殺事件の少女のものだった。
遺書を読み終えたその瞬間、美月は時を超えてしまう。気がつけば三年前――中学三年生の自分として、ある「消える運命にある少女」と出会っていた。
その少女の名前は、南條千雪(なんじょう ちゆき)。
口数が少なく、成績は常に最下位。教師からは見放され、クラスでは浮き、家庭でも息を潜めて生きている存在。
教育という制度の中では、彼女は「努力が足りない人間」として扱われていた。
だが美月はすぐに気づく。千雪のその成績の裏には、誰にも気づかれなかった読字障害(ディスレクシア)という事実が隠されていたことを。
点数だけが価値を測るこの世界で、千雪の努力は、ただ見えづらかっただけ。そして、誰にも「見よう」とされなかっただけだった。
その一年間、美月は彼女の運命を変えることを決意する。あの遺書を止めるためだけじゃない。彼女自身に伝えたかったのだ――
「——君の努力、私はちゃんと見てるよ」
「君の名前を、世界にもう一度、やさしく呼んでもらえるようにする」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-13 02:42:56
31239文字
会話率:20%
藤坂潮音は、海を見下ろす街に暮らす、水泳部に所属する普通の中学三年生だった。しかし高校入試を直前に控えた晩秋のある日、古い屋敷で魔力を封じ込めた鏡を手にしたときから潮音の運命は一変する。突然自分の性が変わってしまったという事実を受け入れられ
ずに苦悩する潮音。「本当の自分」を求めるための、潮音の戦いが始まろうとしている。
※この作品は、「Annabel Lee」の名義で、自身で運営しているサイト(http://www5b.biglobe.ne.jp/~Annabel/)に掲載しているオリジナルの小説に、大幅な加筆、修正を加えたものです。15歳未満の方の閲覧をお断りします。カクヨムさんにも掲載しています。
なお、このお話にはいろいろな名前の学校が出てきますが、これらは全て作者が空想ででっち上げた学校であり、実際のモデルとなるような学校は存在しません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-12 12:00:00
954309文字
会話率:46%
「僕は狂ってる」
中学三年生のマサトは、五年前から毎日、死んだ姉・サトミの幻を見ていた。夏休みに入ったある日、事故だと聞かされていた姉の死が実は自殺であったことを知ってしまう。姉に何が起こったのかを知るため、マサトはサトミの幼馴染・カナと
ユウトに会いに行くが、彼らは「何か」を隠していて………
五年前の夏、様々に重なった狂気たち。少女はなぜ命を絶ったのか。少女を追い詰めたのは誰なのか。少女は最期に、何を思ったのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-11 14:10:13
7050文字
会話率:30%
あたし、日下部 ひまわりはグルメオタクの中学三年生の女の子。
幼い頃に不思議な夢で軍服を着た三人のシェフと出会うんだけど、実は夢じゃない事が発覚!?。
そのシェフ達の正体は異世界の三銃士で、料理で戦争を無くそうとしていて、その為に女神実(め
がみ)という伝説の木の実を手に入れたのに、どうやら幼い頃のあたしが食べちゃったみたいで!?。
その実を食べたあたしには、人の心を動かす愛のスパイスが出せるらしいんだけど……料理にトラウマを抱えてるから、ちょっと無理っぽくて絶体絶命。
体内の女神実(めがみ)を取り出す方法があるらしいんだけど、それがなんと……キス!?─────
一体どうなっちゃうの!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-08 21:27:30
7495文字
会話率:59%
日下部ひまわり は、グルメオタクの中学三年生の女の子。
学校の帰り道、不思議な妖精と出逢い、追い掛けて辿り着いた先は、グルメオタク界隈では有名な伝説とされている───とある国の三銃士が命を懸けて護った レストラン・「エルピス」が目の前に建っ
ていた。
お店の中に入ると、錆びた"スプーン" "フォーク" "ナイフ"が置かれていた。そしてその食器達から三色の光が放たれ、気が付くと 穏やかな笑みを浮かべた "ソウ"と名乗る青年に抱きかかえられていた。
ソウは、『お待ちしてました、女神様』と…ひまわりの手の甲に口付けを落す。
この世界ではもう時期戦争が起きると言われ、『エルピス』でレストランを経営する・ソウカンパニュラとスイレンとエンジュはそれを止めようと、戦い以外の戦争を考えていた。そして思いついたのが『食戦争』人間同士で傷つけ合うのではなく、料理で闘うものだった。
しかし、その戦い方はまだ広く浸透されてはおらず、戦争までに間に合わせる為に、ひまわりは食戦争に必要な『スパイスの女神』として召喚されたのだ。戦争を無くす為に闘い、人の心を動かす料理を作る為に、ひまわりは彼等に協力をする事に……。
外部サイト アルファポリス・カクヨムにも重複投稿しております!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-11 23:50:17
41114文字
会話率:64%
少し変わった仕事を持つ親のもとに育った中学三年生の牧之原くるみは、兄の通う高校の文化祭のステージで歌う、口髭の似合うベースボーカルの教師――興津大地に一目惚れし、彼の側にいるために一念発起して、『私立聖漣高校』に入学する。
興津が顧問を務め
る軽音楽部に入部し、初めて心を許せる友達ができ、厳しくも優しい、そしてどこか影がある彼とゆっくり距離を縮めていく幸せな日々の中、ある日の授業を境に、くるみが望んだ『平和で穏やかな高校生活』に、ふいに荒波が立ち始め……
2023年、集英社ライトノベル新人賞に応募して一次審査落ちした作品の、加筆修正版です。
『カクヨム』にも同じ作品を掲載しております。
舞台は静岡県ですが、作者が県外出身であることと、読みやすさを考慮してあまりディープな静岡弁は使っていません。中部にある架空の漁師町が舞台です。
また、作者は吹奏楽経験者ですが、ギター・ベースは初心者ですので、楽器や機材の扱い等に不備があるかと思われます。お気づきの点がございましたら、誤字脱字報告等でご教授いただければ幸いです。
※この物語は全てフィクションです。本作品に登場するバンド名や曲名は実在するものですが、著作権および商標権を尊重し、名誉を傷つける意図は一切ありません。また、歌詞は掲載しておりません。
※作中に登場した曲は、手持ちのCDのほか、ストリーミングにてダウンロード販売しているものは可能な限り購入しております。
※交通死亡事故・いじめ・自殺・虐待・性被害と関連する・想起させるシーン・表現があります。何卒御留意ください。
※この物語は法律・法令に反する行為・あらゆる差別と暴力を容認・推奨するものではありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-07 22:52:53
629801文字
会話率:44%
毎朝、僕の乗る電車とは反対側の電車で、窓越しに見える君へ僕は恋をしていた。
中学三年生、溢れていく時間に勿体なさを感じる青春時。僕、藍川トウは身分不相応にもロマンチックな恋を望んでいた。
人でごった返してストレスのたまる電車通学の唯一の光。
名前も知らない、そっち側の電車に乗る君。
いつか一緒に話せたら、なんなら仲良く…付き合えたらなんて。
家に帰って、隣にいる弟の話を完全無視しながら希望を持つ、そんな僕の物語。
始まりに過ぎない、一つのお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-07 00:11:03
5416文字
会話率:27%
中学三年生の男の子・怜と、その恋人・環の日常を描いたラブ・ストーリー。ただし、ご注意ください。ラブ・ストーリーではありますが、この物語のヒロイン(ズ)は、難病に侵されたり、記憶を失ったり、身ごもったり、兄に道ならぬ恋心を抱いたり、異世界出身
だったりはしません。つまり、非日常的な要素はほぼゼロです。それでも良いという方だけお読みください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-06 20:00:00
1202783文字
会話率:58%
中学三年生の小宮山結子には、同い年で幼なじみの男の子が一人いる。岩瀬大和。結子にとって、大和は単なる幼なじみで、恋愛感情などは微塵もない。結子にはちゃんとカレシもいる。しかし、二人の仲を疑う向きも多く、その一人が大和のカノジョである片桐明日
香だった。ある日、結子は、ひょんなことから明日香に対して、「大和のことなんか何とも思っていない」と弁明することになるが、それに対する明日香の答えは平手打ちだった。そこで、結子は、決心する。「大和との仲をこれ以上疑われないようにするために、大和とは絶交しよう!」と。そうして、いざ絶交してみたところ、返って大和のことを想っている自分が意識されて、結子は苦しむことになる。結子のカレシである本田恭介も巻き込んだ、四角関係の結末やいかに。
※幼なじみへの微妙な感情を、ビミョーに描いた物語。「幼なじみ」という言葉からしばしば立ち昇る甘やかなものは、このお話ではかなり奥床しく香っています。紳士淑女にオススメ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-11-05 11:00:00
178375文字
会話率:43%
中学三年生の杉内晴馬は近所にある有名な神社、秋山神社に立ち入る時は「参道を通る時にはその中心を歩かない」、「鳥居をくぐる時には必ず会釈をする」といったマナーを守る律儀な少年だった。
ある日学校で晴馬は、つい最近付き合い始めた同級生の下村渚
から「兄の合格祈願をしたいから秋山神社まで一緒に来て欲しい」という誘いを受け、心を躍らせながら渚と共に神社まで向かう。
だが社に向かう為にくぐる真っ赤な鳥居の前に立った時、晴馬は唐突に渚に手を引かれたことで生まれて初めて、「鳥居の前で会釈する」ということを怠ってしまった。
それからである。晴馬が悪夢にうなされるようになったのは―折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-02 20:59:51
66985文字
会話率:48%
ある日、中学三年生の滝沢湊は学校の屋上で飛び降り自殺を試みようとしている女子生徒を見つける。その女子生徒はこの学校の生徒会長碧山玲奈だった。
キーワード:
最終更新:2025-07-02 00:02:26
7391文字
会話率:37%
中学三年生の波田野律は、ある日、四月に事故死したクラスメイトの冬山ナギサと海辺で再会する。
当時と何も変わらないナギサを見て安堵した律は、その日から、よく海辺でナギサと話すようになった。
ナギサの事故の真相、クラスメイトの死に隠された誰か
の想い、生前のナギサについて。
追うように明かされていく全てを知った律は、何をする?見えなかった"ナギサ"に気が付いた律が決断したこととは。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-01 17:52:16
2030文字
会話率:20%
中学三年生のT君は、夏休みに入る直線にお母さんを事故で亡くした。陸上部である彼は喪失感を埋めるように走り続けるのだけど、軽い怪我をしたことをきっかけに、母が残した古い薄底シューズをはいてみることにした……
最終更新:2025-06-27 20:00:00
3715文字
会話率:17%
全ての国民に記憶射出機構(メモグラフ)の埋め込みと毎日の記憶洗浄(スクリーニング)が義務付けられ、あらゆるストレスとそれに繋がるものが排除された、誰もが心安らかに生きることのできる「記憶管理社会」。そんな社会に少しだけ息苦しさを感じていた中
学三年生の黒鉄鋼太は、友人と隠れて読んでいた不良漫画のワンシーンをきっかけにショックで失っていたトラウマの記憶を取り戻し、記憶射出機構を通じて自らの記憶を実体化する能力を持つ具現者(エンボディ)として覚醒する。その身を追われていたところを反政府組織『刻印されし者達』(エングレイブ)によって救出された鋼太は、政府が国民の記憶と思想を意のままに操るこの社会の歪んだ真実を知り、父親の記憶を守るため、行方知れずとなった母親を探すため、彼らとともに政府と戦うことを決意する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-27 19:37:00
773112文字
会話率:55%
「高校でお別れだな」中学三年生になる勉強嫌いの私が幼馴染の太一から言われた一言。この先もずっと他愛ない喧嘩をしながらも彼と一緒にいるものだと勝手に思っていた。受験を前に初めて人生の選択肢を迫られる。「馬鹿にするな」と私は未来へと人差し指を突
き付けた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-17 20:40:08
2175文字
会話率:40%