数年前フェイスブックに、それまでに観た美術展覧会の中で特に感銘を受けたものにつき感想を書きました。その再録です。
末尾に、中原中也、小林秀雄、ふたりの恋人長谷川泰子を描いた曽根富美子のコミック「含羞-我が友中原中也」についても少し書いていま
す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 09:46:23
1134文字
会話率:0%
百年の時を経た現代に於いても、未だその正体の今一摑めないシュルレアリスム、ダダイスムについて、素人考えながら私こと色街アゲハが解説する文章です。割と思い付きで書いているので、合っているかどうかは保証の限りではありませんが……。
最終更新:2025-05-16 07:33:13
9030文字
会話率:20%
※この小説は、町田康『くっすん大黒』をオマージュしたライトノベルです。
二十歳の大学生・藤野陽(ふじの よう)は、ぬるい生活を送っていた。授業には出ず、親の仕送りでギリギリ生活し、動画サイトとまとめサイトに埋もれて生きる毎日。希望も夢も熱
意も、もうとうに消えていた。
そんなある日、彼の部屋に大黒様の石像が届く。部屋の隅に置いておくと、突然中から、銀髪で和服姿の小柄な少女が出てくる。見た目はロリ、中身はババア、名を寿々璃(すずり)。自称「福の神」とのことだが、なぜか陽の冷蔵庫が爆破される。捨てても先回りして戻ってくる彼女と、同居することになった陽の生活は、次第に「ろくでもない方向」へと転がっていく。
寿々璃の推薦で始めた「社会復帰」のバイト先は、「アットホームな職場」がウリのファストファッション店。だが待っていたのは、朝礼でポエムを朗読する全身アロハのアフロ店長、語尾が全部「☆」の働かないギャル、令和の中原中也、業務連絡をすべてラップでこなす男という、常識をぶっ飛ばした同僚たちだった。すぐに耐えられなくなり限界を迎える陽。
今度は友人とVチューバ―活動を始めることに。しかし初配信で音声設定ミスにより、可愛いアバターから陰キャ地声を世界に轟かせるという事故を起こし、さらに翌日には配信動画が消えていた。恥をかいただけで終わったが、世界がちょっと広くなった気がした。
地に足を付けた生き方として、農業で生きていこうと決意するも、今どきは「スマート農業」になっており、ドローンとセンサーとAI管理。結局、始める前からあきらめてしまう。
それでも、日々は続く。社会に出ることもできず、何かを成し遂げたわけでもない。けれど、陽は寿々璃とくだらないことで笑い、今日をなんとか生きていく。ダメ人間のまま、福の神と過ごす、そこそこににぎやかな日々。ポンコツ福の神と、人生消化試合中の大学生が繰り広げる、ゆるくて情けなくて、でも温かい「再生未遂」コメディ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-06 17:49:02
11933文字
会話率:49%
雨の降る季節、工学部の野村と文学部の菜緒子は、偶然の出会いから静かに心を通わせていく。中原中也の詩が二人を結びつけ、すれ違いながらも少しずつ距離を縮めていく日々。しかし言葉にできない想いが、やがて時とともに交差していく——。やさしい余韻と切
なさを湛えた青春の物語。「小雪の降る日、言えなかった言葉」は、詩が心に沁みるように、読む者の胸にも静かに響くラブストーリーです。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-03-10 21:23:09
3765文字
会話率:32%
入水自殺によって一度生を終えた太宰治
次の転生先は令和!
木村治希(きむらはるき)という新しい名前と、木ノ葉書店という新しい居場所を手に入れ、令和での生活がスタートする!
太宰治、中原中也、井伏鱒二はじめ、転生した文豪たちが書店にて令和の
時代に再び集う!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-25 13:52:32
6402文字
会話率:52%
太宰治、中原中也、石川啄木をセットにすると……
「俺様ダンジョン突撃配信中、ハーレムの予感」の作者、唯今旦(ただいまのぼる)は、ライトノベル転生パターンあるあるランキング1位に輝く『交通事故』で死亡した。
どうせなら異世界に転生した
いという淡い期待を裏切り、戦乙女ヴァルキリーならぬ、マッチョな編集者たちに連行されて戦死者の館とはほど遠い、缶詰の館「ヴァルハラ荘」に連行された。
この館から脱出する道はただひとつ、自身の傑作を書き上げること……。
ラノベ作家である唯今旦は文豪たちとともに無事、傑作を書き上げ天国にいくことができるのか……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-27 21:47:06
9643文字
会話率:37%
私は中原中也。
冷酷で!! 無慈悲な!!! 中原中也だ。魔法を使う特殊な軍隊の大尉である。
前世ではイジメに負け、イジメっ子と裏切り者を呪い殺す為に自決を選んだ。それを神ではなくエンマが許してくれず、地獄で怨霊になりたい私に斬新な罰として
二度目の人生を与えられてしまった。
二度目の人生だって関係無い。地獄に堕ちれるよう生粋の悪者になればいい。
ちょうど軍人になり兵士を率いることになったのだ。このタイミングで冷酷無慈悲、最低最悪の典型的な軍人になってやる!!
__筈なのに、我が隊員も上司もメンタルが鋼過ぎてバッシングが効かない。皮肉に気付かない奴、私以上に腐ってる奴、イカれてる奴……
絶対に、絶対に悲鳴をあげさせてやる。地獄行きを確定させてやる。
全ては奴らを呪い殺す為に__!!
「私は中原中也。“再演”の中原中也大尉であります」
※
この作品は「https://kakuyomu.jp/works/16817330662932977518」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-07 15:29:18
5765文字
会話率:32%
愛するものが死んだ時には、
自殺しなけあなりません。
最終更新:2023-07-30 07:05:32
8882文字
会話率:50%
『中原中也問題』
中原中也の偉大さは、一端は、あの写真写りの良さ、にあったのではないか、と言う問題の、評論的文章。
最終更新:2023-05-15 05:47:47
323文字
会話率:25%
中原中也の「月夜の浜辺」を読んで。
最終更新:2022-12-17 13:22:49
291文字
会話率:0%
中原中也さんと私は関係がない
最終更新:2022-04-20 15:46:04
218文字
会話率:0%
中原中也が大好き!
明治大正の世界観大好き!
そんな私は旅行先でゲリラ豪雨に遭遇した。
雨宿りで入ったのは、明治時代に建てたであろう旧邸で雨宿りすることにした。
その旧邸に入ると、私大好きな豪華なお屋敷でそして、額縁に飾られたお嬢様の絵画が
私とそっくりで!?
その絵画と目があった瞬間、視界が歪んで気づいたら煌びやかな世界が広がってた。
タイムスリップした私が出逢ったのは、憧れの中原中也だけど、何かが違う?片目が青い瞳の中也はまるでサーカスの道化師のような悪役の錬金術師だった!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-26 07:00:00
365文字
会話率:10%
家出JKが、出会い系アプリで出会った男と一晩過ごす話。
※カクヨムでの自主企画「第三回こむら川小説大賞」参加作。テーマ「空」
(https://kakuyomu.jp/works/16816410413967891420)
最終更新:2021-02-12 18:00:00
11650文字
会話率:51%
課題研究の一環で書かせていただいた小説です。読んだ方はできれば感想をお願い致します。
実在の詩人の方々が登場します。主人公の女の子は現代の学生です。
注意⚠️・読者の方の推し詩人が登場し、読者の方のイメージと全く違う人間として書かれていて、
腹が立つ…というようなことが起こる可能性があります。あらかじめお詫び申し上げます。私のイメージで申し訳ありません!!
物語の長さ上入れられず、泣く泣く名前のみの出演となった詩人さんもいます。
ほどよくバランス(主に、有名どころかそれほどでもないか)を考えて登場順番を決めました。ちなみに全員、私のお気に入り詩人です。
島崎さんは本当にただの“お気に入り”です。人物の一人称や喋り方も私のイメージです。晶子さんの「うち」は出身が関西ということで。私の住む地方も「うち」が多いのですが。
特殊な書き方をしたら、改行がなぜか消えてしまいました。読みにくくなっております。すみません。
重複投稿します。(たぶん)
最後に。作中、私の考察が入っています。私自身、自分の考察が間違いだらけの可能性があると承知しています。その上で、許せる方は……どうぞ、お楽しみくださいませ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-19 17:35:31
12752文字
会話率:51%
聞こえてるかー! 中原中也ー!
キーワード:
最終更新:2020-10-06 22:59:51
204文字
会話率:0%
ぶつかってきた酔っ払いは黒いお釜帽子の詩人だった_____
平凡な女子校生、未希(みつき)が突如、昭和にタイムスリップ!
出会ったのは端正な写真とはほど遠い詩人、中原中也で事情を話した所、下宿に来いとだけ言われてしまい...
長谷川泰子
を巡る三角関係の全貌が明らかに
そして同棲を余儀無くされた女子校生の運命は
※一寸だけ太宰治が友情出演します
毎週日曜更新
史実に基づく恋愛劇を特とご覧あれ
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-30 19:29:15
35737文字
会話率:24%
接唇された。柔らかい唇が触れ、惜しむ間も無く直ぐに離された。
最終更新:2018-11-25 17:37:24
3231文字
会話率:24%
キヨコさんの本屋はかなり特殊だ。そこはもはや、本屋とは言えない。何しろ、ほとんど客は来ないし、店主には本を売る気がない。それに、キヨコさん自身も変わっている。彼女は意味もなく角材に釘を打ったり、氷を壁に投げつけたりするような人なのだ。
今年、大学に入学したばかりの高村康平は、そんなキヨコさんと知りあいになる。下宿先が彼女の本屋のすぐ隣で、歳もそれなりに近かったからだ。康平は何故か、キヨコさんのことが気になってしまう。まるで、彼女の打ちつける非現実的な釘を差しこまれてしまったみたいに。
とりとめのない日常を送る康平だったが、ある日、キヨコさんの〝犯罪〟について気づいてしまい――
(11/5/26~11/6/3)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-15 00:00:00
29146文字
会話率:47%
以前投稿した「浮世のマリオネット」のクリスマスバージョン、とでももうしましょうか。
あの作品には負けますが、なかなかデカダンスな詩になったのではないかなあ……なんて思います。(そう、だからこそクリスマスに合わせて投稿しないのです。)
本作は「冬の詩企画」参加作品です。
企画の概要については下記URLをご覧ください。
https://mypage.syosetu.com/mypageblog/view/userid/1423845/blogkey/2157614/(志茂塚ゆり活動報告)
なお、本作は下記サイトに転載します。
http://huyunosi.seesaa.net/(冬の詩企画@小説家になろう:seesaablog)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-17 22:07:17
453文字
会話率:0%
中原中也の「黄昏」より着想を得ています。リスペクト。
キーワード:
最終更新:2018-08-17 21:48:55
378文字
会話率:0%
中原中也の「春と赤ン坊」(原詞では「ン」を小さく表記しています)より。本文の一部を引用しています
キーワード:
最終更新:2018-08-08 21:44:12
247文字
会話率:25%
忘れっちまったぽろぽろは
月虹(げっこう)しみこむ空の色
忘れっちまったぽろぽろと
酔うた赤目に風が吹く
最終更新:2018-07-30 14:17:35
180文字
会話率:0%