かつて、ハイネアン聖教国とラーズ=ヘル魔導帝国との間に巻き起こった終末戦争『聖魔大戦』を見事、終結に導いた男グレアム。
彼は剣聖とまで讃えられる最強の元冒険者であり、聖騎士でもあった。
しかし、戦後間もなく、そのあまりにも高い戦闘能力と強
大なカリスマ性を恐れた両国家から目の仇にされ、挙げ句の果てには暗殺されそうになってしまった。
それを嫌悪した彼は、これ以上の厄介事はご免とばかりに国を去る。
かくして彼は、安住の地を求めて、人知れず遙か海を渡ったグラーツ公国へと逃れ、片田舎の村で自由気ままなスローライフを始めるのであった。
しかし、それから数年が経ったある日のこと。
いつものように、森へ薬草採取の仕事に出かけていったのだが……。
そこで彼は、一人の幼女と知り合うのであった――
これは、脳天気で親バカな新米パパさんと、うちの子になった幼女の二人が、本物の家族になっていく物語。
ボディタッチ多めで脳天気な元最強冒険者。
説教癖がある、どこか天然なデレる転生ギルド嬢。
ヤンデレ化しそうになるポンコツ女騎士。
そしてただひたすらに可愛いうちの娘(こ)。
更におまけの勘違いギルド嬢トリオ――「誰が勘違いよ!?」
そんな彼らが巻き起こすドタバタ田舎暮らしを、ニコニコしながらお楽しみください。
少しだけ『ざまぁ』や『もう遅い』が入ってます。
あとは、『スキルクラフト』『村発展』『各種道具作成』『前世知識チート』もあり。
基本的に『コメディ』要素が強いお話です。
※都合により、タイトルを変更することがございますが、ご了承ください。
※カクヨム先行。あちらとはタイトルが異なります。
(そのうち、追い付きます。タイトルも統一します)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 18:13:08
205609文字
会話率:36%
世界を敵に回しても、俺は、君の手を離したくなかったんだ――
王太子主催の夜会――
それは、すべての運命が狂い始めた夜だった。
地方の下級貴族の青年・アレンは、場違いなその場で、ひとりの令嬢と出会う。
婚約を破棄され、糾弾され、蔑まれてい
た彼女の姿に、彼は思わず声を上げた。
その瞬間、王都の秩序は敵となり、国中の目が「反逆者」として彼を追うことになる。
名誉も、地位も、信頼も、そして仲間も。
すべてを失いながら、アレンは彼女と共に逃げ続けた。
それが「正しいこと」だと信じていたから。
だが、国はあまりにも冷酷だった。
希望を掴もうとすればするほど、現実はその手を引き裂いていく。
“正義”とは何か。“愛”とは何か。
誰も教えてはくれないまま、二人はひたすらに走り続ける。
――そして辿り着く、逃げ場のない運命の結末とは。
これは、“声を上げた”青年と、“声を奪われた”令嬢が、
命を懸けて駆け抜けた、静かなる反逆の物語。
悲しみの果てにあるものを、どうかあなたの目で見届けてください。
恋と正義が交差する、絶望と愛の逃避行ファンタジー――開幕。
※この作品は「カクヨム」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 20:10:00
296488文字
会話率:63%
弟ノアに下されたのは――「この世に災いをもたらす」という、神の予言。
神を頂点とする神聖国家において、それはすなわち死刑宣告に等しかった。
弟を守るため、兄ヴァルトリエン・グレイアードは世界そのものに背を向けた。
そして、帝国に反旗を翻し
、灰と炎で全てを焼き尽くした。
――それが、“灰の大公”と呼ばれる男の始まりだった。
だが、運命はそれでは終わらない。
神の手によって転移させられたその先は、スキルを操る“覚醒者”たちが存在する現代の地球。
異世界の大公として、絶対の力と誇りを持つヴァルトリエンは、再び弟に迫る“災厄”の運命を打ち砕くため、この新たな世界に剣を振るう。
たとえ、神と全世界を敵に回しても――
「弟は、俺が守る」
これは、最強の兄と、滅びを背負わされた弟の物語。世界が違えど、家族の絆は、誰にも壊せはしない。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 00:00:00
42753文字
会話率:39%
「私って、何のために生きてるんだろう――」
孤独なアラサー女性・夏井愛は、かつて科学者を志すも夢破れ、今では推しの科学系アイドル・TOMOYAを心の拠り所にする日々を送っていた。
しかしある日、そのTOMOYAが突然の訃報でこの世を去る。
絶望に沈む愛の意識が薄れる中、彼女は“異世界転生”の導きを受け、新たな人生を歩むことになる。
そこは、魔法と科学が対立する世界。
彼女は持ち前の科学知識を活かして発明と探究を重ね、科学陣営に革命をもたらしていく――だが、それは新たな対立の火種にもなっていく。
孤独に生き、失望に慣れきっていた彼女が、戦火の中で初めて“仲間”と“愛”に出会い、世界を揺るがす存在となっていく物語。
「科学は、愛を証明できるか?」
これは、ひとりのオタク女が“世界を敵に回しても、自分を貫く”再生と選択の物語。
※本作品の執筆には、プロット整理・構成・文章調整の補助としてAI(ChatGPT)を活用しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 08:19:22
7442文字
会話率:32%
「公爵令嬢ヴィオラ、君との婚約は破棄する!」
王太子から突然の婚約破棄。しかも舞踏会の真っ只中――けれどヴィオラは微笑んで、すべてを受け入れた。
なぜなら彼女には、別の“任務”があったから。
彼女の本当の姿は、王国諜報部に属するスパイ。
次のターゲットは、敵国ルヴァレスト王国の第二王子。だがその正体は、国家が生み出した最強兵器《オルデン》だった。
冷徹な兵器のはずの彼は、ヴィオラとの出会いにより変わり始める。
任務のはずが、恋に落ちてはいけない相手と――気づけば、惹かれていた。
これは、
「婚約破棄? じゃあ、敵国の王子を口説いてやるわ」
と笑った令嬢と、
「世界を敵に回しても、おまえを守る」
と誓った王子の、甘く危ういスパイ・ロマンス。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-18 22:00:00
1060文字
会話率:40%
11歳の誕生日、アシルは未来の記憶を思い出した。
分家の生まれだが光魔法の最上位『天光』の才能をその身に秘めるアシル。だが、未来での彼は本家に売られ、『光の楔』を心臓に打たれて自由と意思を、才能を支配されてしまう。
本家の暗殺者とし
て使い潰された挙げ句、最後は命じられるままに自害して死んだ……はずだった。
だが今、過去へ戻ったアシルは決意する。
「これは復讐でもなければ報復でもない。未来の僕を縛ったお前達への――逆襲だ」
彼の前に立ち塞がるのは巨大な権力を持つ皇族、九頭大蛇【ヒュドラ】と称される九大公爵家。
世界を敵に回しても、今世は己の意思を貫き通す。
かくして、覚醒を果たした少年アシルの快進撃と逆襲がここに始まった!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-26 22:07:27
73695文字
会話率:33%
鬼の忌み子として生まれた主人公ロイ。幼い頃から力を恐れられ、村を追われた。それでも彼は人を信じたいと願い続けた。何故なら、彼を救ってくれた唯一の存在、ファウナがいたから。両親の涙と共に村を後にしたロイは今、世界を敵に回してもファウナを守り抜
く事を誓う。逃亡の果てに待つのは、世界を揺るがす真実。信じる心は呪いを超えるのか。命の重さは誰が図るのか。
少年と少女の物語はいま、「命の天秤」にその意味を問う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-03 05:57:21
17943文字
会話率:47%
二十二世紀中頃、人類は、ついに世界の法則を変更する権限を得た。
質量保存、エネルギー保存、運動量保存……すべての公式定理は、かつて環が絡み合い、世界の構造を支えていた。今では人為的に操られ、無尽蔵のエネルギーを無から生み出している。
では—
—その代償は?
この時、人類はまだ知らない——間もなく迎えるのが盛世の栄光か、それとも滅びな業火か。
……
「一緒に地上に出て、太陽の光を見よう」
地中深くに埋まったこの檻の中で、彼女は僕にこう言った。
そう、僕たちは囚人であるべきではないし、もはや「永久機関」ではない。
だから、あの陽だまりの世界に戻りましょう!
たとえ全世界を敵に回しても!
……
「そうだ、あんたの妹も連れて。私は彼女なしで死ぬだろう。」
「はあ?」
「あんたの妹がいなかったら、私は欲求不満して人生が無意味だと感じて、自分自身を爆破するだろう……」
「はっ?」
「早く、私の奴隷よ!」
「はっ!?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-24 23:45:37
86988文字
会話率:39%
俺【ローク】は三人の姉妹と暖かい両親と村の人に囲まれて貧乏ながら幸せな生活を送っていた。
このまま生活が続くと思ったら、【スキル】を決める村の儀式が行われた。
何も知らない俺と三姉妹は儀式を受ける事となる。そこで、発覚したのは俺のスキ
ルが最弱だったという絶望の事実。
一方で三姉妹はそれぞれが強力なスキルを授かり、村中が歓喜の渦に包まれる。それでも、俺と三姉妹はずっと一緒になると約束をして誓った。
ただ、段々と俺達の距離感は遠くなっていき、さらなる追い打ちをかける出来事がやってくる。
王国から噂を嗅ぎつけてやってきた勇者【トウヤ】という王国の跡継ぎが現れる。トウヤは三姉妹の美貌とスキルを見るなり、王国に招聘したいと言ってくる。
突然のことに全員は反対して、俺は勇者と勝負を挑むことになる。勝てばこの話もなくなると思っていた。
だが、勇者の力には敵わず俺は全員の前でボコボコにされてしまう。そして、俺が気絶して三姉妹と別れてそこから二年という時間が流れる。
そこで知らされる衝撃の事実、変わり果てる三姉妹、両親、村の人達。優しかった人達はもうそこにはいなくなっていた。最後には村を追い出され、完全に一人となってしまった。
放心状態の俺だったが、憎悪と復讐心が重なり弱かったスキルが徐々に覚醒していく。
これは、世界から選ばれた勇者と三姉妹。そして、世界を敵に回した俺の復讐の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-11 18:53:02
296311文字
会話率:33%
どうやら俺は間違えてしまったらしい。
人生における選択というのはいくつもあるし連続して迫られる。
それが世界を掛けた選択肢というのならばなおさら間違える。
それでも勇者として、俺は立ち上がらなければいけないらしい。
何回も、何回も間違えた先
に俺は正解に辿り着けるのだろうか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-08 18:37:03
15827文字
会話率:40%
「兄妹だって愛さえあれば恋人になれますよ、兄さん♪」。大和撫子は兄の大和猛に一途な恋心を抱く重度のブラコン。高校生になっても一緒にお風呂に入ったり、彼を振り向かせるために誘惑したり。常に撫子ペースで兄を翻弄させる。世界を敵に回しても、この愛
を貫きます!? 究極、撫子乱舞の幕が開く――! 大和撫子ラブコメディ! 《現在、加筆修正中》折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-29 00:45:58
784349文字
会話率:53%
【世界を敵に回しても、俺は妹を救う!】
保護施設暮らしの妹が自由に歩き回れる世界を作るのが、俺の夢だった。
ある日、俺は勇者の卵として異世界に召喚された。
しかし、才能のなかった俺は、勇者の道を諦めるようにいわれた。
それでも、俺は
諦めずに訓練を続けていた。
そんなある日、ダークエルフの子供から一通の手紙を受け取った。
※この作品は「カクヨム」「ノベルアップ+」でも連載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-01 17:30:05
82636文字
会話率:40%
魔力も才能もやる気も無い英雄の孫レーン・アイボリーは周囲から、「落ちこぼれ」「英雄の欠陥品」と呼ばれ、祖父から「面汚し」と蔑まれても意に介さず、適当に学院生活を送っていると、レーンは災厄の魔女に瓜二つで相手の心を読む嫌われ者の少女リーン・ア
ップルに一目惚れをし即告白して玉砕。
ある日、国が危険因子としてリーンの抹殺司令が出されたが、それに唯一異を唱えたのが魔力も才能もやる気も無い英雄の欠陥品レーンだった。
世界を敵に回した落ちこぼれが、愛する人のために戦う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-10 23:12:45
9902文字
会話率:33%
両親が共に病死し、食べ物に困ったフラヴィアは、ある家に忍び込む。彼女を見つけたリッカルドは、その異形な姿に驚くこともなく、彼女を家に住まわせることにした。それから八年後、ある男が現れて二人の世界は変わっていく。
*毎度のことながら世界観があ
いまいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-07 20:06:44
8038文字
会話率:36%
丹野美優は異常だ。
時に完璧な女で時に醜い女。
時に清廉潔白であり時に狡猾。
時に慈悲深く時に残虐。
時に誠実で時に大ボラ吹き。
そんな彼女には大きな枷があった。人生を破壊する枷が。
彼女は観測者。観測者は失った世界は、その時を誕生からやり
直す。
彼女は世界の異端。奇跡を宿す者。神秘の体現者。
故に彼女は排除される。そして時は戻る。彼女1人を残し。
そんな彼女を守る1人の男。
葛西塁。力など無く、それでも守ると誓った男。
これは純愛。世界を敵に回しても、愛する事を辞められなかった2人の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-05 18:37:42
18069文字
会話率:52%
人に声が届かない孤独な少年イアンと、飛ぶことができるに群れで孤立しているペガサスカラミーユ(カミー)。かつて起こった大戦を強制終了させるため、絶対の力を持つ麒麟が定めた「麒法」により2人が干渉することは絶対に許されない。
孤独な2人が選ん
だのは、たとえ全世界を敵に回しても一緒にいる事だった。
2人は麒麟からこれからも一緒にいても良いという許しをもらう為、麒麟がいるという北の果て目指して旅を始めたのだった。
迫りくる追手、明らかになる真実、そして大戦。時に楽しく、時に苦しい旅のその先に、2人は自由を手に入れる事ができるのか……!?
ノベラボにも掲載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-16 09:27:59
142034文字
会話率:49%
たったひとつの恋が歴史を変える瞬間を、知っているだろうか?
歌う蟲と半月の国、パンゲア。
梟の塔に閉じ込められ、女神の秘宝“天涯の月”を宿す少女は嵐の夜、大泥棒にして大悪党を名乗る一人の青年と出逢う。
「まぁ嫌だって言われても勝手に盗むん
だけどね。君ごと」
誘拐犯だけど過保護な庇護者で何故か理解者、世界を敵に回しても鼻で笑って返り討ちを宣言してくれたたった一人の男。
舞台は歌により蟲を操り、国産み神話の息づく時代。
千二百年前、神話に隠された“空白の真実”をめぐり浮遊の島アークに絡み合う思惑。
後世、その英名悪名共に燦然と歴史に刻む“史上最悪の革命家”アシュとの出会いに、ルルーの運命は大きく回りだす。
剣よりも知恵で、魔法よりも工夫で困難を乗り越えるちょっと変わった青年と世界を旅する少女の異世界冒険譚。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-04-19 11:47:54
510832文字
会話率:36%
キミのために僕は世界に復讐する
最終更新:2015-03-30 23:49:36
1719文字
会話率:34%
「世界を敵に回してもキミを愛してる」そんな発言の顛末。
キーワード:
最終更新:2014-09-13 16:28:56
3094文字
会話率:33%
“何もかも揺らいで泡沫のように消えていく世界の中で、たとえ刹那でも、どんなに血と泥に薄汚れていても……命を懸けた人の思いより眩いものがあるだろうか?”
はるか時間と空間と確率事象の果てにある、それは力こそ正義になった世界の物語。
科学が
魔術を理解し、二つが混ざり合って同時に繁栄を極めた世界。
摩天楼の如く無数の高層ビルが立ち並び、不夜城のように昼夜の限りなく蠢く都市の下では……蟻のように、あるいは神々のように人々が歩き、生み出す享楽を貪っている。
人々は歴史上未曾有の栄華の中にいた。
そんな世界の裏側、暗がりの世界では、誰もが名を知り、誰もが畏怖する最強の兵士“シヴァ”。
あるいは“悪魔”あるいは“外道”、“鬼畜”、“化物”……彼女を貶し、罵る言葉が尽きる事はなく、しかし彼女の前ではどんな誹謗も褪せて聞こえる、そんな人物。
どんな障害も悪意も憤怒も涙も、彼女は石ころのように踏みしめて、その上でけたけたと、狂ったように笑っているから。
狂気も怒りも痛みも憎悪も、ただ戦う為の『味付け』でしかないと。
私の「強い」とはこういうことだ――と。
これは、彼女の物語。
誰よりも狂っていて、誰よりも正気な、世界を敵に回しても戦い続ける彼女の……物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-07-29 05:23:30
7698文字
会話率:9%