この世界の中心に位置する国、東極。
その治安維持を担う組織『東極警察局』に入局したばかりの新入局員・冷泉弑流は、初任務でとある事件に巻き込まれ、世間的には伏せられた存在《式神》の子供・燐と出会う。
人知を越えた力を持つが故に、生きた道具と
して扱われている《式神》のことを知った弑流は、局長の命令で燐を主体とした対犯罪組織《グングニル》を設立し、人ではどうにも出来ない犯罪を解決すると同時に、不当に扱われる彼らを救うことを決意する。
その過程で、ただ悪は悪と決めつける正義感のみを持ち合わせていた弑流は、”本当の悪とは何か”という葛藤に飲み込まれていく。
これは人と人外が織り成す、時に残酷で、時に美しく――そして、正解などない物語。
※この作品にはグロテスクな描写、暴力的な表現、様々な障害を持つ登場人物、モラルの欠けた登場人物等々が含まれています。苦手な表現がある方は注意してお読みください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-27 01:39:44
422214文字
会話率:49%
ねこ。それは愛らしいモノ。
ねこ。それは主と共に在るモノ。
ねこ。それは──。
ねこと、婚家で不当な扱いを受けている女性が、幸せを掴むまでのお話。
サラッと読めるものを目指しました。
カクヨム様にも同時投稿しております。
最終更新:2025-01-25 19:42:41
3476文字
会話率:20%
ある日、従姉妹の結衣と買い物に出かけた俺は、暴走した車から結衣を庇い、死んでしまう。
そして気がつくと、赤ん坊になっていた。
どうやら、異世界転生というやつをしたらしい。
特に説明もなく、戸惑いはしたが平穏に生きようと思う。
ところが、色々
なことが発覚する。
え?俺は皇子なの?しかも、出来損ない扱い?そのせいで、母上が不当な扱いを受けている?
聖痕?女神?邪神?異世界召喚?
……よくわからないが、一つだけ言えることがある。
俺は決めた……大切な人達のために、最強を目指すと!
これは出来損ないと言われた皇子が、大切な人達の為に努力をして強くなり、信頼できる仲間を作り、いずれ世界の真実に立ち向かう物語である。
少年は……いずれ、自分が転生した意味を知る……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-11 09:53:31
522233文字
会話率:56%
魔力が生まれつき備わっていない、片目が開かない、瞳の色が吸血鬼を連想させる深紅の瞳、髪が一定以上伸びない。
インゼイル王国の第四王女として産まれた『エデン』は、これらの理由で理不尽なまでの不当な扱いを受けてきた。
根も葉もない理由で悪
女と罵られた彼女は、いつか周りの人間を見返してやると己に近い、只管に勉学に励んだ。
培った知識は計り知れず、彼女の知恵は十六の歳になった頃には既に大人顔負けのものとなっていた。
己の力で環境を変える、その目標を実現するために、エデンは実力至上主義で有名なセレスアスティア学園に入学する。
そこでは実力こそが正義であり、実力さえあれば誰であろうと入学から卒業までできるという、この世界では特殊な部類に入る学園だった。
そしてその学園には、特殊な制度がある。
それは『プリンセス・ア・ナイト制度』というもの。それは学園の女子生徒がプリンセスとなり、男子生徒がナイトとなり、それぞれ二人組のタッグになるという制度だ。
プリンセス・ア・ナイトとなった二人は卒業までにクリアしなければならない課題が課せられる。
それは、他のプリンセス・ア・ナイトとなった二人と戦い一定以上の戦績を収めること。
できなければ卒業はできず、収めることができれば何であろうと卒業ができるという。
エデン――彼女は、己の存在価値を証明するためにこの学園に入学し、そしてプリンセス・ア・ナイトとなって卒業を果たす為に尽力する。
しかし、悪女と罵られてきた彼女は学園に入っても変わらず、周囲から蔑まれることになる。呪われた女、魔女、そして悪女。エデンは多くの人間から理不尽に侮辱され、その度に心に傷を刻む。
反骨精神で今まで自分を誤魔化してきた彼女は、やがて限界を迎える。
心に刻まれた傷は永遠に癒えることはなく、誤魔化してきた自分もやがては崩れてしまう。
立ち上がれない、立ち上がりたくない、もうこの世界から消えてなくなりたい。
ナイトとなった相手にすらも殺意を抱かれ、殺されそうになったとき――
彼女の為の騎士は現れる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-08 20:19:36
85951文字
会話率:32%
近衛達治、二十九歳の独身男性。
会社で不当な扱いを受け、リストラに追い込まれた彼は故郷である片田舎に帰ってきた。ひとまず次の仕事が決まるまで、という気持ちで実家の手伝いをしようと考えていた達治だったが、従兄妹の涼子から近くにダンジョンが
できたことを聞かされる。
都心では珍しくなかった『ダンジョン配信者』という職業。
仕事に忙殺されていたために明るくはなかったが、さすがに概要だけは知っていた。幸いなことに配信機材も揃っていたので、達治は暇潰しにそのダンジョンで配信を行ってみることにする。
しかし、彼は未経験かつ無知ゆえに知らなかった。
そのダンジョンが俗にいう『超高難易度ダンジョン』である、ということを。
そんな場所に、鍬一本で乗り込む達治。
必死に止める視聴者たち。
これは、そんな配信初心者による無自覚勘違いファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-27 23:44:12
86628文字
会話率:38%
戦争は人々の常識を歪める。正しい行いをしたにも拘わらず不当な扱いを受けた令嬢は、魔王に救われることになる。
最終更新:2024-09-14 23:03:39
5800文字
会話率:55%
これは、家族が不当な扱いを受けた後、復讐の道を歩み始めることを決意したデイビッドという名前の平凡な男性の物語を語るスリル満点のアクション小説です。小説の冒頭では、デイビッドは平凡な生活を送っている普通のソフトウェア エンジニアです。しかし、
一連の不幸な出来事が彼の運命を一変させた。彼の家族は、捜査が行われなかった犯罪で無実の罪で告発され、大きな不当な扱いを受けました。家族は崩壊し、社会は無関心だったので、デビッドは法律では彼らに正義を与えることができないことに気づきました。痛みと怒りに駆られた彼は、自ら正義を求めることを決意する。
小説では、デヴィッドがどのようにして一般人からさまざまなスキルに精通したアベンジャーへと変貌したのかが詳しく描かれています。彼は命を賭して、すべての背後にある強力な闇の力に挑みました。各章は緊迫した対立とスリリングなプロットに満ちており、徐々に真実を明らかにし、悪の勢力と戦う過程でのデビッドの勇気と知恵を示しています。
旅の途中、ダビデは外敵に直面しただけでなく、内なる恐怖や疑いとも闘いました。彼は復讐の道で予期せぬ仲間を獲得します。それぞれに独自の物語と動機がありますが、それらはすべてデイビッドの決意と正義感に触発されています。
これは単なるアクション小説ではなく、正義、復讐、そして許しという深いテーマを探求しています。物語が進むにつれて、デイビッドは真の勝利は敵を倒すことだけではなく、心の闇を克服し、過去と和解する強さを見つけることにもあることに気づき始めます。エキサイティングなクライマックスと考えさせられる結末を備えたこの小説は、読者に精神的な旅と冒険を提供します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-11 15:02:07
11707文字
会話率:14%
魔力を持たないせいで、王女なのに粗末に扱われてきたリーナ。
彼女は大陸で最も嫌われる、茶色の髪と茶色の瞳を持ち、しかも守護獣はトカゲという、強烈なハンデを背負っていた。
やがて長年敵対していた国の王太子との縁談が王家に舞い込むが、正妃
の王女達は絶妙なタイミングのデキ婚や病気でこの政略結婚を逃れ、残された王女はリーナだけになった。
正妃は言った。
「リーナ、お前も初めて王家の役に立つじゃないの」
一方、リーナは街中で出会ったある男性に惹かれ、隣国の王太子との結婚前に、逃亡することをついに決意する。だがリーナの父親には、彼女を道具として利用する残酷な計画があって……。
これは、不当な扱いを受けてきた王女がそのことに気がつき、強さと愛を手に入れる物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-07 07:51:39
153967文字
会話率:33%
ミアは、元敵国のクルキネン伯爵家に嫁いでから半年間、夫のヴィルに嫌われていると思っていた。
会うことはほとんどなく、離れた屋敷で暮らしている。
伯爵家の主人がミアを愛していないから、メイドや執事などの使用人達はミアを舐めていて、不当な扱い
を半年間ずっと受けていた。
そんな生活も慣れてきたある日…ミアは、自分が夫のヴィルになる夢を見た。
「えっ、なにこれ?」
とても現実っぽい夢だと思いながらも、ヴィルのように振る舞いながら一日を過ごす。
そうしていると、夢の中のヴィルはミアのことが大好きだということを、周りの人間の言葉から知る。
「やっぱりこれは夢ね。私はヴィル様に愛されていないから」
と思っていた。
しかし同日同時刻、ミアの身体の中にはヴィルがいて……?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-20 18:52:21
20221文字
会話率:39%
幸せな結婚を夢見ていた伯爵家の令嬢リズ・オルブライトは、一度目の結婚で、旦那であるグレイン伯爵から不当な扱いを受けた挙句に、離婚を言い渡されてしまう。
悲しみに打ちひしがれるリズの下に、縁談の便りが届く。
しかし、その相手は血も涙も
ない戦闘狂との噂の辺境伯エラルド・ローレンツだった。
オルブライト家存続のためにエラルドの下を訪れたリズだったが、開口一番で「私がお前を愛することは決してあり得ない」と告げられた上、この縁談が『契約結婚』であることを知らされる。
二度目の結婚でも「幸せになれない」と悟るリズだったが、いつまでもくよくよしていられないと、得意の『錬金術』で領地改革を行ったり、一度目の結婚で学んだスキルで栄養満点の料理を作ったりと、自分を拾ってくれた旦那様に精一杯尽くそうとするリズ。
そんなリズを見て、最初は冷たかったエラルドだったが、次第に彼女の純粋さやひたむきさに惹かれるようになり……?
これは結婚に一度失敗した少女が、それでもひたむきに頑張って、夢にまで見た愛する人との幸せな結婚生活を手に入れる。
――そんな愛の軌跡の物語。
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※本作は約30,000字で一度完結予定です。
※毎日12:00に更新します。
※カクヨム様にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-18 12:00:00
22570文字
会話率:28%
大魔術師メリンダは、祖国ソリッドで不当な扱いを受けていたと、アンドリュー第二王子に救い出された。その後、ミラージュ国では、アンドリュー第二王子とメリンダの結婚パレードが行われていた。
その頃、ソリッド国の魔術師塔では、女魔術師ジェイミーがメ
リンダの元研究室内で愚痴をこぼしていた。
「本っ当に仕事が出来ない人だったなぁ」
大魔術師メリンダの抜けた穴を、埋めよう奔走するジェイミーと同僚たち。
一年後、事件は起きた。
なんとアンドリュー第二王子がメリンダの作ったポーションで命を落としたのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-15 19:26:25
7494文字
会話率:41%
魔法大国アルスタイン。
1000年前の魔族との大戦では、大魔道士の活躍で魔物達をダンジョンに追いやった。
しかし最後の抵抗として、魔物達は魔力となって人間に宿るようになった。魔力を宿した者は魔物を模した紋章が顔に刻まれた。
21世紀に
なっても、魔物が宿った者は”紋章付き”と呼ばれ差別の対象となった。
アスラもその一人。
不当な扱いを受けながらも他者を思いやる事を一番に考える、前向きな青年だ。
世間では地底に沈んだ筈のダンジョン復活した。本物の魔物とトラップが潜む魔境に、こともあろうに侵入し攻略する姿を配信をするのが流行った。
そんなダンジョン配信のトップライバー、ドラゴンマスクは派手な魔法と人離れした体術駆使し難関ダンジョンを攻略し、人気を集めていた。
その正体はアスラ。
紋章付きである事と、秘密を隠しながら配信業で生計を立てていた。
そんな彼を見続けていた人がいた。
それは、彼が敬愛する王妃リュウミン。
彼女が彼の前に現れ、語った事とは。
「私とコラボ配信をして、ヒーローになって下さい」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-24 23:03:17
12345文字
会話率:26%
獣人のみで構成されたサーカス団【シルクス】に所属する裏方の少女チロル。彼女はメンバーで唯一の人間だった。
何処かの世界のいつかの未来。通常の人間と、体にケモノの性質を合わせ持つ獣人が存在するクニ、日ノ斗亜王国。
少数派である獣人は過度な差別
に喘ぎながらも懸命に日々を生きていた。人間と獣人を取り巻く様々な問題の渦中に立たされながら、チロルは家族達と過ごす幸福な時間を願い足掻いていく。
【第1部】
獣人の子どもと間違えられたチロルは、奴隷商人により捕縛されてしまう。そこで彼女が出会ったのは、奴隷の狼青年オルト。不当な扱いを受け入れるオルトに苛立ちを覚えたチロルは、彼と共に奴隷商人のアジトからの逃走を試みる。
設定の根幹が「すこしふしぎ」程度のSF要素あり。
現代じゃないけど異世界じゃない。
そんな世界での少年少女の物語。
カクヨムさんにて同じものを掲載中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-31 17:00:00
209255文字
会話率:39%
王立学園のパーティーで、婚約者である第一王子から一方的に婚約破棄を告げられた侯爵令嬢キャスリン。自身を長い間冷遇してきた王子と、その腕に絡み付いて笑う令嬢を眺めながら、彼女は自らの特殊な過去に思いを馳せる。(……あの時のように、わたくしはい
つだって除け者、ということなのでしょうか。)実はキャスリンの前世は人間ではなく、植物園で育つキャベンディッシュという品種のバナナだったのだ。人生、いやバナナ生の最後にはお洒落なスイーツとなってお客さんに喜ばれることを夢見るも、とある原因でチョコバナナとして売れ残り、スタッフの賄いとなってしまう。失意の中で生涯を終えたはずの彼女は、気がつくと貴族令嬢として異世界に転生していたのだった。(これ、人生、薔薇色では……!?)しかし転生当初華やかな人間の生活にはしゃいでしまったことが原因で婚約者に誤解され、その後どんなに努力し結果を出しても軽視されて不当な扱いを受ける日々。そんな彼女の前に、前世での憧れの品種、ブルー・ジャヴァ・バナナによく似た公爵令息が現れる──。婚約者との確執により、窮地を迎えた彼女とその心の傷を救うのは、果たして……?※アルファポリス様、カクヨム様にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-12 22:33:31
93334文字
会話率:29%
「エリス嬢! きみとの婚約は破棄させてもらう」。
王家から望んだ婚約にもかかわらず、広間に王太子の声が響く。
王太子が望んだ公爵家の令嬢とは、エリスのことではなかったらしい。
双子であるはずの公爵家の子ども。しかし、社交界に来るのはいつもエ
リスだけ。
ではもう一人は? まさか屋敷で不当な扱いを受け、虐げられているのでは?!
不遇な双子の片割れを救うべく、王太子は今日、その秘密を暴く!!
※なろうラジオ大賞4にキーワード「ポーカーフェイス」で参加しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-22 11:11:42
1000文字
会話率:48%
不当な扱いを受けつつ細工師ギルドで働いていたテイル・フェイン。彼はある日、事前通告もなく一方的にそのギルドを解雇され、現地を訪れるも門前払いされてしまう。困った彼は、当面の生活資金を工面するため、元々の経験を活かして冒険者として働き始めるこ
とを決意。
だが以前Aランク冒険者として活動していた経歴は破棄されており、最低のEランクのスタートで……気楽にやるつもりだった冒険者生活は始まりから魔物に殺されかけた冒険者の女の子を助けたり、ギルドで横柄な態度を取る冒険者を叩きのめしたりと波乱づくめ……。
それでもそんな事は気にせず、慕ってくれる仲間達と共に出会う人々を助けながら、彼は一周目とは違った楽しい冒険者生活を満喫してゆく。
一方でテイルの能力を疎み、細工師ギルドから追放したギルド長ゴーマンは当初自分の地位を脅かす目障りな若者が消えたことに喜んでいたが、次第に彼がいなくなった為ギルドの経営が立ち行かなくなり焦りだす。やがて悪辣な手段をもちいてテイルを再びギルドの管理下に置こうとするものの、それは上手く行かず逆に自らの身を危うくしてしまう……。
不遇であった主人公が新しく出来た仲間達と共に二度目の冒険者生活を気の向くままに謳歌していくお話です。
※◇、◆等が行頭に着く回は主に他者視点のお話となっています。また、他サイト様でも掲載させて頂いています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-10 19:03:36
241555文字
会話率:47%
有期雇われ冒険者、ヨハンナは、数カ月の契約を何度も繰り返されたのち、突如クビを切られた。
納得いかない彼女は、友人の紹介で冒険者用の労働組合に入った。
彼女はそこで雇われた者の権利を学びながら、不当な扱いと闘っていく。
ファンタジーの皮を
被った労働組合ノベル。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-17 12:00:00
23447文字
会話率:53%
人は憎しみを覚える。不当な扱い、理不尽な言動、自信に向けられた悪意に対して、人は憎しみを覚える。
憎しみが重なり、報復を産む。憎しみに自分を奪われ、相手に仕返しをしようとする。時には、人を殺してしまう。
報復に対する報復。憎しみは螺旋
状を描き、過去から未来へと繋がってゆく。その憎しみの連鎖を止めるには、どこかで誰かが諦めるしかない。自分の代で憎しみを無くそうとすれば、自分を苦しめるしかない。報復による憎しみからの解放を身のうちに押さえ込み、苦しみの中で生き、苦しみの中で寿命を迎える。そうすれば次の憎しみは産まれない。
だが、人はそうはいかない。憎しみを抑え込める人間がどれほどいることか。ほとんどの人間は憎しみからの復讐心を抑えきれず、報復に走る。周りで行われる報復の連鎖、自身が抱え込む苦しみに耐えかねた人は、周りと同じように報復を行い始める。まるでガンのように、だれかが楽になろうとすればそれに連鎖して報復の輪は広がってゆくのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-14 10:33:13
1053文字
会話率:0%
エルジュヴィタ伯爵令嬢コーディリアは青い瞳の魔力持ちとして幼い頃に王太子マリスの婚約者に選ばれた。だが権力の象徴でもある魔力を持つ王侯貴族の腐敗は甚だしく、国のために行動しようと足掻くコーディリアもマリスから不当な扱いを受けていた。そして彼
の不興を買ったことで婚約者の座を引きずり下ろされる。「私は、一瞬たりとてあの方に愛されたことはなかった」ついに行動を起こし逃れたさきで、コーディリアは青い髪と瞳を持つ『翼公』と運命の出会いを果たす——婚約破棄を選んだ伯爵令嬢に、真の愛を乞うのは?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-08 08:23:15
193855文字
会話率:41%
転生した先の異世界では、私は希少な“有魔族”として生まれていた。
有魔族とは、魔力が使える魔法使いみたいな種族。だったらこれでチートみたいな楽勝人生まっしぐらかと思いきや、有魔族はある理由から人間族より迫害を受けていた……。
人間族の手によ
り、両親さえも失ってしまった私を待っていたのは、人知れず深い森の奥深くで過ごす、長い長い孤独な時間。
そんなとき、偶然拾った奴隷の少年は、同じく人間族に不当な扱いを受けているエルフ族で――。
独りぼっちで生きる有魔族の少女✕過去が謎に包まれたエルフ族の少年。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-17 22:40:44
100427文字
会話率:42%