山奥に迷い込み、薄暗い森の中にある古びたロッジに辿り着いた者達を、生臭い息と凄惨な苦しみが待ち受けていた。逃げ出すことの難しく、生き残ることの不可能な薄暗い山奥に導かれた者達は、一体どうなってしまうのだろうか。
最終更新:2023-06-04 10:04:12
1171文字
会話率:40%
人里離れた山間に建つ小さなスキーロッジ。そこはかつて、“首斬り博士”と渾名された医師の邸宅として使われていた館だった。建物が“首切り博士の館”と呼ばれていた時代の名残を残す、展示された断頭台。その断頭台の上で、首を切断された死体が発見され
る。
少年探偵、乱場秀輔の推理は?
※毎週月曜日、木曜日に最新話を投稿いたします。文章量の関係で、二~三話を同時に投稿する場合もございます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-01 19:00:00
173704文字
会話率:69%
小学5年生の夏休み、早見レミはイギリスに住む叔母の家を訪ねる。叔母は有名なドール作家で、森のロッジをアトリエに創作活動に励んでいる。
道に迷いすっかり夜になり、右も左もわからないイギリスでレミは不思議な少年に導かれ、叔母の家にたどり着く。レ
ミを探しに行ったのか叔母はおらず、しかし少年はなぜか隠し鍵を知っており中へと導かれる。
中でレミを迎えたのは叔母の美しい人形たち。焦点の合わない双眸は、しかし、こちらをじっと見つめているようだ。ねぇ、と声をかけようと振り向けど少年はいつの間にか姿を消し、開いたドアは風に吹かれ、大きな音を立ててレミを中に閉じ込めた。
「ようこそ、マディーの館へ」
クスクスと部屋中から忍び笑いが聞こえてくる。かけられた声に後ろを振り返ると何も写さないその双眸が、にたりと感情をのせてレミを見つめていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-19 18:03:51
79626文字
会話率:59%
主人公は一家で経営する花屋で働く十五才の少年――ロッジ。
日々、忙しく、真面目に働く彼であったが、実は彼には二つの秘密があった。
一つ目の秘密は、『魔道具』を密かに隠し持っているということ。魔道具はそれだけで、『街一つが買える』と言われるよ
うな代物。なので、街の花屋が持っていてよい物ではないのだが、畑の中から偶然それを掘り出したロッジは、そのことを誰にも言わずに、毎朝『それ』を使うことを楽しみにしている。
二つ目の秘密は、密かに想いを寄せる一人の女性がいるということ。
女性の名前はアネモネ先生。年上の綺麗なお姉さんで、しかも優しいお医者さんで、街のみんなから慕われている。ロッジにとってはまさに『完璧な人』で、手の届かない高嶺の花である。
そんな二つの秘密を胸に秘めながら暮らしていたロッジは、とあるキッカケから、アネモネ先生にいま恋人がいるのかどうかを確かめることを決意するのだったが……。
これは、純朴な少年・ロッジとアネモネ先生の、『秘密』をめぐる物語。
おそらく二十話ほどで終わる中編ライトノベルです。
バトルはなく、基本的には落ち着いて読めるラブコメになっていると思います。
既に一区切り書き終えたものを投稿していくので、途中で音信が途絶えるということはないのでご安心を。(ブクマや感想を与えると作者が喜びます。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-17 12:29:09
31061文字
会話率:46%
少年はハッと見知らぬ部屋の一室で目を覚ます。
どこかのコテージだろうか。
その部屋に少年はまったくの覚えがなかった。
それより何よりも。
少年は自身の記憶を完全に失ってしまっていた。
窓に自分の姿が映る。
高校生くらいの男子の顔が映っ
ている。
だが、やはりその顔にも少年は見覚えがなかった。
戸惑いながらダイニングに顔を出すと、そこには見知らぬ三人の男女がテーブルを囲むように座っていた。
「ようこそエンゼルロッジへ」
そのうちの一人の女がそう言って少年を出迎える。
「ここはね。死後の世界なんだ」
詳しくその者の話を聞けば、ここにいる三人共以前の記憶をすべて失っているとのことであった。
「記憶を取り戻した者はそのまま天国へ行ける」
「そのためには、外の世界へ〝仕事〟に行かなければならない」
そんなことを並べ立てられた少年は、わけも分からないうちにコテージから外の世界へ出るように言われる。
玄関から一歩足を踏み出すと、そこは海が広く見渡せるタワーマンションの外廊下。
まるでワープするように、少年はまったく異なる場所へと足を踏み入れていた。
「湘君~おっそいっ!」
それから少年は、なぜか自分のことを知っている女の子に手を引かれ、見知らぬ学園へ通うことに。
一体、自分の身に何が起こっているのか。
少年は、やがて出会う新たな少女と一緒に暴いていくことになる。
この世界に隠された真実を――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-12 20:28:41
191541文字
会話率:26%
少し変わった中学2年生、高橋翔真は異世界へと転移した。
そんな彼は転移した直後、レイという少女と出会う。
レイとボルノという居酒屋でバイトを始める翔真だったが、休みの日に極悪人ロッジ・マーテルにレイが誘拐されてしまう。
誘拐されたレイを助け
たのは世紀の大怪盗と呼ばれるシーナ・カーテルだった。
助けられたレイはブズーキナに来てしまう。
マミルスへ帰る途中、レイは祖母と再会する。しかし、祖母は記憶を失っていた。
祖母の記憶を取り戻すため、翔真達は記憶を取り戻す力がある「記憶の種」を入手するためダズデラ王国へと向かった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-26 16:05:12
41575文字
会話率:33%
ある名も無い山の中、立ち込める霧の先にある、一件のロッジハウス。
そこに一人暮らしている老婆と、そこに迷い込んだ登山者が話をする。
ただ、それだけの話……
最終更新:2021-07-31 23:19:16
9608文字
会話率:0%
主人公の少年は、週末になると父親が建てたロッジに行き、天体観測や地形観測をしている。実は少年は湖で失われた母の遺体を探しているのだった。そんなある日、旧知の地底人が相談に来る。
※この作品はカクヨムにも掲載しています。
尚、坊ちゃん文学
賞に応募した落選作です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-11 04:31:30
2241文字
会話率:19%
読書感想文1冊目。
1998年より書き始めた読書感想文。
現在1000冊ちょいという、
大した読書量ではありませんが、
本は頭の中に残る財産。
手持ちの本は数冊ですが、
読書感想文を読めば、その質感が
読んだ本の分、蘇ってきます。
最終更新:2021-01-01 18:00:00
1784文字
会話率:2%
ロッジに泊まる大学生グループが、1人、また1人と死んで行く。血に染まる足跡から、逃れる事はできるのか。
最終更新:2020-12-30 05:00:00
5309文字
会話率:28%
2022年12月全然伸びない4人組ゲーム実況ヨーチューブチャンネル我天の一泊二日2年記念オフ会を山岳ロッジにて行うことにした。
楽しいオフ会になるはずが始まったのは殺人事件だった...
最終更新:2020-11-28 02:31:37
15117文字
会話率:51%
青年は復讐を誓い、一族は相続に揉める。
家族は逃げ惑い、それをヤクザ者は追いかける。
熱々のカップルは、彼氏の三股の発覚に亀裂が入っていた。
そして不気味な男は一人、何かに怯えるように身を潜める。
猛烈な吹雪が吹き荒れる雪山で、彼
らは古いロッジへと集う。
そこで彼らは、ある殺人鬼と遭遇することになる。
しかしその恐ろしい存在に、彼らは逃げ惑うだけではなかった。
何故なら彼らには、それぞれにどうしても殺して欲しい者がいたのである。
これは、ある雪山の一夜に起こった物語。
誰がその目的を叶え、誰が生き残るのか、それはまだ誰にも分からない。。
この作品は「アルファポリス」様にも、ほぼ同時に掲載されています。
またこの物語には、暴力的・残虐な表現が含まれておりますので、ご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-08 20:00:00
146354文字
会話率:36%
【ツギクルブックス様より書籍化が決定! 2019年12/10発売です!】
デバフやステータス異常を特技とする底辺黒魔導士のエルカン・ハルバロッジは、遂に冒険者パーティから戦力外通告を受けて追放されてしまう。
黒魔導士としての活躍を夢見
ていたエルカンは悲嘆に暮れるが、夜の街中で捨てられていた双子の赤ん坊を拾う。
「夢は叶わなかったけど、この子達くらいは幸せにしてやりたい」
女の子の双子にセレーナ/コロナと名付けたエルカンは、冒険者を引退し、彼女達の面倒を看ていく。
エルカンは自らの娘として二人を育て、教養程度に魔術も教えていく。
そうして立派に育った双子は一人前の女性となり、父の下から巣立って――――いかなかった!
「お父様、私達Sランクの【賢者】になりましたの♪」
「だからパパ、アタシ達と一緒にパーティ組も!」
いつの間にか、セレーナとコロナは【伝説の双子の大賢者】と呼ばれるようになっていた。
父のことが好きで好きでたまらない彼女達は、エルカンを再び冒険者の道へ引っ張り込もうとする。
「……僕、もう【黒魔導士】は引退したんだけどなぁ」
「いいえ、私達がお父様の"夢"を叶えて差し上げます」
「パパの本当の人生は、これから始まるの!」
パーティを組んで冒険に魔術に、時々デートを楽しんだり――
おまけに、エッチな下着姿の娘達と添い寝まで――!?
黒魔導士に憧れた父と、生ける伝説と呼ばれる双子の、新たな人生が始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-20 17:00:00
220010文字
会話率:29%
阿部はオーストラリアのパースに降り立つ。
謎の女、鍵、と呼ばれた女。
他人の心を操ることが出来る力を持つ。
その力をめぐって争奪戦が起きる時、再びチェイスが始まる。
2010年頃のオーストラリア西海岸が舞台です。
一か月くらい現地でバッ
クパッカーしてたので、舞台とか登場人物は実在していますけれど、内容は完全にフィクションです。実在の人物や場所とは関係ありません。
また、当時のバッパーも廃業しており存在しておりません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-09 23:00:00
122638文字
会話率:55%
ワケあって高校を休学中の香月は、遠縁の親戚にあたるエンジュというオカマ(本名:遠藤寿)に預けられることになった。
その目的は、魔女修行。
山奥のロッジで「魔法屋オカマジョ」を営むエンジュのもとで手伝いをしながら、香月は人間の温かさや優しさに
触れていく。
けれど、香月が欲する魔法は、そんな温かさや優しさからはかけ離れたものだった…
オカマの魔女と、おバカヤンキーと、アライグマとナス牛の使い魔と、傷心女子高生の、心温まる小さな魔法の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-31 23:00:00
91482文字
会話率:47%
俺、『夜城 渡』(やしろ わたる)は社会人になってなお、厨二病が治らない。特にヴァンパイアが大好きだ。
ある日、俺は異世界へと転移し、森のロッジでヴァンパイアと出会った。
が、そのヴァンパイア『プリム・ヴァーミリア』がぽんこつだった…
「い
らっしゃい! 君を私の眷属にします!」
「違う!『ようこそ、我が城へ。汝を我が眷属にしてくれよう!』だろ!」
俺は、プリムが一人前になったら眷属になると約束し、森のロッジで魔族との生活が始める。
この世界では『無能力者』とされる『無属性』に分類されたが、魔力は十二分にある。
魔法の補助をする道具。『魔法銃』(マジックピストル)を使い、魔族達と闇の世界で生きる事を決める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-31 21:45:19
17679文字
会話率:34%
私は、湖のほとりでロッジを開いている。
最終更新:2017-07-01 00:00:00
359文字
会話率:0%
いつの日か来ると思っていたこと。
最終更新:2017-02-01 00:00:00
1350文字
会話率:37%
高校最後の夏休み。俺たちは無理を言っておじさんの用事に付き合って海に行ったんだ
そして俺達は岩陰の洞窟を見つけた。おじさんにあまり怪しい場所に近づくなと釘を刺されたけどちょっとした冒険心が疼いて中を覗いてみる
なんてことは無いただの祠だった
んだ。拍子抜けした俺達だったがふと悪戯心が顔を出して祠の中にある石をどけたんだ。
夜に肝試しをする為にやったんだ。スリルがあったほうが夏休みって感じがするからな!
「いけない…それを動かしたら…。恐ろしいモノの封印が…解かれてしまう……」
洞窟に入る前に俺は女の子の声を聞いた。ここらへんで見ないような素朴だが可愛らしい白い服の子だった。
彼女も誘おうとしたんだが、いつの間にか居なくなっていた。夏の幻なのか?そう思って俺達はロッジに戻った
その時は気付かなかったのだ。海に遊びに行ってそれでいて、最後の思い出を楽しいものにするって事ばかり頭にしかなくて
本当に相手にしてはいけない・おれたち生身の人間が絶対に太刀打ちできない領域があるなんて事なんて分からなかったんだ。
あの祠に祭られ封じられていたモノ―――――それが想像を絶する悪夢を呼び寄せる事になるなんて…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-16 00:01:20
32802文字
会話率:27%
第一次世界戦争末期、聖戦士ヴァルキュリアスのエイダは、ヴァルキュリアスの教えに従い戦争の早期決着を図るため、師である大賢者ベン・ドルントンと共にデネシィー島の戦争に参加をする。
魔法という人智を超えた能力を操るエイダが参戦したことによっ
て、誰もがデネシィー島における戦いは早期に決着すると予想していた。
ところが、その予想は無残にも覆される。
デネシィー島の戦いで残った兵士はベン・ドルントンも含めてごくわずかであり、最強のヴァルキュリアスと称されたエイダもその戦場から戻ることはなかった。
ただ、いたる所で噴気が出るような死の島だったデネシィー島は、その後美しい緑につつまれた島となりその呼称をエイダ島と変える。
ベンは一人、小さなロッジの庭にある椅子に腰を下ろすと、自分の腕の中で静かに眠る赤ん坊にそっとある物語を語り始めた。
その赤ん坊は、物語を聞きながらその小さな手でベンの親指をギュッと握ると、目を開けて宙にむかって微笑むのである。
赤ん坊の首には涙の模様をしたネックレスがかけられており、その周りには金色に輝く何かが見える。
赤ん坊はそれを見て微笑んでいるように見えた。
一人の男が空間を歪めてテラの大地に降り立つ。
その男の瞳は静かに輝いている。そして小さく呟くのである。
「キミのために私は道化を演じよう」
絡むはずのない者たちの運命が、ある意志のもと一つの結論へと導かれていく。
それが正しいのか、あるいは間違っているのか、その答えは誰にもわからない。
ただ、この物語を語るうえで、その強い“意志”が世界を動かす大きな力であったことはまぎれもない事実である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-05 00:37:47
13966文字
会話率:67%
プロパンガス会社に勤める垣内は、夜間、ガスが出ないとの連絡で雪山の登頂部にあるロッジに車で向かうことに。
轍に従い車を走らせる途中、轍の先がコーナーから逸れ、その先には大きく歪んだガードレール、下を覗くとテールランプらしき明かりが……
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最終更新:2016-04-09 21:42:06
462文字
会話率:0%