各種メディアミックスを果たした人気ライトノベル、『鎖の英雄と影の女王』シリーズが完結し、次回作が期待されていた。けれども、その作者は肝心のネタを持っていなかった。
「そもそも……あれ、ただの異世界生活日記だしな」
実は作者こそが、異世界
で『鎖の英雄』へと成り上がった転移召喚者であり、物語はすべて実体験を基にした話だった。
その為にネタが底を尽き、次回作どころか後日談の小話すら出し尽くした中、行きつけのラーメン屋から頭を抱えて帰ろうとする作者。そんな中、突如夜闇を切り裂く魔力光が、自らの足元を囲い込むようにして、人気のないここ一帯を覆い隠してくる。
「はあ、またかよ……いや、使えるっ!」
かくして、かつて『鎖の英雄』として活躍した作者の、二度目の異世界冒険譚が始まる……前に、あっさりと帰還してきた。
「えっと、あの……ここは?」
「次は悪役令嬢ものか……いや、そう仕立て上げられた奴も、『悪役令嬢』になるのか?」
紆余曲折はあったものの、追放されようとしていた公爵令嬢を今度は自分が拉致した作者は、一度自宅に帰るのであった。
「とりあえず、編集と相談するか。まったく……地球でも魔法が使えたら、楽に生活できたのに」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-05 00:00:00
9884文字
会話率:46%
私はエルフのリンスィール、エルフ1の食通だ!
城下町ファーレンハイトに、不思議な車を引いて世にも奇妙な料理をふるまう男が現れた。料理の名前は「ラメン」……それは一口食えば、天にも昇る味である!
私はあっという間に「ラメン」の虜となり、毎晩、
街角でその男を待ちわびていた。
しかし、ある夜を境に、男は消えてしまった……『友』と呼べるほど仲良くなった男は、私の前から姿を消してしまったのだ。それから二十年、私はもう一度だけでも「ラメン」を味わいたくて、同じ街角に立ち尽くしている。
ああ……愛しの「ラメン」よ、もう二度と、あの味に出会えないのだろうか……?
そんな風に絶望していた、その時だ。
チャラリ~チャラ~♪ チャラリチャララ~♪
……なんとっ!? 聞こえてきたではないか、あの独特の笛の音がっ!
私は涙さえ流して、男の帰還を喜んだ。
しかし、そこに現れたのは、あの男の『息子』を名乗る、レンという料理人だった。
「あんた……昔、親父が世話になった人だろ? よっしゃ! 俺が、美味いラーメンを食わせてやるよ!」
しかし、目の前に出されたのは……あの男の食べさせてくれた「ラメン」とは似ても似つかぬ、奇妙な物体だった!
「ち、ちっがーうっ! こんなのはラメンじゃなーい!」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-02 21:12:05
523079文字
会話率:39%
芹沢幹太は屋台のラーメン屋。
父親を早くに亡くした彼は若くして自立を求められ、幼馴染の柳川由紀や友人に支えられ、忙しいながらも毎日元気に働いていた。
ある日、いつも出店している公園でアンナという異世界から来た少女と出会う。
彼女は文化的に行
き詰まりつつある自分の世界の打開策を見つけるため現代日本に来たと話す。
偶然にも彼女に出会ってしまった幹太。
しかし彼ができるのはラーメン屋だけだった。
この作品はカクヨムでも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-28 16:09:33
1382282文字
会話率:59%
イラスト:源まめちち
ホッとしたいとき、おいでよ! 私たちのまち茅ヶ崎へ!
芸能の街、湘南、茅ヶ崎で繰り広げられる日常は、普通の街とは一味ちがう非日常。
恋愛したい、遊びたい、青春したい!
のんびりした湘南の田舎町、茅ヶ崎に
住むフルーツの香りがする夢のようなJK、白浜沙希。香水、柔軟剤、その他香料不使用。
今年こそは変わるぞと意気込んで近くの海まで一人で初日の出を見に行った高1の元日。
あれれ? 気付けばもう高2のクリスマス。
今年も私の一年は陸上部と勉強、ときどき遊びの繰り返し。
そんなどこにでもいるようなありふれた私だけど、友だち、部活仲間、地域の人たち、息を呑む素敵な街の風景、ときにつらいこともあるけど、たくさんの出会いやふれあいが、自身を日々大きくしてくれた。
そうか、きっと青春って大人になっても、気持ち一つで何度でも訪れるんだ。
※本作執筆にあたりまして、神奈川県茅ヶ崎市と福島県福島市飯坂温泉に店舗等を構える以下の皆さまに掲載許可をいただきました。誠にありがとうございます!
・神奈川県茅ヶ崎市
香川屋分店(メンチ、サザンコロッケ等)、湘南ちがさき屋十大(湘南江の島タコせんべい等)経営者ご夫妻、茶商小林園(サザン通りのお茶屋さん)、自家製麺屋登夢道(小出県道のバイパス下、赤羽根交差点のラーメン屋さん)
・福島県福島市飯坂温泉
ほりえや旅館(婿旦那さん)、土産屋(友ちゃん)
(50音順掲載、敬称略)
※本作は『私たちは青春に飢えている』の改稿版です。既存のお話を加筆、修正したほか、一部は完全新作の挿話となっております。
※カクヨム、pixiv、pixiv文芸でも掲載中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-26 19:20:00
311922文字
会話率:42%
新社会人の『雨浦夢宙』は、研修帰りに寄ったラーメン屋のテレビで〝ゲラ〟と呼ばれる人型軍事兵器が逃亡した事を知る。宿泊施設への帰宅後〝ゲラ〟に襲われるも、『ガラガラ』と名乗る〝ゲラ〟に助けられ、共に行動をする様になる。
最終更新:2024-06-26 11:08:05
5577文字
会話率:26%
終電ギリギリに帰った俺は新しくできたラーメン店に入った。
この店はかつての有名店にいた元従業員が店主だったようで。
キーワード:
最終更新:2024-06-25 22:21:23
2701文字
会話率:22%
某県の高速下道、なんちゃら番の国道にある峠のラーメン屋での思い出話。
キーワード:
最終更新:2024-06-25 18:01:31
1858文字
会話率:11%
死んでから始める、自分らしい人生
…未完成品だけど、クラウド保存がてら、自惚れへの冷や水がてらに投稿。寂しさで寒中水泳したいから色んな所に投稿してる(カクヨム、ノベルアップ、Pixiv)。のんびり作ってるから投稿頻度ゲロ遅。ラーメン屋みたいなこと言うけど、この小説が面白いかどうかは二章まで読んでから判断してもらいたい。
Version:SampleDawn折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-19 00:00:00
216728文字
会話率:30%
一ノ瀬龍拓は新宿で行列の出来るラーメン屋『龍昇』を経営していた。
新たなラーメンを求めているある日、従業員に夢が叶うと有名な神社を教えてもらう。
龍拓は神頼みでもするかと神社に行くと、御祭神に異世界にある王国ロイアルワへ飛ばされてしまう。
果たして、ここには龍拓が求めるラーメンの食材はあるのだろうか……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-13 22:35:30
45926文字
会話率:42%
とある港町のラーメン屋。そこではカウンター席に食品サンプルが置かれていた。
同じ話をカクヨムに投稿しています。
最終更新:2024-06-08 18:10:00
1077文字
会話率:6%
忙しい商社マンで独り暮らしの斉木は、夕飯を大抵外食で済ませる。男が独りで入っても違和感がないラーメン屋だとか定食屋が多いのだが、タウン誌でクーポンを探していた時に気になる店があった。「一樹一河の一皿に出逢うレストラン」という一風変わった店名
に、独り暮らしの寂しさも相まって目を留めたのだ。そのフレンチレストランは、名前の通り何から何まで常識を覆す店だったが、その裏には本物のフレンチを究めようとする思いがあった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-22 18:19:45
7155文字
会話率:25%
蓼丸真子巡査長は、失態をやらかした朝、ラーメン屋で働く見覚えのある男に遭遇する。
そう、彼は前の同僚の刑事とつるんで、とある事件を解決した探偵だ。
彼女は今担当している謎の”の”の字のダイイングメッセージを残した殺人事件の助力を彼に仰
ぐことにしたのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-20 21:46:25
12485文字
会話率:54%
知人に誘われてラーメン屋を訪れることになった。
初めは怖いところかと思ったら、意外とそうでもなく。
接客してくれた人々も優しかった。
ギャルは怖いものでないと知った場所でもある。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申
し訳御座いません。
注意事項2
ラーメン屋とか、油そばの店とかで働いてるギャルのお姉さんは、陰キャにも優しいと思って生きてます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-01 09:08:18
953文字
会話率:41%
久方ぶりにラーメン屋に入ったら、隣人は女一人。
珍しいと思いながらも動画を見ていたら、黒板消しクリーナーの様な音が隣から聞こえて来た。
おかえり。次は何処へ?
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
『黒板消しクリーナーの様な吸引音を立てて、匂いを嗅ぐ』
という描写が書きたかっただけです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-12 19:49:00
735文字
会話率:44%
俺の彼女は品のある女性だった。
所作も、物を食べる時も、丁寧でしっとりとしていた。
ただ一つ、一変する出来事が。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
最終更新:2023-02-06 15:27:32
838文字
会話率:38%
ここは特別なお料理屋さん。何が特別かというとメニューがない。味に自信のあるラーメン屋さんみたいに料理が一品しかないわけではない。お客様一人一人に合った料理を提供するのである。
どうぞご賞味あれ。
最終更新:2024-04-28 15:49:20
2041文字
会話率:54%
お騒がせシスター、クリスティンと元暗殺者のラーメン屋、クリストファー・緑の2人は「鋼鉄の都」の異名を持つ工業大国フィロネシスへとやってきた。そこで過去の因縁から命を狙われたリューを庇ったクリスティンは王国を裏から支配する巨大マフィア「漆黒の
血盟団」のボスであるザグレスをうっかり殺めてしまうのだった。
またなのか!?
またしてもこの流れなのか!!?
権力者をうっかりブッ〇す事に定評のあるクリスティンたちの明日はどっちだ!!??
ところが自分の父親を殺害した犯人に対する息子フェルザーの提案は意外なもので……???
クリスとクリスの大冒険の第二作目です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-22 16:25:09
181793文字
会話率:34%
聖堂騎士団の団員シスター、クリスティンは偶然から皇太子毒殺の陰謀を知り口封じを図った司祭を返り討ちにして殺めてしまう。そしてその現場に居合わせた少年のような容姿のラーメン屋、クリストファー・緑は実は伝説の暗殺者で……!?
2人のクリスの逃亡
劇はやがて王国の内外を巻き込んだ大騒動に発展していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-19 13:42:37
254706文字
会話率:32%
普通の人間とは少しだけ違うけど、人間のような姿をした、『あにまる』達の物語。
自分たちが生まれた意味を、そして自分たちと同じような人たちを探すために、彼女たちは、地球を超え、深い謎に挑んでいく!
最終更新:2024-04-11 17:35:08
883文字
会話率:22%
とある街のラーメン屋、そこに一人の男が来店した。
「味噌野菜ラーメン、麺硬めで……それと、娘は預かった」
男の要求は如何に?
最終更新:2024-04-02 21:01:13
3148文字
会話率:73%
異世界で転生したラーメン屋が作る特別なラーメンのレシピを紹介します。異世界の食材やスキルを活かした美味しいラーメンを作るためには、以下の手順に従ってください。
異世界転生ラーメンのレシピ
材料:
- 魔法のスープストック
- モンスター
の肉(適量)
- 異世界の野菜(好みのものを選んで)
- 魔法の調味料(お好みで)
手順:
1. 魔法のスープストックを大きな鍋に入れ、火にかける。
2. モンスターの肉を適当な大きさに切り、スープに加える。肉の旨みを出すため、じっくりと煮込む。
3. 異世界の野菜を好みの形に切り、スープに加える。野菜が柔らかくなるまで煮込む。
4. 魔法の調味料を加えて味を調える。塩や醤油など、好みの調味料を使うと良い。
5. 煮込みが終わったら、スープを湯切りして取り出す。
6. ラーメン麺を茹で、器に盛り付ける。
7. 煮込んだスープを麺に注ぎ、具材をトッピングする。
この異世界転生ラーメンのレシピ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-28 10:21:35
348文字
会話率:17%
とある夜。とあるラーメン屋にて……。
店長の男は店内に一人残った客のもとへ行き、声をかけた。
「あの、お客さん。時間なんでそろそろ店を閉めたいんですが……」
「……ふぅー」
「あの、お客さん? 従業員もね、もう帰しましたし、もう本
当に店を閉めたいんですよ」
「ふぅー……」
「あの、具合が悪いなら救急車でも呼びましょうか?」
「……いや、呼ばなくていい。何もな」
「あ、そうですか……大丈夫ならお代のほうを。それで店をね」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-08 13:00:00
832文字
会話率:94%
「あんた、私服警官だろ?」
「えっ」
とある夜道。目の前を歩いていた男が突然振り返り、彼にそう言った。
急に近づかれた彼はたじろぐとともに一歩、後ろに下がる。しかし男はずいとまた一歩、身を寄せた。
「んー、まあ、とぼけるよな。はは
、はははっ。でもバレバレ。まず、ラーメン屋で一緒だったよね」
「あ、はい」
事実であった。この夜、早めに仕事を終え帰宅した彼は軽くシャワーを浴びるとラーメン屋に向かった。
そして、確かにこの男もそこにいた。店に入ったタイミングは知らないが、出るタイミングはほとんど同じ。彼は男の後ろを歩く運びとなったのだ。
「で、そのあとコンビニに入ったよね? おれの後ろに続いてさ」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-05 11:00:00
1355文字
会話率:44%
闇バイト。俺がやっていたことが世間じゃそう呼ばれているってことを知ったのは、つい昨日の夕方のことだった。
小汚ねぇラーメン屋にあったテレビのニュースだ。逮捕だの報酬は支払われないだの使い捨てだの気分が悪くなるようなことばかり、偉そうなク
ソコメンテーター様が言ってやがった。
知るかよって話だ。仕方ないだろう。ニュースなんて見ようと思わなきゃ見ないんだから。見合わない報酬に釣られて警察にとっ捕まって馬鹿呼ばわりされるそいつらも、そうだったんだろう。
そう、俺も奴らと同じだ。もう引き返せないところまできちまった。始めはただの運び屋。品を受け取って渡してって出前と同じ感覚。だが報酬は桁違いだ。何を運んでいるか知ろうとはしなかった。中身は見るなとのお達しだからだ。ああ、俺にしては、けっこう真面目に頑張ったんだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-05 11:00:00
2616文字
会話率:72%
「推し」、その言葉にあなたは一体どんな印象を抱くだろうか?
辛い過去を抱える24歳会社員水見幸一にとっての推しとは「恩人」。
ただ、彼の推しは現実に存在するが、本当の意味では存在していない。
水見の推しは、駆け出しVtuber桜宮モモ。
画
面の中の存在で、その背景にある影の部分を認識しようとすることは御法度とされるVtuberである。
しかし、終電を乗り逃したとある日のこと、途方に暮れながら立ち寄った小汚いラーメン屋の店内で、慣れた口ぶりでコールする女性の声に聞き覚えが。
「豚小屋ラーメン大盛り、ニンニクマシマシ、油多め、味濃いめで。」
この声、どこかで
それもつい最近聞いた気が、、
「桜宮モモ……?」
理解する前に、水見は無意識に口からその名前を漏らしていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-05 14:46:24
13199文字
会話率:23%