「ポートアイランドに、“星を呼ぶ女”がいるんです」
神戸の高校生から届いた奇妙な依頼。
「最近、空が変なんです。夜になると、光が渦巻いて、音もないのに耳が痛くなる。変な女が関係してるって噂です」
添えられていたのは、白く焼け焦げた地面と、
“円”を描く奇妙な儀式の写真。
ナズナは、ポートライナーに乗って港の島へと向かった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 07:20:57
1100文字
会話率:30%
※カクヨム並列掲載作品
機甲歴216年。人類は荒廃した地球を見限り、宇宙に人工的な模倣惑星――コロニーを建造し、崩壊した国家体制に代わり企業がそれを治めていた。
資源鉱石『エーテライト』及びそれから精製されるエネルギー資源『エーテリウム』
に深く依存した人類は、廃棄された資源惑星を『クリステラ』と名付け、採掘に勤しんでいる。
まるで人類を憎むかのような過酷な環境に於いて、探索・採掘――そして、戦闘を担う鉄の騎兵『メタルライナー』。金で命を売った傭兵共は企業の尖兵として、終わらない代理戦争を続けていた。
主人公ロイドは未だ熾烈な争奪戦が続くクリステラでエーテライトを得るため、戦火に身を投じることとなる――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-24 02:06:53
37998文字
会話率:50%
天地を繋ぐ巨大な塔…『バベルゼバブ』
その頂点には、全ての願いをかなえる聖櫃があるという。
古来より誰もが、それを求めて冒険者となった。
そしてまた一人…挑んで挫折に沈む少年がいた。
危険な迷宮の途中で、突然ギルド追放を言い渡されたグラン。
彼はパーティを追い出され、消耗したまま取り残された。
必至で帰路を急ぐグランの前にその時、救いの女神が舞い降りる。
――これは追放者、アウトライナーと呼ばれる若者たちの物語。
平日毎日、12時更新予定!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-14 12:00:00
25886文字
会話率:35%
ライナー伯爵家のエルフリーデは王城の事務官採用試験を受けますが、不合格。国元で、親と約束した通り結婚をすることになりますが…。
こじんまりした女の子が、大きな挫折を経て、やがて自分の目指すべき道を選んでいきます。
最終更新:2025-03-19 21:15:49
19986文字
会話率:49%
伝説のラスベガスヘッドライナー香澄のボディーガード千。元々お笑いコンビ千三郎の突っ込み。篠崎歯科の3階。午前3時。スマホに向かって、小説を打っている。
新乃丞は新月の夜、砦の見張り台に登った。
この暗闇の中を馬を駆って城方から、影が来る。
「夜馬の法」と呼ばれる忍の術。黒装束に黒い頭巾。見事に木立を抜け、泥濘を飛ぶ。
「いかんな。砦の築陣に寄り過ぎ、いや、かわしたか?」
新乃丞は、見張り台を駆け降りた。そこは罠になっており、かわす方向は1ヶ所しかない。その1ヶ所に馬の脚を掬う縄が張り巡らしてある。
馬は前のめりにつんのめり、黒装束は投げ出される。その空中で、鞍から右にぶら下がって新乃丞は抱き留めた。金木犀の香りがした。
竹ブスマの穴を通り過ぎ、雑木林に黒装束を落とした。
さらに、放馬され猛る黒装束の馬の手綱をつかんで飛び降りる。闇夜にも輝くような白馬だった。
「白神?咲姫様?」
ドウドウドウ
馬を収める。手綱を持って、黒装束の落ちた雑木林に向かい、片膝を突く。
「失礼ながら。名馬白神。咲姫様であられますか?」
雑木林に捕まって、黒装束はもがいている。
「これをなんとかせよ」
「はっ。ご無礼」
新乃丞は黒装束を抱き上げて、馬の前に座らせた。
「助かった。礼を言う。名は何と申す」
「名乗るほどの者ではございません。名馬白神に乗られるは咲姫様とお見受けいたします。お怪我はございませんか?」
「怪我はない。見事に受け留め、草木に降ろしてくれた。見事な身のこなし。天晴れじゃ。褒美を遣わす。苦しゅうない。名を名乗れ」
「はっ。新乃丞砦、足軽大将槙新乃丞にございます」
咲姫は黒装束の片袖をチギリ、新乃丞に差し出した。新乃丞は顔を伏せ、にじり寄って、両手で差しいただく。
「新乃丞顔が見たい。顔を上げよ」
礼儀としては恐れ入って下がらなければいけないが、美丈夫で評判の咲姫を見たかった。
顔を上げると、闇夜にお互いの眼が合った。
「見事なまなこをしておるな」
「咲姫様こそ。麗しい眼をしておられます」
そのまま見つめ合う。
ニコッと笑ったと思うと、咲姫は立ち上がって、新乃丞の持っている手綱をつかんだ。
「帰る」
新乃丞は名馬白神の下に控えて、手を組む。
咲姫が足を乗せて、ひらりと馬上に戻る。
新乃丞は手綱を離して、ズズッと退いて。平伏する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-15 10:08:01
8295文字
会話率:62%
「転生者に乗っ取られた人を、魔法の竪琴で救う吟遊詩人のお話」
この世界には時々異世界転生者が現れる。彼らは誰かの身体を乗っ取り、本人に成りすまして生きているという。
吟遊詩人のリヴェラは魔法の竪琴を使い、転生者に乗っ取られた人間を救う使命を
持っている。国王の愛人の子と言われる騎士ライナードはある日リヴェラを訪ね、彼女に仕事を依頼する。ライナードの異母弟にあたる王太子の婚約者には妹がいるが、その妹が転生者かもしれないと言う。妹はある日突然人格が変わり、王太子を誘惑し始めた。王太子は妹に夢中で婚約破棄を考えるようになり、姉は苦悩していた。リヴェラはライナードとコンビを組み、妹の正体を探りながら転生者の魂を浄化させ、妹を元に戻そうと奔走する。
平民のリヴェラと、王の愛人の子で貴族でもあるライナードとの身分違いの男女バディものです。王太子の婚約破棄話と絡み、リヴェラが吟遊詩人となった過去やライナードの秘密などが明かされます。婚約破棄ネタを使ってますが恋愛ものではありません。ざまぁはないです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-14 13:14:45
106340文字
会話率:52%
ライナー マリア リルケの『ドゥイノの悲歌』の訳です。
最終更新:2025-03-03 11:55:53
27738文字
会話率:0%
ライナーノーツとは、CDアルバムに書かれることがある創作秘話見たいな感じのやつです。 ライナーノーツという名の、大反省会です。 これを機に、まだ読まれてない作品に興味を持っていただけたならこれ幸いなのです。
キーワード:
最終更新:2024-12-31 05:17:51
10544文字
会話率:1%
月にむかってかっとばせ!!
最終更新:2024-11-02 07:00:00
344文字
会話率:0%
あたしは、ホームランが打ちたいんだ!!
最終更新:2023-04-13 07:00:00
307文字
会話率:0%
9999時間もの間、戦略シミュレーションゲームに没頭していた天野優斗は、突然の事故で命を落とし、気がつけば見知らぬ宇宙の戦場に転生していた。彼は「ライナー・アステリア」という名で、広大な星間帝国の軍に所属する戦士となるが、そこは無重力の世界
。上下のない宇宙空間での戦争は、地上戦の常識がまったく通用しない未知の戦場だった。
無重力では地形や陣形が存在せず、攻撃はあらゆる方向から飛んでくる。そんな中、階級制度だけが厳然として存在し、ライナーは戦術も新たに学び直さなければならない。しかし、彼の地上戦の経験は本当に無意味なのか?地上で培った戦術と、宇宙での戦い方を融合させ、新たな戦術を生み出すことができるのか?
果たして、ライナーは階級社会の束縛を超え、無重力の宇宙戦争を生き抜くことができるのか――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-09 02:26:16
23558文字
会話率:46%
マルティナは雑貨屋ネルケを営む15歳の少女。
彼女の下に、ライナーという貴族青年が訪れる。
これは終焉の魔女アルヴィーラの、始まりと終わりの物語。
最終更新:2024-07-04 16:51:59
9654文字
会話率:29%
転生直後からイベント死と滅亡イベントが迫る大ピンチ! 主人公はゲーム知識と戦術・戦略で、強大な敵から領地と人々を救うことができるのか!?
ローズ・アンビション4――エピコスと名付けられた架空の世界における、180年にも及ぶ架空の歴史を
舞台とした歴史シミュレーションゲームの4作目。イベント豊富なこのゲームで、主人公は上司への鬱憤を晴らすため謀反イベントを実行する。
翌日、目覚めた主人公はローズ・アンビション4に登場するひとりの〝英雄〟に転生していた。
ゲーム世界への異世界転生。普通なら喜びたいところだが、今回はそうもいかない。というのも、転生前に起こした謀反イベントで謀反者となった男の息子ライナーが主人公の転生先だったのだ。
ゲーム知識を思い返せば、ライナーは数日後にイベント死、彼が所属する勢力も数週間後には10万の軍勢に攻め込まれイベント滅亡する。無理ゲーである。
ただ、大人しく死ぬわけにもいかない。ライナーに転生した主人公は生き残るため、仲間たちを救うため、優秀な側近(かわいい)、妹である姫(愛が重い)、女騎士(怖い)、天才軍師(幼女)と共に、10万にも迫る敵を打ち倒し、イベントを回避するための戦いに身を投じる。
果たしてライナーはイベント死を回避できるのか? 人生での戦略SLGプレイ時間数千時間の経験は活かされるのか? 絶望的な状況からはじまる辺境伯の逆転劇が、ここに幕を開ける!
*他サイトでも投稿している作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-24 18:10:00
112123文字
会話率:37%
子どもの頃に義弟を好きになったお姫様(後に女王様)の、八年間の物語
----------
花が咲き誇る小さな国の王女・ジゼルには、十四歳になったある日、弟ができた。
弟の名はライナー。
しかしジゼルの母は十二年前に他界しているが、ライ
ナーは十歳。
どういうことかと訝るジゼルに、国王である父は言う。
「血筋からするとライナーはお前の弟ではない。ただし、この王家と無縁なわけではないんだよ」
その父の言葉で思い出す。
ライナーは叔母の息子、つまりジゼルの従弟。
ジゼルは過去に一度だけ、ライナーと会ったことがあったのだ。
そのとき叔母と話をしていたジゼルは、ライナーが自分の義弟になったいきさつを理解した。
――多分、理解できた、はず。
「安心して、ライナー。これからは私があなたを守ってあげるから」
こうしてジゼルには可愛い義弟ができた。楽しい日々を過ごすジゼルだったが、ある日ライナーに好きな人がいるらしいことを聞いてしまう。
そこでジゼルは気が付いた。
自分が、ライナーに恋心を抱いているのだと。
しかしライナーにはもう好きな人がいる。
恋を知った途端に失恋も知ったジゼルは、自分の気持ちを押し込めるためにライナーから距離を取り始め、更には自身の婚約者候補まで探し始めたが……。
----------
※エブリスタで掲載していた同名タイトル作品に加筆・修正の上で連載しております。元作品は完結済みのためこちらも完結は保証します(約五万五千字)。
表紙イラスト&タイトルロゴ:むなかたきえ様(@kkkie_m)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-23 21:15:59
59886文字
会話率:45%
西暦2100年頃の地球での過剰な化学発展してしまった世界の話。人々は退化と、エネルギー不足を恐れて、新たなエネルギーを求めて、この世にない物作り出した。
だが、宇宙に行ったり、深海をさまよった結果、人類は、永久にエネルギーを作り出すものを作
ることに成功した。それを見た人は口を揃えて
暗黒物質と名ずけた。
だが、これが悪用されてしまった、
主人公のライナーは、この恐ろしさを、目の前で見てしまった。彼の心に宿るのは、闇かそれとも、火なのか。
この過剰な戦火を止めるのは……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-18 05:00:00
12527文字
会話率:46%
桜の盛りにはまだ早いのに花月のつごもりをお花見の日にしていた西田の会社は、桜の枝がつぼみばかりでもやっぱり酒を飲む、酒を飲む。いつの間にかお隣さんもできていた。が、シートをがさがさ言わせて宴会の準備をするお隣さんはたぬきだった。しかもみごと
に人語をしゃべるのだ。
*「monogatary.com」というお題で小説を書くサイトにもアップしてあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-05 19:09:22
5366文字
会話率:46%
ライナー・クラックフィールドは強きをくじき弱きを助ける世紀の大悪党(自称)である。
とある事情でへんな呪いの剣を抜いてしまった彼は、そのせいで多額の借金を抱えてしまう。剣の呪いと共に冒険を続けざるを得なくなった彼を待っていたのは、竜やら
魔王やら古代の戦闘機械やら、どれもこれもヤバいのばかり。果たして彼は生き残れるのか? そして、彼の肩書きから「自称」が取れる日は来るのだろうか!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-02 08:00:00
365973文字
会話率:59%
ライナー・クラックフィールドは『弱きを助け強きをくじく、世紀の大悪党』である。ただし自称。
とある事情で古い戦神が使っていたという呪いの剣を抜いてしまったライナーは、その持ち主として戦いに巻き込まれる。神となったライナーは魔王を倒し、妖
術師グラーネルの野望は潰えた。しかし、それで話は終わらない。世界の最奥、折れた剣の刺さった庭園で彼を待つ者たちがいる。そしてライナーは旅立ちを決意した。それは世界などではなく、たったふたりの無謀な子供を助けるために――悪党の物語を締めくくるには、そんな話がお似合いだろう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-26 19:00:00
539599文字
会話率:56%
数千年を重ねた歴史の果て、革新的な新エネルギーによって発展を遂げた世界、エルゼノア。
資源枯渇と度重なる戦争によって大地は汚染され、人間は、遥か天空までに及ぶ高層建築の上に築かれた住居空間、【塔】の上で生きていた。
空中を駆ける競技「エア
ライナー」のプロ選手であるクロエは、あるとき赤眼の女性と出会う。彼女は精神疾患である『自殺病』に罹患していた。
・SF&純愛ロマンスです
・性差別・性暴力に関する描写が少々あるので、ご注意ください
※1日1~2話のペースで更新しています
※この作品のテーマとして『ジェンダー』を含んでおりますが、より性差別、性暴力問題にフォーカスしたものを書きたいという気持ちがあり、ミッドナイトノベルズにてR18版として掲載しております。ご興味をお持ちいただける方はこちらからどうぞ(18歳以上のみ)⇒ https://novel18.syosetu.com/n6503in/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-20 18:00:00
102358文字
会話率:48%
2007年10月30日の夢日記をもとに
Chat GPTに手伝ってもらいながら作った
ショートストーリーです
最終更新:2023-10-15 10:50:54
566文字
会話率:0%
この世界が前世で読んだ事のある小説『恋の花紡』だと気付いたリリー・エーヴェルト。
その瞬間から婚約破棄を望んでいるが、宰相を務める美麗秀麗な婚約者ルーファス・クライナートはそれを受け入れてくれない。
そんな折、気がついた。
「悪役令嬢にな
ればいいじゃない?」
悪役令嬢になれば断罪は必然だが、幸運な事に原作では処刑されない事になってる。
貴族社会に思い残すことも無いし、断罪後は僻地でのんびり暮らすのもよかろう。
よしっ、悪役令嬢乗っ取ろう。
これで万事解決。
……て思ってたのに、あれ?何で貴方が断罪されてるの?
※12話完結予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-15 07:21:00
26539文字
会話率:41%
XXXX年、地球は相次ぐ覇権争い・経済不況・伝染病・環境破壊などにより世界は混乱に溢れて人類史上最悪の状態へと陥っていた。更にその混乱期に終末論を世界に訴えていた大規模な秘密結社のオカルト教団が国際社会に対して蜂起し、世界は更に大混乱へ陥っ
た。しかし、そんな危機を救うかのように現れた”12人の神人”が宇宙から現れ人類の困難を打ち払った。しばらくの間、人類は彼らを崇めた。だが、神人の強欲さを目にしたことから人類は神人を恐れて神人を殺す為の戦争を起こす。しかし、人智を超えた神人の力になすすべなく敗北した。その後神人による無慈悲な統治が始まろうとしたが、地球に知的異星人の群れが襲来。これを危惧した神人は人間に力を与えて超能力者として戦わせる超能力部隊を設立した。そして、異星人によって故郷を焦土にされたヴァン・マリア・ライナーの三人の幼馴染は故郷を潰した異星人に復讐する為に超能力者として戦うことを決める…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-11 14:07:24
6807文字
会話率:24%