社会人の『倉木仁志』は、長期休暇を利用して実家へ帰ろうとする最中、対向車と事故を起こし死亡してしまう。しかし死んだはずの彼はどういうわけか様々な武器を生産できる特殊能力を与えられ、獣人が支配する異世界へと転生する事に。
異世界に『ミカエ
ル』という貴族の少年として転生した彼だったが、実家は没落しており、しかも貴族の息子とはいえ庶子という立場。親や兄弟からは冷遇され家督の継承権も無いミカエルは、与えられた能力を駆使し、実家を出て冒険者として自由に生きる事にしたのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-26 21:28:06
4093511文字
会話率:29%
あなたはこの世界が好きですか?
罪穢れた町は滅びるべきでしょうか。
これは、太歳会という教会に支配された、とあるちいさな町の終末物語です。滅びを望む人たち・望まぬ人たちの都合がせめぎ合い、町の滅びを賭けた決戦に至ります。
第一
章 贖宥符【倦怠】
かつて騎士に救われた少女が騎士を不条理から救うはなし。
聖マリア学園高等部二年生のマリカは、善良とは言いがたいこの世界で生きづらさを感じていた。彼女は四年前に自分を窮地から救ってくれた異形の修道女に想いを寄せているが、町が滅ぼされるという噂を耳にし、死ぬ前にせめて告白だけはしてしまおうと悪魔エスと契約して贖宥符【倦怠】を授かる。他人から元気を奪う贖宥符の奇跡で告白を試み、想い人に仇をなすこの世の不条理に立ち向かう。
第二章 贖宥符【傲慢】
大人になりかけた少年が悪魔に求愛して町を救うはなし。
フリーターで贖宥符【傲慢】を持つアカリは、悪魔エスと一緒にアパートで暮らしていた。ポンコツではあるが美少女である悪魔エスと結ばれることを望み、正社員の職を求め、プロポーズのための指輪を用意する。が、ひょんなことがきっかけで魔がさし、エスに迫って家出をされてしまう。落ち込むアカリの前に、かつて神に挑んで破滅した「城塔の王」が現れる。町の滅びをかけた決戦が迫る。
第三章 贖宥符【強欲】
子を失った鬼女が地に財寶(たから)を積むはなし。
ナツは腕っぷしの強いチンピラだが、心の優しさが原因でアウトローの世界でうまく立ち回れずにいた。余所者との抗争をきっかけに、悪魔エスから良心を焼き潰す贖宥符【強欲】を授かり、表と裏の社会をとりまとめる町の顔役に成り上がる。その流れで、エスと町の主からアカリを含めた子供たちの世話を押しつけられる。もろもろの価値あるものを背負って町の廃滅を企む修道騎士団と対峙する。
第四章 竜殺しと贖宥符【嫉妬】
奇跡に魅入られた娘が親友に決闘を挑むはなし。
竜殺しの一族である天才剣士リーザは、幼いころ目にしたミカエルの奇跡を追って修道騎士団に入るが、「町」の廃滅の任務の最中、同僚で親友でもあるフユコにこれを横取りされてしまう。リーザは正当なミカエルの奇跡の継承者は自分であると主張し、フユコと戦う機会を求めて騎士団を離れ、町を守る側に立つ。
第五章 フユコ
町の滅びをかけた争いが決着する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-18 21:26:40
28104文字
会話率:18%
大天使長、ルシフェル。
潔癖すぎるほど『善なるもの』を好む彼は、ある時ひそかに神に『地球』を見せられる。神の創った美なる星、その中の『楽園』に住まうアダムとイブの人間夫婦……。
神はルシフェルに静かに告げる。「殺そうと思う。……アダムとイ
ブを」芯から反対するルシフェルに、神は『己の不万能』を打ち明ける……。
『善』と『悪』の概念が揺らぐ、この星によく似たある星の、甘い悪夢のようなお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-14 20:00:34
119371文字
会話率:26%
天界と下界と夢の世界の中心で「てめえら人間じゃねえぇぇー叩き切ってやるぜー!」
と主人公が叫ぶ……かもしれない物語。
身勝手な人間の醜く歪んだ夢が大きくなれば、それは他の人々にとっての悪夢となる。
そんな醜い夢を『非望(悪夢)』へと育て上
げて平和な世界を破滅させようとする魔の者達“ナイトメアメーカー”。
対して、ナイトメアメーカーの企みを阻む天界からの使徒“ドリーム・クラッシャー”。
両者の戦いは下界の民が存在する限り、永遠なのだろうか.........。
主人公:サンタ・クルーズは、下界の人々に夢の贈り物やお告げを届ける“夢の運び屋”を生業としていた。
サンタは、素早さと超光速の脚力を生まれ持っていたことで“韋駄天”と異名をとっていた。
ある日、サンタは歪な夢を持った“非望因子”とナイトメアメーカーによって、自分の存在エネルギーの半分を
消滅させられてしまう。
あわや完全消滅寸前のところを天界より降臨した天使長ミカエルとSSランクのドリーム・クラッシャーによって
救われる。
その後、消された自分の存在を取り戻すため、サンタはドリーム・クラッシャーとなって、ナイトメアメーカーと
戦うことを決意する。
※この作品はタイトル違いで『カクヨム』にも投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-11 22:53:57
44589文字
会話率:39%
家族の浪費で負った借金のために、四十歳も年の離れた伯爵の元へと嫁ぐことになったアリーセ。絶望のまま初夜を迎えるが、事に及ぶ前に伯爵は発作を起こして死亡。アリーセは夫殺しの容疑者となり、伯爵の娘たちから暗い部屋に閉じ込められてしまう。処刑の恐
怖に怯える中、アリーセを助けてくれたのは紛争から帰還した公爵エドゥアルトだった。
「……そんな顔をするな、アリーセ。お前は何も心配しなくていい」
幼馴染で初恋だったエドゥアルトに優しくされ、アリーセは彼に惹かれていくのを自覚するが、醜聞まみれの未亡人では彼と一緒にはなれない。そんなとき、アリーセの無実を証明する恩人となった大神官ミカエルが次第に存在感を増してくる。
「今はアリーセ様のことが何より大切ですから」
しかし、やがてアリーセはその特殊な体質のために大きな陰謀に巻き込まれ──。
第1部は、ドアマットとすれ違いな両片想い+三角関係からのハッピーエンド。
第2部は、甘々な生活とアリーセの成長からの再びの事件を経てハッピーエンドです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-10 07:00:00
124197文字
会話率:53%
ギフトと呼ばれる能力を持っていることが当たり前の世界で、ギフトを持っていないミカエル・トレントはプロスペラーレ国騎士団討伐隊イーサ隊に所属していたが、ある任務がきっかけで“討伐隊のお荷物”と呼ばれているエレナ隊への異動を命じられる。
エレナ
隊を抜け出すために成果を上げようと躍起になるミカエルだったが、エレナ隊に一緒に過ごしていく中で全員の秘められた覚悟と過去を知ることになる。
レイモンド・ランドルフは恋人のために。
シャノン・ヴァレンタインは家族に自分の力を認めてもらうために。
エレナは家族を殺すために。
そしてミカエルもーー。
それぞれの過去と向き合う時どんな決断をするのか、乗り越えた先には何が残るのか。
彼らの仲間のような、友達のような、家族のような心温まる物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-05 15:31:07
29655文字
会話率:49%
タメシス市長選挙日でもある聖ミカエル祭の一週間前--
警視庁任命の諮問魔術師エレン・ディグビーの事務所を、毛織物商人組合の長にして現市長のリヴィングストン氏が訪れた。
市長がエレンに秘密厳守で打ち明けるには、エレンと同い年の長女シビル・
リヴィングストンの結婚問題に関して脅迫状が届いたのだという。
シビルには八年前、社交界にデビューしたばかりの十八歳のころに、父親に結婚を認めてもらえなかった魔術師の恋人がいたのだという。
脅迫はその恋人アントニオからではないか――
アントニオはもしかして魔術で姿を晦ませて使用人のなかに紛れているかもしれない。
そう訴えられたエレンは、タメシス郊外のリヴィングストン家の別邸「ローレル荘」へと向かいます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-30 13:09:08
55055文字
会話率:36%
田舎に住んでいたミカエルは、ひょんなことから、ステラ王国の王都にある魔法学院とやらに通わなければいけなくなった。
しかし、その学院に通うには、いくつか問題があったのだ。
最終更新:2024-10-25 03:00:02
4413文字
会話率:11%
城を抜け出して料理を食べにくる皇太子のミカエルと料理を振る舞う庶民リーシャの身分差ストーリー
最終更新:2024-10-02 22:46:45
6468文字
会話率:42%
カナンの地を治める神々の一柱バアルは、唯一神を信奉するヘブライ人たちを率いた預言者ヨシュアと大天使ミカエルに敗れ、子供の姿の半神半魔に堕とされてしまう。
復讐を誓ってローマ帝国の巨大な領土をさまようバアルが、古き神々を信奉するゲルマン族であ
りながら、ミカエルに異教徒を殲滅する戦士、祓魔師(エクソシスト)として育てられた少女マリアと出会い見つけるものとは……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-02 12:34:59
11727文字
会話率:26%
魔王と戦っていたミカエル一行は、ひょんなことから異世界に飛ばされてスパイに!?
たとえスパイになっても、天界と魔界の戦争は止まらない。
諜報聖戦、開幕!
最終更新:2024-09-14 13:28:28
5717文字
会話率:60%
王都にあるエルフの国の女王の別荘で、ルキに見つかってしまった秘密の任務を遂行中の天使ミユナシアが大天使ミカエルを呼び出し相談する
キーワード:
最終更新:2024-08-28 18:51:10
371914文字
会話率:69%
魔王を倒すために勇者たちが派遣された。
ひとりは純真無垢なバーサーカー少女アリス。
ひとりはツッコミ担当アルフレド。
ひとりは彼らの執事ジェームズ。
ひとりは天界の女神ミカエル。
あとほか多数(オイ!)
そんな彼らの冒険を描いた
壮大(
シュール)な
夢物語(コメディファンタジー)
※こちらは「オレたちの戦いはこれからだ」エンドとなります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-12 06:27:50
78414文字
会話率:49%
その時、天使ミカエルは強大な悪魔、バエルとの戦闘を開始した。
激しい戦いの末、両者は共倒れとなる。
もし出会いが違ったものだったならと、願いを残して――
次に気付いた時、ミカエルは記憶を失い、第三王女、マリアンとして転生していた。
成
長したマリアンは政略結婚に巻き込まれていた。そんなある日、ある青年が話しかけてきた。
「俺たち、どこかで会いましたか?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-22 21:21:14
1737文字
会話率:37%
田中一郎は、平凡な日常を送るコンビニ店員。しかし、ある夜、突然の地震に巻き込まれ、目を覚ますと見知らぬ異世界にいた。驚いたことに、彼が働いていたコンビニごと異世界に転移してしまったのだ。
最初のお客様は異世界の魔王、ベルゼブブ。彼は威厳を
漂わせながらも、一郎のコンビニの商品に興味津々。次いで現れたのは、天使ミカエル。彼女は明るく親しみやすい性格で、魔王とは古くからの友人だという。異世界での奇妙な日常が幕を開ける中、一郎は次第にこの世界の住人たちと打ち解け、彼らの助けを借りて異世界の通貨や文化を学び、店を繁盛させていく。
ある日、異世界に大きな危機が訪れる。謎の勢力がコンビニの力を利用しようと動き出したのだ。ベルゼブブとミカエルは、一郎を守るために立ち上がり、彼らの持つ強大な力で敵に立ち向かう。一郎もまた、コンビニの特殊な能力を駆使して異世界の住人たちと協力し、異世界の危機を乗り越えることに成功する。
危機が去った後、一郎は異世界での生活に完全に適応し、コンビニは異世界の平和と繁栄の象徴となる。魔王や天使、そして異世界の住人たちとの絆は深まり、一郎は新たな日常を楽しみながら、さらなる冒険に備えていく。
異世界での日常と非日常が交錯する中、田中一郎はどのように成長し、異世界の人々とどのような絆を築いていくのか。異世界コンビニを舞台に繰り広げられる、笑いと感動の物語が今、始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-09 10:24:27
1468文字
会話率:28%
チャスは妖精の父親と人間の母親の間にできた「魔法を消してしまう能力」を持つ子。
それは国の防衛やシステムさえも消滅させてしまう最終手段でもあるが、魔法大国グレイスランドでも不明な国家機密。
大学を卒業し、魔獣退治や国家防衛に力を注ぐ魔法師
団と提携する研究所のアンジェラグループに所属をしていたけれど、ここ最近チャスは体や心への異変を感じていた。
そんな時に出会ったのはグループCEOのミカエル・アンジェラ。
彼はチャスの異変に感づき、交際を申し込んできた。
在学時、男子学生達が女性教員の関心を引こうとに頑張っていたのに参加せず飄々とした態度で、ムードメーカーを貫いていたモブ妖精の話。
*リディアの魔法学講座のモブキャラの少年が主役。モブなので本編を読まなくても全然OK。
*BL(ボーイズラブ)です。
*カクヨムでも掲載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-04 22:15:31
86192文字
会話率:45%
五百年前、国を挙げての再開発が起こった。一部住民は、政府が提示した不当な契約内容に反発。土地の売買を拒否した。
再開発を急ぐ政府は空中権を買い占め、その住民たちが暮らす街の上に、新たな都市を作り上げてしまった。
豊かになる上階に対
し、貧しくなっていく階下。上階の住民には選民思想が生まれ、階下は、略奪が横行する無法地帯と化していった。
―現在―
階下に対する差別撤廃を訴え、階下を守るために活動する、『階下解放戦線』のリーダーミカエルは、上階を守るヒーロー『ミスターモモンガ』と死闘を繰り広げていた。
だが、ミカエルには、ミスターモモンガを倒すことができない、決定的な理由があった。
これは、そんな『悪役』の生活を描いた、『英雄』譚である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-06 19:20:04
10162文字
会話率:36%
2月29日、木曜日。4年に一度のうるう年。水谷聖香はこの日の午後、宇都宮市主催の講義に参加した。ナスカ・宇都宮大学でユダヤ人講師が授業を行う。内容は「考える事について」というテーマだった。話を聞いてみたいと思った聖香は申し込み当選。講師のミ
カエル先生が語りだした。水谷聖香初のバーチャル授業ストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-27 10:25:47
967文字
会話率:0%
絶対的な善性と、絶対的な悪性が、同居した子を見たことがあるかい?
その子はね、凄く良い子なんだ。
公平で、誠実で、狡を嫌う。
でもそれは、奥底に眠る悪性を踏みつけた上での価値観だ。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら
申し訳御座いません。
注意事項2
大人気魔法ファンタジー小説の寮組み分け、あるじゃないですか。
黄寮と緑寮で迷われるのは、きっとこんな子だと思います。
悪徳さを自らの善性でねじ伏せる感じ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-10 17:46:25
986文字
会話率:0%
炎の断罪者は、今日も神に背きし罪人たちを裁く。
かつて四大天使とされた聖ウリエル。人間たちの魔女裁判に巻き込まれ、背中に「堕天の烙印」を押されたウリエルは、元々の能力を活かして煉獄で処刑人をやっていた。
ウリエルが天界ではなく煉獄で過ごすの
は、様々な理由がある。一つに処刑人としての適正。「堕天の烙印」を押されたことによる変化。そしてウリエルとミカエル、堕天使ルシファーしか知らないウリエルの犯した罪。
ありとあらゆる業がやがてウリエルを悪魔と天使たちの戦いへと誘っていく。
渦巻く思惑、予期せぬ再会。
「早く俺の元へ堕ちて来い、ウリエル」
人により落とされた天使の宿命と贖罪の物語。
本作品では宗教用語が多数出てきますが、作者は無宗教者であり、主な登場人物の引用元となるであろうユダヤ教、キリスト教などへの造詣は深くありません。聖書などと内容が異なることについての問い合わせは受け付けておりません。聖書などに出てくる用語を使った別世界の物語と捉えていただけると幸いです。
差別表現やグロテスクな表現が多いですので、苦手な方はブラウザバック願います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-01 12:00:00
64159文字
会話率:39%