大公の姫、マルガリータ。今まで城から出たこともなかった彼女が、過酷な旅に出ます。
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最終更新:2025-02-24 18:00:02
20745文字
会話率:53%
1673年10月、グラーツ。皇帝レオポルド1世の妃となるべく、チロル州侯爵家からクラウディア・フェリーツィタス・フォン・エスターライヒ・ツィロルは同地に赴いた。
ところが、皇帝レオポルドは前年薨去した王妃マルガリータ・テレサとの死別を未
だに引き摺っており、嘆き悲しむばかり。従者たちも困り果てていた。
そこで、王妃クラウディアは、彼の心を取り戻すべく、一計を案じることとなる。
断絶に瀕したオーストリア・ハプスブルク家を救った、一人の賢后の、始まりの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-23 16:42:11
3727文字
会話率:42%
近世イタリア。城壁そばの豪邸に住むという怪物を退治するため、16歳の修道女マルガリータは乗り込んだ。
♛エブリスタで公開している小説の大幅修正+加筆版です。
最終更新:2024-02-29 00:00:11
99675文字
会話率:38%
とある国の王子は流行に乗り遅れまいと許婚のマルガリータに婚約の破棄を宣言した。
作中、エロい表現があるので小さいお子様は閲覧をお控え下さい。でも大人な方には物足りないはずですので、そうゆう方も読まない方がいいかも知れません。
最終更新:2023-01-12 12:35:16
4463文字
会話率:96%
「うふふ」
部屋の壁一面に飾ってある昆虫の標本を眺めていると、思わず口角が上がる。
アゲハ蝶、カブトムシ、コオロギ、ギンヤンマ、等々――。
昆虫のフォルムというのは、見れば見るほど美しい。
いくら眺めていても飽きないわ。
私はそ
れらの標本の中央にある、一つだけ中身が空のケースに右手を当て、感慨にふける。
――その時だった。
「お嬢様、そろそろ夜会のお時間です」
侍女のアレハンドラに声を掛けられ、すっと現実に戻された。
「ええ、今行くわ」
「……相変わらず、圧巻の光景ですね」
無機質な表情で標本を見つめながら、アレハンドラが呟く。
「うふふ、そうでしょ」
本心ではどう思っているかはさておき、そう言われるのは悪い気はしない。
さて、今日は大事な大事な夜会。
気を引き締めないとね――。
「フェリシア、ただ今をもって、君との婚約を破棄する!」
「……」
宴もたけなわとなった夜会の最中。
私の婚約者であり、侯爵家の次男でもあるカルロス様が、唐突にそう宣言した。
カルロス様には男爵令嬢のマルガリータさんが、庇護欲をそそる憂いを帯びた表情でしなだれかかっている。
会場中の貴族の視線が、一点に集まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-09 21:19:36
2942文字
会話率:48%
マルガリータは裕福な伯爵家の一人娘なので、領民の上に立つ者として教育を受けて来ました。婚約者は幼馴染みで母の意向が強くて決まりました。可もなく不可もなく?と思っていましたが、学院に入った一つ上の婚約者は、音信不通気味になり、マルガリータが
入学しても、殆ど無視に近い対応でした。
マルガリータは学院で庇護した少女から、恩を仇で返されましたが、その行為は冤罪にならず、マルガリータの正義が正しい事を証明しただけになりました。奸計に組みした婚約者とは無事に婚約解消出来たのですが、マルガリータには更なる苦難が忍び寄って来たのです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-18 08:20:22
22467文字
会話率:26%
唐揚げ弁当を買って家に帰る途中、駅の階段から落ちたわたしは死んだのかもしれない。
気が付いたらどこかの洞窟のような場所で、たった一人きりで、白骨化した死体を目の前に途方に暮れている。
ここはどこ?
何でわたしはここにいるんだろう?
恐る
恐る洞窟内を見回っていると、白骨死体が起き上がってこう言った。
「ああ、愛しのシルフィア・アレクサンドラ・ニコール・ノルチェ様! わたしはあなた様の守護者のマルガリータです! お会いしとうございました!」
長いよ、名前! っていうか、骸骨って動くの!? ここ、ファンタジー世界なの!?
骸骨改めマルガリータいわく、わたしはこの世界の守護神らしい。
魔力も魔素も薄く滅亡しそうなこの世界を、救う存在が白竜神――わたしなんだって骸骨は言う。
元の世界で死んだわたしは、生まれ変わってここに来たらしいのだけれど、まずは死ぬ前に食べたかった唐揚げがどうしても食べたくて仕方ない。
この洞窟内、わたしが過ごしやすいように改装してもいいだろうか。最低限、唐揚げが作れるキッチンを作ろう。
スローライフもどきを開始したわたしだけれど、眠るたびに夢を見る。
そこはどこか草原のような場所で、たくさんの扉だけが点在している。そこに、一人の男性の姿があった。どこか寂しそうな彼の姿に、だんだん心を惹かれていくのだけれど――。
※カクヨムでも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-27 00:00:00
302578文字
会話率:36%
友人が婚約破棄騒動に巻き込まれようとしている
さあ、大変
マルガリータの使う特殊能力とは?
最終更新:2021-01-12 09:15:33
1940文字
会話率:35%
没落した貴族令嬢という過去を隠して、ロッタは王宮でメイドとして日々業務に勤しむ毎日。
でもある日、子宝に恵まれない王妃のマルガリータから国王との夜伽を命じられてしまう。
その理由は、ロッタとマルガリータの髪と目の色が同じという至極単純な
もの。
ただし、夜伽を務めてもらうが側室として召し上げることは無い。所謂、使い捨ての世継ぎ製造機になれと言われたのだ。
馬鹿馬鹿しい話であるが、これは王命─── 断れば即、極刑。逃げても、極刑。
途方に暮れたロッタだけれど、そこに友人のアサギが現れて、この危機を切り抜けるとんでもない策を教えてくれるのだが……。
※アルファポリス様に投稿したものをそのまま転記しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-09 10:43:45
43548文字
会話率:35%
舞台は海割りの神話が伝わる、西の海洋の島国『サン・カリブ王国』。
伝説の英雄を祖父に持ちながら、泳げず戦えない『ポンコツ』水兵のチョップは、王女で幼なじみのマルガリータ姫と恋人未満のあいまいな関係を続けていたが、そんな彼らに卑劣な帝国皇
帝の魔の手が迫る。
絶対絶命の危機に瀕した姫と王国を救うため、チョップは秘めていた力を解き放ち、帝国と海賊の連合軍に戦いを挑む!
見返りを求めず命を懸けるのは、すべては愛する人のため。
海賊、ドラゴンを相手に大暴れ! ベッタベタの王道、愛と勇気の物語。
痛快! 熱血海洋バトルアクションファンタジー!
※時々、血の雨が降ったり、人がまっぷたつになったりします。
※『マグネット!』『カクヨム』にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-08 22:04:40
179690文字
会話率:51%
久我真奈美は現代日本に生きる平々凡々な事務員だった。だったはずなのに、ふと目を覚ましたら大好きだった乙女ゲーム『君トラストダンスを』の悪役令嬢マルガリータになっていた上に、そのタイミングは既にゲーム内の断罪イベントまで終わった後の、まさに奴
隷としてオークションにかけられる直前だった。
マルガリータの中に真奈美の記憶が突然戻ってきた感覚。もしかして、死んでしまった? これって転生? と考える暇も無く、マルガリータは奴隷として黒仮面の男に買われてしまう。
混乱の中、奴隷紋を刻印され黒仮面の男の屋敷へと連れて行かれるマルガリータ。伯爵令嬢だったはずなのに、これからは最底辺の奴隷として働かされる日々が待っている。そう覚悟していたのに、何故か屋敷の使用人達の態度が好意的だ。主人である黒仮面の男に確かめようにも、奴隷として買われ屋敷に連れて来られて以来なかなか会うことが出来ない。
よくわからないまま知らない屋敷で生活することになったマルガリータ。ゲームの時間軸は終わってしまっているから、真奈美の記憶はあまり役に立ちそうにない。タイミング酷くない?
でもせっかく大好きな世界に転生したのだから、奴隷ライフ楽しんでやろうじゃないの!
断罪イベント後の悪役令嬢が、幸せになるまでの物語。
本編、完結。後日談(全四話)も完結しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-27 17:10:32
159744文字
会話率:26%
※設定はそのままに大改稿しました。
高校二年生の高城敦子は、神社の石階段から転落死して《魔法郷》と呼ばれる世界に転移する。
転移といっても、敦子の魂はマルガリータ=フローレンティというメイドの少女に憑依。
マルガリータとして生きていくこ
とになった敦子だが、仕えている屋敷の面々といい、どこか見覚えがあって──?
※一部グロテスクな表現があります
※アルファポリス様に似たような設定の小説を投稿させていただいてますが、ストーリーは全くの別物です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-06 20:36:32
21207文字
会話率:44%
シングルマザーのマサミと、アメリカ人とのハーフである娘のナオミ。まだ幼い娘を愛しているのに、うまく感情を表現することができない母親の「愛する一瞬」を切り取ったシナリオ。敬愛する山田詠美さんへのオマージュとして挑んだ意欲作。戯曲として使ってい
ただけると幸いです。
☆この作品は「シナリオと小説の森」fanblogs.jp/honhonhon888/にも掲載されています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-11 15:00:00
2425文字
会話率:36%
美しき元公爵令嬢のアマリア・マクダレーナは、【乙女遊戯】の罠に囚われて無実の罪で火刑に処されようとしていた。アマリアは、いわゆる【悪役令嬢】のバッドエンドとして殺されようとしている。一方、【ヒロイン】としてアマリアを蹴落とした男爵令嬢のマ
ルガリータ・ボーナムは、奪った王太子のミシェール・ユッタ・ネシャヤ殿下とともにアマリアの最期を見物していた。
手を出してはいけない相手に、手を出したことによる因果応報の物語でもあります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-07 14:09:17
5813文字
会話率:14%
落ちこぼれ女子高生のヨーコの趣味はマニキュアを塗ること。授業中だろうと関係なく好きなことに没頭する。だから親友が勧めてくれたブランドもののマニキュア欲しさに、軽い気持ちでキャバクラのバイトも引き受けた。ところがお酒が苦手なヨーコは店でひっく
り返ってしまい、初日でバイトをクビになる。ふらふらとした足取りで繁華街を歩いているうちに酔っ払いに絡まれそうになるが、そんな彼女を寸でのところで助けてくれたのはクラスメイトの畔倉だった。ダサい眼鏡のキモオタと勝手に見下していた隣の席の同級生は、夜の街で愛する人に捧げるカクテルを探求する、Barの店主だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-04 23:24:12
30616文字
会話率:39%
未亡人が思い出を零したお話
最終更新:2014-03-07 01:00:26
2006文字
会話率:40%
今年から年金生活をする筈だった北野の所に現われた自称妖精マルガリータ佐藤。
訝しむ北野だったがマルガリータに連れられるまま勢いで異世界『ヴィラナ』で勇者として魔王を倒す事に…
シリアス3%なギャグテイストのお話。
剣と魔法の世界で60歳のオ
ジサマが奮闘します。
以前エブリスタで書いていました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-05-08 15:32:03
9831文字
会話率:20%
パパが生まれました
それから・・・
最終更新:2012-11-30 18:18:07
1204文字
会話率:34%