ある日を境に、ただの噂が現実を侵蝕し始めるようになった。
根も葉もない噂話、あるいは思いつきのホラ話・ヨタ話・ネタ話、そういったものが現実を捻じ曲げて、本当の話にすり替わってしまうようになったのだ。
これが「誰それが誰それと付き合
ってる」といった他愛もない噂だけであれば、現実になったとしてもさほど問題はなかったのだが……。
※全四話構成の予定。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-31 13:19:34
19222文字
会話率:33%
多数の台風が接近する島根県。神社に遊びに来た女子大生の明里は突然、妖に声をかけられ神の癇癪を収める手助けをしてくれと頼まれる。「私、神様の事なんてなんにも知らないんだけど!」果たして明里は神の癇癪を収められるのか。そんなまるでホラ話のような
ファンタジーコメディ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-09 21:00:00
24278文字
会話率:79%
どこかの国の元冒険者、今は勇退して、若手が死なないよう教育。
毎月の事なのでギルドも公認。ボーイスカウトの教官みたいなのもいて、オッサンの元に残って指導。
道中の話として大ネタ中ネタ小ネタがあり、全員ホラ話だと思ってはいるがいい加
減な話しかしない。
ドラゴンに卵を返しに行くクエスト、拾ったフェンリルの子犬の親の仇を討ちに行く話、遊牧民の流行病を治し、ドワーフの国を大巨獣から救い、エルフ国の大世界樹を復活させ、精霊王にも認められ結ばれる大ネタなどがある。
全部外の話でギルドも知らないが、そんなクエストを成功させていれば、精霊王の王配なら周辺から各国の王が諸侯として参集するほどで、全国で今でも生活魔法や治療魔法攻撃魔法が使えているのはオッサンの手柄。
戯言でホラ話に付き合っていると、デビュー用の防具も武器も何種類も貰える。
新人たちが守られて教育して貰えるだけではなく、孤児院の年長者や城外のスラムの小僧共が、食える野草や売れる薬草探しするのにも連れて行って貰える。
二次職になって独り立ちしてやって行けるようになると卒業。
そんなお花畑のような国に、隣国が大挙して攻め込んで来た。
ギルド内で話し合っていると、天井から「隣国の王家貴族の暗殺、確かに承りました。暗殺ギルド」と書かれた、暗殺ギルドの封蝋付きの羊皮紙が落ちて来た。
オッサンの小ネタ「孤児院かスラムの奴らでな、誰だか分からないが新人として同行してた奴が暗殺ギルドの頭領になったんだと」というホラ話が本当だと証明された。
何の関係もないこの国の防衛の為に、本当に遊牧民やエルフドワーフホビットの兵団がやって来るのか? ドラゴンフェンリル巨人に精霊王に精霊たちが現われるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-22 19:10:40
53108文字
会話率:25%
古の時代より語り継がれる一族の伝説。暖炉のゆらぎに包まれた古びた書斎で、エレナ・アルヴェリアン夫人は息子エドモンドに家族の起源を綴った物語を読み聞かせる。その物語は、バルダモア・ザ・マグニフィセント、一族の最も輝かしい先祖の伝説に始まる。若
き日に家族を失った悲しみと復讐心に駆られ、魔術の道を歩んだバルダモアは、その力で理想の国を築き上げるが、力の衰えとともに裏切りに遭い、すべてを失う。
この過去の物語に魅了された主人公エドモンドは、自らも強く正しく、人々を守る存在になることを夢見る。しかし、10年の時が流れ、その夢は遠い幻となり、魔術の才能は開花せず、周囲からは『無能のエドモンド』と呼ばれていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-08 17:00:00
9940文字
会話率:32%
貧乏貴族の娘、シアン=アルスター。彼女は少しでも家計を支えようと、学校帰りにバイトを探しているが、どれも断られてばかり。
ある日彼女はふとしたことから、学園屈指の異常なまでのモテ男、エルヴィン=オウマと話をするが、何だか少し様子がおかしい
。
すると後日、彼がシアンの家へとやって来てこんなことを言ってくる。
曰く、オウマ家の先祖はインキュバスと言う悪魔で、自分の異常なまでのモテ方は、インキュバスの持つ魅了の力によるものだと。
そして、高名な悪魔祓いであるあなた方に、その力を押さえ込む方法を探してほしいと。
実はシアンの家は悪魔祓いの家系だったのだが、それは昔の話。シアンやその家族は、悪魔の存在なんてホラ話だと思っていた。
この依頼、どうする?
この作品はカクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-17 07:40:21
129997文字
会話率:44%
【簡単あらすじ】身分と貧富の差別が厳しいとある町に現れた謎の道化師が、たった二日の間に起こしたバトル&ちょぴっと怖いお話
【詳細あらすじ】
――これは、とある町で実際に起こった怖いお話。
ある日沢山のピエロや空飛ぶ動物たちを従えて
、ピエロが町にやってきた。音楽を鳴らし、空を飛び、空には火の花を咲かせたという。
ピエロは一日にして人々の心を掴み、子供たちはその人のことをとても尊敬した。貧富にあえぐ庶民たちは皆、彼のたった一度の演劇に心を奪われたのだ。
けれどピエロは、たった一度の演劇を最後に二度と人々を笑わせる演劇を行うことはできなかった。なぜなら演劇からたった二日後、ピエロは血に染まった牢屋の中で首を切られて死んでいたからだ。
――それ以来、この町ではたびたび人間が忽然と姿を消す。昨日まで笑顔を絶やすことのなかった花屋の店主が、ボール遊びをしていた子供が。人種身分年齢に関係なく、突然行方が分からなくなるのだ。高らかな道化師の笑いを最後に。
町の住人はこれを道化師の悪夢として恐れ、今もなお語り継いでいるのだ。
さ、怖いお話はこれでおしまい。坊やもそろそろ眠る時間だよ。……ん? お姉ちゃんは誰、だって?
ふふ、さぁ――――誰だろうネェ?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-03 00:00:00
30079文字
会話率:56%
夕暮れ時の誰もいない教室で、本を読んでいた男子高生は、隣の席に座ってきた先輩に「もし白い本を見つけても、絶対に、読んだらダメだよ」と言われる。もし読んだら『異世界放課後』という偽物の本にすり替ってしまうらしい。
ホラ話だと思っていたら、持っ
ていた本が、いつの間にか白い本に。しかも男子高生は、気がついた時には、カラスになっていた。
参考文献:「カラスの教科書」松原始 講談社文庫、「トリノトリビア 鳥類学者がこっそり教える野鳥のひみつ」川上和人/マツダユカ/三上かつら/川嶋隆義 西東社折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-04 22:00:00
80063文字
会話率:36%
若く理想に燃える伯爵様のホラ話大全
基本一話完結の連続で行きたいと思っています
最終更新:2022-02-10 20:59:49
232326文字
会話率:53%
伯爵様の変なホラ話はどこからどこまでが本当なのかどうなのか。そこら辺は皆さんのご想像にお任せするとして、伯爵様のホラをお楽しみください。一応R15にはしておきますが、多分予防線程度の意味合いです
最終更新:2021-01-03 16:17:38
872文字
会話率:58%
「わたしの旅ブックス新人賞」第三次選考で見事に落選したので、なろうに出戻ってまいりました。
二次通過したときは正直「これは賞は貰ったな」と受賞のスピーチまで考えていたのに、この結果には非常にがっかりです。しかしあのビートルズを一次審査で落と
した間抜けなレコード会社だってあるのだから、本作もいつかちゃんと評価されるものと気を取り直して改訂版を復活掲載いたします。さて、はじめましての読者様のために一応あらすじを。
空手の腕前は少年時代にちょっと齧った程度、まったく強くない、むしろはっきりいって弱い私は持ち前の好奇心から未知の国スリランカでの空手指導・普及の任務を引き受けてしまいました。しかも「もし万一戦うことがあったら、どんな卑怯な手を使っても絶対に負けてはならない」という厳命を受けて。腕前はからきしのインチキ空手家の私は、バンコクのムエタイ使い、身長2mのフランス人空手家、スリランカのソルジャー、カンボジアのショットガン強盗、チャンマイ・マフィアなど次々現れる強敵・難敵を相手にハッタリと機転と卑怯を武器に戦います。そして死闘の旅の果てに出会った切ない恋の行方は?筆者の自伝風ホラ話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-28 17:00:00
215112文字
会話率:32%
拙作「空手バックパッカー放浪記」に収めきれなかったショートエピソードのひとつです。
バンコクの宿で私が出会った映画オタクのアメリカ人紳士との会話が中心です。
安宿のロビーで朝食を摂ろうとしていた私の前に現れた、初老の紳士。
「ミフネが亡くな
ったな」という言葉を皮切りに、日本映画について熱く語り始めます。
この男はいったい何者?・・・空手バックパッカーなのに空手は一切出てきません(笑)
私の得意なホラ話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-16 11:08:03
2030文字
会話率:29%
目的不明のホラ話を吹聴し、劇場楽屋を混乱に陥れる男、それが誰得師匠。
誰もが得したがっているいまの世の中に、誰も得しない、誰も得させない誰得師匠が投げかける無力なアンチテーゼ。
※この作品はブログ【泣きながら一気に書きました】にも掲載して
おります。
https://tmykinoue.hatenablog.com/entry/2020/07/17/172459折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-18 22:55:44
2073文字
会話率:27%
ウィンナーコーヒーをネタにしたショートコント。
最終更新:2019-09-27 21:00:00
1587文字
会話率:100%
落花生がどんな植物なのか意外と知らない人が多いようで……
そんなわけで先生(ボケ)がホラ話を交え生徒(ツッコミ)にと教授する。
ティーシナルヒビ「落花生」https://ncode.syosetu.com/n0337fc/の内容をアレンジ
し漫才形式に焼き直してみました。
コントとして使いたい方は感想欄に、その旨を記載の上、作者が私であるって事を宣伝していただけるなら好きに使っていただいて構いません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-25 02:00:00
1583文字
会話率:100%
同僚の田宮に悪気がないのは分かるのだけど、コレばかりは腹が立って仕方ない。どうせ信じて貰えないとは思っていたけれど、真剣に話した内容を受け狙いのホラ話として流された事に納得できなかったのだ。
今年入社3年目の俺は、片道2時間もかかる電車通
勤の苦痛に耐えかねてようやく引っ越しを決意する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-23 14:25:16
3186文字
会話率:42%
とある小さな街の高校に通うサキは、繰り返し訪れる退屈な日常に辟易し、強い刺激を求めていた。
そんな彼女はある日、夜な夜な街に現れては若い女性の眼球を抉り取って行く『眼球男』の話を思いつき、自分で考え出したその噂話を意図的に街に流し始めた
。
最初は、自分の創り上げた全くのホラ話に怯える友人や他校の生徒を見て優越感に浸っていたサキだったが、ある日、街で若い女性が何者かに襲われ左眼を抜き取られるという、まるで『眼球男』を模したかのような事件が起こる。
……一体、これは誰の仕業なのか? この街で、何が起こっているのか?
そして、次の犠牲者は——……
女子高生の妄想が現実となる、ホラーミステリー!
——『眼球男』は、だぁれ?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-05 08:54:17
25408文字
会話率:28%
終えたはずのご飯を求める義父、もしかして認知症か?
一人の主婦を襲った疑問はやがて多世界の真実を浮き彫りにする。
Twitterで適当に呟いた冗談から生まれた変なホラ話。
現在、カクヨムと重複掲載。
最終更新:2019-05-25 23:33:24
4937文字
会話率:51%
この話……
信じるならホラー話、信じないならホラ話。
※
某賞、四次落選作。
全六話。
投稿は一日一話、午後18時。
最終更新:2019-03-24 18:00:00
96931文字
会話率:41%
人々はその歴史の中で悪魔という存在と歩みを共にし(出会ったのか、創り出したのかは分からない)、それに様々な顔形を与え、物語をこしらえた。
その伝播はヒトリアルキの生易しい範疇を超え、今や荒唐無稽、形骸化して、創作に想像、伝説やホラ話と
して世の中に染み込んでいる。
まるで壁紙にタバコの油脂が少しずつ付着していくようにというのが、個人的にはシックリくる感覚だ。
だから今更も今更の話だが、ある男がこう言ったとする。
「俺は、悪魔に会ったことがあるよ」
男の言うことに、あなたは耳を傾けたいと思うだろうか。この物語はとどのつまり、そういった話だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-21 18:18:42
77005文字
会話率:31%
ありもしないとても短~いホラ話。
あらすじ紹介なんて、そこに魅力も興味もさらさら無かったら読む気にならないだろうから、これは考えもせず理解もせず楽にして読むといいよ。
最終更新:2017-11-04 02:14:47
1068文字
会話率:0%
「ビックフィッシュ」には誰も信じないであろうホラ話という意味がある。
たとえ、「ビックフィッシュ」と言われてもかまわない。
私は、自分の身に起こった世にも恐ろしく、奇妙なあの出来事を子供たちに話すときが来た。
たとえ信じてくれなくとも構わな
い。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-12 12:38:39
3354文字
会話率:2%
その世界では人は死んだら電柱になる。
最終更新:2014-07-31 20:59:15
8752文字
会話率:33%
もう一つの『誠』のお話。 主人公の名前が『やさしい~』と同じですが全く別のお話です。史実を参考にしていますが、九割以上ホラ話です。短編形式で、章ごとに時間の流れはバラバラです。どんな話でも大丈夫! と言う豪気な方がいらっしゃいましたら覗いて
みて下さいませ。 ※ 他サイトに投稿したものを、改めて書き下ろしました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-01-05 02:03:44
24488文字
会話率:13%