向日葵の咲く、夏の放課後。
人間がサーモグラフィーのように見える。そんな特異な目を持ち、呪いを司る佐藤楓の前に現れたのは、ミドウと名乗る少女。
彼女は、自分のオリジナルであるみどうを探していた。
みどうになれずにこのままなら、きっと消えて
しまうから。
お互いに「化け物」で「除け者」の2人を繋ぐのは——。
優しくイタイ、2人の「呪い」のお話。
※カクヨム、ネオページでも掲載中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-12 10:41:03
6454文字
会話率:37%
神さまに愛され、あらゆる幸運を享受する街、隣町市。
数百年前、この地で人間として生まれた小春は、野良神の襲撃で命を落としかけた際、神嫁となることで生かされた。
以来、神さまである由希斗とともに暮らしながら、街を守っている。
由希斗は小春を「
僕のお嫁さん」と呼び、大切にしてくれるものの、小春は彼が自分を生かしたことを後悔しているのを感じていた。その一方で、由希斗は小春に執着を見せる。
小春がそばにいることを喜び、そのせいで苦しむ矛盾を抱えた由希斗を自由にするため、いつかは死ぬべきと考える小春だが、小春を生かす由希斗との契約は、一方的に破棄できるものではない。
由希斗との距離を測りつつ、死ぬべきときを探す暮らしの中、由希斗と小春のもとへ、街を脅かす怪しげな組織の話が持ち込まれる。
「ファントムペイン」と名乗る組織は、この街の「神さま」を「幻想」と言い、人々は幻想から覚めるべきだと主張しているらしい。
愛する由希斗と彼の街を守るため、小春は由希斗とともに市内の高校に生徒として紛れ込み、敵の正体を探ろうとするが……
毎週火・木21時ごろ更新(予定)です!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-31 21:46:52
105646文字
会話率:43%
似た者どうしの、タマネギとヒヤシンス。
だが、タマネギには逃れられぬ、宿命が。
別れの刻は迫る。
最終更新:2022-09-15 11:02:57
237文字
会話率:0%
宮前ありさは苦痛を力に変える “ファントムペイン”の“発症者”だ。“発症者”同士助け合う組織、『互助会』に所属する彼女は、力を悪用して暴動事件を起こそうとする“発症者”を捕らえるため、現場に向かう。そこで妹を捜しにやってきた高校生の衛藤一
馬と出会い、彼の死に直面した。今は亡き兄の面影を重ねたありさは、自らの命を半分分け与え、一馬を助ける。
目を覚ました一馬は妹のかえでが行方不明になったと知った。妹が消えたことと暴動事件に関係があると考え、ありさと手を組むことにした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-11 23:54:26
68123文字
会話率:43%
右手と左手は僕と君のよう。
片手だけではすくえない水も両手だといっぱいすくえるよ。
荷物を持った右手が疲れたら左手が
代わって持つように、いつも助けあってるんだ。
そう言った君はもういない。
でもね、本当は僕の横にいるんだ。
最終更新:2018-08-02 14:11:17
739文字
会話率:100%
どんなに苦しくても、最後には自分の内より出でたるそれを信じる。そんな表現者の叫び。
最終更新:2017-01-24 01:30:50
292文字
会話率:0%
児童文学が好きです。それっぽくかけていたら、幸いです。
まだ(このサイトも小説を執筆することも)はじめたばかりなので、色々と拙いかと思いますが、その都度ご指摘・ごツッコミして頂けると、作者が泣いて喜びます。
___________
_____________
…………と、まぁ予防線を張って置きますと、皆様の心もご寛容になるのでは、という狙いがある訳では決してありません。まさか、そんな。ハハッ。
どうか、興味を持ったなら少し覗いていってやってください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-22 10:14:13
3318文字
会話率:23%
「無いはずの翼が痛い」と相談のメールをラジオで読んだことを切っ掛けに、同じ痛みを抱える子どもたちが多いことに私は気づく。
最終更新:2015-09-22 12:30:48
2331文字
会話率:19%