涙が至高の秘薬となる聖女として覚醒したフィオラは、国に囚われ、痛めつけられて無理やり涙を採取される生活を強いられていた。
ある時、本来怪我人の治療や魔物の浄化に使われるはずの涙が、王侯貴族の若返りのために不正に使用されていることを知ってしま
う。
こんな場所から逃げたいと願ったフィオラの思いを神が汲んだのか、フィオラは囚われていた監獄を抜け出し、魔の大森林へと転移していた。
しかし大森林の中で遭難しているところを、隣国の騎士に見つかってしまう。
聖女の証である空色の瞳を見られ、また拷問で無理やり涙を採取される日々に逆戻りかと怯えたその時。
「この玉ねぎを、みじん切りにしてくれませんか?」
騎士はそう言って玉ねぎを差し出した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-24 18:17:59
58769文字
会話率:36%
周期的に訪れる欲望を満たす日
最終更新:2023-08-24 09:53:20
1907文字
会話率:0%
素晴らしい調理器具を、見つけました!
最終更新:2023-04-04 14:53:36
560文字
会話率:0%
「君のためなんだ」
直属の上司はそう言って、またカトレアが提案したアイディアを横取りした。一言目には「君のため」、二言目には「カトレアは女性なのだから」という上司は、自分との婚約関係を破棄して上長との娘と結婚することになった時も「僕が偉く
なれば、君を助けることができる」と言って、早々に結婚してしまった。
しかし、カトレアは小さい頃からの夢だった魔導具を作る技師『魔工師』には未だになれていない。
パワハラに耐えかねたカトレアは、初めて上司に反論したことによって、ついには王宮から解雇されることになる。
傷心のカトレアの前に現れたのは、隣国の王子シャヒルと銀狼ライザーだった。王子という身分でありながら、プロ顔負けの料理人で、あちこち旅する奔放な彼は、カトレアが作った自作の魔導具を見て、感動する。
自動的にお米を炊ける魔導炊飯釜、魔法が使えなくてもみじん切りにできるハンドミキサー、煮込み料理があっという間にできる圧力鍋。料理を革命的に早くできる魔導具を見て、シャヒルは自分の国の『魔工師』になってほしい、とカトレアをスカウトする。
やがて大好きな魔導具開発を思いっきりやれて幸せなカトレア魔導具と、それを使いこなし最高の時短レシピを作るシャヒルの料理は、いずれ世界が驚嘆することに。
時短で余った時間は、甘々ともふもふに? 作って、おいしい異世界時短レシピの開幕。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-09 11:00:00
217266文字
会話率:41%
似た者どうしの、タマネギとヒヤシンス。
だが、タマネギには逃れられぬ、宿命が。
別れの刻は迫る。
最終更新:2022-09-15 11:02:57
237文字
会話率:0%
もしジャーマンポテトのじゃがいもをみじん切りにしたら
最終更新:2022-09-12 04:00:02
213文字
会話率:0%
■【ホラー/短編】■家電・玩具メーカーである株式会社『TERA』は、住職である和尚が始めたものだ。コロナ禍で経営に関し、このままでは生き残れないと躍起になって新開発に力を入れた……さあ勇気を出し、みじん切りだ包丁で◇小説家になろう『夏のホラ
ー2022~ラジオ~』企画参加作品。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-23 07:00:00
3850文字
会話率:35%
バーチャル・リアリティ技術が一般化し普及した未来。
究極の娯楽を目的とし、一個の惑星を舞台として作られた‘マグナ・スフィア’は、約二十億人が生活する人工の異世界、人間が創ったもう一つの生命圏である。
ファンタジー世界の大国、’東のスメ
ラ皇国’で最強の力を誇る少女‘シノノメ’の職業は、なぜか‘主婦’である。モンスターをみじん切りに、飛竜をフライに、ゴブリンの群れはまとめて掃除してしまうシノノメには、名だたる戦士も魔法使いも太刀打ちできない。
「私ね,ずぅっと物語を楽しんでいたいの.どんなファンタジーでも,終わってしまうのって悲しいでしょ?」
そう言うシノノメは、やがて現実世界をも巻き込む巨大な悪意と対峙せざるを得なくなる。
ファンタジーが終わるときは来るのか?
彼女の強さの秘密とは?
彼女を守る機械人間は何者なのか?
失われた絆を取り戻すために、仮想世界で真実の自分を探す女性の物語。
※基本的に毎週火曜日更新です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-27 16:00:00
1994046文字
会話率:82%
辺境の城塞都市 ここは魔物が蔓延る森の間際に建設された都市 ハンター達が世界中から集まってくる 森の奥には魔族と魔族を率いる魔王がいるらしい。 そんな都市には異能を持った者達が楽しく仲良く暮らしている、「英雄、勇者、貴族、王族 ふ~ん そい
つらって首跳ねても、みじん切りにしても死なないのかい?」「いや、たぶん死ぬと思うよ」「え、そんなので死ぬなんて雑魚じゃないのかい」 やばくて、最強、最恐、最低、最悪な都市住民の日常が始まるよ~~~!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-21 00:08:44
2206文字
会話率:20%
薔薇色の学園生活を期待し、オレは校門を跨いだ。オレの高校生活は薔薇色のハズだったのだ。
あの人に話かけられなければきっと…そんな希望を抱いてしまうのは仕方ないことなのでしょうか。
陰陽師の家系に産まれた陰陽師以外はそこら辺によ
くいるオタク少年芦野 透真が学園一変人揃いと噂の怪奇現象部に入部させられ次々と部に寄せられた依頼を解決していく学園ラブコメディ?
「ラブコメディなんてクソ喰らえ!!なんだラブコメディって!!!こちとら妖怪ぶっ倒してる学園生活じゃボケ!」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-06 05:36:12
1313文字
会話率:13%
カレス王国に1人の姫君がいた。
その美貌はクレオパトラが泣いて謝り、
その頭はスーパーコンピュータにも匹敵し、
剣を取れば無敗、魔法を使えば天災がおこり、
歌を奏でればローレライが裸足で逃げ出す。
そんな完全無欠、才色兼備なお姫様
の心の中は
「誰のでもいい。おっ〇いが揉みたい」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-07 17:12:53
16906文字
会話率:15%