人はマルコフ連鎖の内に生きている
人格は無限のテープを持ち肉体の喪失は実存終わりを意味しない
外界に神経が非侵襲に接続されアカシックレコードはフィードバック機構を持ち因果律の呪いに反映される
人間はダーザインの選択権を持たず自己の規定すらま
まならない
あるいはTorのアレゴリーの玉ねぎのように全てはカーライルの衣装でゾンビ感覚しか持たないのかもしれない
宇宙が始まったと同時に定義可能なほど傲岸でビッグクランチに収斂するほど矮小なミクロコスミ
動くちっぽけなモナド
それを踏み潰すような宇宙論的な象
そんな象をデュルケムの宿命論的に殺害しなければならない
そんなジョージ・オーウェルをオマージュ、パスティーシュ、コラージュ、アッサンブラージュつまりパクった
そんな物語(映像:アンダーグラウンド[エミール・クストリッツァ])
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-18 06:08:50
5178文字
会話率:6%
宇宙が終わりを迎える遥か未来。
恒星がたった一つしかなく人類は僅か6人しかいない宇宙から、再び人類を繁栄させる『ノアの方舟計画』。
人類はビッグクランチ、ビッグバンをどうやって乗り越えるか。乗り越える事が出来るのか。
新たな宇宙で再び人類
は繁栄できるのか。
※この物語はフィクションです。実在の人物、団体とは一切関係ありません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-27 19:00:00
22563文字
会話率:42%
第6回ハヤカワSFコンテスト一次選考通過作!
木星探査機JUNO021は、木星の雲の中で、不思議な、「複雑錐」としか名付けようのない物体と遭遇する。ビッグクランチの前後が同期していく中、世界は滅びを逃れられるか。紐解かれていくラグランジア
ン「ランダウ」の記憶。同化していくJUNO021。彼が願ったのは、文明が願ったのは、滅びだった。
有機物が基本的に登場しない、またビッグバンからビッグクランチを繰り返す系という、人類が現在の物理学で想定できる一番広い時間を扱った小説。
卒業する文芸部の先輩方へ捧げる部誌に寄せた一作。猩々メイン、時々鷦鷯飛蝗で執筆。
毎週土日に一話ずつ再公開!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-20 22:55:58
42364文字
会話率:14%
人というのは本来奥底で繋がっているので、リンクを貼るという行為は、それを確認するための行為に過ぎない。始まりも終わりも、ビッグバンもビッグクランチも繋がっている。
愛おしい人に、化け物と、異端者と呼ばれるわたしの気持ちをどのくらい知っていま
すか?
以下のリンクからどうぞ。
いいえリンクなど存在しないのだ。わたしはわたしが総てなのだ。
わたしを表す物体に鎖など必要ない。わたしを表すものは総て自由たるべきぞ。
わたしは何者にも縛られるつもりはない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-24 00:00:00
40077文字
会話率:1%