いまだ恋人ができたことのない智彦。恋愛本で見つけた作戦をひっさげて、一世一代のデートに臨む。
くすっと笑えてほっこりできる掌編小説です。
最終更新:2024-06-08 12:46:23
1503文字
会話率:10%
マナレは父の部屋から埃っぽいCDを引っ張り出した。春の夕暮れ、一粒の綺麗な真珠は彼女にとって価値はないのだ。
最終更新:2021-05-02 18:53:18
693文字
会話率:0%
うむ。清らかなる乙女の気配がする……。吸血鬼は無垢なる姿で祈りを捧げるお約束の|ご馳走《生贄》を前にし、はしたなく舌舐めずりをした。自慢の牙をポッケットからシルクのハンカチーフを取り出し、キュッと音立て拭き清める。
逃げるなよ……。彼女
を運んだ荷馬車の幌の中で潜む、大蒜の首飾りをぶら下げた衛兵達とガタガタ震え、十字架を握りしめ祈りの言葉を唱える、ヘナチョコ神父。兵士達は尖らせた杭を片手に息を殺し、行く末を見守る。
マリアはドキドキとして、この日を待っていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-29 22:07:55
3373文字
会話率:39%
本田 涼(ほんだ すず)は12歳の少女です。
涼の家族は両親と姉、弟の5人家族です。
お父さんもお母さんも良い人だが、
お父さんはお姉さんが可愛いいし、お母さんは弟が可愛いいのだ。涼は常々そう思っていました。
お手伝いがあると私ばかり、何時
も不服に思っていました。なのに断わる事が出来ません。
そんな自分にもイライラしていました。
ある日の事です。公園の前で1枚のチラシを貰います。見ると[夢のハンカチーフ。 悲しみ、苦しみ、怒りの感情が、このハンカチをおでこに当てると一瞬に消えてしまいます]とありました。
涼は1ヶ月だけ試してみる事にしました。
試してみると、なんと、本当に嫌な事は、まるで無かった事のように、なんにも感じません。
有頂天になる毎日でしたが、、、折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2020-07-31 00:25:31
2845文字
会話率:0%
《2020.2.4本編完結》
仕事を辞めた帰り道、パンの匂いと黒猫に癒されていたら何故か竜巻に巻き込まれてお陀仏ーかと思いきや、異世界の穏やかな小森にたどり着きました。そんなアラサーの私はどうやら『黒猫が選んだ魔女』らしい。…どこの御伽噺?
と思いつつ、ひとまず大好きな蜂蜜バタつきパンを堪能することにしました。
魔法、剣、精霊とファンタジー盛りだくさんな世界で待っていたのは、素朴でのどかな小森暮らし。あったかい人達と少しずつ交流しながら、のんびり美味しいものを作ったり食べたり、花とワルツに包まれて、そして、最初で最後の恋をしています。※サブタイトルの人物視点で話が進みます。
§メニュー§
0.おばあちゃんとおじいちゃんの蜂蜜バタつきパン
1.異世界でも美味しい蜂蜜バタつきパンと、ジャムつきパン
2.看病のための、オートミールのミルク粥
3.静かな黄昏時の、カモミールのホット蜂蜜ミルクティー
4.カフェ・ラテとクリーム・ティーの占い
5.立夏の月夜のチェリーパイと、白樺の葉束
6.小森の庭の蜂蜜バタつきパンと、黒パンと白パンのオープンサンド
7.スミレの砂糖漬けとレモンバームのパウンドケーキ
8.大牧場のフロマージュブランとクラムチャウダー
9.セレナード家の晩餐、チーズのオードブルと姫林檎タルトのチェダーチーズ添え
10.修道院のアフタヌーンティー、特製キャロットシナモンプディング
11.子供達のためのサンドイッチと、特製蜂蜜スパイスクッキー
12.みんな大好き、やっぱり蜂蜜バタつきパン
13.花祭りの名物レモンパイと、秘密のハンカチーフ
14.パン屋の奥様のキッシュロレーヌと、お土産の砂糖菓子の宝石箱
15.砂糖菓子の宝石箱に、君を想う
16.王道の黄金プリンと、ハーブ暮らしのあれこれ
17.真夜中のホットミルクセーキ、蜂蜜とブランデー入り
18.嵐の日のホットスパイスワイン
19.お見舞いのフルーツ尽くし、即席フルーツサンドイッチ
20.木苺ジャムのバタークリームケーキ
21.ビールとプレッツェルとソーセージ
22.大人のティータイムに、コーヒーとチョコレート
23.林檎酒とガレットで乾杯を
24.秋の朝の蜂蜜ホットケーキ
25.ホットミルクは魔法の飲み物
26.小腹を満たすレーズンクッキー
他折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-22 19:00:00
220609文字
会話率:44%
村田絹子(むらたきぬこ)は夫の武(たけし)と日本民家園にハンカチの藍染に来ていた。
陽光に藍色に染まったハンカチを見て、喜ぶ絹子であった。
しかし3年後、夫婦生活は冷え切ったものとなる。
寝静まった夫の元に現れたのは、白い着物を着て、藍染の
ハンカチを手にした冷えた顔の絹子であった――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-22 14:22:32
1755文字
会話率:24%
忘れたハンカチーフ。。。
この作品は童話の登場人物に印象を受けて書いた二次創作的な短編(詩)です。
最終更新:2018-12-12 16:51:43
393文字
会話率:0%
本作は「空を飛びたい魔法使い」の続編です。
ボーキサイトの調査に赴いた南の国。調査はすんなりと終わりシオンは港町でバケーションを過ごしていた。港でゴロゴロしてると偶然に絹のハンカチーフを拾う。絹が欲しいシオンは聞き込みを開始した。聞き込
みの途中に偶然、少女が追いかけていたラグドールを捕まえる。ラグドールはモコモコしたタヌキ顔の猫です。異世界に何で愛玩種の猫がいるの? 何故かその国でも魔法の先生をしてしまう。そんなお話です。
全14話です。隔日に投稿する予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-03 19:00:00
78422文字
会話率:67%
目の前を歩く男が落としたのは、紛うことなき私のハンカチだった。
最終更新:2018-03-02 13:06:43
2365文字
会話率:53%
ハンカチーフの色は、茶色が良いのか、黒が良いのか。
最終更新:2017-12-12 06:00:00
913文字
会話率:0%
オレはつまらない毎日をだらだらと送る、非リア充で『リア充は爆ぜろ!』が座右の銘の何処にでもいるような高校生だ。ところがぎっちょん、カミサマの落とし物とやらのせいでその若き人生を閉ざす事になった……ガク。そしたらカミサマがお詫びしてくれるっ
てさ。やったね♪ という訳で他人の異世界トリップに割り込ませてもらうことになりました。しかもなんか特典までつけてくれるって!? これはもうチートでハーレムを作るしかないよね! チーレム万歳! とか思っていたあまちゃん(朝ドラじゃないよ)だった時期が私にもありました。異世界にもリア充はいるものです。キー何なのあの二人、許せませんわ! と悪役令嬢ばりに木綿ならぬ絹のハンカチーフを噛み締め、悔しがっていたら魔法が顕現しちまったぜ。なになに、爆裂魔法『エクスプロージョン』!? これは、ヤるしかない! という訳でオレは、異世界の中心でも『リア充は爆ぜろ!』と叫ぶ。
これが正式タイトルです(嘘)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-25 18:20:01
60444文字
会話率:54%
リリは公爵令嬢にして皇太子の婚約者。ある日突然のお呼び出し。なにかこれは重大なお沙汰があるようで・・・。そして突きつけられる宣告!!いったい何が起こったというのか!?
最終更新:2016-06-07 10:04:31
4945文字
会話率:51%
両親が新築一戸建てを購入したことで、念願のマイルームをもつことが出来た高校生の亮介は一人部屋を満喫する!やったぜ!しかし、この街何故か視線を感じる…。またポストに入っていたんだが…おい俺は青春謳歌したいんだよぉぉぉぉお。
〈アルファポリス様
でも掲載させていただいております〉折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-31 19:39:34
153236文字
会話率:35%
ささやかな想いと記憶を、香りの中にとじこめて。(※「香水」をテーマに、1000字以内で書いた掌編です)
最終更新:2013-01-01 18:58:43
900文字
会話率:13%