甲子園を目指した高校1年の大気は、吹奏楽部の千紗に心を奪われる。
台風の朝、偶然出会った二人は惹かれ合うが、大気は突然姿を消す。
失意の千紗は、大気の親友・信二に支えられながら、最後のコンクールに挑む。
演奏するのは、最愛の人を失った悲し
みを昇華したバーンズの『交響曲第3番』。
音楽を通して過去と向き合い、成長していく切ない恋、突然の別れ、そして再生。感動の青春群像劇。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-28 01:00:00
112529文字
会話率:27%
名前も家も過去もない旅人ナナシは、自分の名前を探して旅をしていた。
ナナシはある日、大きな町で大きな巨人に出会う。自分を探して旅をしている事を話し、ナナシは巨人に町の中を案内してもらうように頼み込む。大きな手のひらに乗せてもらい、巨人が案
内した先は大きな図書館だった。
※本作は2007年8月26日開催のCOMITIA81で発行しました作品です。
他投稿サイトへ多重投稿を行なっております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-27 20:30:00
6259文字
会話率:41%
名前も家も過去もない旅人ナナシは、自分の名前を探して旅をしていた。
ある日、街中で出会った商人からナナシは「ミガワリ」を譲り受ける。「ミガワリ」は、どんな物でも人でも代わりになることができる。ミガワリの服の一部をお金の代わりにしたが、ナナ
シは次第に旅の友としてミガワリに情を持ち始めていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-20 20:42:41
13719文字
会話率:40%
純情な森の魔女がひとりと、残忍な夜の魔術師がひとり。
今年も祝祭の季節がやってきた。
魔女と人間。生きる時間の長さを違える者どうし。その奇跡のような時の重なりを、温かな想いとともに歩んでゆく。
最終更新:2025-04-27 19:00:00
2305文字
会話率:28%
月光の竜であるシハースィには、夜の魔術師という人間の友人がいる。
世間では享楽的で残忍な男と言われ、また実際にその通りであるが、いっぽうで彼の、目的のために手間を惜しまない貪欲さを、そして大事なものへ向ける情の深さをシハースィは知っていた。
馴染みのレストランにて食事をしながら、二人は出会ったばかりのころに思いを馳せ、また変化を語らう。
思えば、ずいぶんと手札を増やしたものだ。
夜の魔術師をマエストロと呼び、彼の駒として夜を揺るがす四人の人間。
マントの飾り紐に、煙草、揃いのピアス――失った名。
さあ、過去を振り返ろう。未来を確実なものとするために。
これは、ただ一介の魔術師にすぎなかった男が、夜の称号を得るまでの物語。
◇
沫たつ時波の物語シリーズ
https://ncode.syosetu.com/s4410h/
森の魔女と夜の魔術師の物語の本編はこちら↓
『ユーリカの栞』
https://ncode.syosetu.com/n8502id/
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-10 19:00:00
45470文字
会話率:35%
『構築される精霊』より抜粋
〜序〜
世界でもっとも謎めいた生き物は、精霊だ。
あるところでは死者が転じ、またあるところでは無機物に宿り。ひとくちに精霊といえど、その経緯は千差万別である。
系譜を引くことは不可能に近く、体系だった研究は
長命な魔女すら投げ出すほど。しかし、精霊の魅力は損なわれず、むしろ一生を捧げる研究者ならぬ偏執狂は増えるばかりだ。
なかでも私の興味をひいてやまないのが、構築された精霊だ。
魔法はおろか、魔術の知識も持たない人間の、何気ない言動。そこに乗せられた意思や、執念や、また驚くべき偶然が重なることで奇跡のような運命をまとい、「彼ら」は生み出される。
構築された精霊とはすなわち、魔法的あるいは魔術的な条件を満たしたことで力を得た魂。ゆえに、世界の変動にたびたび登場する精霊も彼らであることが多い――
◇
風土記系競作企画「構」に参加しています。
http://still-in-noise.a.la9.jp/fudoki/kikaku/2024_01_kamae/kikaku.html折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-03-10 13:19:26
9483文字
会話率:19%
VROOMゲーム「ユニティ・オンライン」を始めた紗友里はゲームを通じて成長し、新たな出会い、友情を深めていく。
ユニティ・オンラインに潜む謎の存在デビルとの戦いに巻き込まれ、エクソシストとして戦いに挑む。
最終更新:2025-04-27 12:32:03
116158文字
会話率:44%
死んだ爺さんより引き継いだ古武術の継承者、久我 久琉守(くが くるす)は弟子を救うために命を投げ出し、死んだ。
命を落とした久琉守が目覚めたのは異世界。そのうえ、自分の姿も全くの別人となっていた。
異世界と自分の姿に困惑する久琉守に、巡導
師のリリセーラが世界を一緒に旅をしないかと提案する。
現代では抑圧された人生を送っていた久琉守は、その提案に乗って異世界の絶景を巡る旅へと出た。
時代は魔王が勇者によって討伐されて10年。かつての勇者が大陸の覇権を巡る中、久琉守は世界を旅をする。
旅を重ねて強くなっていくリリセーラとの絆。だが、久琉守の体には秘密があった――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-28 20:38:37
36347文字
会話率:36%
高校生である利人(リヒト)は、空虚な日々を送っていたある日、謎の女性の声が響き、気が付くと異世界にいた。
転移した世界では、黒髪の人を『ダーカー』と呼び、忌み子として嫌われ避けられていた。
利人はその風貌から哨戒中の軍人に捕縛され、そこで
運命の出会いを果たす。
『ダーカー』として生きる黒衣の騎士リュートであった。
目標もなく生きていた利人はリュートに助けられたことによって、一つの目標を見出す。
リュートの助けになること。
命を救われたことへの恩返しだった。軍人であるリュートの助けになるために、己を鍛え軍隊に入る。
時は戦乱の世で、利人は間もなく戦争へと駆り出され、戦場で命を燃やす。
戦の中、リュートに死の危機が迫る。敵から身を守るために、利人はある行動に出る。
大陸の覇権をめぐる各国の思惑が渦巻く中、一人の少年が青年となり戦場を駆ける、異世界ファンタジー戦記。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-15 21:17:38
169580文字
会話率:35%
高精度のネットワークセキュリティを有し、世界で最もIT技術に優れた国と知られるようになった日本。
しかし、その裏ではランダムに選ばれた高校生――ターゲットの生死により勝敗が決まる、「TOD」と呼ばれるゲームが毎月行われていた。
人を
避ける男子高生。
そんな男子高生を気に掛ける女子高生と、その友人達。
ネットワークセキュリティ会社の副社長。
不良グループのリーダー。
触れたくない過去に触れることを決意した男性。
過去を追う記者の女性。
多くの者を巻き込み、今回のTODが始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-26 22:02:16
1204362文字
会話率:60%
心霊好きの友人達が集まって行われた飲み会で、うわさになっている心霊映像のことが話題になった。
その心霊映像について、見たことはあるけど、どこで見たのかはわからない。
そんな風にみんなは言っていた。
ただ、詳しく話を聞いてみると、その心霊映像
について、私も知っていることがあった。
うわさの心霊映像、あなたは見たことがありますか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-04 00:17:52
4634文字
会話率:57%
帰り道が怖い。
いつからか、そんな風に感じるようになった私は、偶然見つけた喫茶店「カフェ・シュレーディンガーの猫」に立ち寄った。
話を聞いてくれた店員が提案する、二つの解決策。
私が怖いと感じる「何か」を確認しない解決策か、それとも確認する
解決策か。
私は、その一つを選択する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-08 23:57:25
6088文字
会話率:39%
*フィクションです*
最終更新:2025-04-25 18:00:00
8566文字
会話率:99%
とある酒場に【ナナシ】と呼ばれる道化師がいた。その道化師は明日の日銭を稼ぐため、今日も今日とて多くの人に演奏を届けていく。そんな道化師には素敵な相棒がいた。その名は【ミュウリン】であり、小柄な体形で枝分かれした巻角が特徴の少女だ。
少女
が歌手となり素敵な歌声を届けていくのは日銭を稼ぐためでもあるが、同時に趣味であった。なぜなら、二人とも人々が楽しそうに笑っている光景が好きだから。
しかし、歌声を届ける少女にはとある秘密があった。それが「魔族」という秘密だ。
数年前、魔族と他種族で結成された人類との間で大きな戦争があった。「人魔大戦」と呼ばれるこの世界の命運を決めるような大きな戦いだ。その戦いの結果は人類側に召喚された勇者に魔王が倒されたことによって戦いが終わったが、それが終ろうとも物語は終わりではない。むしろ、続いていくばかりだ。
敗戦した魔族は人類から隠れて生き延びるが、中には弔い合戦を企てようとする魔族もいる。その魔族を排除するための制度を敷いた人類によって、魔族が生き伸びる環境は増々難しくなる。
そんな環境の中、魔族の少女は魔族の象徴たる禍々しい角をそのままに人間社会に溶け込もうと頑張る。その相棒を支援し、より楽しく笑える日々にするのが道化師の役目であった。
そして、道化師は今日も今日とて相棒と一緒に歌越えを届けながら、人類と魔族が手を取り合い本当の意味で「平和」を紡ぐための旅をしていくのだった。
※「喜劇道」と書いて「ハッピーロード」と読みます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-24 23:24:00
593306文字
会話率:33%
君が決める怖い話。
結末はキミ次第だよ。
最終更新:2025-04-20 21:22:52
523文字
会話率:7%
―――Synopsis――
・エル=ダンジョン
生還率0,02%。世界最高難度〔神々の領域〕と謳われるその地は、果てしない試練の見返りとして大いなる力を授けると伝えられていた。
・マスターシーカー
〔絶命領域〕と謳われる超高難易度
ダンジョンを幾度と踏破した探索家たちが獲得する称号であり英雄位。
エル=ダンジョンへ挑戦するパーティーの一人が、必ず獲得していなければならない称号である。
恐れを知らない多くの探索家たちは〔エル=ダンジョン〕への挑戦権を獲得する為、最高クラスの証明である〔マスターシーカー〕への昇級を目指していた。彼らに求められるのは類まれなる覚悟と、幾多の困難を切り拓く{潜具}という名の遺物武装。
魔法を失い無能力者として旅を始めたナナシも、神々の領域を目指すその一人だ。
彼の前に突如として現れた黒猫のエルノアは、魔法の力を使い四輪駆動の特殊なキャラバンを動かして、ナナシと共に「冒険者ギルド所属・探索士《シーカー》」クランとしての旅を始める。階級位は最低のFランクである。
さて、エルノアの潜具であるキャラバンには様々な素晴らしい機能が設けられている。そのどれもが凶悪なダンジョンに抗う術を秘め、ナナシたちを大いに助け、更には旅の快適性を上げてくれるものだ。
便利なキャラバンを手に入れた彼らの旅は、シーラと呼ばれる特殊危険ダンジョン群の探索調査、トレードによる収益、そして未だ見ぬ土地や国、文化への果てしない探求の連続。
しかし、ナナシの仲間達には皆それぞれ欠点があり、魔法を使えない者ばかり。更に旅先では様々な不幸や困難に見舞われ、財布は常々金欠状態。生活はもちろんカツカツ。
真の目的であり、万物の災いを跳ね除けると言われる「神々の命泉(エル=ヴィータ)踏破」や、最上級冒険者のみが許された「新大陸への渡航」が達成される日はいつになるのやら……。
――個性的な国々と様々なダンジョンに挑み行くナナシたち無能力キャラバン隊{ユーヴサテラ}。
立ちはだかる問題や不思議な人々、魔法を操る盗賊団や残虐な戦争の数々、貧困やカルト教団、キャラバンに隠された様々な秘密やらをとりあえず横目に、ほとんど魔法を使えない彼らによる魔法世界での旅が和やかに始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-13 12:57:39
686138文字
会話率:49%
ノアの罪人~例えばそれはラスボス撃破後の凱旋世界で、レベル0から裏ボス四人を倒すような譚~
世界を救った英雄ナナシ。言わばこれは、ラスボスを倒した後に迎えるクリア後の世界の物語。とある日、悪神ガレスを敵対視する世界樹とその守り人は、英雄
であり魔法学徒と成ったナナシにこう告げる。
『――思想を継し災厄の苗床が四つ、その芽を摘まねば悲劇が起こらん。』
悪神ガレスの遺志を継いだ危険人物ら、通称{災厄の苗床}の存在を知ったナナシは、その思惑を潰すべく、世界樹の守り人である少女{エルノア}と少女の動かす不思議なキャラバンと共に、災厄の苗床を倒すべく旅を始める事となった。
討伐対象は四人
・深淵の死霊姫
・天命秤の交易人
・絶対無双の狂戦乙女
・永遠の放浪者
これは魔法を使えない魔法学徒ナナシと、少女エルノアが始める"ただ四人を殺すだけ"の冒険戦記。
「何故、戦っているんだろうか?」
{災厄の苗床}を倒し行く運命に翻弄されるナナシ、それを冷徹に見届ける魔女エルノア。陰謀と謀略の血塗れに交差する彼らが旅路の、その結末は如何に。。。
※本タイトルは"戦闘"に主軸を置いています。どんな奴が出て来て、どれだけ強いのかを楽しんでやって下さい。
※本タイトルは『ノアの旅人』の派生タイトルですが、特段読了を求めません。気楽に楽しんでって下さい。またノアの旅人の深刻なネタバレは御了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-02 19:34:33
39389文字
会話率:51%
≪旅系日常ファンタジー≫ノアの旅人は、時々シリアスに、仄々するような探検家達の冒険譚です。御一読の末、適当に鼻で笑ってください。
(浅かったり深かったりする冒険短編が連続します!!)→予定でした。無理でした。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
「あらすじ」
魔法を失い無能力者として旅を始めたナナシ。彼の前に突如として現れた黒猫のエルノアは、自身の力を使い、魔法四輪駆動の特殊なキャラバンを動かしてナナシと共に旅を始める。
旅の動機はシーラと呼ばれる特殊地域群の探索調査、トレードによる収益、そして未だ見ぬ土地や国、文化への果てしない探求心であった。個性的な国々と様々なダンジョンに挑み行くナナシたち無能力キャラバン隊。立ちはだかる問題や不思議な人々、魔法を操る盗賊団や戦争の数々を横目に、魔法を使えない彼らの旅が和やかに始まる。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆
※「禁書庫」の文章は"大事な禁書"なので、モラル的に読むべきではありませんが、読まれなくても本編ストーリーは楽しめます。
※文章中の読みづらい点、誤っている点等、ご報告下されば改稿します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-28 09:02:29
36321文字
会話率:50%
お腹がすいたのでシチューを食べようとしてたら、異世界転移してた!!?真昼間なのにでかい星々が浮かぶ大空に見たことないくらいでかい城。か、完全に異世界だ…。残念ながらこの物語の主人公千佳(ちか)には『聖女・勇者』を満たす聖属性を持っておらず、
毎日部屋に閉じこもる日々。ご飯も美味しいけど、やっぱり日本のご飯が恋しい。それは千佳以外に転移させられた2人も同じで…。
異世界に馴染もうと奮闘する千佳達のお話です。行き当たりばったりで描いているので、一応R15付けてます。なんかあった時用。冒険やシリアスよりもグルメメインになるきっと。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-05 18:34:11
5891文字
会話率:20%
勇者にも英雄にも王にもなりつもりはない少年の物語
記憶をなくし港町ユンに漂流し流れ着いた少年ナナシ
彼は、自分の真実の名前も両親も兄弟も生まれ故郷も覚えていなかった
自分が何者なのか知りたい
彼の旅がターネシア大陸の西のはずれゴールから
始まる折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-28 12:00:00
612083文字
会話率:46%
最高級の戦士ホークは、魔人との大規模な戦闘で、幼馴染で相棒でもあるリアを攫われる。
それ以降、実力を隠すが、リアを取り戻すチャンスが出来て、本来の実力を発揮して、周囲の評価爆上がり。
最終更新:2025-03-28 09:30:40
12943文字
会話率:38%
ある日突然、先輩が部活に行かないと言いだして――!?
先輩のことを大好きな主人公が、なんとか説得する話。
キーワード:
最終更新:2025-02-24 20:23:17
9756文字
会話率:45%
万年非モテの弱者男性、清原隼人がクリスマスの町中で出会ったのは、聖女と呼ばれる清楚可憐な美少女。
彼女に告白した振られるが、なぜか同棲を持ちかけられて……
最終更新:2024-03-27 08:54:48
7867文字
会話率:47%
陸が海に沈んだ世界で、それでも船上で生活を続けていく日常を描いた物語。
最終更新:2025-03-13 13:00:00
125495文字
会話率:36%
十数年前、現代社会に異能力を持つ人間が現れ始めた。いったい何が起きたのか、当時の人類たちはわけもわからず異能力を持つ者たちを迫害した。当然、異能力を持つ者、異能力者たちは暴走を始めた。
自身を守る為、自分を迫害する人たちへの復讐の為、力を
制御できない者も居た。そんな異能力者たちを管理、監視をするためにとある機関が出来上がった。
その名は機関異能力保全取締機関(いのうりょくほぜんとりしまりきかん)
ability keep control、通称AKCだ。AKCは異能力者の子供を学園に隔離し、大人へは異能力者専用の仕事場を作った。
それから月日は経ち、異能力が日常と化した世界でとある少女が学園に転校してきた。その少女は主人公の谷口(たにぐち)蓮也(れんや)の幼馴染だった。けれど、どうやら主人公のことは覚えていない様子で……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-07 00:52:10
25119文字
会話率:62%
勇者と名高かった彼の者は、やがて裏切られ喉を失った。
そんな男の前に、両親を殺された人の心を読める少女が現る。
男はそんな少女と話していくにつれ、段々と心を許していき────
最終更新:2025-03-03 16:56:40
3051文字
会話率:15%
※【結末を含むあらすじ】は活動報告をご覧ください。
人生を悲観するソラは失意の中、不意に異世界へ召喚された。突然の事態に立ち尽くす彼女はその場に居合わせた少女ジーノに助けられ、村の教会で保護を受ける。
この世界では人々を救う聖人の再
臨が求められており、魔女は破滅を呼ぶ者として忌み嫌われている。
異世界からの来訪者は魔法院に報告されることになっており、ソラはジーノと彼女の兄エースに連れられて氷の都ペンカーデルの院を訪れる。だが、魔法院の最高権力者である元老はソラを「魔女」と断定し、死を宣告した。ソラは魔法院を脱出し、兄妹を伴い西方へ逃亡する。
人類の仇敵と語られる魔女とはいかなる存在なのか?
魔法院に異を唱えるためにも、ソラにはその知識が必要だった。ところが、当てにしていた学者フランは何者かによって殺害されていた。その犯人というのが「宿借り」と呼ばれる殺人鬼、ナナシとジョン・ドゥである。しかもナナシという男は、どうにもこの世界の人間ではない。
やがてソラの執念とナナシの正義は対立し、二人の戦いに世界の命運が託される。
どう生きて、どう死にたいのか。
ソラは自身の最期を前に理想を見つける。
――私は、惜しまれて死にたい。
* * * * *
本作は「異世界神の黒き花嫁」のタイトルを変更し、構成や設定を見直して全編を再執筆したものです。端々の軽いノリを取り除いて理不尽の鍋に突っ込みシリアスにドがつくまで煮詰めました。
新たに魔物要素を追加しましたが、大筋と結末は元タイトルと変わりません。
誤字脱字の報告歓迎です。
申し訳ありませんが表記揺れは見逃してください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-30 21:01:15
488736文字
会話率:54%
現在連載している【生贄竜の見る夢は・・・・・】の設定集です。
最終更新:2025-01-28 22:00:00
4846文字
会話率:2%
【ウーサー・ペンドラゴン】という人物を知りたい?
何で彼の事が知りたいの?まぁ、いいや。
簡単に話すと、彼は《アーサー王伝説》の始まりに出てくるブリテンの王にして物語・主人公アーサー王の父。
そして、ブリテンの滅亡とアーサー王を悲劇に追い
やった原因の一人。
彼自身の《愛》と《慾望》から始まり、後にその代償は《呪い》となり息子のアーサー王に降り掛かってしまった。
その原因を作ってしまったウーサーは友の魔術師が目指したブリテン統一の実現の好機と臣下の信頼を一気に失い、最期は召使いになりすましたサクソン人の手により誰にも助けられる事なく毒殺された。
はい、お仕舞い!これが《アーサー王伝説》で語られる【ウーサー・ペンドラゴン】の短い物語。
え?違う?
キミが知りたいのは─────
【大罪人ウーサー】の《楽園殺し》の物語だって?
ふぅん・・・・・何でキミがソレを知っているのかな?
誰に聞いたかは知らないけど、それ、知らない方がいいよ。
だって伝説が殆ど語られてない者の物語というのは『世界』が《危険》と判断し、意図的に《抹消》したモノが多い。
特に【彼】は、『世界』がその存在と軌跡を《抹消》しきれず、《封印》して《アーサー王》の物語で上乗せして【彼】の痕跡をできうる限り希薄にするので精一杯だった程のものだったんだからさ。
だから、【彼】の事は忘れて別の事に情熱を傾けた方が身のためだ。
※この作品はpixivでもちょっと掲載しています。
なお、この物語はフィクションです。史実とは異なる話になります。それでも宜しければご覧ください。
※誤字脱字など読みにくい所が多々あるかも知れませんが、御容赦願います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-15 22:00:00
107603文字
会話率:27%
ナナシとユキの旅の出来事
最終更新:2025-01-28 01:55:36
4333文字
会話率:44%
2019年日本。東京都内の大学に進学した小鳥遊翔はとある「神秘」不思議な女性、伴島由香と出会い、ゼミの皮を被った神秘にまつわる案件だけを担当する事務所で共に働くことになる。
舞い込んでくる奇々怪々の依頼。
日本の各地を周りながら、極東の孤島
に根付く神秘と邂逅し、解き明かす。
彼女が神秘を巡る理由が明かされる時に、小鳥遊翔は何を思うのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-25 15:52:19
35653文字
会話率:46%
遥か未来。地球を飛び去った一部の人類は、葦原星系にて少しずつ繁栄の度合いを高めつつあった。そこに、一人の青年が居た。
人権と平等が表向きだけ謳われる文明社会で権力や資産を持たざる家に生まれた、どこにでも居るような、そして居ても居なくても社
会は大きく変わりはしない、そんな名もなき一般市民の名前はルイ。
このまま、社会の末端として生きるはずが気がつけば見知らぬ星系でひとり。話し相手は猫型の人工知能だけ。帰還は絶望的とやむを得ず惑星に降り立ってみれば、そこは人と亜人が結託と戦争を繰り返す過酷な異世界だった。ルイはこの地で生き抜くことを誓い、仲間を見つけ安住の地を求めて旅をする。そして、歴史の裏側を明らかにしていく。
*誤字脱字、誤用、名前間違い等が御座いましたら、該当箇所を誤字報告機能で御指摘いただけると大変助かります。
*本作は、いくつかの偉大なゲームおよび小説から多大な影響を受けています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-19 00:03:15
1203524文字
会話率:50%
俺は、世界最高峰の戦略コンサル会社に勤務する若手。一流の同僚や顧客と働く日々。旨い寿司屋にも詳しくなってきた。女にもそう困っちゃいない。だが、死んじまって目が覚めたら異世界にいた。クソみたいなテンプレ展開だが、まあなんとかなるだろ。と思っ
たが、全然ならなかった。だけど、このまま終わってなるものか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-29 21:24:14
9311文字
会話率:50%
地球に破滅が迫る中、ある男が人類を導く。
最終更新:2023-03-21 20:02:58
4600文字
会話率:33%