「紅い瞳の奴隷騎士は少女のために命を捧ぐ」https://ncode.syosetu.com/n3175he/の番外編です。
本編未読者を想定しておりませんので、気になる方は本編読了後戻ってきていただくことを強くお勧めいたします。
※本スト
ーリー内に本編ネタバレも多分に含まれております。
※本編はタイトル上部のシリーズリンクからも飛べます。
時間軸はエピローグの後。帝都を出立したミレニアが北を目指し建国するまでの期間。
とはいえ建国に伴うシリアスな展開よりも、頑なに奴隷根性を発揮する従者を懐柔するエピソードが多めになる予定。時々シリアス。
恋愛メイン、糖度多めなので苦手な方はご注意ください。
本編中では語られなかった気になるあの人のその後、などにも言及予定。
まったり更新していきます。お楽しみください。
※カクヨムにも転載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-25 00:00:00
421744文字
会話率:39%
大陸古語で<神に見放されし大地>と綽名される国家――魔物が蔓延る広大な大陸で、唯一魔物に対抗する力を持つ存在たるその国は、『侵略王』の異名を取る現皇帝の治世の元、過去最大の繁栄を遂げていた。
幼い第六皇女ミレニアは、亡き母の代わりに、偉
大なる父王の寵愛を一身に受けながら、その小さな胸に密かな野心を抱いていた。
それは――帝国初の、女帝となること。
皇族としての誇りを胸に抱いて、神童と呼ばれる頭脳と、およそ子供らしくないと呼ばれる冷静な振る舞いで、野心を叶えるために必死に努力を重ねていたミレニアは、ある日、父と共に訪れた闘技場で、一人の奴隷と運命の出逢いを果たす。
ミレニアは、その美しい紅玉の瞳に魅せられて、十年抱き続けたたった一つの野心すら擲ち、必死でその男の手を取った。
それは、二人の、終わりの始まり。
運命の邂逅は、複雑な糸を絡ませ合って、破滅へ向かって走り出す――
隷属系男子×高潔なお姫様のシリアスファンタジー。
文字通り、命を懸けた”無償の愛”の物語をお楽しみください。
※この作品は、奴隷制度が当たり前に施行されている国家が舞台となっています。作中、身分差別が当たり前のように浸透している描写がありますが、あくまでフィクションです。当たり前ながら、現実世界においてそうした思想や行為を容認・推奨するものではありません。差別・ダメ・ゼッタイ。
※作者の過去作品『聖女転生物語』の世界と一部リンクしているような描写がありますが、過去作と場所も時代も全く異なるお話となっていますので、過去作未読者でも全く問題ありません。過去作既読であれば、ニヤリとする場面が多くなる、という程度です。
※活動報告で、定期的に裏話的な小話を書きます。気になる方は覗いてみてください。
※カクヨム様にも転載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-22 00:00:00
827067文字
会話率:42%