朝日が綺麗な町。
その町のある塀の上を歩き、ある曲がり角で止まる。
そして足音を待つ。
いつもの僕の、いつもの日常。
最終更新:2016-02-27 23:39:04
4435文字
会話率:36%
何か目的があったはずなのに、それを思い出せない、桔梗色の瞳をした青年は、自分と同じ桔梗色の瞳をもつ少年を見つける。
逃げ出した少年を追いかけた先にあったのは……何故か、懐かしい感じがする、不思議な空き地だった。
最終更新:2013-02-22 02:00:00
8287文字
会話率:30%
短編企画「サワムラ杯セカンド」投稿作品。
お題は「曲がり角」
最終更新:2016-02-27 21:54:56
2557文字
会話率:30%
30近いオッサンと生まれて3年の女の子の恋愛譚。
※持ち回り企画短編、サワムラ杯参加作品。お題は「自動販売機」です。
最終更新:2013-02-22 22:22:08
7742文字
会話率:38%
サワムラ杯セカンド投稿作品。テーマは「曲がり角」。
最終更新:2016-02-27 17:36:52
3465文字
会話率:39%
様々な種類の曲がり角を販売する曲がり角の専門店。
そこで売っているのは(たぶん)ユニークな曲がり角ばかりでした。
あなたはどの曲がり角を購入しますか?
最終更新:2016-02-27 17:07:10
2320文字
会話率:33%
結婚したい系女子(軍人)とほのぼの見守る系男子(研究員)のアレコレ。ずっと同じ距離で安心していたい。ずっと同じ距離で見守っていたい。果たして関係が変わるのを怖がっていたのは?■■■■サワムラ杯セカンドの参加作品です。無理矢理感満載ですがよろ
しくお願いします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-27 15:00:00
7042文字
会話率:46%
久しぶりに立ち寄った山で、旅人は懐かしい顔と再会する。相手は竜、呪いと怒りに満ちた怪物であった――悲劇を断ち切る"てんぐさま"のお話。
和風ファンタジー短編。
最終更新:2016-02-27 12:13:55
5447文字
会話率:24%
麻生 純 32才 大手町の商社に入社して10年 漸く仕事も覚えた男の一夜
最終更新:2016-02-27 06:15:55
4000文字
会話率:51%
雪にまつわるエトセトラ
最終更新:2016-02-27 02:11:29
3569文字
会話率:0%
足雲の 社の影や 誰ぞ彼
最終更新:2016-02-27 00:00:00
3509文字
会話率:3%
真夏のある日。
一人の大学生に起こった、残酷なる運命とは。
最終更新:2013-02-22 00:00:00
4092文字
会話率:22%
誰一人見舞いのこない病室で、彼女は虚ろな瞳で白い天井を見つめている。
お迎えを待ちわびながら、これまでの人生を振り返る──『長生きしたい』と初めて強く思ったのは、一体いつの事だっただろうか。
多分、戦争よりもっと前。
彼女は農家の
末娘で、いつもお腹をすかせていて──ああ、そうだ。一度酷い飢饉があって、餓えと病で死にかけて、なんとか命を拾って以来、そのことばかり考えた。
雪山、砂漠、ジャングルに戦場──いつだって彼女は生き延びてた。そのたびに味わう生の強い実感が、何より彼女は好きだった。
だがそれももう限界──老いさらばえた身も心も、タナトスに心惹かれ続けている。夫は先立ち、息子や娘は無事に巣立った。だからもう、いいのでは? 存念があるとすれば、末の孫のユキミチか。
14歳。多感な時期だ。
もう何年も会っていないが、少しは立派になっただろうか、それとも道を誤っただろうか。
まだ死ねないと、強く思った。
だから彼女は考える。生き延びる方法を──摂理に背く反抗を。
やがて一つの推論が、彼女の中で組み上がる。
なんだ、まだあるではないか。どんな過酷な環境でも、絶対に死なない方法が。何故今まで気づかなかったのか。これが耄碌というものか。
苦笑を一つ浮かべると、それまでの弱りっぷりもどこへやら、彼女は布団を跳ね除けた。
双眸に生と餓えとを滾らせて、無断で病院を後にする。
全てはただ、生き抜くために──末法の世まで生き抜くために。
──そして彼女は、永遠になった。
第二回サワムラ杯参加作品。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-27 00:00:00
8830文字
会話率:28%
日本技術革新研究所──そこは、ものづくり大国たる日本の凋落を危ぶんだ政府肝いりの施設。
ここでは日夜、グローバル社会における日本の地位を復権すべく先鋭的な商品開発プランが行われている。
僕の名は一ノ宮右近。配属されて2年目の、まだ卵の
殻が取れても居ないひよっこだ。手がけた企画は未だ0。情けない話だが、この業界、そうそう革新的なアイデアが思いつけば苦労はない。
だが例外というものは存在する。俗に天才という奴だ。
もはやその言葉自体がチープな響きを持っていて、中々口にだすのは気恥ずかしい限りではあるのだが、そういった人種はこの世に確実に存在して、世界のあり方に変革をもたらし続けている……例えば今、デスクに腰掛け、チャタレイ夫人気取りで大胆に足を組み替えている白衣姿の彼女とか。
※サワムラ杯出展作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-02-22 00:00:00
7553文字
会話率:38%
希望の明日へ向かう勢いで玄関を飛び出した僕が見つけたのは自動販売機に寄り添う尻だった。
そういうこともあるものだと思った。夏。
そんなお話。
最終更新:2013-02-22 21:47:06
6776文字
会話率:45%
ある日、いつものごとく町を歩いていたはずが、気づけば見知らぬ土地に一人。そこで出会ったのは、一人の少女と、そして一つの自動販売機であった。
最終更新:2013-02-22 20:15:17
4797文字
会話率:29%
珍しく、幼馴染と2人旅に出ることになった。切符も購入し、あとは改札口を通り抜けるだけ、という時に――― ※『サワムラ杯』参加作品です。
最終更新:2013-02-22 12:31:36
6617文字
会話率:32%
『サワムラ杯』企画参加の短編です。
カクヨムでも投稿。*ツギクルでも登録。
最終更新:2013-02-22 11:00:03
5913文字
会話率:39%
大学教授の牛飼怜(うしかい れい)は、ゼミ生でもある名家のお嬢様、機織綾目(はたおり あやめ)からある「からくり」の図面を見せられる。その図面は天才絡繰師「絡繰り久助」が残したものであり、彼は自身の絡繰り技術の粋を封じた、謎めいた「箱」を残
したと綾目は言うのだが……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-02-22 04:09:54
25425文字
会話率:51%
今日はナツキにとって、とことん運のない日だった。
〈サワムラ杯参加作品〉
最終更新:2013-02-22 02:00:00
7777文字
会話率:34%
普段なにげなく見過ごしている自動販売機。風景の一部とかしているそれに目を向けた時、世界は変わる。一人の男が今日も自動販売機へと吸い寄せられていく。
<サワムラ杯参加作品。お題は「自動販売機」>
最終更新:2013-02-22 00:00:00
2721文字
会話率:18%
傷つき彷徨う少年の前に現れた美しい女性。
彼女はとある商会の自動販売機(携帯型)であった。
ただの対人インターフェイスである彼女と共に過ごすうちに恋心を抱いた少年。
だが彼女はとてもチートな存在であった。
これは凡庸な冒険者の少年が手に入
れたチートアイテムにより成功への第一歩の話である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-02-22 00:00:00
6621文字
会話率:21%