朝日が綺麗な町。
その町のある塀の上を歩き、ある曲がり角で止まる。
そして足音を待つ。
いつもの僕の、いつもの日常。
最終更新:2016-02-27 23:39:04
4435文字
会話率:36%
短編企画「サワムラ杯セカンド」投稿作品。
お題は「曲がり角」
最終更新:2016-02-27 21:54:56
2557文字
会話率:30%
サワムラ杯セカンド投稿作品。テーマは「曲がり角」。
最終更新:2016-02-27 17:36:52
3465文字
会話率:39%
様々な種類の曲がり角を販売する曲がり角の専門店。
そこで売っているのは(たぶん)ユニークな曲がり角ばかりでした。
あなたはどの曲がり角を購入しますか?
最終更新:2016-02-27 17:07:10
2320文字
会話率:33%
結婚したい系女子(軍人)とほのぼの見守る系男子(研究員)のアレコレ。ずっと同じ距離で安心していたい。ずっと同じ距離で見守っていたい。果たして関係が変わるのを怖がっていたのは?■■■■サワムラ杯セカンドの参加作品です。無理矢理感満載ですがよろ
しくお願いします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-27 15:00:00
7042文字
会話率:46%
久しぶりに立ち寄った山で、旅人は懐かしい顔と再会する。相手は竜、呪いと怒りに満ちた怪物であった――悲劇を断ち切る"てんぐさま"のお話。
和風ファンタジー短編。
最終更新:2016-02-27 12:13:55
5447文字
会話率:24%
麻生 純 32才 大手町の商社に入社して10年 漸く仕事も覚えた男の一夜
最終更新:2016-02-27 06:15:55
4000文字
会話率:51%
雪にまつわるエトセトラ
最終更新:2016-02-27 02:11:29
3569文字
会話率:0%
足雲の 社の影や 誰ぞ彼
最終更新:2016-02-27 00:00:00
3509文字
会話率:3%
誰一人見舞いのこない病室で、彼女は虚ろな瞳で白い天井を見つめている。
お迎えを待ちわびながら、これまでの人生を振り返る──『長生きしたい』と初めて強く思ったのは、一体いつの事だっただろうか。
多分、戦争よりもっと前。
彼女は農家の
末娘で、いつもお腹をすかせていて──ああ、そうだ。一度酷い飢饉があって、餓えと病で死にかけて、なんとか命を拾って以来、そのことばかり考えた。
雪山、砂漠、ジャングルに戦場──いつだって彼女は生き延びてた。そのたびに味わう生の強い実感が、何より彼女は好きだった。
だがそれももう限界──老いさらばえた身も心も、タナトスに心惹かれ続けている。夫は先立ち、息子や娘は無事に巣立った。だからもう、いいのでは? 存念があるとすれば、末の孫のユキミチか。
14歳。多感な時期だ。
もう何年も会っていないが、少しは立派になっただろうか、それとも道を誤っただろうか。
まだ死ねないと、強く思った。
だから彼女は考える。生き延びる方法を──摂理に背く反抗を。
やがて一つの推論が、彼女の中で組み上がる。
なんだ、まだあるではないか。どんな過酷な環境でも、絶対に死なない方法が。何故今まで気づかなかったのか。これが耄碌というものか。
苦笑を一つ浮かべると、それまでの弱りっぷりもどこへやら、彼女は布団を跳ね除けた。
双眸に生と餓えとを滾らせて、無断で病院を後にする。
全てはただ、生き抜くために──末法の世まで生き抜くために。
──そして彼女は、永遠になった。
第二回サワムラ杯参加作品。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-27 00:00:00
8830文字
会話率:28%