職業適性で『盗賊SSS』と宣言されたギルド長は盗みの濡れ衣を着せられ冒険者ギルドから追放されてしまう。
盗賊としての汚名が広まったせいで就職はおろか寝床すらままならない日々。仕方なく闇の組織に入ろうとしても今度は元冒険者ギルドの長という肩
書のせいで門前払いされてしまった。
それから十年間ダンジョンで生活を続けたことでやたら強くなったその男はひょんなことからダンジョン配信者として生きることになるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-28 19:10:00
120946文字
会話率:22%
この世界には二つの種族がいる。
一つは人間。そしてもうひとつは獣人。
兄弟王のいさかいをきっかけに始まった百年戦争、その只中に生を受けた獣人、ラッシュ。
傭兵としてひたすら戦い続けてきた彼に突如として訪れた、親代わりだったギルド長の死、そし
て終戦。
自由という文字すら学んでいなかった彼の元に現れたのは、人間の子供だった。
ここから始まる、傭兵獣人のもうひとつの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-26 08:43:11
1100159文字
会話率:35%
探索者、ギルド長、商人、奴隷etc・・・ある世界で暮らす人々の日常を記録し、報告します。彼らの頑張りが多くの人の目に留まることを願って。
最終更新:2024-12-15 11:50:56
163778文字
会話率:36%
漆黒の霧に覆われたアルダナ市。
月明かりさえも届かぬ街角で、魔導師ギルドの至宝「ダイヤモンドの魔石」が忽然と姿を消した。
それは街全体を覆う結界を支え、この世界の秩序を守る要石。
だが、その輝きが奪われた瞬間、街には不穏な影が蠢き始める。
暗い塔の奥、冷たい石壁に囲まれたギルドでは、隠された真実が息を潜めている。
その闇に挑むのは、一条零――かつての勇者であり、今は一般人を装う男。
彼は魔石を巡る狂気と陰謀を暴こうとする。
だが、事件の裏には単なる盗難では語れぬ深い闇が潜んでいた。
ギルド内部の裏切り、街の裏社会を牛耳る密売組織「黒い手袋」、
そして、魔石に秘められた禁断の力を目覚めさせようとするギルド長ガルドルの野望。
血と魔力が交錯する中、魔石の本当の価値を知り、さらなる闇の深淵に踏み込んでいく。
燃え上がる魔石の赤黒い輝き。
それは救済か、破滅か――。
過去の栄光を捨てた男が、闇に飲まれることなく真実を掴む日は訪れるのか。
「全ての影は、光を飲み込むときその本性を現す」
霧の街を駆け抜け
魔石に秘められた謎に
迫る時
世界の運命が
静かに
揺れ
動く
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-11 07:20:00
15783文字
会話率:25%
豪雨の中始めたぼっちBBQ
開始16秒で雷に打たれレッツ異世界転生!
主人公「ここが異世界ってやつかぁ!どんな冒険始まるのかなぁ!!」
召喚士(、、、あれ?私召喚しようとしたのとなんか違うな?)
ギルド長「成功したのか?」
召喚士「えーっそ
うですねぇ、、、」
主人公「サーティーワンとかあるかな?」
召喚士(ぜってぇーちげー!!誰だこいつ!?)
助手「あ、あの先生これ、、、」
召喚士「んん?あれ?え?」
ギルド長「これが『日の本一の剣豪』というやつなのか?」
召喚士「、、、まさしく!その通りでございますよ!!」
助手「、、、」
召喚士(やっべぇーー!!召還陣のスペル間違ったぁ!!)
主人公「なんでストーブに冷房機能つかないと思う?」
召喚士「知るかぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
波瀾万丈上等!我が道以外知らん!!1の次?なめんなよ?0だ!!!
今にも潰れそうなギルドを底から天までカチアゲじゃぁぁぁ!!!
バカがバカを呼び始まるバカ物語。
最弱ギルドから最強ギルドへ駆け上がれ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-29 20:09:06
126617文字
会話率:88%
精霊王、オルフェンによって作られたこの世界では、誰もが精霊の加護を授かり、その力で生活を豊かにしていた。
どんな者でも、加護を授からない者はいないはずだった。ただ、一人の男を除いては。
父は英雄と呼ばれるギルド長。妹は精霊に嫁ぐ名誉を賜った
乙女。その息子であるディアンは、誰からも嗤われる落ちこぼれ。
騎士になるように言われ続け、努力し、それでも実力は伴わず。『精霊の花嫁』になるのだからと甘やかされる妹の態度に不安を募らせ、苦言すれば父に怒られる日々。
本当にこのままでいいのかと葛藤するディアンはある日、父によって自分の成績が改ざんされていた事を知ってしまう。全てはディアンを騎士にするためだったと叱りつけ、部屋に閉じ込められた彼は家を出ることを決意する。その晩、街を抜け出した先で魔物に襲われた彼を助けたのは、不審点しかない男と一匹の狼だった。
これは、他者の欲望に振り回され続けていた青年と、そんな青年と共に旅を続けることになったおっさんが結ばれるまでの物語である。
※ゆるっとした設定 ※現在18時で自動投稿設定中 ※攻めが出てくるのは30話ぐらいから
※NL的描写が時折ありますがBLです
※アルファポリス・ソナーズにも掲載予定
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-25 20:00:00
1405107文字
会話率:28%
「ノエル・スプリングフィールド。役立たずのお前はうちの工房にはいらない。クビだ」
名門魔術学院を卒業後、体調を崩した母を看病すべく故郷の魔道具師ギルドに就職したノエル。
母は無事元気になったものの、ギルド長の偏見と嫌がらせのせいで職場での
待遇は悪化する一方。
遂には、解雇されてしまうことに。
「生きるって大変だなぁ……」
途方に暮れつつ仕事を探すノエルに声をかけたのは、学院時代の友人だった。
王宮魔術師として歴代最速で聖金級魔術師まで出世。
今や有名人の彼はノエルに言う。
「これまでの人生で、僕が唯一勝てなかった君に力を借してほしいと思って」
かくして、王都に出て王宮魔術師として働き始めたノエル。
日の当たるところに出た彼女は大活躍。
気がつくと王国中から注目を集める存在になっていって――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-22 21:49:36
561825文字
会話率:28%
名門魔術学院を卒業後、体調を崩した母を看病すべく故郷の魔道具師ギルドに就職したノエル。
母は無事元気になったものの、女に良い魔道具が作れるわけがないというギルド長の偏見と嫌がらせのせいで職場での待遇は悪化する一方。
遂には、役立たずと言われ
解雇されてしまうことに。
途方に暮れつつ仕事を探すノエルに声をかけたのは、学院時代の友人だった。
王宮魔術師として最年少で聖金級魔術師まで出世。今や有名人の彼はノエルに言う。
「これまでの人生で、僕が唯一勝てなかった君に力を借してほしいと思って」
かくして、王都に出て王宮魔術師として働き始めたノエル。
日の当たるところに出た彼女は、宮廷の問題を次々と解決していき、王国中から注目を集める存在へとなっていって――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-17 19:37:10
8444文字
会話率:39%
アーカインはあるギルドのメンバーであり偵察や諜報などを行ってきたそこそこベテランのメンバー。
街のため、人のために様々な任務に就き事件の予兆を見つけギルドに報告し、未然に大事件を防いできた。いくつもの勲章をいただいている。
血徒再
葬機関の話を聞き、代表であり当時少年だったハーネイトのことを心から尊敬しており自分も強い力が欲しいと思っていた。
ある日、ギルド長から国と国の境にある小さな街での調査を命じられて移動し、活動していたがその際に森の中に血の海のようなものを見つけ近づいてしまう。その際にそこから現れた怪物と対峙し倒すことに成功する。
しかし帰ってギルド長に話をすると、少しした後ギルドを追放するという言葉が彼から出た。顔面が蒼白になり理由を尋ねるが、今日の一件を今この国の代表が聞けばアーカインだけでなくギルドの存続にもかかわる可能性があり口封じという形でこの国から出るようにと言われる。
その間にギルド長はある手紙と本を幹部たちから渡すように指示し、受け取ったアーカインは夜のうちに長年いたギルドを去ることになった。
理不尽だと思いつつ街を後にしたアーカインだが、ギルド長の真意を知りある事件に巻き込まれながら成長していき、仲間たちとともにそれを解決するため各地を奔走するのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-11 09:48:23
19007文字
会話率:62%
「アルト・レイス。召喚魔術しか取り柄のない無能なお前は、我がギルドの職員としてふさわしくない――クビだ」
度重なるパワハラ会議の末、アルトは冒険者ギルドを追放された。
肩を落としながら自宅へ帰るとそこには、学生時代に競い合った三人の旧友
。冒険者学院を卒業して以来、一年ぶりの再会だ。
「アルト、お誕生日おめでとう!」
「えっ、冒険者ギルドをクビになった……?」
「それならぜひ、うちのパーティに入っていただけませんか!?」
有名冒険者になった旧友たちは、『最強の召喚士』を自分のパーティへ引き込むため、必死のアピール合戦を繰り広げる。
新たな居場所を見つけたアルトは、かつて夢見た『最強の冒険者』を目指し、輝かしい未来へ進んでいく。
一方その頃、不当にアルトを追放したギルド長は、アルトを目当てにギルドへ通っていた有力者たちの不興を買ってしまい……。
これは飼い殺し状態にあった最強の召喚士が、世界にその名を轟かせる物語――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-26 11:43:24
130087文字
会話率:46%
毎日18時投稿!(場合によって時間変動あり)
「リドゥ・ランヴァー。本日をもって、君をギルドから解雇する」
新ギルド長の就任に伴い、戦闘が苦手だからと有無も言わさず解雇された僕『リドゥ・ランヴァー』は弱者が淘汰される社会に絶望し、世捨て
人として大自然での生活に身を投じる。
そんな自棄っぱちなサバイバル初日からモンスターと遭遇!? ……だとか慌てながら生への頓着を失っていた僕は抵抗せずに死を受け入れようとするも、モンスターは負傷していて……?
これは、ギルドを解雇された僕が、モンスターと苦楽を共にするようになるまでの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-03 18:00:02
315834文字
会話率:48%
ゲームが生き甲斐の廃人ゲーマー『十衣黒子』は訳あって高校を休学し、大人気VRMMO『D・g・o』(ドラゴン・ゲート・オンライン)の世界へフルダイブしていた。
この世界《エギエネス》を支配する、銀王龍『アルギュロ・バジリウス』を討伐するた
めにプレイヤー達は協力や自軍の領土を拡大していく、そうこれは日々進化していくゲームだ。
次元を跨ぐポータルを活用し、王龍討伐への鍵を探せ───!!
主人公黒子この世界の名は『アーテル』彼女もまた、この神ゲーに魅入られていた。
───龍狩りの専門ギルド『銀竜騎兵』(ドラコ・エクェス)を立ち上げ、そこのギルド長を務めていた。
ギルドの戦力増強、まだ見ぬ未開の地を目指しギルドのパーティーメンバーといっしょにさあ!冒険に出発だ!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-24 11:15:42
13362文字
会話率:45%
虚空の獣『ウツロ』に立ち向かう少年たちと
虚空の神々に背を向ける少女たちの物語
6人の女神が空に在り
6人の神が地に宿る
その恩寵を持って
生命の源 エーテルと
現象の源 マナを巡らせ
命を育む世界
創世の時代、神々に封じられた異界の
獣が再び現れ、
やがて世界は未曾有の災害に襲われる
そんな噂が囁かれるようになった頃
『アストリア』王国の傭兵ギルドに所属する
下っ端事務員フアンは
ギルド長の無茶振りを受けて
隣国『メルギニア』に向かう商隊の先見役に任された
世界情勢が怪しくなる中、
隣国との関係性を強めるために遣わされた旅の中で
フアンは異界の獣と遭遇する
神子は未だ現れず
ヒトはただ己の力で生きるのみ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-20 08:00:00
820421文字
会話率:30%
魔術師ギルドの受付嬢であるミルティアは成人したにもかかわらず幼い容姿でギルドのマスコット的存在。そんな彼女の憧れの存在、ギルド長は呪いによりフクロウの姿になってしまう。その呪いを解くのは『真実の愛』だけ。……のはずが『事故ちゅー』で呪いは解
けてしまう。
イケオジモフモフ猛禽類ヒーロー×ギルド受付嬢ヒロイン
ヒーローの溺愛はヒロインの恋よりとても多い。ハッピーエンドに至る予定のジレジレラブファンタジー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-20 06:43:57
6132文字
会話率:39%
マリベルは回復術士兼ギルドの受付嬢。小さい頃に母を亡くし、一ヶ月前にギルド長だった父が亡くなり、ひとりぼっちになった。
更に追い打ちを掛けるように、恋人だと思っていたエミリオが親友のプリシラと付き合っていて、自分が浮気相手だったと知り、つい
お酒を飲み過ぎた。
二日酔いに目覚めると知らない部屋にいた。部屋にはC級冒険者のフェルがいた。
取り敢えずマリベルが酔いつぶれたのを介抱してくれただけのようだが、マリベルがいたのは街一番の高級ホテルのスイートだった。
彼は一体何者なのか。
聞けばマリベルの父と昔からの知り合いだったようだが、それ以上多くを語らなかった。
しかもどうやらマリベルは酔った勢いで彼につきあってくれと言ったみたいだ。
お酒の上のことだと一度はなかったことにしてほしいと言ったマリベルだったが、次の日、目の前にプリシラが現われエミリオと結婚することを告げた。
おまけにマリベルがエミリオにつきまとっていたかのように話す。
そこへフェルが採取の難しい薬草の束を持って彼女の前に現われる。冒険者としては中級だが、顔の良い彼は密かに注目されていたが、女性には塩対応だった。
マリベルはプリシラについフェルと付き合っていると言ってしまった。
そこからマリベルはフェルと表向きは恋人になったが、彼はC級とは思えない実力の持ち主だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-19 17:45:49
71224文字
会話率:50%
冒険者ギルド長、多くの人がギルド支部の長おさをそう呼ぶ。だが正式な役職名は、冒険者ギルド支部長。
冒険者ギルド長、そう名乗れるのは、ルーエン自治区冒険者ギルド本部、通称グランドマスター
冒険者ギルド長その人だけである。
処で貴方は
冒険者ギルド長の愛娘を知っていますか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-01 00:00:00
2273文字
会話率:54%
ツェツエ王国、第二の都市アートリス。冒険者の集うギルドでギルド長と話しているのは、[超級]冒険者ジル。美しい白金の長い髪、水色の佇む瞳、輝く美貌と抜群のスタイルで誰もが羨望の眼差しを向ける。ギルド長の依頼を受けたジルは魔素溜まりの調査の為森
に入った。気楽な気持ちで森の異変を調べる彼女の前に、何処かから召喚されてきた女の子が現れる。どうやら女の子は現代日本から転移して来た元男の子らしい。妄想は加速する……このTS女の子と仲良くなればあらゆるTSイベントを体験出来るのでは?しかも特等席で!ジルは赤子に転生し生きてきた元日本人。自身も男だったが、自分の体験は充分だしコッチの方が楽しそう!ゲスな内心を隠して女の子に近づき、ほくそ笑む。しかし相手は一筋縄ではいかないドSな元男の子だった!?遊んでいるはずが、いつの間にか逆転されていく、年下女の子にいじられるお姉様を書きたくて始めたお話です。 気が向いたら読んでみて下さい。ノベルバ/ハーメルンでも投稿折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-04 17:09:33
626090文字
会話率:55%
ある日、首都圏にある高さ日本最高レベルを謳《うた》い、この春完成したばかりの超高級タワーマンションが異世界転移する。転移チートによってタワーマンションは高度な知性を発現させ、ダンジョンマスター(ダンジョン神?)となり、自身の体をダンジョン
化する。学校帰りにタワーマンション一階のカードショップに居合わせた男子高校生の主人公とその友人二人はこの転移に巻き込まれてしまう。三人は冒険者として、仲間の転移者たちと協力してダンジョンの攻略、そして現実世界への帰還を目指す。
あらゆる要素が盛り沢山、おっさんギルド長にギルドの受付嬢、男子高生や女子高生に眼鏡っ娘、幼女や賢者、勇者どころか天使や悪魔までもが登場する。グルメな食事に熱いバトル、バイオレンスにレジデンス。スローライフにお祭り騒ぎ。冒険、友情、恋愛要素。レベルアップにマジックバッグ。角ウサギやゴブリンなどの定番モンスターは言わずもがな、大剣どころか戦車まで出て来ての集団戦だ。更にはカードゲーム要素もあれば戦国バトルもあったりする。もふもふや、「ざまあ」もあれば、ガチャもある。リスポーンやハーレムだって当然ある。もちろん魔法だって忘れちゃいない。そしてネコは無双する。あっと驚く展開だ。しかも昨今流行りの男女平等やLGBTにまで配慮する奥ゆかしさだ。
これを読まずに何を読む? え? 読まない? お客さん、莫迦《ばか》を言っちゃーいけねーよ。どうだい一口だけでも試してみちゃあ、くれないかい? 飛び切り美味くはないかも知れねえが、決して不味くはないはずだ。なあに、今日のところはお足は要らねえ、さあさ、ガブっと行っちゃってくだせい。ただし、余りの旨さに驚いて、饅頭のように喉に詰まらせるなんてーのはお客さん、ちょっと勘弁してくださいよ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-30 07:30:14
82000文字
会話率:1%
「ちょと待ってマスター!つまり私に冒険者ギルドの長をやれと!?」
大きな猫耳が特徴の獣人族の女の子ミミは、冒険から帰ってくるなりギルドマスターから無慈悲な要請をされる。
「ああそうだ。ミミにはギルド長になってもらう。当然だがこの本部では
ないぞ?新しく設立する支部の…それも臨時のギルド長だ。ブリランテ公国を知っているか?世界地図では北に位置するピアーニ島にある小国の一つだ」
「ピアーニ島?ブリランテ公国?どっちも知らん」
不貞腐れながら口悪く答えるミミだったが、これは既に決定事項のようでマスターの考えは変わらない。
必死の抵抗も虚しく、ミミは同じ冒険者ギルドの仲間であるアドルと共にブリランテ公国へと派遣されるのであった。
それから一年の後。
通年気温も湿度も比較的低く、もうすぐ初夏になろうかというのに降り注ぐ日差しが温かな公国に、商人ギルドの女性ギルド長であるエイルが視察に来ていた。
エイルは公国の商店街を一通り見て回ると難しい顔で考え始める。
「商人ギルドとしての公国での最終目標は上層にいる貴族との繋がりだ。故に商人ギルドと貴族を結べそうな人物がいいが問題は誰に店を任せるか…だな。話題性は当然欲しいがコストをかけるには懸念点がある。ん?ギルド?そういえば公国には一年前から冒険者ギルドがあったよな。確かギルド長は…」
エイルは指をパチンと鳴らすと歓喜して躍り上がった。
「そうだミミだ!ここはミミに任せよう!アイツならどちらの条件に対しても申し分ない!」
一転して真剣な面持ちを見せたかと思えば次の瞬間には再び笑顔になるエイル。
冒険専門なお気楽獣人族であるミミにお店の経営など任せても大丈夫なのだろうか!?
ミミを中心として色々な人物を巻き込みながら繰り広げられる物語の結末は!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-17 13:18:07
19680文字
会話率:43%
物心つく頃、森に捨てられたった一人で生ぬいてきた少年カイン。
そんな言葉も通じない完全に獣のようなカインは冒険者ギルドによって保護された。
それから三年後
冒険者になったカインはAランク昇格試験の筆記試験落ち続けていた。
そんなおバカカ
インはギルド長の助言で学園へ通うことになった。
王族から平民まで誰でも学ぶことを許された学園。エンデル国立学園。
ところが、孤児だったカイムは入学早々、貴族に決闘を叩きつけられてしまうのだが……。
これは、戦うことしか知らなかった一人ぼっちの少年が、実力だけはAランクを超える力で沢山の人助け、他人とふれあい成長していく物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-08 11:15:50
1256文字
会話率:54%
【第1回/第2回/第3回マグネット小説コンテスト読者選考一次通過作品 二次最終選考落ち】
【第7回 ネット小説大賞一次通過作品】
<レストラン経営で世界を統治せよ!>
この世界エカルラートでは、人間と魔王様が率いる魔王軍との戦いが何百年に
渡って繰り広げられていた。だがある日を境に魔王様は突如として人間との戦いを辞めてしまうのだった……。
それから数ヵ月後、ここに一人の男と一人の女がいた。
男はモブの中のモブ。ある意味でモブの王様という役柄を任命され、またそれと同時に冒険者としても未だ名前すら存在しない男である。女はこの物語のメインヒロインである『シズネ』と言う名を持ちながら元魔王という立場、つまりこの世界の元ラスボスであった。
だが元魔王様であるシズネは自分を倒す冒険者達と倒し倒されなど、幾重にも同じやり取りを繰り返すうち、武力で人間達を支配するのに飽きてしまっていた。そこで世界が再構築された際、ある事で冒険者達を支配することにした。そのある事とは一体……
「いらっしゃませ~。お食事処『悪魔deレストラン』へようこそ♪」
そうシズネが考えたのは冒険者達が集う街に自分のレストランを開くことで、人間達を経済支配しようと目論んだのだった。しかも無謀にもレストランの最高峰ホシュランの三ツ星☆☆☆SSSランクを目指したのだ。
だが最大の敵で国よりも強い権力を持つ『ギルド』がそれを阻止しようと動き出してしまう。またギルド長であるマリーとその従者アヤメは今のギルド組織に疑問を持っており、シズネ達と協力してギルド勢力の権力を殺ぐことの約束を取り付ける。
この物語はモブの王様モブ男と元魔王様のシズネが面白可笑しくも、人間界を経済支配する物語である!
※アルファポリスでも投稿中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-07 21:28:20
650246文字
会話率:55%