2✕✕✕年。
世界は嘗て無い程平和であった。
日本では石油が採れるようになり、それにより問題視されていたものがほぼすべて解決。それに続くように日本を始めほぼすべての国が快方に。急な自然、オゾン層等の復活。
地球上で戦争は現在なし、紛争も
数えるほどしかない。
これらは全て、1人の突如として現れた現能力者と名乗る者を皮切りにするように現れた現象である。
いや、そう見せ掛けた、という方が正しいのか。
ともかくも、世界は平和で平和であった。
そして、そんな平和な世界で、その表面上の平和のために努力する影の人間が、一定数いた。
これは、平和な世界の裏側で起こっていた、決して公表されることの無い、能力者達の――
「永遠と終わることがない安寧と苦痛だ」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-03 11:11:15
30717文字
会話率:60%
空に憧れている人間の短いお話。
最終更新:2024-11-30 02:35:03
233文字
会話率:0%
今から100年後、地球は異常気象による食糧危機に直面していた。
地は枯れ、北極の氷が完全に溶けたことによる海水上昇が起きて、地表の六割は海に飲まれてしまった。その原因はオゾン層崩壊による紫外線だった。
一旦、人類は生き抜くために地下へ避難
した。
その後、人類は二分化した。
豊かさを求めて宇宙へ旅立った者たちと故郷を捨てられない、もしくは金銭的に地球を離れられない者たちに。
地球に残った者たちは生き抜くため、地下に都市を作り、移り住んだ。しかし、人々は日光が当たらない地下の生活によるストレスと元々裕福ではない者が多かったため、限られた物資の取り合いによる治安の悪化が起こった。
これを何とかしようと地球連邦国は軍を作り、治安の悪化を抑制した。
そして人類の半数が地球から出ていくと月日が流れるに連れて徐々に地球は元の姿を取り戻した。
宇宙に旅立ったものたちはバイオテクノロジーで豊かさを得た。
そして、外へ行った権力者たちは地球に戻り、自分たちが再び地球を統治しようと考えたがそれは都合が良すぎると地球の民たちは拒否した。
これが全ての始まりだった……。
銀河連邦国は地球を手に入れる計画を立てた。
地球を去った者たちが新たに結成した軍事国家、銀河連邦軍と地球防衛軍の激しい戦争が始まった。
すると、銀河連邦軍の化学兵器の影響で地球の異常気象が再発してしまった。
銀河連邦軍は今の状態の地球には移り住むのが困難と考え、一旦は気象が整うまで地球を離れた。地球防衛軍は異常気象から逃れるため再び地下に戻り、両者の冷戦が始まった。
銀河連邦軍と地球防衛軍はこの機に兵器の開発を進めた。
再び起こる地球を賭けた戦いの為に……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-29 01:15:04
46536文字
会話率:38%
2028年7月25日、地上は滅んだ。
その日、太陽の表面でスーパーフレアが発生した。通常の太陽フレアの1000万倍のエネルギーをもつスーパーフレアは地球のオゾン層を一瞬で消滅させた。それにより地球の表面には強力な殺戮光線である超高光度
UV‐Cが降り注いだ。超高光度UV‐Cは屋外に存在する全ての動植物を焼き殺した。
アトランタも、当然この惨劇の例外ではなかった。スーパーフレアが発生したとき、アトランタ市内で陽の光を浴びる環境にいた全ての人々が、超高光度UV‐Cに焼かれて絶命した。
地下鉄、アトランタ首都圏高速交通局(Metropolitan Atlanta Rapid Transit Authority)〝MARTA・マルタ〟の駅構内にいた者は、運がよかったと言えよう。
超高光度UV‐Cの猛威から逃れることができた命ある者たちは、地下鉄マルタ内での生活をはじめた。当初、地下鉄マルタで繰り広げられたのは、苦難に満ちた生存競争だった。だが人々の生活は、少しずつ安定していった。
人間は社会の構築を欲する生き物だ。やがて、地下鉄マルタの住人たちは、自治政府を樹立させた。
スーパーフレアの発生から21年が経過した。
※「カクヨム」さんにも掲載しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-03 08:41:05
19232文字
会話率:30%
1999年オゾン層消滅、紫外線による影響は無し。
オゾン層消滅の影響なのか世界中で同時に地震が発生。
そして、世界中にダンジョンが発見された。
一体何が起こっているのか。
一時的に世界中で死者数が増加。
一部の才能を持っているものが、超常的
な力を使いダンジョンに潜る。
そしてダンジョンが日常にとけ込み、数十年。
2027年、大竹村丸の高校生活が今始まる。
青春はあるのか。
彼がこの世界の歴史に何か刻むことができるのか。
彼の日常をどうか、見守ってください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-22 12:13:37
271875文字
会話率:42%
かつては水の惑星と呼ばれ、緑豊かであった星。
現在ではオゾン層が破壊され、滅んだ先史文明を支えていた緑に代わって、地表を荒涼とした砂地が浸食していた。
この荒廃した世界を生きる、二つの種族がいる。片方は旧鼠、もう片方は旧鼠の天敵で大蛇と
呼ばれており、両種族は滅びゆく星の運命に抗い、長い時を生き延びていた。
そんな中、旧鼠ユスチィスとヒトの少女の出会いがきっかけで、時代は新たな転換期を迎えようとしていた。
※本作は蒼海本棚、カクヨムにも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-23 00:31:34
37397文字
会話率:27%
シェルターにいる人間はハルだけとなった。
オゾン層が破壊され、地上ではまともに暮らせない世界。人々は地下に危険要素のない安全なシェルターを作り、その中で暮らすこととなる。しかし、そんなシェルターの中で「落下死」で命を落とす人が出てくる。そ
のうちの一人が、落下死する人間は愚かだ、と言っていたハルの兄である。
なぜ、人間は危険を求めてしまうのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-03 17:26:10
2781文字
会話率:36%
海中都市:アトランティカに住む青年、才波凛月は外の世界を夢見る18歳。だがそんな思いとは裏腹に、家族や仲間、都市の色々なしがらみに囚われ外の世界に羽ばたくことができずにいた。そんな中、ある出来事をきっかけに彼は陸上の世界へと足を踏み入れる
ことになる。
夢と希望に満ちたはずのその世界。しかしそこは――地獄だった。かつて人間が暮らした都市は荒廃の一途を辿り、代わりに魑魅魍魎が跋扈する。オゾン層は破壊され、昼は生命に害する程の多量の紫外線が降り注ぐ。
そんな絶望の中で彼は、1人の少女と出会った。その出会いを引き金に、彼らの運命の歯車は廻り始める――。
異能力を駆使し、地獄を生き抜く少年少女の物語。
待ち受けるのは――残酷な真実。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-14 19:09:22
944381文字
会話率:37%
白く透き通った癖っ毛の髪と乳白色の瞳の少年トトリ。
彼は遠い星系からやってきた開拓船団の乗組員の息子で、小言の多い姉のビゴと2人で暮らしていた。
トトリの両親を始めとする開拓船団の尽力により、惑星表面に大量に存在していた有害な真水やオゾン
層はほぼ完璧に除去され、地球は気持ちのいい宇宙風の吹き抜ける砂の惑星へとリノベーションが進められていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-08 17:42:41
5717文字
会話率:32%
ある日、地球から突然オゾン層が消滅した。紫外線から逃れて生き延びた人々は、人工的に紫外線を遮断するシステム「クラウディ」を開発して地上を保護することに成功する。遮蔽物は厚い雲のように地上を覆い、人類は紫外線から守られるかわりに太陽の光を喪
った。
それから500年。研究者の中から、新たな紫外線防御システムを開発し、地上に太陽の光を取り戻そうとする人々が現れる。だが、クラウディや、クラウディの作り出す社会にあって既得権益を守ろうとする人々は、それを妨害する。
これは、そんな世界での、雲と太陽をめぐる物語。
*この作品は、「カクヨム」にも掲載しています。
*第11回集英社ライトノベル新人賞二次選考通過作品。「あー、二次選考通過ってこんな感じなんだなー」と思って読んでいただけてもいいかなと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-05 16:38:18
169487文字
会話率:56%
やあ同志よ。
今、地球は欲にまみれた人間の手によって破滅の危機を迎えている。核廃棄物処理場からの放射能漏洩に軍事基地建設のための森林伐採、大気汚染、オゾン層破壊に地球温暖化。
青空の下で草原を走り回っていた子供達は兵器工場の吐き出す煤にまみ
れゴミ溜めで蹲っている。
汚れた空に馬鹿デカく映し出される広告を見て俺はあの日見た景色を思う。自然に呑み込まれ地球で唯一光の差し込む最期の楽園――日本。俺達、同志達の最後の希望だ。あそこに自生するフェルナス藻は放射能を分解する。汚染されたロサンゼルスを取り戻せるかもしれない。ミレイガ花は大量の毒素を蓄える。流行病の河川壊血病を抑えられるかもしれない。
だが、二つの大国が日本の資源に目をつけやがった。あいつらは互いの戦争の事しか考えてない。
奴らの手によって最後の楽園が蹂躙されるのも時間の問題だろう。
この手紙を読んでいるということは君も地球を愛する者なのだろう。
この手紙はいわば伝記の様な物だ奮い立ちそして散っていった先人達の知恵が詰まっている。
どうか地球を救ってくれ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-11 20:00:00
961文字
会話率:42%
「もし・・・、もしも、だ。もしも、ぼくたちが暮らしていたあの世界の環境問題とかが一気に解決することが出来る、それこそ魔法みたいな、なんでもできる道具が開発されて、それを開発したのが、ルナ、君だったら、どうする?」
彼は私に問いかける。環
境問題といえば、オゾン層の破壊、地球温暖化、森林伐採などによる砂漠化が思い浮かぶ。これ一気に解決?出来るわけないだろ。いや、仮定の話だ。
『どうする』って言われても・・・な。抽象的すぎる。
「それって、新聞に載って、世界的にも有名になったあとですか?」
こういう状況によって話は変わってくる。
「開発しただけさ。まだ公表していないことにしよう」
これはこれで難しい。
答えは2択だろう。公表するか、しないか。したらしたで空気を汚し放題になるし、しなかったらしなかったで環境問題の解決は難しい。
「私だったら、公表します」
「なぜ?」
すぐに聞き返された。そりゃ理由も気になるよな。
「もし、公表して、世界中が何も気にせず発展しようとしたら、二酸化炭素や有害物質を撒き散らすようになっても、その魔法の道具がどうにかしてくれるから・・・?」
自信がだんだんなくなってきた。なんか違うような感じだ。公表したら『地球』を汚し放題。
本当にこれでいいのか?
▼ ▼ ▲ ▲
「なぁ、カイル。仮定の話、ぼくたちの住んでいた世界がゾンビに占領されたとしよう。そして君の大好きなルナが襲われようとしている。だが、周りには君以外誰もいないし、そこにいるのは君だけだ。だが、助けようとすると、君もゾンビのディナーになってしまう。さぁ、どうする?」
俺達が住んでいた世界のなかでも日本だから、そのゾンビに対する対抗手段はないだろう。まさかゲームみたいに都合よくマシンガンやライフルが落ちているとは思えない。なら、答えはこれだけだ。
「見捨てます」
「どうしてさ」
理由は単純だ。
「俺がルナと同じ状況になったら、あいつは必ず助けに来るでしょう。だけど、また俺のせいでルナが死ぬのはいやです」
今度は俺の番だ。俺は問いかける。
「この質問の意図は何ですか?」
作者のみかみ かんです。
ちなみに、この2人に問いかけてるのは異世界を救うために呼び出された勇者です。
不定期更新(だいたい一週間に一回?)です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-20 22:12:52
151499文字
会話率:44%
19xx年、ある島に原子爆弾が落とされた。
と、同時に宇宙から隕石が落下した。
隕石と爆弾が融合し、オゾン層に沿って全世界に拡がり、地表に雪のように舞い降りた。
建物の中に居ようが様々な影響を及ぼした。
人と動物が入り交じった種族、
特殊能力に目覚めた種族、自我を失い人々を襲う種族。なにも出来ず息絶える者もいる。
体の変化に適応出来ず、死を選ぶ者を少なくない中、グループ、コミュニティを作り、皆、生きるのに必死になった。
これは、人より少し長く生きた夫婦の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-21 23:38:58
23579文字
会話率:28%
ショートショートです。人類は自然の猛威に苦しめられていた。自分たちを守る為に、地球全域に屋根を建設し、空を捨てる決断をした。
最終更新:2021-04-12 11:29:02
4599文字
会話率:40%
時は現代_____
数千光年先の太陽の5000倍近く巨大な恒星の超新星爆発により発生した超強力なガンマ線バーストは、太陽系を通過。
地球に直撃こそなかったものの、拡散されたガンマ線が地球に照射されたことによりオゾン層は破壊され、宇宙線
や太陽フレアは剥き出しの地表に届き、全ての生命を脅かす。
また、世界中の電気インフラはそのガンマ線の影響により一気にストップし、現代文明は崩壊の一途を辿るしかなかった。人類は地球とともに荒廃し、絶滅するかに思われたが___
そこに抜かりはなかった。
人類は異常事態に備えて、地底にシェルターで包まれた膨大な空間を設けており、いざと言うときに人々をそこへ避難できるように画策し、敷設していたのだ。
一握りの生き残った人類はそこへ逃れたものの、ガンマ線照射による癌での病死、染色体異常への絶望による自死や食糧難による餓死など、人類は退廃の一途を辿るまでのみであった。
しかしそれでも生きることを諦めなかった人々は、地下深くに恒久的地熱発電装置、
『Facility Of Extracts Geothermal Heat Timelessly』
…通称"Foeght(フュート)"を敷設し、その動力源を用いて再度文明を再建しようとした。
この空間を一つの国、"新亜(にいあ)"と名付けて___
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-26 17:40:57
6658文字
会話率:43%
~守るべきは、狂っているこの世界の未来か……それとも人類の歴史か~
2121年の地球……そこでは、数々の世界大戦と度重なる環境破壊によってオゾン層が完全に消滅。地球温暖化は爆発的に加速し日中の平均気温は悪化の一途を辿った。規格外の強烈な
紫外線や、有害な放射線を含んだ太陽光線は地表に壊滅的な打撃を与え、陸地はそのほとんどが砂漠化。北極と南極の氷も次々と溶け出し、海面は数百メートルも上昇。化学物質によって汚染された川や海には絶えず毒物が流れ、食物連鎖のループにより地球に生きる全ての生命が本来の活動を維持することがもはや困難となってしまったのである。
そこで政府はある研究機関に依頼し、最新型のスーパーコンピュータ【ユニバース】を使ってある計算をしてもらった。すると、そのコンピュータが1つの悲惨な結末……そう、この地球がもう後10年ほどで人類が生存することがついに不可能な環境にまで陥るという驚愕な事実を弾き出してしまった。
この由々しき事態を重く見たジパング諸島共和国政府は世界第一位を誇る最先端の科学技術の粋を集め、この状況を打破するためにいち早く計画に乗り出した……その計画こそ、地球全人類を丸ごと別の惑星へと移住させるというものだった。その極めて高い重要性と、緊急かつ過酷なミッションのために集められた男女数人のメンバーは最新鋭のスペースシップに乗り込み、地球人の新たな移住先を見つける調査隊として宇宙に出るのだった。
長い旅路の果て、ようやく見つけることができた新しい惑星。次々と明るみになっていく政府の思惑。やがて一行は、想像もしていなかったその星の真実と、自らが置かれた驚異の現実に直面する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-27 00:00:00
20428文字
会話率:40%
大学3年の夏、私は身体の火照りを持て余していた。
これを消す為には、誰かと肌を合わせてその誰かに熱を移さなければならないと本能的に思った。性欲ではないけどそれに限りなく近い何かだった。早急に対処しないと私はそこら辺の適当な男を襲ってしまいそ
うだった。吉岡君と出会ったのはそんな時だ。私は彼と体熱を交換しようと決めた。
いやぁ、若いって本当にいいもんですねぇ〜〜!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-26 14:11:29
18645文字
会話率:38%
フロンガスでオゾン層に穴が空いた。
地表のすべては焼け焦げた。
その世界で、僕は君に、恋をしたんだ。
最終更新:2019-11-22 22:15:39
278文字
会話率:0%
舞台は遥か上空、成層圏。オゾン層のすぐ下。そこに上空出入国ターミナルが設置されている。そこは、地球に来た宇宙生命体の玄関口である。
空木帆夏。彼女は航空警備課のパイロット。毎日、上空管制塔に勤務している。白井結城とは同僚で、警備時のパー
トナーとして働いている。
上空管制塔は粒子リフターと呼ばれる放出する粒子の反作用で揚力を得て、上空に浮遊している管制塔である。その隣には、出入国ターミナルがある。そこは宇宙から見た地球の玄関口であり、宇宙からの訪問者は必ず、このターミナルを通り、地球へ入国するのである。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-11 18:29:32
22934文字
会話率:43%
西暦2067年、少子高齢化が進み日本の総人口は減少し外国人移民が増える中、オゾン層破壊や大気汚染など環境悪化に伴い生身での外出が難しく暗黒時代を迎えてる。
医療分野ではナノマシン技術の進化で2000年代初頭には難しかった治療などが確立さ
れた。
そして、脳神経細胞の一部をナノマシンと結合できるようになり電脳化が加速したのである。
そんな中登場したのが『リモータル・ヒューマンフォーム《Remortal Humaniform》』で
並行遠隔存在拡張機器《テレイグジスタンス・システム》を使い精神アクセスし自分の分身として外での作業を可能とした存在だ。
近未来SFサイバーパンクアクション作品。 リモサバ宜しくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-14 15:01:55
8604文字
会話率:42%