ラジオ放送100周年記念作品
ある夏の日、日本の上空で「音のない雷」が光った。
それはEMP──高高度核爆発によって放たれた、たった一瞬の電磁パルス。
スマホもテレビもネットも、すべてが沈黙した。
けれど──旧校舎の地下放送室だ
けは、生きていた。
真空管の送信機。ガリガリ鳴るマイク。発電式のアンプ。
誰もが忘れた“声の技術”を、俺だけが知っていた。
「テスト、テスト。こちら旧・第二放送室。……聞こえるか?」
これは、電波の死んだ世界で、
“たった一つ残った放送”を武器にして、
仲間と恋と敵と──“声”で戦った、ひと夏の青春放送譚。
世界に、届いた。俺の声だけが。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 17:00:00
2267文字
会話率:21%
「お前の脳(アタマ)ん中、誰かに乗っ取られてね?」
…なんて、マジでありえない話が、2058年にはフツーに起こる!?
思考をネットに繋ぐ「SID(シド)」が超普及した世界。勉強もSNSも、全部、脳内で一瞬!ウザい広告も消えて、自分専用情報だ
けが届く。まさに未来!…って、思ってたんだけど。
舞台は、日本の新首都・福岡。超エリート校「桜花学院」で、ヤバすぎる怪奇現象が続発!ポルターガイスト?生徒たちのSIDがバグって幻覚見たり、性格豹変したり…先生まで謎の失踪!?もう学院パニック寸前!
このカオスに挑むのが、常楽院雛子(じょうらくいん ひなこ)。クールビューティーな敏腕エージェントだけど、実は他人の意識に潜入(ダイブ)できる「心霊ハッカー」っていうチート能力者!相棒は、二本尻尾のイケボ黒猫ファミリア(キミ専用AIみたいなヤツ!)のジジ。
そして、もう一人の主人公、木暮”グレッグ”雅人。ちょいワル風だけど腕は確かな探偵。なんとSID拒否の「アンプラグド」!昔、雛子とはちょっとイイ感じだったっぽいけど…?彼は、学院に蔓延する違法電子ドラッグ「ガム」の噂を追う。
そう、この桜花学院には、とんでもない秘密が隠されてたんだ。
「バンディズム」っていう古い思想の裏で、金持ちたちが自分たちの意識を若い生徒に「上書き」して、永遠に生き続けようとする、マジキチな計画が進行中!生徒たちの魂が、その犠牲になろうとしていたなんて…!
雛子は、SID不調に苦しむ生徒たちの心にダイブし、見えない「ノイズ」の正体を探る。一方グレッグは、アナログ捜査と裏社会のコネで、学院の闇に潜む巨大な陰謀の証拠を掴もうと奔走!
バラバラだった事件のピースが繋がった時、明らかになる衝撃の真実とは!?
全てを操っていたのは、学院長の山城。彼の狂った理想を止めるため、雛子とグレッグは、想像を絶するヤバい戦いに巻き込まれていく!
ファミリアが実体化して大怪獣バトル!?未知のエネルギー「霊子」って何なんだ!?
そして、事件の鍵を握る謎の少年シャオ・ツーと、七体の守護天使(セラフィム)を持つ不思議ちゃんエリカ・ロドリゲス。彼らの運命は?そして雛子とグレッグの恋の行方は――!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-03 17:10:00
188449文字
会話率:13%
あなたの「価値」は誰が決めるのか?――アフター・シンギュラリティの残酷な現実と、未来への生存戦略。
二〇六五年、SIDCOMネットワークがあなたの脳と意識を常時接続し、霊子技術が感情や記憶を「物語」として数値化する時代。AIは人間の知性を超
越し、遺伝子編集は「才能」すらデザイン可能となった。これは、我々が夢見たユートピアか、それとも巧妙に隠蔽されたディストピアか?
本書『格差進化論:SIDと霊子が織りなす新階層社会への道標』は、このアフター・シンギュラリティの劇的に変容した世界で、人類が直面する最も根源的な問い――「進化とは何か、そして格差とは何か」――に、思想史的視座と最新の社会状況を踏まえ、鋭く切り込む衝撃の思索の書である。
かつて「平等」という理想があった。しかし、SID親和性、QSI(霊子共鳴指数)、物語スコア、AIリテラシー、そして遺伝的プロファイルといった新たな能力指標によって、人々は静かに、しかし確実に選別され、見えざるカーストが社会を分断する。接続者(プラグド)と非接続者(アンプラグド)、高QSI者と無物語層、そしてナチュラルズとエンハンスド――この「分かたれること」が日常となった世界で、あなたは自らの「人間としての価値」をどこに見出すのか?
著者は、SID開発史の光と影、SIPS(SID誘発性心音症候群)の悲劇と「大消去」のトラウマ、物語資本主義が生み出す新たな搾取構造、そして「デザインされる生命」とポスト・ヒューマンの胎動といった、現代社会の深層に潜む問題を大胆に解き明かす。さらに、アメリカ内戦とネオ・フェデラリストの亡霊が問いかける倫理的課題や、心霊ハッカー、シャドウSID、真菌ナノマシンを操る裏側の進化者たちといった「異能者」たちの存在を通じて、システムの限界と、そこから生まれる予測不可能な進化の可能性をも描き出す。
これは単なる未来予測ではない。絶望を煽る書でもない。本書は、この「格差進化」という避けられない現実を直視した上で、それでもなお、我々が人間としての尊厳を保ち、主体的に未来を選択し、そして自らの「物語」を創造していくための、具体的かつ実践的な「生存戦略」を提示する。
この進化の奔流の中で、あなたは自らをどう“設計”し、どう“物語る”のか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-29 19:10:00
144003文字
会話率:1%
CAPTCHAが進化しすぎて人間には解けなくなった近未来。アーニャは歪んだ画像パズルに苦戦し、ついにはデジタル世界から完全に逃避する「アンプラグド」運動に参加することに。果たして人類は再びネットを取り戻せるのか?
最終更新:2025-06-10 15:23:55
18927文字
会話率:39%
小さなPA会社を運営するサウンドエンジニアが日常的に体験する様々な出来事を紹介するドキュメンタリーです。最初はフードフェスに設営されたステージにて、バンド演奏や演芸など、様々な出演者やスタッフ、その他イベントを運営する人たちと関わっていきま
す。時には超大物のステージに携わったり、あるいは小さな病院での小さなクリスマスキャロルだったり、その規模は様々。さあ、今日はどんな人と会えるかな?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-06 06:00:00
73582文字
会話率:52%
現実世界でこき使われた。ひどくない。ひどいよね。私悲しいだから異世界の人にも私と同じ気持ちになってもらわなくちゃ嫌だ。
こうして彼女は奴隷貴族として己の欲を解放させる
最終更新:2025-03-01 22:44:55
1535文字
会話率:44%
ひょんなことから引きこもりニート男性(35)な俺が異能力持っちゃったよ。これで俺もウハウハ間違いなしかな。君も俺の彼女にしてあげようか
最終更新:2025-02-28 13:11:41
647文字
会話率:30%
感じてください。話してください。よくわかります。
キーワード:
最終更新:2024-09-12 18:32:30
1058文字
会話率:0%
世界が終末を迎えた時、ブレアは少女を助けるという英断を下し、その代わりに命を落とした。
しかし、本当に死んだわけではなかった。ブレアが目を開けると、そこには薄気味悪い世界が広がり、何かに向かって歩いて行く人々がいたのである。
その後を追って
いくと、ブレアは自分自身も異世界の権力者たちにより開かれているデスマッチに巻き込まれていることを知った。勝利をもぎ取り頂点を目指す戦いである。剣を手にしたブレアは死のゲームの世界に転送させられ、『精霊』と呼ばれる生物に遭遇する。
最初は逃げ惑うことしかできないブレアだったが、意外な仲間との出会いにより事態は好転する。ブレアは他の誰もがなし得ないことをやってのける──その仲間はブレアが他の者たちとは違うことを見抜いたのだ。
彼らは恐ろしくも新しい世界で生き残りを賭け、『前例なき者』として頂点を目指していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-22 17:23:41
162934文字
会話率:56%
14歳の少女、綾戸千陽(あやとちはる)の夢は
誰もが口ずさむ音楽を作ること。
だが千陽は夢半ばで交通事故にあってしまう。
死んだかと思ったその時、異世界転移でどうにか難を免れる。
異世界には音楽の文化がなさそうだが、
エルフの少女リファイ
をアンプ代わりにして
異世界でヒットソングを作り、世界を平和にするお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-05 23:45:27
7207文字
会話率:31%
増福鬼 一之助は、異常な咀嚼音を立てる「クチャラー」で、その音は地獄の叫びのように周囲に不快感を与える。彼はその騒音を楽しみ、食事中の咀嚼音を「ミンミン音」として自己満足の快楽とする。ある日、一之助は通勤電車でピーナッツとポテトチップスを持
ち込み、乗客たちを騒音で苦しめる。若者に怒鳴られても笑い続け、ポテトチップスが車内に散乱する中でさらに音を立て、一之助の「アンプ道」は終わる気配がない。
彼の正体はまだ誰も知らない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-05 14:25:30
2178文字
会話率:0%
電気回路で発達した犯罪都市――アンプリファイア・シティ。
その気候は、環境汚染の影響か常に曇りか雨のため、晴れの日はないこの土地には、世界から見放された者たちが集まっている。
そんな街の浄化を目指す街のすべてのインフラ(インフラストラク
チャー)の供給している会社――ボス·エンタープライズの女CEOコラス·シンセティックの要請を受け、連合国は特殊能力者で構成された軍警察――才能の追跡官(アビリティトレーサー)を派遣。
その中には、前に起きた戦争に幼いながらも参加していた班員――血塗れの聖女の名で知られるリズム·ライクブラックの姿があった。
リズムは班長や仲間たちと共に、アンプリファイア・シティの浄化を目指す。
そして、派遣された軍警察に新たなメンバーが参加することに。
その新メンバーとは、かつてリズムに救われた顔がツギハギだらけの少年――ディス·ローランドだった。
犯罪と異能力、そして人間の欲望が混ざり合う、ポストサイバーパンク·ノワール作品!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-21 07:17:07
505734文字
会話率:28%
蔭蔓《カゲル》は皮肉屋な”シダ植物ヒカゲノカズラ類”の魔法使いである。
10年前に終結した戦争により、魔法文明のラルタロスには魔法使い生き残りの孤児が残った。そのうち一部はアミテロス魔法学校に魔法使いの生き残りとして育てられ、彼もまた
その一人だ。
9年の時を経たある春分の日、蔭蔓《カゲル》は自分に容姿のよく似た黒いローブに身を包んだ魔法使いに学校を襲撃され、魔法学校は多大な被害をだした。その魔法使いは『ラルタロス魔法学校魔物部に来い』と蔭蔓《カゲル》に告げ、姿を消した。この体験をきっかけに、同期で親友の将器《ショウキ》、将器《ショウキ》の彼女のあずさとともに、黒ローブの正体を知るため、ラルタロス魔法学校魔物部に進学する。優秀な魔法使い神那《カンナ》と出会い、物語は加速する。
黒いローブの魔法使いの正体はいったい・・・。
物語の先に蔭蔓《カゲル》が知ることとは・・・。
そして蔭蔓《カゲル》は決意する。僕は逃げる。僕の過去と向き合うために。
シダ植物の森林と蛇の魔獣で送る一風変わった和風魔法ファンタジー
より画質の良いバージョンはpixivに投稿しますので気が向いたら訪問してください。
pixiv: https://www.pixiv.net/member.php?id=33567977
世界観設定をつぶやきます
twitter: https://twitter.com/lycopodium19
お知らせ 1章終節『アンプラリアの草蔭《くさかげ》』入りたいと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-23 21:08:06
319522文字
会話率:42%
気まぐれな社長のひと言で、小さな芸能事務所【KYOASH】のタレント達は困惑と混乱を極める。
流されるままに生きて来た青年は、今日もまた社長の気まぐれに流されていく。
いつもの事と諦めの思いで初めて触れたギターがアンプから歪んだ音を鳴らす。
その歪んだ音色は青年の背中を押した。
今回こそはと、気まぐれな社長に抗う事を決めたタレント達が画策していく。
*タイトルに使っている曲の内容と本文は関係ありません。BGMだとお考え下さい。
*関西弁マスターの方
優しくレクチャーをお願いします。間違った関西弁が散らばっておりますので、何卒宜しくお願い致します。
*細かいディテールについては目をつぶってやって下さい。お伽噺ですからね、サラッと流し読んで頂けると幸いです。
カクヨムにも連載中
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-04 14:21:21
51850文字
会話率:44%
古生代カンブリア紀の古生物とよく見紛われる奇妙奇天烈人間『アンプ』は、河川敷でくつろいでいるだけで「海が恋しいの?」と嘲笑われる日々。
特に最近は、物好きな小学生二人によく絡まれているという。曰く、「5億年もよく生き延びたっすね。」と少女
が半笑いで讃え、「健康の秘訣ってありますか。」と少年に真剣に尋ねられているそうだ。やかましい。私はれっきとしたホモ・サピエンスである。
これは私とチビ助二人による、徒然なる日常奇譚。ただのコメディとも表現できようか。とくとご覧あれ、人類。
・息抜きで書いてます。
・超適当進行です。あまり深く考えずのんびりどうぞ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-03 00:34:08
55802文字
会話率:44%
先日、若者にバンドやったらモテますか?と聞かれましたので
私の思うところです。
私も若者であると信じたい……
最終更新:2023-03-04 18:27:24
1960文字
会話率:12%
アンプ(オーデイオ用)にはいろんな種類がありますよ、というお話です。
筆者の個人的感想が書いてあります。あくまで個人的な感想ですので誤解なきように、お願いいたします。
最終更新:2023-01-07 20:53:47
3110文字
会話率:32%
アンプのお話。まずはアンプを変えると音に違いが出るんだよと言うことから。
ちなみにアンプとは音を増幅する機械で、これがないとスピーカーやイヤホンから音は出ません。スマホにももちろん小さなアンプがはいっています。
今回は人によっては、「面
白くないお話」になるかも。人を選びます。まあ、いつものことなのかな(笑)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-06 16:28:48
2330文字
会話率:3%
大人気VRMMOの舞台、惑星イザナミに降り立った調査開拓員リオ。“倹約家”の彼女が初めに行ったのは——「服、アンプル、剣、全部売ります! えっ、剣は売れないの!?」——初期装備、初期アイテム全てを金に換えることだった。拳で殴れば武器の修理費
など不要、傷くらい唾つけて治せ。そんなパワープレイを始めた彼女は、当然の如く序盤のフィールドで行き詰まる。そこで出会ったのは、怪しい笑みを浮かべた女の子、レナだった。「死なない程度に生かしてあげますよ。死ぬほど感謝してください」——己の肉体を武器に未知の惑星を四足歩行で駆け回る野生児と、生殺与奪の権を握ることに快楽を覚えるヒーラーの、奇妙な旅が始まる。
『ヴォーパルバニーと要塞おじさん』の外伝的作品です。更新不定期です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-07 19:00:00
48609文字
会話率:49%
一時期は人気のあったstone head crowというバンドを率いて活動していた石黒氏。その後ヴォーカリストの脱退で一気にバンドは解散へと追い込まれ、東京を後にし田舎へ帰る事に。全ての事に納得がいかない石黒氏は今や面倒くさい人の代表みた
いになっていた。
父親が営む建設会社で専務として働いていた石黒氏の前に突然の出会いが訪れた。そしてそれは結婚へと発展していくのだけど………折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-30 00:00:00
3485文字
会話率:35%
地球の宇宙開発に貢献した大発明、アンプリファイア。
生命体の感情を増幅しエネルギーに変える装置である。
善の感情に作用すれば、平和で安泰な社会へ導く一方、負の感情に作用するとたちまち人間を悪の道へ進めてしまう諸刃の剣。
故にアンプリファイア
専門の電気技術主任者によって厳重に管理されていた。
ある日、主任者ケイトの部下のエドが、3つのアンプリファイアを盗み逃亡した。
逃亡先は妖精達が暮らす星フェイス。
ケイトは偶然出会った風の妖精の寒風(さむかぜ)や東風(こち)の協力を得て、アンプリファイアを探す旅に出る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-20 06:43:34
74740文字
会話率:23%
私立浅峰高校に入学した主人公・鹿野紅葉ら含む新入生には入学と同時に最新のサポート人工知能(AI)が搭載されているアンプルウォッチと呼ばれる腕時計が配布される。
それから一年後、高校2年生になった紅葉は偶然にも自身のアンプルウォッチにのみ管理
者権限が付与されていたことに気が付く。
そして、彼女の"普通"の高校生活は終わりを告げる。
アンプルウォッチ────、それは"体験"を操作する思い出の特効薬である。
※この作品はカクヨムでも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-10 19:00:00
143537文字
会話率:25%
何気ない、日常の出来事を、オシャレに書かれた、坂下貴靖の新書。
最終更新:2021-08-15 14:06:43
5755文字
会話率:33%
バンドマンの梵孝太(そよぎこうた)がアンプからのハウリングとともに目を開けると謎の街「エノーン」に飛ばされていた。
この街「エノーン」で始まる新しいバンド人生!
最終更新:2021-05-15 10:02:30
3287文字
会話率:33%