ある一族の生き残りであるデュークスは、幼馴染のエミリッタ(通称えっちゃん)とその祖母と暮らしていた。
エミリッタは声を出す事が出来ず、デュークスは彼女の作ったアクセサリーを売って治療費を稼いでいた。
しかしエミリッタの祖母によれば、ケノアの
花さえあればエミリッタは再び声を出せるようになるという。唯一分かっている花の在処は、グラスというドラゴンの背中の上。大切な幼馴染の声を取り戻したいと思ったデュークスは、花探しの旅に出る事を決めた。
一方、デュークスはエミリッタの祖母からもう一つの頼まれごとをされる。
それは一族存続のため、エミリッタとつがいになれという事だったーー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-09 00:03:18
10290文字
会話率:48%
貴族令嬢でありながら「秘匿すべき化け物」として、存在しない者のように扱われていたアリア。とうとう厄介払いとして生家を追われることになった。
ある日突然、辺境で暮らす祖父のところへ介護要員として行くよう(そして二度と戻ってくるなと)実父と義母
から命じられたのだ。
だが、義母の本性と異母妹の悪巧みを知っているアリアは、邪魔者として昔から執拗に命を狙われていた。おとぎ話の主人公のように、食事に毒を盛られたことも、一度や二度ではない。
義母はアリアの実母のドレスやアクセサリーなどの遺品を奪い、異母妹はアリアの居場所を奪った。思い出のある家屋敷からも追放された。
行き場所はもう、辺境伯である祖父のところしかない。
アリアはたった一人の従者を連れて辺境へと旅立ったのだが……。
徐々に明らかになる「秘匿すべき化け物」の真実。
辺境での新たな出会い。
エスカレートする義母たちの嫌がらせ。
果たしてアリアは生き残れるのか――!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 00:20:00
506375文字
会話率:24%
ナルン王国の下町に暮らす ルカ。
この国は一部の人だけに使える魔法が神様から贈られる。ルカはその一人で武器や防具、アクセサリーに『加護』を付けて売って生活をしていた。
ある日、配達の為に下町を歩いていたら指輪が落ちていた。見覚えのある指
輪だったので届けに行くと…。
国を救った英雄(強面の可愛い物好き)と出生に秘密ありの痩せた青年のお話。
☆英雄騎士 現在28歳
ルカ 現在18歳
■アルファポリスさんに掲載済み。PN 厘/りん の名前で掲載。同人物。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 12:10:00
61342文字
会話率:39%
熱病で前世の記憶を思い出した伯爵令嬢リリアーナ。彼女は、自身が乙女ゲームの「悪役令嬢」であり、公爵子息エドワードとの婚約破棄が間近だと知る。ゲームのシナリオ通り婚約破棄され、実家の離れに追放されるが、それはむしろ好都合!前世で培ったアクセサ
リー作りの知識を活かし、地味な素材を煌めく宝飾品へと昇華させる。そんな彼女の才能を見出したのは、商業国家の第三王子ゼノンだった。彼はリリアーナを深く愛し、彼女の輝きはかつての婚約者たちへの最高のざまぁとなる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-03 16:57:21
6914文字
会話率:29%
魔法大国 マージア。魔法道具や錬金術、魔法や錬金術の力を宿したアクセサリー プルセーラ(通称プル)の製造が発展している国だ。
「武器の錬成からプルセーラの製造まで様々な製造をお受けします 店内にはコットンキャンディーや薬草、マジカルキャンデ
ィーなどの食料品、武器やマジックストーン、プルセーラなど多彩に販売してます 店頭に置いていない物もご注文をお受けしますのでお気軽にどうぞ 魔法工房喫茶 グリモワール」
魔法工房喫茶 グリモワールの店主 ファベルは魔法が全く使えない魔法使い。魔法が全く使えないのに何故か薬草学や錬金術、魔法学までありとあらゆる知識を持ち、高い魔力を持っている。
ある日、薬草園に薬草を採りに行く途中1人の少女と出会う。少女の名はファルチェ。ファルチェは誰にも言えない秘密を持っていた。その秘密が原因で双子の兄妹パロとペルティカに追われているだったーー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-30 21:55:40
14086文字
会話率:46%
ヒナの頭はいつも足りない。
だから押し入れに住んでいる。生活費は、ママのアクセサリーや服を、「ハヤウリ」に出品している。
最近おなかがどんどん大きくなっていく。こんなの要らない。そうだ、これも、売ればいいんだ。
最終更新:2025-05-14 14:03:24
7879文字
会話率:57%
地球に住む町田奈々(45才)が異世界転移して、14才から生き直すお話です。
1話目の主役は45才の女性ですが、2話目以降は14才の女の子ナナとチビな黒猫モモが、ひとりぼっちで生きてきた16才地味め男子ロックと出会って、小さな冒険とのどかな生
活を楽しむお話です。
主人公は、問題を先送りしがちです。いつも目の前の事に精一杯です。
不都合が無い限り、不思議に思う事があっても解決しようと奔走するタイプではないので、謎はしばらく謎のままかもしれません。
彼らは当分の間、お互いの距離を測りながら、狭い活動範囲内でのんびり活動する予定です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-30 04:37:17
658807文字
会話率:47%
エーデルシュタイン大陸。そこは魔石と魔力によって加護がもたらされる土地。
拾われ子の主人公ツィエンは、自身の外見と技術を生かして、魔石を売る「魔石商」としての人生を歩み始める。
第三章スタートしました。主人公の目指す宝飾特化型の魔石商らしい
活動に移行していきます。
※幼少期から開始のスローペース。はじめは恋愛要素は薄めの予定。主人公は商売人で関わる人物は沢山いますが、モブキャラや話の流れに差し支えない場合は、極力人物名を出さないように書いています。
※別サイトにて重複投稿しています※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-26 21:20:12
377720文字
会話率:39%
2025年、東京の大学生・星野カイトは、記憶喪失で感情を失っていた。過去の戦いで婚約者・月宮ソラと仲間たちを失い、現代に飛ばされたのだ。ある日、ソラそっくりのドジっ子女子大生と再会し、断片的な記憶がよみがえる。彼女の個性的な親友たちと絆を深
める中、ソラの妹・ルナが平行同位体の女王ネビュラとして現れ、「カイトを奪われた!」と軍勢を率いて襲撃。アクセサリーが変身アイテムに変わり、喋る猫ルミが戦士たちの隠された使命を告げる。ネビュラは姉への嫉妬から謎の黒幕ヴォイドカオスに操られていた。カイトとソラ、IQ500の天才ハッカー水瀬アオイら戦士たちは、現代と未来の力を結集し、壮絶な肉弾戦で立ち向かう。ソラの生存、ルナの裏切り、カオスの陰謀を解き明かし、愛と誇りの絆で勝利を掴む。キラキラ輝く魔法少女ファンタジー
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-22 10:54:25
1183文字
会話率:0%
人はそれぞれの戦闘能力を持っている。
少ししか能力を持っていない者、生まれた時から圧倒的な能力持っている者。
庶民の主人公が12歳の時に両親が突然姿を消した。
主人公が両親を探しに行く旅物語である。
そんな主人公には何か珍しい能力が・・・
!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-21 11:00:00
335251文字
会話率:54%
「オリビア、君がここまで酷い人間だなんて知らなかったよ。婚約は破棄させてもらう」
「お前のデザインは全て盗作だと分かっているんだ! 出て行け!」
クタクタになるまで働いて帰ったオリビアは、突然婚約者に婚約破棄を言い渡された。
しかも、自分
のデザインを義妹の手柄にされ、義家族に家と店を追い出されてしまう。
全てを失ったオリビアは、父が遺してくれた紹介状を握り締めて、一人王都へ。
王都で懸命に働き、自分の店を構えることになる。
このまま順風満帆と思いきや、ある日義妹と元婚約者の結婚式の招待状が届く。
しかも、なぜか領主様の命令書付き。
行きたくない。でも、身分差があって断れない。
途方に暮れていた彼女に、友人である青年が一緒に行こうと名乗りを上げる。
この話は、どん底まで落ちた女の子が、がんばって幸せになったりざまぁしたりする話である。
※本編全32話、約9万4千字、全話登録済み。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-10 12:10:00
118138文字
会話率:31%
お断り
この作品は「ブラックテイルな奴ら」を加筆修正したものです。
葛城四朗は中学3年の受験生だ。受験を前に恋人の林郷小百合に「受験が終わるまで合わないようにしましょう」と言われてしまった。その時渡されたのが小さな黒い尻尾アクセサリー
だ。小百合に嫌われたくない一心で俺はこの尻尾アクセサリーを常に持ち歩いていた。
ある日のこと。俺が不良グループにカツアゲされた。いつものことである。俺はどちらかというとおとなしい性格であるため、こういったやつらに狙われやすい。もうダメかと思ったその時、美しい女の声が俺を助けてくれたのだ。だが、どこにも女性はいない。「私はここよ」という言葉に俺は自分の目を疑った。小百合に貰った尻尾アクセサリーがしゃべっていたのである。
それからの俺の人生は変わってしまった。どうやらマリーと名乗るこの尻尾に好かれてしまったらしい。俺がマリーに逆らうと死にそうな目にあわされる。それもそのはずこの尻尾アクセサリーは異世界人が姿を変えたものだったのである。しかも黒魔術とやらが使えるのだ。
俺が思わず頼んでしまった不良達への仕返しが問題であった。マリーの両親もこちらの世界へやってくることになってしまった。もちろん尻尾アクセサリーの格好でである。勘違いが多いマリーの父親のせいで不良たちは窮地に立たされる。重い病に侵されたのだ。俺とマリーは不良たちをなんとか救おうと小百合や妹の芽依の協力を得て奮闘するのであった。その結果‥‥。
異世界物の要素を取り入れたコメディー作品になります。気軽に読めますので、よかったら目を通してみてください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-26 22:42:56
87219文字
会話率:48%
異世界から来た少女マリーは尻尾アクセサリーとなり、葛城四郎の家で暮らし始めた。四郎はマリー達異世界人が黒魔術を使えることを知り、恨みがある不良グループを黒魔術で懲らしめようとするがとんでもない事態に発展する。一方マリーは四郎に恋心を抱き始め
るが四郎には恋人の小百合がいる。マリーと小百合はいがみ合いながらも不良グループを救おうと協力するのだが。最高に可愛いマリーと最高に美しい小百合。この二人が四郎に想いを寄せるわけだが、さて四郎の青春はどうなるのか。贅沢な二択に悩みながらも不良グループ救出に全力をかけるのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-15 23:21:53
237167文字
会話率:69%
婚約者に見向きもされないシャルは我慢をやめた。
だって我慢なんてつまらない。
好きなアクセサリーを買って、
好きなカフェを訪れて、
そして、大切な人と再会した。
シャルを愛する人はこの世に山ほどいる。
彼女のことが欲しくて欲しくてた
まらない人も数えきれない程いる。
だから別に、婚約者のレオルドに執着する必要などないのだ。
彼女もまた、レオルドにそんな執着心を求めているわけではない。
なぜなら彼女は__
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-21 20:40:03
44347文字
会話率:39%
春の陽気が漂う3月のある日、彩花は自室の机に座り、手作りアクセサリーを手に持っていた。原価2000円のビーズとワイヤーで作ったネックレスだ。彼女はフリマアプリでこれを5000円で出品していた。ささやかな副収入を得るための小さな挑戦だった。
ある日、彩花は驚くべき発見をした。大手通販サイトで、誰かが彼女のネックレスを15万円で出品しているのだ。写真はフリマアプリのものと全く同じ。まだアクセサリーは一つも売れてないので明らかに「無在庫転売」――在庫を持たず、注文が入ってから仕入れる手法だ。彩花の頭に、あるアイデアが閃いた。「これ、利用できるんじゃない?」そして、大手通販サイトで15万円のネックレスを自ら購入した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-15 16:29:53
1823文字
会話率:15%
一応 年齢制限 設けましたが、エッチなことは何もないです!
可愛いアクセサリーが欲しいな と思っていたらできたド短編小説です!是非 気が向いた時にでも、ご一読くださると、大変 ハッピーです!!
最終更新:2025-02-26 16:18:10
2318文字
会話率:0%
さんざん遊んだドラゴンクエストを、さらに楽しむための縛りとして、買い物禁止があります。
要は、武器・防具はモチロン、道具やアクセサリー系も一切買い物禁止。
ゴールド使用禁止ではないので、宿屋の利用や教会への寄付(毒・呪い・生返り)はO
K(に、しないと一切先には進めなくなる)
昔、DQⅢをさんざん遊んだ方とか、DQネタ好きの方、気が向いたら読んで楽しんで下さい。
尚、今の3HD-2Dが出たばかりなので、そっちの情報溢れていますが、これはあくまでスーパーファミコンヴァージョンです。3HD-2Dだと微妙に違うところあるのでご注意を。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-24 11:40:05
66613文字
会話率:35%
第一王子フリードリヒは、婚約者となったハイジのことが大好きだった。だから誕生日には気合いの入ったプレゼントを贈ろうとした。豪華なアクセサリーはどうかと思ったが、従者ティモに止められる。方向性が違うのではないかと。一方でハイジは、フリードリヒ
とうまくやれていないのではないかという悩みを抱えていた。フリードリヒがいい格好しようとして、ハイジに本心を見せなかったからだ。ハイジの侍女ベラを巻き込んだ誕プレ作戦が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-16 07:42:31
4404文字
会話率:49%
彼らの愛は、甘くて、苦しくて、逃げられない。
私は 西原六花《にしはら りっか》。
ただ普通に恋をして、普通に青春を送りたかった――それなのに。
▶ 幼馴染の安原ミチル ――「六花には俺がいれば十分だろ?」
誰かを選べば、誰かが狂う。
なら、私はどうすればいいの??
▶ クラスの王子・千田貴翔 ――「君は俺のアクセサリーなんだから、大人しくしててよ。」
▶ 義弟のリオ ――「お姉ちゃん、僕だけを見てくれるよね?」
彼らの愛は歪んでいて、私を束縛し、逃がしてくれない。
でも私は、ただの所有物なんかじゃない――だから、私は自分の未来を選ぶ。
彼らの執着から逃げるのか、それとも愛に変わるのか。
恋愛と執着、束縛と独占欲が交錯する、心理戦×ラブストーリー!
あなたは、どの愛を選びますか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-12 08:07:12
16598文字
会話率:40%
門守紬(かどもり つむぎ)は、ある日突然、クラスメートと共に異世界に転移してしまう。召喚を行った王女は、自らの王国が『魔王』に侵略されているとして、助けを求めて彼らを呼び寄せた。ダンジョンや魔法が存在するゲームのような世界、自らが得た強大な
『スキル』に興奮する者、早く元の世界に帰りたいと泣き出す者など、反応はさまざまだったが、『魔王』を倒せば元の世界に戻れるという言葉を聞き、『魔王』討伐に向けて皆の気持ちはまとまっていく。
そんなある日、紬はとあるアクセサリを手に入れたことで、ある事実に気づいてしまう。自分たちが『魔王軍』として戦わされている相手が、実は同じ人間であると。そしてクラスメートたちには、それらの人々が醜悪な魔物に見えていると。動揺した末に、疑念を抱いたことが露呈し、紬は王女の側近に殺されかけるが、間一髪空間魔法を用いてその場から逃げることができた。しかし、不完全に発動した空間魔法により、紬は見知らぬダンジョン内へと転移させられた。
すでに深手を負っているうえに、完全に格上の魔物に襲撃され、紬の命は風前の灯火であった。そんな中、封印されている悪魔から契約を持ちかけられる。
「あなたに生き延びる力を与えましょう」と。
これは、悪魔により生き物を喰らうことで強くなる力を与えられた者の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-18 23:43:35
772文字
会話率:75%
「ねえ、あの『ロリータ』の主人公ってさ、マジで精神的に終わってると思わない?」私は体育館裏で友だちの由香に向かって声を潜める。
「ああ、あの中年の男? 未成年の女の子にベタベタ執着してるやつでしょ。聞いただけで吐き気がするんだけど」由香は上
履きの先で砂利をかきまわしながら、しかめっ面になる。
「しかも自分はただのロマンチストだって言い訳してるのがサイテーだよね。あの男のどこが愛なの? ただの身勝手な欲望じゃん」私は呆れたように口を開く。
夕陽の光がガラス窓に反射して目にしみる。私は手で遮りながら、今度は『痴人の愛』の男の方を思い出す。
「あっちも負けず劣らずヤバい。子供同然の女の子を自分好みに育てようとか、正気の沙汰とは思えない」
由香は眉間にしわを寄せて振り返る。
「それで女の子が言うこと聞かなくなると被害者ぶるんでしょ? 虚栄心の塊にしか見えないよ。コントロール欲求エグすぎ」
「本当にさ、自分の都合よく『若い娘の純粋さがどうたら』とか『美の権化を育成したい』とか言ってるけど、要はペット感覚で支配したいだけじゃん」私は肩をすくめて嘆く。
「だよね。しかも、都合が悪くなると『おれは愛してただけなんだ』って悲劇ぶるんでしょ?」
由香は溜息と一緒に言葉を吐き出す。
「こっちは全然同情なんてできないよ。自分の欲求を愛だの芸術だのにすり替えてるだけで、ぜんぜんロマンチックじゃない」
私の言葉に、由香は強くうなずく。
「そういう奴らにとって若さってアクセサリーなのかな。何でも思い通りにできる人形扱いとか、本当に悪趣味だと思う」
まばらに聞こえる吹奏楽部の練習の音が、微妙に物悲しく響く。
私はスマホの時間を確認して、そろそろ昇降口に戻ろうと促す。
「……まあ、結局ああいう主人公を美化するのって、自分も同じ欲望を持ってる読者が『そういうのもアリかも』って免罪符を得たいだけなんじゃないの。私らからしたら、どっちもただの醜い言い訳にしか見えないけど」
そう言い捨てて、私は校舎のほうへ歩きだす。
夕空の下、由香はもう一度大きくため息をついてから、小さくつぶやいた。
「……ああいうの、早く時代の遺物になればいいのに」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-15 09:01:33
892文字
会話率:37%