ある日わたしは婚約者に婚約解消を申し出た。
常にわたし以外の女を腕に絡ませている事に耐えられなくなったからだ。
幼い頃からわたしを溺愛する婚約者は絶対に認めないが、わたしの心は限界だった。
アルファポリスで連載、完結した本編のifストーリ
ーとなります。途中から本編とは全く異なった物語、ラストとなります。本編を読まずともこちらだけでも
お楽しみ戴けるとは思いますが、こちらを読まれてから本編をお読みになると、かなり、お胸くそが悪くなられる可能性がありますので、どちらかというと逆から読むのをお勧めいたします。
R15は保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-04 09:22:56
36808文字
会話率:33%
わたしの心は彼のココロと繋がっている。
コロナ禍で、感じた事を作品にしました。
最終更新:2021-05-23 03:00:00
1505文字
会話率:18%
中学高に入学したばかり頃、「わたし」は好きだった父を病気で亡くした。
悲しかったし、とても辛かった。何日も何日も泣いた。涙が枯れるまで泣いた。
でも、一番、嫌だったのは「父親を病で亡くした可哀想な子」という勝手な価値観を押し付けられ
て担任の先生にも、仲が良かった友達にも哀れまれ、同情されることだった。
お父さんが死んだのは確かに悲しいし、辛い。でも、わたしは「可哀想な子」なんかじゃない。命には終わりがある。それがお父さんは他の人より早かっただけ。わたしはちゃんと父に愛されていたし愛していた。そこにはどこの家とも変わらない本当の幸福があった。
だからわたしは「可哀想な子」じゃない。わたしを、ちゃんと見て――
その苦しみに耐え切れなかったわたしは閉じ篭った。逃避した。
このままで居たらもう教室には戻れなくなる……それもいいとさえ思っていた。
そんなわたしを救ってくれたのは養護教諭の「先生」だった。
不登校から復帰する為のリハビリとして勧められた保健室登校。そこでわたしは先生とたくさん話をした。
先生と一緒にいるととても安らげた。暗闇にいたわたしの心は、先生が光の方へと背中を押してくれた。
無事、教室に復帰することができたわたしは、先生に感謝してもしきれない。
……そしてその想いは、やがて別の感情へと変わっていった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-17 18:00:00
17522文字
会話率:100%
故郷を失くし、ただ海を臨む。
その先にきっと希望の丘があるはずだと、わたしは思っていた。
長い戦争も、人々の差別意識も、結局は何も変わらないままの時代だったのだろう。
愛を語らうこともできず、ただ、地の獄に閉じ込められたと感じる。
この世はまどろみの中に作られたあれらが見る夢に過ぎないのだろう。
ただ、ただあの娘に、ひとときの幸でも生まれてくれれば。
あの魔女に指輪を渡した時、わたしの心は決まっている。
彼女の夢を覚ます、その深緋色した朝焼けの如き指輪をわたしは思い出す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-13 17:47:44
12224文字
会話率:3%
「コリンナ。罪深き君との婚約は破棄させてもらう」
皇太子クラウス殿下に婚約を破棄されたわたし、アンスル公爵家令嬢コリンナ。
浮気な殿下にこれまでも泣かされてばかりだったのに、どうして涙は枯れないのでしょうか。
殿下の母君のカタリーナ妃殿下に
仔犬をいただきましたが、わたしの心は──
ななな、なんですか、これは! 可愛い、可愛いですよ?
フワフワめ! この白いフワフワちゃんめ! 白くて可愛いフワフワちゃんめー!
辛い! 愛犬が可愛過ぎて生きるのが辛いですわーっ!
アルファポリス様でも公開しています。
なろう様とアルファポリス様では最終話の内容が違います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-31 12:00:00
35551文字
会話率:39%
「わたし」は昨日、恋人にフラれた。
その理由を聞くためにわたしは車へ乗るが、
彼の家までの短い時間でわたしの心は揺れ動く。
そして、わたしが出した答えは……。
最終更新:2019-08-10 00:00:00
623文字
会話率:0%
お兄ちゃんが家にカノジョ(瞳)を連れてきた。その時にきつい態度をとってしまい。傷つけた。
その後、瞳にわたし(美咲)は誤解を解かれ家路についた。
家についてから電話がなっていたのででた。その電話で伝えられたこととは…
そしてわたしの心はもう
…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-04 21:22:02
821文字
会話率:40%
出会うことのない二人。
死にもせず生きもせず。
唯一のわたしの心は二人がいることによってできている。
最終更新:2016-10-16 16:28:39
416文字
会話率:0%
オーシャン・ビューのレストラン、ギャルソンの微笑、空に浮かぶ半月。メイン・ディッシュと結婚指輪を前にしたわたしの心は、何故か、遠い場所にあった――
最終更新:2009-07-31 18:24:32
2605文字
会話率:0%