社会に何の希望も見出せず、競馬が趣味のフリーター。
大藤・一喜は社会的な負け組でありつつ、他者への関心を極限まで薄めた上で日々を静かに過ごしていた。
ある日、彼は食べ物を買いにスーパーへ向かう道がおかしいことに気付く。
普段の道は荒
れ果て、目的地には見知らぬ廃墟が存在し、慌てて戻れば自身が住むアパートも半壊状態のままとなっていた。
しかし扉を開けると、そこは普段の自分が暮らす空間そのものだったのだ。
訳の解らぬ状況。再度開けた先の景色は彼の知るもので、しかし週末に扉を開けると見知らぬ世界に繋がっている。
そこから始まる都市伝説のような日々。
見知らぬ怪物、見知らぬ組織。全てが知らぬ世界を彼は元の世界で調べ、唯一怪物や組織が特撮番組・メタルヴァンガードと同じ存在であることを突き止めた。
そして、突き止めたと同時に彼の人生は急転換を起こし始める。
これは彼が偽りの英雄になる物語。表裏を欺く男が作り上げた、壮大な喜劇だ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-01 08:02:22
757302文字
会話率:22%
空は広くてどこまでも繋がっている。
どこかでひとつに繋がるところまで。
キーワード:
最終更新:2024-08-24 21:13:59
359文字
会話率:34%
わたしの心は彼のココロと繋がっている。
コロナ禍で、感じた事を作品にしました。
最終更新:2021-05-23 03:00:00
1505文字
会話率:18%
今にも切れそうな【糸】で君と僕は繋がっている。
【悲しい思いをさせてゴメン。】
君に、そうやってLINEを送った。
最終更新:2020-11-09 03:00:00
1142文字
会話率:0%
どこにでもいる普通の大学生がなんとなく楽器を始めて徐々に音楽の世界にハマっていくよくある話。Popsしか知らなかった学生がJazz、Fank、Soul、Fusionと幅広いジャンルの音楽に魅了されていく。偶然手に取ったサックスは音楽を始め
る単なるきっかけか、それとも運命とも思える程人生に影響を与えることになるのか。
兵庫県西宮市上ヶ原 大きな時計台とその前に広がる芝生が印象的な関西学院大学。文化総部軽音楽部で流れる時間はずっと昔から今を通ってその先に繋がっている。社会学部の講師、市山奏汰は学生たちの交差点、「プラザ」でいつも人と音の流れを見ていた。それは、かつての自分が見失った眩いばかりの音の集まりに再び出会うためなのかもしれない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-21 16:04:59
48354文字
会話率:54%
なぜか昔の夢ばかりを見るようになった陽翔(はると)。大学時代の現実味を帯びた夢に翻弄される。好意を抱いた人との「その後」が思い出せないまま、明晰夢の中を彷徨う。
一方、大学時代にはカフェでアルバイトをする天(そら)。天に想いを寄せていた人に
、徐々に心を開いていく。お互いを愛称でと呼び合う2人の行く末は……。
2つの物語は見えない糸によって繋がっている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-14 10:00:00
13431文字
会話率:50%
決意。その思いは常に前に進む為にある。
しかし、時にその道が正しいか間違いなのか
迷うのも人の有り様。
自然からの後押し。
変革を意識し始めた歩み。
さらなる迷いにあらゆる希望。
それでも出来ることは
眼差しを前に向けること。
そんな詩。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
記憶と希望はどこかで繋がっている。
交わした約束。
それは夢の中の契りかも知れない。
あらゆる春の息吹が
閉ざした心の闇に
温もりを届ける
優しい記憶と約束
そして新たに誓う
未来への約束
そんな詩。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-06 18:19:27
322文字
会話率:0%
【模様替えコントローラー】を、手に取る。
それは、部屋と連動している。
部屋の柱に、フックで掛けてあって、コードで部屋と、繋がっている。
まるで、エアコンのリモコンの様だ。
【模様替えコントローラー】には、パネルボタンが九つ、並んでいる。
縦三列× 横三列の、計九つ。
上・三つと中・三つは、デフォルトで、模様替え用の空間が、設定されている。
機械に弱い人でも、これら六つのボタンを押せば、容易に、部屋の模様替え(空間替え)ができる。
下・三つは、フリー。
自由に、自分の好きな空間が、設定できる。
でも、それらは、使っていない。
今のところ、六つのローテーションで、充分だからだ。
しかして、そのローテーションも、飽きて来ている。
ローテーションが、何廻りもしてるから、飽きて来ている。
使こうてみるか。
【模様替えコントローラー】に、テキトーに、座標を打ち込む。
Xどったらこうたら、Yどったらこうたら、Zどったらこうたら。
砂嵐が、走る。
部屋全体に、砂嵐が、走る。
草原の風景は、消え去る。
大きくブレていた砂嵐の波が、小さくなって来る。
ブレの波が、小さくなる。
小さくなり、落ち着いて来る。
安定し出した砂嵐の波は、像を結び出す。
それは、うすぼんやりした輪郭を、まず結ぶ。
輪郭が、目に見えて、ハッキリとし出す。
それに伴い、色も、付いて来る。
最初は、白黒だった。
それらに、ほのかに、色が付いて来る。
モノクロがに、淡いパステル調の色が付いて来る。
薄赤、淡青、浅黄、黄緑。
それらの色が、徐々に、濃くなって来る。
深紅、紺碧、麻黄、真緑。
砂嵐は、いつの間にか消え、部屋は、新しい風景を映し出す。
形のハッキリした、色合いも冴えた風景を、映し出す。
どこや、これ?
新しい模様替えの地は、岩場。
岩が、ゴロゴロ、そこら中に、転がっている。
岩と岩の間に、かろうじてと云う感じで、土の見える地面がある。
ひと際大きい岩が、ある。
岩の上に、細い岩が、立っている。
いや、突き刺さっている感じ。
よく見ると、岩では無い。
木か?
木、でも無い。
もっと、硬質。
それは、よく見ると、真っ直ぐでもなかった。
少し反りが、ある。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-17 10:17:22
54526文字
会話率:18%
お宮がある。
森に囲まれた、静かなお宮だが、何処か和風で、間違いなく異文化の建築技術で建てられたお宮だった。祭神は間違いなく日本のある小さな土地を守護する地主神で、かつては怨霊と恐れられたこともある祟り神だった。
祭神本人である彼女は
、自分自身を千代と呼ぶ。
神号を、千代護御霊姫命という。あまりに祟りを振り撒いたが為に地主神として祀られた人神だ。ただ、今、彼女の神域は、日本ではなく、遠く別世のお宮に繋がっている。何処か異国情緒が漂う建物も、別世の者達によって建てられたものだったからだ。
その地の者達は、千代の神社を御殿と呼んだ。
千代は、自分の御殿をお宮だと思っている。
森の都の片隅で、千代はただ、のんびりと暮らしている。彼女がただ日々を過ごすことで、その別世に、千代の守護を届けるために。大立ち回りも、血沸き肉躍る冒険もするつもりはなかった。ただ、静かに、ゆるゆると。
千代のお宮がある国では、エルフ達が、暮らしている。
お宮は森に、エルフの国の。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-29 20:00:00
110586文字
会話率:45%
男爵令嬢アネット・ロッツェンは、人狼だと噂されている。
彼女は生まれつき、月酔病という病に侵されていた。満月の夜になると苦しみ悶えるという病気で、原因も治療法も不明だ。
満月の夜に城の塔に引きこもってうめき声をあげる事から、人々は彼女を人狼
だと噂する。
人狼令嬢に、結婚の話などあろうはずもない。そう諦めていたおりに、結婚の話が舞い込む。
相手は、国内で最も広い領地を持ち、最強の武力を誇るシュトガル辺境伯のルーカス・フローシュ。
しかし彼は吸血鬼との噂がある。
彼だけでなく、城に住む使用人もみんな吸血鬼で、シュトガル城は吸血鬼城だとも噂されている。
しかし、自身が人狼と噂されて困っていたアネット。ルーカスもきっと、誤解をされているのだと思い嫁ぐことにする。
しかし嫁いですぐに、アネットが人狼ではなく人間の女であることを知ったルーカスに、仮面夫婦を申し入れられる。
吸血鬼の愛情は、吸血行動と支配欲求に繋がっている。愛する相手を吸血して殺し、吸血鬼にしてしまうのが本能なのだ。
ルーカスは、愛する相手を吸血鬼などにしたくない、と思い三百年の間独身でいた。しかし大吸血鬼から、疑われないように結婚をしろと迫られ、探したのが人狼と噂されるアネットだった。
初めて会ったときからアネットに惹かれていたが、人間のアネットから吸血するわけには行かないと、愛することを拒否する。
しかし、次の満月の夜、一人部屋で錯乱することになったアネットをつい抱きしめてしまい――?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-07 08:00:00
17979文字
会話率:31%
──鬼の行動の根本は、全て飢餓に繋がっている。
ある祭りの夜、巫女の孫であるヤカミは鬼である紺朴(コハク)に出会う。美しくも悍ましい鬼の姿に、ヤカミは一度逃げてしまうが──?
鬼との交流を通して恋を育んだ二人のお話。
フレーバー程度
の残酷要素があります。
ハッピーでもシリアスでもないです。切ない。
降りしきる雪のような、静かで寂しい恋物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-09 18:02:37
5832文字
会話率:52%
近頃、2つの世界に繋がっているダンジョンが多い。
その大半が異世界と地球に繋がっている。
東海県にあるダンジョンに住む、ひとり暮らし3年目のダンジョンマスターはある日、ダンジョン配信を知り、唯一自分のダンジョンを配信していた陰キャの女の
子と共に配信で自身のダンジョンを有名にするべく奮闘する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-06 06:30:37
12827文字
会話率:41%
世界も根は繋がっている。
そう意識せざるを得ない感覚。
忘れていく。消えていく。
そしてだんだん無へ。
嫌だそんなの認めない!!この世界を壊させはしない!!
そのために立ち上がったのだから
最終更新:2023-06-14 18:00:00
6581文字
会話率:63%
私は殿下と婚約をした。だけど、最後は婚約を破棄されてしまった。
理由はわかっている。殿下は私のことなど、想ってはいなかったのだ。
そんな折、私は町で不思議な女の子と出会う。
この子は『糸』が見えるという。
『運命の糸』を――。
女
の子はいった。
かつての私は殿下と結ばれていたと。
『運命の赤い糸』によって――。
人の想いと想いは繋がっている。
私はこの子の『糸』を頼りに、もう一度殿下のことを想い始める。
これは、婚約を破棄された伯爵令嬢と、『運命の糸』が見える女の子が織りなす想いを紡ぐ物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-22 12:16:02
29018文字
会話率:52%
アーク・セドリックとイリス・スカーレットは婚約者同士だった。彼とはお互いに国のために頑張ろうと誓い合った仲だ。それに、政略結婚ではあったが、長い間付き添ったおかげで、お互いに恋慕の情も湧いている。そんな彼だが、国の命令で外交として隣国へ向か
うことになった。離れていても心は繋がっている。そう思いつつ国で頑張るイリス。離れている彼とは手紙でやり取りをするが、次第に彼からの返信が届かなくなる。彼の心配をしていると、久しぶりに彼から手紙が届く。楽しみにして手紙を開くと、そこには目につく一文が。『イリス・スカーレット。君との婚約を破棄する』 どうして彼はこんなことを……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-06 19:08:37
4681文字
会話率:53%
「この世界」では「魔法」や「武器」「スキル」と言われるものがコンビニエンスストアーや百均などで普通に売られている。
いわゆる「スキル」や「魔法」という技能が「経験」だけではなく対価によって得られる世界。
その巨大さから「森」と呼ばれる区域
で、現代社会で「人」に分類されるものが住む世界と、その容姿や特異な能力から「人」に「妖魔」と呼ばれるものたちの住む世界が繋がっている。
森には「人」の世界側に7階層のレベルがあり、「人」の世界から「始森」「浅森」「流森」「逢森」「深森」「震森」「黒森」と続き「境森」と呼ばれるところで妖魔の国側の森と完全に分離されている。
妖魔側の階層は不明であるが「人」の世界と同等の森が広がっていると考えられている。
未だその世界に足を踏み入れたものは確認されていない。
しかし、交わる場所では「人」は「妖魔」の「餌」となり、「妖魔」は「人」の「薬」や「道具」になる。
「森」は「人」と「妖魔」がお互いを「狩る」場所となっている。
だが、「森」はそれすらを拒み、「能力(ちから)」の無いものは足を踏み入ることさえ出来ない場所。
「森」の中では自分の能力(ちから)と自分の責任のみで行動しなければならない。
そんな「森」に続く町に涼音は住んでいた。
「僧侶」に特化した才能を持っていた涼音は、幼いころからその才能を伸ばす教育を受けていた。
中学卒業と同時に「僧侶」の上位職である「司祭」に転職した涼音は自分の能力(ちから)を過信して「人」が到達しない森の深淵に踏み込んでしまった。
しかし「涼音」の能力(ちから)は「そこ」では通用しなかった。
月数回の、不定期更新です。
自分の原点の作品なので、生きてる限り更新します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-01 14:00:00
212749文字
会話率:46%
離れていても、心は繋がっている。
遠くで暮らす大切な人をを想うような、ちょっと切なくて温かいラブソングにしました。
【仙道企画その4】(【ボカロ企画その1】)挑戦作品。
最終更新:2022-11-01 21:09:41
287文字
会話率:25%
ぐうたらな生活をしている中年男性の元に女子中学生が訪ねてくる。
話を聞くと、主人公の娘だという。
だが、主人公は全く見たこともない、名前も知らない。だか、何故が血が繋がっている。
そして親子関係の事実を知る。
中年男性と謎の中学生との親子生
活が始まる事になる、ほんわかのんびり親子劇場。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-13 23:06:29
75123文字
会話率:52%
王国の外れ、まだまだ未開の地が広がる辺境に、開拓拠点ともなっている小さな町がある。開拓民のほか、周辺の害獣を駆除するために冒険者も多く滞在している。
その冒険者の中にタカ、ガイ、ヒロの三人によるパーティーがある。リーダーのタカはこの周辺で無
敵の強さを誇り、他の冒険者らからも一目置かれている。ガイは詠唱術を使え、攻撃だけでなく補助や回復役として優秀だ。ヒロは情報収集や物資調達などの後方支援を担っている。
三人のパーティーだがヒロは町から出ず、冒険に出るタカら二人を宿で待っている。これが悪評で、冒険しない非力なヒロは冒険者に相応しくないと疎まれている。
しかしヒロはサボっているわけではない。タカとヒロとは幼少期のとある事故により精神的に繋がっている。事故直後は状況に困惑した二人だが、事情を知るガイと共に、今では精神の繋がりを巧く活用して反則的な冒険をしている。
身体は宿屋、心は現場な冒険者の日常話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-26 09:00:00
6090文字
会話率:61%
ある町で起こった殺人事件から全ては始まった。容疑者、被害者全ての人間が関わりを持っていて繋がっている。その謎が謎を呼ぶ展開に警察である主人公は、どういう結末を歩んだのか。
最終更新:2022-08-03 13:10:25
1752文字
会話率:18%
片山 詩乃はビルの上にいた。
そこで蘇ったのは今までの記憶。
あの子もアイツも、きっとよすがで繋がっている。
最終更新:2022-07-10 17:52:20
10874文字
会話率:61%
天界と魔界、その二つは、精霊界を通して繋がっている。
中立地帯である精霊界で出会った天使族のノワールと、
悪魔族、七大魔王の1人、ベーゼは恋に落ちる。
2人は、誰にも見つからないように、ひっそりと逢瀬を重ね、
ノワールは、ベーゼの子を身籠
った。
この事がきっかけで、2人の秘密は、天界と魔界の双方に露見する。
その為、ノワールは投獄され、ベーゼは追っ手を差し向けられた。
必死になって、ノワールを助け出したベーゼ、
2人は魔界の山奥で暮らす。
無事、男の子を出産し、平和な生活を送っていた2人だったが、
魔王の地位を狙うバルバドに、見つかってしまい追い詰められる。
2人は、産まれたばかりの我が子を守る為に、禁忌である『転生の呪文』を使った。
それから数年後、人間界に、天使と悪魔の力を持つ子が誕生した。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-27 02:16:42
602398文字
会話率:28%