昔、大きな戦争がありました。たくさんの人が亡くなる、悲惨なものでした。
心を痛めた神様は、力なき人々に新たな力を与えました。かつて、超能力と恐れられた力を、世界中の誰もが一つだけ授かったのです。しかし、その力、異能力には優劣の大きな差があり
ました。そして、女性ばかりが優れた能力を宿していったのです。
女性たちはその力を使い、戦争を終わらせ、新しい女性中心の社会を作っていきました。
その戦争からおよそ100年。女性中心の社会は、異能力と科学を駆使して、史実と似た発展を遂げていきました。
そんな世界の片隅で、主人公が生れ落ちます。転生者である彼は戸惑い、苦悩します。それは、ここが史実の日本のように見えて、彼の常識とは異なっている部分が多く存在したからです。そして何より、彼に与えられた異能力が、最弱であったからです。
彼は嘆きました。「何も、最底辺の能力にしなくてもよかったんじゃないの?」と。
しかし、直ぐに立ち上がります。「配られたカードを嘆いても仕方がない。今考えるべきは、このカードをどのように使っていくかである!」と。
このお話は、異能力の種類も、魔力ランクも、才能も恵まれなかった主人公が、努力と技巧とちょっとの根性で女性優位な世界を生き抜いていく。そんな彼の奮闘を綴った、1つの記録です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-05 18:00:00
2855664文字
会話率:25%
ゲーム世界に転生した俺は、序盤の即死イベントをなんとか回避。ゲーム知識を生かして必死に立ち回り、地味ながら幸せな一生を終えた。
現実世界に逆転生予定だったが、女神のミスから再度同じゲーム世界に転生してしまう。最悪の悪役、金貸しゲーマとして
。
「えっ、なに。あそこに一周目のモブ俺がいるじゃん。ここ、一周目と同一時空かよ」驚き呆れる俺に、女神が説明した。
なんだと! 一周目のモブ俺が死ぬと、今の二周目俺も死ぬのかよ。しかもあっちの自分に俺が「前世の俺」だとバレると「時空の矛盾」が生じて、ふたりとも対消滅だと?
――こうして俺は、悪役としての死亡フラグを片っ端から折りまくりながら、一周目俺をこっそり手助けという、難易度URミッションに挑むことに。
まあいいや。キモデブだが金だけはある。湯水のように使って悪役ムーブかまし、まずは無双態勢ゲットだなw 全てはそこからだ。
あれ? フラグ折りに汗を流してたら、いつの間にかヒロインズと謎フラグが立ちまくってるんだけど。お前らは主人公相手だろ。悪役とくっついてどうする。なんか勇者、俺にハーレム全員NTRれてて草。俺はふたり分のフラグ管理で、ハーレムどころじゃないんだわ……。
登場人物:(第一部)
ゲーマ:底辺社畜がゲーム世界に二周目転生した悪徳金貸し。あらゆるキャラに軽蔑されているキモデブ。
モブー:底辺社畜が一周目に転生した即死モブ。原作ゲームでは、序盤の「王都魔物襲来事件」であっさり死ぬ。主人公勇者の噛ませ犬役。
エミリア:奴隷としてゲーマに買われ、金貸しの助手として働くエルフ少女。謎の事故により故郷の村が全滅し奴隷落ちした。暗い過去のためか萎縮しており、口数も少ない。
ルナ:間違い転生の「お詫び」として女神から与えられた、小さな妖精。ただひとりだけ、ゲーマを嫌わず助けてくれる。
アンドリュー:本来の主人公。魔王討伐に燃える勇者。
フローレンス:本来のメインヒロイン。アンドリューやモブーの幼なじみ。穏やかで優しい性格で、いずれ最強のヒーラーに育つ。言い寄ってくるゲーマが心底嫌い。
シャーロット:サブヒロイン。アンドリューとパーティーを組み、やがて最強の魔道士に育つ。貴族の娘で気位が高い。原作ゲームではフローレンスもアンドリューが好きと知り、黙って身を引く。鬱屈を押し殺し、仲間のために懸命に働く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 12:58:51
114391文字
会話率:61%
地球にダンジョンが現れた。テンプレのダンジョンだ。突如として、各地に現れたダンジョンには魔物が現れて、人外の力を使い、魔法を唱えてくる。そんなダンジョンと共存するようになった地球は、未知の生命、未知の技術、そしてダンジョンが現れたことによる
魔力による汚染で産まれたスキルという名の力を手にした。そこまでは良い。いや、良くはないが。テンプレなら冒険者という職業が生まれ、各企業は手に入る魔物の素材や、宝箱から手に入る品物を大金で買い取り、世界は冒険者の時代となった。テンプレならそうだよな?
……そうはならなかったんだ。現実は世知辛い。よーく考えてくれ。魔物の素材を大量に企業が買い取る? おいおい、検体なら100体もいりゃ良いよな?買い取り続けることなんてしないのさ。だから冒険者なんて生まれる素地はなかった。当然だ。誰が命を懸けてスキルを持っていたとしても、無報酬でダンジョンに潜るんだ?そんな奴はいやしない。
と、なるとどうなると思う? 幸いにして魔物には地球の兵器は効いたんだ。銃やミサイルで倒せることができた。あっさりとな。
……だがな、奴らは日毎現れる。きっとダンジョンに潜って魔物を定期的に間引かないからだろうな。これが世界で数個しかダンジョンが現れなかったーとかなら、まだ良かった。だが、ダンジョンはそこらじゅうにできたのさ。弱い魔物しかいないダンジョンから、強い魔物も出てくるダンジョンまで。
毎日軍隊は戦った。銃弾を湯水のように使っていき、花火のように景気よくミサイルを撃ち込んでな。その結果がどうなるか、わかるだろう? まったく利益にならないダンジョンという災害を前に、資源は少なくなり、税金は高くなり……。ついには重要な街以外は放棄しちまったのさ。そうなると悲惨なもんだ。無法地帯がそこらじゅうにできて、貿易すらも簡単にできない世界の出来上がり。
そんな未来となった数十年後の世界で俺は生きている。とりあえずは数十年鍛えたスキルで世界を救うつもりだ。こっそりとな。
救う方法は簡単だ。俺のスキル『等価交換ストアー』を使えばいい。ほら、そこの角にあるだろ、自動販売機みたいなのがさ。Fランクモンスターの核を10個で初期ポーション1個と交換できるみたいだぜ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-16 07:05:40
1529915文字
会話率:47%
戦没した少女。目を覚ますとそこには幻想的な空間が広がっていた。困惑しつつも謎の羊皮紙を見つけて拾い、そして… 不死鳥の魂を継承した少女はその永遠の命と強大な力をどのように使っていくのか。 少女の永い旅路が始まる。
(この作品はカクヨムにも掲
載しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-30 16:09:15
251016文字
会話率:38%
私の事! 都合のいいように使ってない?
最終更新:2023-05-21 03:00:00
1500文字
会話率:60%
とある王国にいる。世界最強の男が自分の力を自分の好きなように使って世界を好きに満喫するお話です。主人公最強です。ハーレム?です。よければお付き合い下さい。
最終更新:2022-09-02 02:43:17
701880文字
会話率:65%
スマートフォン……皆さんが当たり前のように使っているこの機械がどのように出来たか興味がありませんか?
知られざるスマートフォン誕生の物語。
取材協力……ニャーランド誌
最終更新:2022-04-27 22:04:28
1165文字
会話率:27%
伯爵令嬢のエルヴィアンカは、両親を亡くして裕福ではなくなった家のために王立学園を休学し、屋敷にこもって愛するお祖母様の看病をして過ごしていた。
しかしそのお祖母様も息を引き取ってしまい、最期のお別れをしていた時。婚約者だった侯爵子息から、「
お前のような女は幸せになる資格などない」と婚約破棄される。
彼の新しい婚約者は、なんと双子の妹のフランチェスカ。お祖母様の看病に少しも現れず、金銭を湯水のように使って着飾り、男性貴族たちの賞賛を集めることに執念を燃やす彼女は、「引きこもりで陰気で意地悪な姉は、美しい私を妬んで虐げている」と学園中に噂を流していたのだ。
社交界では「葬儀の場で婚約破棄された令嬢は不吉を呼ぶ」と囁かれ、エルヴィアンカの新しい婚約者はなかなか決まらず、屋敷には居場所がない。
そんなある日、「不吉を呼ぶ令嬢を娶りたい」と求婚者が現れる。
彼は精霊族の血を引く人外公爵と有名な絶世の美青年、ジュリアスだった。
長い年月を生きたジュリアスは色々とこじらせているあまり、エルヴィアンカへ「政略結婚に愛はいらない」と冷たく言い放つが――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-26 07:00:00
21090文字
会話率:26%
別の世界を横断するという昔ながらのドラマです。
研究者として、主人公は偶然に殺されました。彼は今まで見たことのない別の世界にやって来て
、不審な女神から悪魔を殺すように命じられましたか?
彼はどのような危険に遭遇するでしょうか?
彼は自分の
才能をどのように使って問題を解決しますか?
すべてが別の世界で研究を行っていますが、それは間違っていますか?
この作品はpixivにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-11 20:33:36
2485文字
会話率:30%
チャットアプリの便利なツール「スタンプ」。
あなたはどのように使っていますか?
キーワード:
最終更新:2020-10-20 21:47:36
200文字
会話率:20%
コミュ障ぼっち少年が自分の書いたファンタジー小説の中に異世界召喚!
孤独な男子高校生、早良義一の趣味はファンタジー小説を書くことだった。その小説では人々は空を飛ぶ巨大な竜(竜都)の上に暮らし、魔法を当たり前のように使っていた。そして、そ
の物語の主人公はワッフドゥイヒという名の、義一とはまるで正反対の万能美青年だった。
義一はその小説を誰にも見せずにいたが、ある日、級友の少女、山岸かなえが彼の小説と全く同じ設定と物語で漫画を描いているのを発見する。驚き問いただす義一だったが、あらぬ誤解により山岸に平手打ちされてしまう。そして、その瞬間、二人はそれぞれが小説と漫画で描いていた世界、ラーファス学園竜都へと召喚される。
突然の異世界召喚に戸惑う二人だったが、山岸が義一のほおをつねることにより、彼らは再び元の世界に戻ってくる。召喚と帰還のやり方に気付いた彼らは、やがて物語に手を加え、「異世界デビュー」に成功する。彼らはワッフドゥイヒと同じ学校、エリサ魔術学園の生徒として、異世界の生活を楽しむことになる・・・が、果たしてそれはうまくいくのだろうか? ※26回電撃大賞三次落ち。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-12 20:09:48
134899文字
会話率:52%
主人公のボクは母が臨月でボクの世話が出来ないことから親戚の家に預けられることとなる。
そこには個性豊かな人々と立て続けに起こる多くの出来事。
ボクくんはこの1度しかない夏休みを満喫することはできるのでしょうか。
1度しか訪れることの無
い、その年の夏休み。
ボクくんはこの夏休みで大きく成長することでしょう。
※この作品はとあるゲームを元としてアイデアを得て、1部同じように使っている所もありますが、設定は全てオリジナルで作ったものです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-06 02:29:18
3790文字
会話率:67%
周りには感情を持った人間がいない場所で暮らしている342112(セカイ)。セカイはある日いつも通り仕事を終え、図書館へと向かう。その図書館で出会ったのはセカイ以外の感情(ココロ)を持った正真正銘の人間たちであった。その人間たちと出会うことで
セカイの中のもう一人の人格が姿を現す。普段のセカイは心優しい少年。もう一人の人格は殺意が高い戦闘狂のような存在。しかし、様々な出会いや出来事を通していくセカイ。その力をどのように使っていくのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-03 03:44:21
40894文字
会話率:42%
【我が弾丸特急 ~当たり前の裏の世界】
あなたは、新幹線を知っていますか?
その新幹線の''日常''を陰から支える人々を知っていますか?
新幹線で、一度もお客さまを乗せることなく引退していく新幹線が居ることを、知っていますか?
私たちが、普段当たり前のように使っている「新幹線」。
ビジネスの出張で乗ったり、旅行で乗ったり、帰省で乗ったり…家出で乗ったり。
その使い方は各個人様々でしょう。
これは、「お客様を乗せることなく引退した新幹線」が、主人公の神代皐月によって「お客様を乗せて引退する新幹線」になった新幹線と皐月の、現実的で非現実的なおはなし。
☆更新ペース:毎週土曜日19時の(不定期)更新☆
※文面お察しください。
※この作品内で出てきます指差換呼内容・点検項目内容・車輌設定その他常務員業務等は完全に架空の物です。
※指定勤務時間超過・他社間連続運転等のとんでもない乗務のシーンが出てきますが、あくまで「架空」であることをご理解いただければ幸いです。
※この作品内で出てきます企業名・地名・駅名等はすべて実際のものとは一切関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-15 19:00:00
48502文字
会話率:38%
絢さん主催の、【特別企画@猫が登場する小説大会】の出品作品として、書きました。
ある村での、猫を題材にした、お話です。
気になる点としては、
・方言は自分の好きなように使っています。なので、地域が全然違うとか思っても、気にしないでいただけ
ると、幸いです。
・連載でも、文字数の一話一話のバランスがおかしいですが、勘弁してください。
・連載でも、話数少ないです。ご了承お願いします。
・ある村とは、どこの村でもありません。
・場所、人物、学校などは、すべてフィクションであり、実際のものとは関係ありません。
以上のことをふまえて、この先を読んでいただけるようでしたら、うれしい限りでございます。
それでは、どうぞ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-16 07:55:23
5834文字
会話率:52%
「……
(きぃ! あの庶民の小娘! わたくしを妬んでか、婚約者の心臓すらかっさらっていって!
決闘でも負けてしまって、執事もメイドも奴隷も、家すらも失ってしまった可哀想なわたくし……。
もう、こうなったら絶対にアイツに勝ってやりますわよ
!
この没落から再起して、全身をバネのように使って強くなってやりますの!)」
「ギ……」
「ギィィイ……(やって殺る)」
※うぬら……、これは短編『普通の女の子が異世界に転移した場合 ~普通にオークを殴り殺す~』の続編なのだぞ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-25 11:53:27
10237文字
会話率:40%
【100文字でわかるSSD】
異能の力を使えるようにしてやったぞ!世界の為に戦ったりしなくていいし、異能バレしても全然大丈夫だから、好きなように使ってくれ!
…みたいなことを言われて異能者になった6人兄妹のちょっと不思議な日常潭。
【もう
ちょっとちゃんとしたあらすじ】
湖畔の学園都市に住まう6人兄妹。
その長男・礼洋(あやひろ)が、春休みのある日、ベアトリスと名乗る西洋人女性と出会った。
彼女の話によると、ある「実験」の協力者を探しており、礼洋とその妹たちが「適合者」らしい。
しかし、その実験とは「人間を人工的に異能の力"SWA"の使い手にする」というものだった。
彼女の話によれば、SWAで世界の脅威と戦う必要もなければ、説明ができるなら他人にみられても大丈夫らしい。
これは、そんなゆるーい異能の力がスパイスに加わった、兄妹と周りの人たちの「異能のある日常」のお話。
【この小説は、「カクヨム」との重複投稿を行うかもしれません。】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-12 23:31:59
71649文字
会話率:50%