「本当の聖女でしたが、いままでお国に虐げられていたので隣国の冷血王子に嫁がせてもらいます!」
そんな感じの小説が、この世には大量にあふれている。
それらの物語では結構大体かなりの割合で、それまで主人公を見下していた重要ポジションのキャラ
が手のひらを綺麗にひっくり返して主人公にこびへつらうようになる物語であるとか、恋するようになる物語であるとかとして世間に広く売られている。
そして、こういうパターンも時々ある。
「ようやく私が本当の聖女であると分かったらしいですけれど、今更手のひらをひっくり返されてももう遅いですわよ!」
「そ、そんな!!」
「頼む、もう一度……もう一度だけ、チャンスをくれ!!」
「今度は……あなたを幸せにして見せる……」
「私に挽回の機会を下さい!」
「私たちが間違っていた……だから、もう一度戻ってきてくれ!!」
俗にいう、”正体が分からなくて虐待されてたけど本当はものすごい力を持っていてキャラたちに見返されるスカッとチートUTUEEEEE乙女ゲーストーリー”というやつだ。
けれど、このストーリーの主人公は、彼女ではない。
「は~……酒の肴にもならん」
彼女の名は、ルリィナ・アルトンバレト。
「異世界人」として持つ力でテレシー国でも有数のSランク冒険者に成り上り、その類稀なる才覚で数々の功績を打ち立ててきたいける伝説、
そして__この世界のモデルとなっている乙女ゲーム、「ロマンスラブ」、通称ロマラブのプレイヤーでもある。
この物語は、そんな彼女が友人でもあり、ロマラブの攻略対象たちの恋路を(やりたくないのに)応援させられることになってしまう新感覚型の天の視点ラブコメである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-24 14:36:28
2004文字
会話率:52%
吉良姫華17才少し男性不信気味な女子高校生。目立たないように生きてきたはずが、気づいたら乙女ゲームのヒロインに異世界転生していた。毒を吐きながらどうにか攻略対象から逃げきる為、TURE END 目指して頑張ります。
最終更新:2024-07-23 19:31:28
124806文字
会話率:44%
この国が滅ぶ、やりたくないけどやるっきゃない! これ、世直し大冒険?
*
幾度となく転生を重ねて、王侯貴族も貧民奴隷も体験した結果、
自分を「我輩」「俺」「僕」 と呼ぶ三通りの人格を持つ主人公、ワガ。
今度の転生先は、異世界ム
ー・スルバの島国エリシウム公国。
なんと、公王様の次に偉い枢鬼卿《すうきけい》となって降臨、
強大な独裁権と立法権を握り、我が世の春と歓喜したのも束の間、
この国、実はかなりヤバいことになっている!?
そう、フタを開ければ崖っぷちの綱渡り国家だったのだ。
腐敗政治家と強欲商人、そして見渡せば愚民ばかり??
滅びる前になんとかせねば、地獄の取立人がやってくる!
美魔女と没落令嬢、そして吸血ペンギン姫を引き連れて、
やけっぱち枢鬼卿《すうきけい》の、やりたくもない冒険の始まり始まり……
*
本稿は完全なフィクションであり、
いかなる国家・組織・個人・人外魔物とも関係ございません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-14 00:46:51
30043文字
会話率:19%
とある小説の世界で、虐げられるまであとちょっと、というところで転生したことに気づいたヒロインの、ドアマットヒロイン脱却のためのリアルタイムアタックする話。倫理観はこの件に関しては捨てられてしまった。
最終更新:2024-07-10 06:00:00
20968文字
会話率:3%
学園ファンタジーRPG『彼方へ紡ぐ』。そこに登場するキャラクター、『ヒナタ=アルヴァー』。
最初は学園における主人公パーティの一員であるが、後に袂を分かち、信念の下に『魔王』となって国々を相手に戦争を起こす、ストーリーにおける最後のボス
――に、転生した。何故か。
しかし、鬱展開は嫌だし、戦争とかやりたくないし、何よりせっかく転生したなら、普通に学園を満喫したい。……どうにかして、シナリオを変えなきゃな。
そうして『ヒナタ』は、自らに訪れる運命を回避するため、ある意味ゲームでの彼と同じように、世界に変革を齎していく――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-05 00:00:00
883969文字
会話率:36%
終わった。一つ終わったけど、もうやりたくないよ。
最終更新:2024-06-22 15:05:46
427文字
会話率:0%
帰ってからご飯をつくるのは、
やりたくないなと思うけれど、
いつもやって良かったと思います。
最終更新:2022-03-29 09:00:00
494文字
会話率:0%
結婚を決めた男性と、娘を嫁にやりたくない父親との攻防を描きます
キーワード:
最終更新:2024-06-09 05:37:12
1016文字
会話率:28%
ティーナは、自覚なしの天才薬師。薬師長はその才能を隠すためにティーナには助手をつけずに仕事をして貰っている。王宮薬師はむずかしい研究とか、複雑な薬作りしかやりたくないので、熱冷ましとか痛み止めとかを作ってくれるティーナに好意的だった。
王太
子はティーナの才能を守るにはどうすればよいかと知恵を絞っていたが、親友にして側近の公爵が、ティーナに一目惚れしたことで、この問題は解決した。
公爵は口説く時間がもったいないと王命を出すように要求したのだ。
ティーナは公爵と結婚して、大事に守られるはずだったが・・・
公爵の不在中に公爵家の者がティーナを虐げた。ぶち切れたティーナは家出し、公爵は家族に怒りをぶちまけた。
公爵はティーナを追うが見つからない。一方ティーナはあちらこちらで目立つことをやりながら、上手く逃げていく。
公爵は妻を口説けるのだろうか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-07 10:10:00
79237文字
会話率:24%
「奴隷を買いたいんですか? それでは、絶対に食事は与えてください。お風呂も与えてください。部屋も与えてください。それと、何かあったらすぐに病院に連れて行ってあげてください。その他諸々書いた書類も用意していますので、それにも目を通していただけ
ると」
「はぁ? なんだそれ。奴隷風情にそこまでやらせんのかよ。やっぱいいわ。別のところで買う」
「あ、ちょっと!」
スレイは全く売れない零細奴隷商人である。訳あってやりたくない奴隷商人をやっているのだが、商品である子たちへの愛情が強いばかりに客には相手にされない。同業者にすらバカにされ、スレイの地位は低いものだった。
「スレイ! また売れなかったの?」
「全く、あなたは奴隷に甘すぎるのよ」
「だ、大丈夫ですよ。また、えっと。次があります?」
「……奴隷たちに励まされている奴隷商人なんて聞いたことないよな」
挙句の果てには奴隷である獣人のミーア、吸血鬼のイヴ、エルフのレイレイに励まされている状況である。しかし、スレイにとっては彼女たちが幸せになってほしいと願ってしていることであった。だが、そう上手くはいかない。
スレイが奴隷商人をやっている理由の一つとして、両親が抱えていた借金を返済するためという事情があった。更に、奴隷たちに快適な生活を送ってもらうために費やしたお金で更に借金は膨らみ続け、最終的に「この日までに返さないと首が飛ぶぞ」と言われていた日を迎える。
このままでは自分の首が飛ぶ……!
考えたスレイは借金取りから逃げるために辺境へと逃げることにした。いっそのこと、辺境で愛している奴隷たちと幸せな生活を送ろう。そう誓ったわけだが……逃げた辺境は魔物だらけ悪人だらけの荒れ果てた土地。
もう終わりだ……と死を決意したスレイだったが――あれ、奴隷たちが全てを蹂躙していってるんだけど?
え、というか俺が育てた魔族たちが最強種ってマジですか?
これは、奴隷を愛する駄目商人が実は最強種だった奴隷とともに辺境でスローライフを送る物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-01 20:30:00
56009文字
会話率:45%
僕の名前は「灰木庵志」。夏休みのクラス企画会で余計な一言で発案者となってしまい、100物語をすることになってしまう。(やりたくない、やりたくない、やりたくない)しかし、予定が合わず、全員で集まってすることができない。そこで、会場も貸すからリ
モートでしようと、少しギャル気味陽キャの一味、「星山鸚」さんとリモート100物語の準備をすることとなる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-07 23:43:44
4664文字
会話率:30%
実際自分やったことないのではっきりいえない。だがいたらヘイトが大きすぎるのでゲームやりたくない。多分架空のゲーム。結果処刑だの家がとり潰しだのろくでもない。それをわかってやることなどないはず。やるのは馬鹿か傲慢かのどちらかだ。まあ現実にも暴
君じみた政治家がいるのでいるんだろうなと。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-19 11:35:22
754文字
会話率:0%
「こんにちは、××さん。理学療法士の佐藤といいます」
二十三歳の佐藤歩実は、老人保健施設で働いている。夢はなかった。好きでなった仕事でもない。気疲れする日々。歩実は社会人としての洗礼を浴び、人生に悩むようになる。
自分のやりたいことは?
やりたくないことは? 幸せになるとは、どういうことだろう? そんな歩実に、恋の悩みものしかかり――。悩める若者の、青春お仕事ストーリー。
AIに代替されづらい理学療法士の現場を、赤裸々に描いた1冊! 他にはない、リアルな理学療法士小説です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-18 19:00:00
22883文字
会話率:33%
「もう、いいや」
異世界に転生したのはいいが。
もう二度と頑張りたくない。
前世はそれで苦労した。
苦労しただけで何も手に入らなかった。
「その程度の才能だったんだよなあ」
今度も同じ。
だから苦労はしない。
努力もしない
。
食っていけるならそれでいい。
食い扶持を手に入れられるくらいには努力する。
けど、それ以上はやりたくない。
末は博士か大臣か、というのは才能のある奴に任せれば良い。
凡人は凡人らしく、平々凡々と生きていれば良い。
それでそれなりに幸せなんだから。
世界の危機?
迷宮の謎?
なぜ怪物はあらわれたか?
そんなの英雄とか勇者とか主人公に任せておけ。
凡人が携わるような事じゃない。
というわけで。
面倒な事はヒーローにヒロインに任せた。
凡人は凡人に出来る事だけして生きてくから。
______________________
以前、こちらのコメント欄で、俺の書いた話を話題にしてくれてたので、覗いてみると良いかも
http://mokotyama.sblo.jp/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-12 20:00:00
62859文字
会話率:6%
柏木 智子 17歳 愛称はトモ 魔法少女として世界を救いました!
そしたら、なぜか勇者として異世界転生!
そんなのやりたくない!しかし拒否権なく召喚されるも、今度は召喚先で魔族と疑われ即追放!
もうしらん。絶対しらん。 私は好きに生きて
やる!
異世界の危機などしったことか、絶対復讐してやる!
ひどい目会いまくりのトモの明日はどっちだ!
※大幅改稿のため投下しなおしました折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-01 18:00:00
60212文字
会話率:31%
恋を肉欲が凌駕し、肉欲を疲れが凌駕し、疲れを不安が凌駕する。そんな夜を続けている。
これはポエムではなくただ事実である。街中や大学で「あ、いいな。」と言う人を見つけて、その人とたまたま生活圏が近かったとして、そして何かきっかけがあって
たまに話すようになったとして、その恋が成就する可能性は限りなくゼロに近いと言える。
理系なので回りくどい言い方をしておいたが、まあゼロと言い切っていいだろう。だって俺は格好悪いもの。もっと言葉を選ばずに言うと、気持ちが悪い。誹謗中傷が問題になる昨今、この言葉を俺に言えるのは俺だけなのできちんと言っておくが、どれだけおめかししてもなんだかやっぱりきもいのだ。
だから、たまに抱く恋心は自分の中から出ることはない。そうすると家に帰って街で見た人よりも自分好みの容姿をしたセクシー女優に心というか本能が持っていかれる。これは情けなくも当然の出来事である。恋が肉欲に凌駕される。
そして、親のすねをかじる学生の身ではあるが、理系の大学院生ともなると講義に就活に研究に大忙しなので、セクシー女優を鑑賞する時間も減っていく。そんなことより空いた時間はぼーっとしたいという欲が勝つのだ。肉欲が疲れに凌駕される。
そうしてぼーっとしていて夜になると、急に不安に押しつぶされそうになる。「やばい、どうしよう。」「いや課題を済ませて企業に出すエントリーシートを書いて実験のデータをまとめて寝ろよ。」「でもどうしても今はやりたくない。」そんな意味のない自問自答がずーっと力尽きて寝るまで続く。疲れを不安が凌駕する。
だから俺は散歩に行く。家で悶々としているくらいなら不審者として職質される覚悟で夜を徘徊する方が健全であるはずだ。
これは、くそみそ大学院生がだれかに会うまで散歩をする物語だ。(もちろんフィクション)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-18 03:00:00
2171文字
会話率:5%
異世界は最高だ。
極東の島国の『和を貴ぶ』文化なんかクソくらえ。
勇者という職業は最高だ。
くだらないマニュアルも煩雑な事務仕事も存在しない。
魔王を倒す旅に出ろと言われたけど、
そのまえにこないだ街で噂になってたアレが気になってしょう
がない。
やれといわれるとやりたくない。
やろうとしても気付いたらなんか別のことやってる。
「とりあえず世界が平和になればそれでいいんでしょ?」
ADHD勇者の先延ばし冒険譚、ここに開幕――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-27 22:24:18
73580文字
会話率:35%
機械人形(アンドロイド)と人間が共存する時代。
誰もやりたくない仕事を機械人形達が肩代わりするようになり、人類は、個人の能力に見合った職業を自由に選べるようになった。
これは、そんな時代に生きる生物学者の續博士と、助手として同棲している機械
人形のワルツの日常を描いた物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-10 08:00:00
7363文字
会話率:19%
「どうか私達の、"パパ"になってくださいませ!!」
学園へと入学した、男爵令嬢カリカ・パパヤ
彼女はいきなりアイリス王女に『父親』役を頼まれてしまう
断ろうにも、王女様権限によって父親にされてしまうカリカ
そんな彼
女の下に、3人の『娘』が現れる
父親を憎む、ツンギレ系お嬢様
人付き合いが苦手な、叡智系お嬢様
お嬢様とは思えない淫乱淫靡な、愛人系お嬢様
(無理くり)父親にされてしまった、男爵令嬢カリカ・パパヤ
果たして彼女は、立派な『父親』になれるのだろうか?
「いや、私! 別に父親なんてやりたくないんですけど?!」
「さぁ、カリカさん! 一緒に、最高の家族を作りましょう!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-01 17:00:00
73859文字
会話率:30%
魔法少女が存在する世界にTS転生されてしまった、実験体0号ことオレ、ぜろちゃん。とりあえず魔法少女として活動していくわけだけれど、どうせならでかいことやりたくない? ってなわけで、今からオレが最強の魔法少女になって、他の魔法少女ぜーんぶ潰し
て、世界を支配してやんぜ!!
オレっ子TS少女が、色んな魔法少女に追いかけられながら最強を目指すお話。
※『ハーメルン』様にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-25 04:08:33
21707文字
会話率:26%
ある日七沢翔斗はトラックに轢かれそうになったが…
最終更新:2023-08-20 21:15:09
1611文字
会話率:76%