魔王が討伐されて20年人々が平和に暮らしている中、徐々に魔物の活性化が再び始まっていた。
わたしが世界の浄化をするの?魔王復活?世界のために働けと?わたしは弟を愛でるのに忙しいんですけど。
ツガイが5人いるから力合わせて頑張
って、どこのビッチ属性のヒロインだ。
そんなもの頼らずに一人でやってやる。
一人で頑張ろうとしているが、結局、番たちに捕まってしまうのであった。
*1話 1000~2000文字ぐらいです。
*軽い読みものとして楽しんでもらえたらと思います。
*アルファポリス様にも投稿させてもらってます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 11:00:00
1682923文字
会話率:47%
剣士ライン=キルトは、冒険者として名を馳せることを夢見て、血と汗と剣を捧げてきた。
幼い頃から剣を握り、パーティの中堅として名が通るようになったこの頃、ライン=キルトはようやく手応えを感じ始めていた。
……その矢先だった。
「悪い
けど、ここで終わりにしましょう、ライン。あなたには……未来がないもの」
恋人であり、仲間でもあった魔術師アイリスが、そう言い放った時、何を言われているのか理解できなかった。
「……どういう意味だ、それは」
アイリスは視線を逸らし、パーティのリーダーであるグレイが代わって口を開く。
「すまない、ライン。お前の剣の腕が信用できないわけじゃない。だが……今回、新たに加わることになった“彼”が条件を出してきたんだ」
「“彼”?」
聞き返すまでもない。今、貴族の道楽で冒険者を気取っている、あの男――リオネル=ダンバリー伯爵家の令息だ。
小手先の魔法と派手な装備を振りかざし、貧乏くさい冒険者の中でやたらと目立っていた。金とコネで危険な任務を避け、戦果だけを誇る男。
その男が言ったというのだ。「アイリスを専属魔導士にする。だが、あの“しがない剣士”とは縁を切ることが条件だ」と。
「私……選んだの。ごめんなさい、ライン」
目を伏せるアイリスの言葉に、ラインの胸は張り裂けそうになった。
何も言えず、何も聞こえず――店の扉を開け、ふらふらと外へ出た。
気がつけば、ギルドの前に立っていた。
まだ陽が高い。依頼掲示板の前に人だかりができている。
ラインは、呼吸を整えて掲示板に目をやった。これまで何度も挑んできたように――ひとりででも、やってやる。
「すみませんねえ、ラインさん。最近、伯爵家からの圧力がありまして……あなたに依頼を渡すのは、ちょっと……」
この街の冒険者ギルドでの依頼は受けられなくなっていた。
夕刻。人通りの少ない裏道。
貴族に歯向かえば、全てを失う。それが“この街”――貴族が支配する街の現実。
だが、だからこそ、ラインの中に燃え盛るものがあった。
「見ていろ、アイリス……ダンバリー……」
その時、ラインの中で何かが生まれた!それは、剣聖になる決意!
この時、剣聖ラインへの道が誕生した。
このまま終わってたまるか。
ここからラインの復讐劇が始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 08:20:00
173317文字
会話率:34%
「な、なんだココは?」現代日本から、異世界に転移した主人公 三上 修二 とその愛猫コタロウ。
すぐに現状を理解したオレは、早速自分とコタロウのステータスを確認する。
「鑑定結果」は... ま、まじか?チート能力どころか2人とも平凡極まりない
数値だ。
「まあいいか、最低限の魔法は使えるしコタロウと2人でこの世界で生き延びてやるぜ」
「にゃあ」
ところが、コタロウのやつそんなオレを差し置いてすごい能力に目覚めてしまいやがった。
「ご主人サマは、何もしなくていいニャ」
コタロウはそう言うが、飼い主の威厳ってものがあるからなあ。オレはオレで出来る事をやってやるぜ。
やはりグルメは欠かせないよね。お金も沢山欲しいし、あと色々便利な魔法も使ってみたいしね。ところが、オレが思ってたよりも楽勝な世界ではなかった。最初の思惑と違って色々な事に巻き込まれていく運命だったようだ。
この物語は、主人公が飼い猫と共に異世界で色々な事に巻き込まれ、挑戦し最終的には世界を救うお話です(予定では)
【更新日】毎週金曜日、仕事の関係で更新が遅いのですが少しずつでも絶対に更新は辞めません。ブックマーク登録100名突破しましたー。登録者数を減らさないように、頑張りますので引き続きお付き合いください。少しでもよいと思ったら、ブックマーク登録と高評価お願いします。低評価をつけられた場合
モチベーションが著しく低下しますので、出来れば3以上付けて頂ければ幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-27 19:00:00
760203文字
会話率:50%
おい、起きたら袁煕だったんだが。
こいつ、妻は寝取られるわ、弟と一緒に辺境に追いやられるわ、ろくな人生歩まねえ。最後はだまし討ちで殺されるときた。
誰もが見向きもしない武将・袁煕。後継者争いにすら参加できなかったが、それはそれで好都合だ。
与えられたパワーアップセットを使い、現代知識も活用だ。
俺が好き放題やって、袁家を守って見せる。打倒曹操、三国志の主役は袁家よ!
現代の知識と、チートスキル『パワーアップセット』を用いて、滅びる運命の袁家を守るために東奔西走だ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-27 10:20:31
445703文字
会話率:40%
ある日突然、ティアマトと名乗る女の子に異世界へ召喚された俺。彼女は俺にこう言った。
「お願いです、私に乗ってください!」
そして、彼女は巨大人型兵器「竜機兵」へと変身する。
驚く俺に、「自分の意思だけでは竜機兵の体を思うように動かせな
い」と言うティアマト。
この世界では、「竜機兵」と「搭乗者」が心と体を「精神リンク」して共に戦うらしい。
彼女にお願いされて憧れの人型機動兵器に乗り込む俺だったが……機体の操縦は、彼女の「中」に入って手を突っ込み、精神的にも肉体的にもリンクして……って、何この操縦法!? 恥ずかしいんですけど!? 動かすたびに変な声出さないで!?
だけど、彼女は言う。一緒に大陸の覇権を賭けた決闘競技「竜闘の儀」に出て欲しいと。
──俺の力が必要だって。
……いいぜ、やってやる。
俺の大好きなロボット対戦ゲーム「バトリオン・コア」で培った知識と努力、そしてティアマトとの絆でその大会、優勝してやるぜ!
その為にティアマトの国の人達に決闘で力を示したり……。
凄腕パイロットの元で修行したり……。
しまいには「弩級戦艦竜」とかいう夢見たいな戦艦に乗る俺とティアマト。
しかも女の子状態のティアマトが何度も迫って来て……!?
恋とバトルがリンクする──!
これは、役立たずと扱われるお姫様ロボットと、挫折を知るロボゲーマーが「二人で一つ」となって数多の壁を打ち破り、「世界最強」へと至る物語である!
【大切なお願いです】
少しでも面白い、続きが気になると思われましたらページ下部の評価をするを★★★★★にして頂けると嬉しいです。筆者にとって一番のモチベになります。よろしくお願いします……!!
※本作にNTRやざまぁ展開はありません。
※本作のあとがき、及びコメント返しはヒロイン「ティアマト」が行います。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-15 19:10:00
143310文字
会話率:47%
最後に自分が何ができるのか?
キーワード:
最終更新:2025-06-13 07:17:11
204文字
会話率:0%
「東那国では上級神位で鳴らした私が、まさか異国の地で、イチから信仰を集めることになるなんて……」
「おっと、この国で迂闊に神を名乗らないでくれよ。俺らの首が飛んじゃうよ、冗談抜きで」
インテリア目的で格安で買った曰く付きの骨董品の
宝剣。そこには、異国の島国・東那国の戦女神が封印されていた!
しかし彼女は、過去の戦乱で自身の御神体である神器たちが散逸し、その上、信仰不足により力を失ってしまっており、身体まで幼く縮んでしまったのだ。
さらに悪いことに、唯一絶対神による教義が支配するこの国で神を名乗ろうものなら、異端審問官が飛んでくる。それゆえ、信仰を得ることもできない。
残された手段はただひとつ。この国でその名声を高めるしかない。神としてではなく、一人の女勇者として。そうしなければ、存在そのものが消え失せてしまう……。
賞金稼ぎの男、ローウェンに導かれ、女神・雪花咲姫《ユキハナノサクヒメ》が己を取り戻す冒険がはじまる!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 18:14:44
15293文字
会話率:48%
人を救った対価で神様が作ったエロゲーの世界に転生した俺を待ち受けていたのは、とんでもない罠だった!?
いやいやいやいや。待って待って。折角のエロゲーなのにヒロインといい感じになっても、何も出来ないって本当ですか!?
そんな事ってある? なん
とかならない? あ、ならないですか。そうですか。
え? 更に言うと何人かのヒロインは好感度が最初からカンストしてるからこちらの事情お構い無しに迫ってくる? なにそれマゾゲーか?
そんなこんなで死にたくない俺に課せられた期間は一年間。果たして俺は無事に乗り切れるのだろうか。いや、やるしかない! やってやるぞ! 一年後のハッピーエンドを目指して!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-02 19:00:00
393814文字
会話率:46%
「アルタイルさん!貴方は男子禁制の女学園に女装して潜り込み、女生徒に不埒なマネをするという大罪を犯しました!貴方みたいな変態は国外追放ですわ!処刑されないだけありがたいと思いなさいっ!!!」
「ふざけやがって……!俺がこの国に舞い戻ったら
速攻でお前はぶちのめして俺の女にしてやるからなっ!!!?!!」
俺の名前は弱杉粕弥。ある日突然トラックが突っ込んできやがった!気が付くと神様を名乗る爺さんが俺の目の前に!異世界にチート魔法『なれば?セット』を持って金持ち大貴族イケメン嫡男アルタイルに転生させてくれるだって?俺の人生にもツキがまわってきたぜ!
メイドと奴隷の美少女達でハーレムを作り上げてチートで毎日ちやほやされてウハウハだ!地球ではいじめられっ子で虐待児童の家庭崩壊貧乏ブサイクチビデブハゲ眼鏡の高校退学済中卒だったがこれで俺も勝ち組だぜ!
ん……?家督を譲って隠居した爺さんどうしたんだ?国のために第2皇子と公爵令嬢を婚約破棄させろ……?魔法学校に入って公爵令嬢を誑かせ?しかも女学園だから女装して潜入しろ?身分設定は俺の双子の病弱で出生を明らかにしていなかった妹?
おう!やってやるぜ!ついでに他の令嬢たちも食い散らかして俺はこの国の『雄王』になってやる!!!あれ……?女として生きるの難しい?女ってめっちゃ大変?
幼馴染の子爵令嬢に正体がばれそう?来年入学するメスガキ婚約者が俺の惨状を珍しく悲しんでる?初めてできた女の親友がめっちゃ距離感近くて性欲爆裂しそう?生徒会長に裏口入学したことを弱みに握られている?レズ美人女教師が誘惑してくる?ドジっ子従者が色々やらかす?公爵令嬢が前世のクラスメイトかもしれなくて?思い返すと歴史上にはどう考えても地球生まれとしか思えない人物が多数いて?そして第2皇子には絶対誰にも知られてはいけない秘密があって……?
偶々公爵令嬢の話を盗み聞ぎしてたらこの世界は実は乙女ゲー世界?原作主人公のヒロインが来年入学してくる?俺は原作では聖女ポジションで重要人物?いずれ爆発する王室の陰謀?攻略対象の男達が起こす問題?なんだよそれやべーじゃん!
国に不満を持つ獣人!聖女を崇める教会の暗躍!深まる転生者と世界の謎!魔族との戦争の予兆!めんどくせぇハーレム管理!自分の子供に顔を忘れられる苦痛!糞みてぇな女社会!学園ドタバタラブコメディここに開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-30 07:22:56
767544文字
会話率:25%
十年間プレイし続けた神ゲー《ファンタズム・オブ・ワールド》。
ある日、突然のサービス終了告知とともに、俺の青春も幕を閉じた。
──はずだった。
ブラック企業に疲れ果て、泥のように眠ったその夜。
目覚めた先は、かつて遊んでいたあの“ゲーム
の世界”。
でも、そこには明らかな違和感があった。
NPCが俺を「神」と崇め、バグ魔法も使い放題、
しかも死ねば本当に死ぬ――ここはもう、ただのゲームじゃない。
「創造主様、どうか世界をお救いください!」
おいおい、待て。
元・最強プレイヤーではあったが、救世主なんて聞いてないぞ?
かつての仲間たちも、別のプレイヤーとしてこの世界に転移しているらしい。
そして、世界の裏では、“ゲームの運営AI”が暴走し、全てを滅ぼそうとしていた。
「だったらもう一度やってやるよ。
最強で無敵の“俺”で、この世界を攻略してやる」
サービス終了した世界に、再び火が灯る。
これは、かつての英雄たちが“本当の命”を懸けて挑む、もうひとつのラストレイド。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-29 23:37:00
5759文字
会話率:42%
貴族の四男である主人公が、兄たちの不審な死の真相を知り、自身の命の危機を感じるところから物語が始まる。与えられた辺境の領地は、港と豊かな畑、そして清らかな川に恵まれているものの、資源や工業といった発展の礎がない。そして、領民たちは疲弊し、周
辺では魔族と獣人族の戦火が激化している。
主人公は、自身の運命を変えるため、そしていずれ来るであろう「器」の試練を乗り越えるため、領地を豊かにし、自身の力を示すことを決意する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-24 13:08:31
33938文字
会話率:35%
これは、突如、世界規模で蔓延する“勇者ウイルス”に感染したことから始まる物語。
気づけば現実世界は、開発者不明の超高度AI《アルトゥム》によってゲーム化され、全人類が強制的にプレイヤーとなり、生き残るための絶望的な攻略を強いられる。
蓮に発
現したのは、使用する度に自らの存在を世界から削り取るかのような激痛と共に命を蝕む「禁断レベルMAX」の裏技(バグ)スキル群——それは、世界の法則すら書き換える可能性を秘めた、諸刃の剣だった。
絶望的な状況と理不尽なルールの中で、彼は叫ぶ。「やってやるさ、このクソみたいなバグだらけの世界を、俺が終わらせてやる!」
幼なじみの天才解析者・朝霧玲奈、そして新たに出会う仲間たちと共に、最強の支配者AI《アルトゥム》と、世界を侵食し続ける最凶のバグ、そして時には歪んだ欲望を持つ他のプレイヤーたちに立ち向かう。蓮の命がけの反逆と攻略の物語が、いま幕を開ける!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-09 12:42:21
10818文字
会話率:20%
普通な人生を過ごしていた男子学生が気づいたら女天使になってました?!
転生させた神が言うには異世界でスキルや諸々の調整をして欲しいとのこと。この際神の駒使いでもなんでもやってやる。
最終更新:2025-05-08 16:00:09
89233文字
会話率:45%
桜舞い散る私立六ツ葉学園、その荘厳なる校舎をまっすぐ見つめる一人の少年がいた。
彼の名は連城光太郎(れんじょうこうたろう)。
知る人ぞ知る、変態界の若きカリスマである。
幼い頃より変態としての英才教育を受けた光太郎だったが、彼の故郷であ
る『変態パラダイス村』は時代の流れに飲み込まれ、日本からその姿を消してしまった。
村長である彼の父親も、冤罪をかけられ行方知らずに。
おそらく変態を管理する国家機関『変態管理局』に囚われてしまったのだろう。
けれど落ち込んでいる場合ではない。
光太郎は、父親の監禁場所を探るため、『変態管理局』の情報を自由に入手できる『変態管理官』になることを決意。
その第一歩として、来年度から『変態管理官』育成業務を行うと発表したばかりの六ツ葉学園に通うことにしたのだ。
「やってやる! 変態仲間を集め、管理局に囚われている父さんを救出するんだ! そしてゆくゆくは俺の生まれ故郷である変態パラダイス村を復活させてみせる!」
明るい未来を夢見て、希望に燃える光太郎。
しかし彼は知らなかった。
――六ツ葉学園は変態管理局が目をつけるような、ハレンチの伏魔殿。
光太郎の心を惑わせる魅力的な変態少女たちが、びっくりするくらい、うじゃうじゃといるのだ!
※序章が終わるまで毎日更新(約17話)。それ以降は2日に1度の更新予定。
※「カクヨム」でも投稿中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-29 20:05:34
287272文字
会話率:42%
ただの日常のはずだった。それがある日を境に大変わり、自分の日常は終わりを告げた。でも、あの子の生きる未来だけは守りたい。そのためなら、なんでもやってやる。自らの命も惜しくない。
最終更新:2025-04-20 13:14:43
430文字
会話率:43%
SSランク冒険者と魔法学園の落ちこぼれ――二つの顔を持っているミケル・レイグラッド子爵令息は、前世の記憶を思い出す。
彼はこの世界が『壊れた世界と邪神に魅入られし二人の魔女(通称:コジャマジョ)』というゲームの舞台であることに気いた。
し
かしミケルが暮らしているパルトリア王国は『コジャマジョ』の中では、既に滅亡した国として紹介されていた。
つまり今はゲームの前日譚。彼が暮らしている場所は、これから滅びの運命をたどることになってしまう。
滅びの運命を回避する方法は一つだけ。
『コジャマジョ』のラスボスである、イレイスとリリン――姉妹である二人の仲をくっつけることだ。
イレイスとリリンはミケルの義理の姉妹で、仲はすこぶる悪かった。
姉妹の関係に首をつっこみたくないミケルはこれまで彼女たちと関わってこなかったが、このまま行けば世界が滅亡するとあればそうも言ってられない。
「やってやるぜ! 世界を救うためにな!!」
険悪ラスボス姉妹の仲をくっつけるため、ミケルは動き始める。
そうしていくうちになぜか姉妹に惚れられ(なんでだよ?)、さらに他の美少女たちにも言い寄られる(だからなんでだよ!)という事態に……
果たしてミケルは、険悪姉妹をくっつけ世界を救うことができるのだろうか!?
※他の投稿サイト様にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-19 12:02:42
98984文字
会話率:32%
政略結婚してひと月後、夫は戦争へと向かった。
一人残された私は義母と執事と伯爵家を支えた。
夫は妊娠していたことを知らない。知らせる手紙は書いたけど、返事はなかった。
そして可愛い息子リュシアンを育てながら夫の帰りを待った。
「
この子を我が子として育てることにした」
そう言って夫が連れ帰ったのは、三歳にも満たない女の子だった。
「この子は?」
「俺の大切な人の子供だ」
「私にあなたの婚外子を育てろというのですか?」
私には前世の記憶がある。子育てをした記憶が。
わかったわ。育ててやろうじゃない。
自分の子供も夫の愛人の子供も、可愛いければ育てられるはずだわ。
不器用で愛想がない夫を無視しまくって子育て、やってやるわよ!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-18 07:00:00
26468文字
会話率:31%
物心がつくにともなって、しだいに思い出されていく前世の記憶。
現代日本で生きていたはずの俺は、ハーフエルフの"ベイリル"として異世界に転生していた。
長き寿命と付き合いながら、このままのんびりスローライフも悪くな
いなと考える。
しかし突然――住んでいた街は大火と鮮血に染まり、奴隷に身をやつし買われた先は……カルト教団だった。
環境が変わり、心境が変わり……意志を新たに生きることを決心する。
命短し儚く散らすなど冗談ではない。教団だろうが踏み台にして、やりたいようにやってやる。
地球でも遠い夢物語だったような、はるか未来の果てが見たい。
長命の有効活用。現代知識を存分に振るって、世界に変革をもたらすのだ。
魔術で、科学で、文化で、宗教で、外交で、そして武力で――人類の進化と大いなる発展をうながしていこう。
自分は神様でも、魔王でも、勇者でも……英雄でもなければ天才でもない。
だからこそ己だけの方法で異世界を駆け飛び巡り、どこまでも高みへ成り上がろう。
この新しくも長き長き人生を、誰よりも最高に謳歌してやるのだと。
刮目せよ、敬聴せよ、喝采せよ――これは一人の男と仲間が織りなす大河ドラマであり、世界を舞台にした文明譚。
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細かい追記や修正は随時おこなっていく予定です。この作品は他サイトにも投稿しています。
物語に関わる大きな改稿をした場合は、活動報告でお知らせします。
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週2回 更新中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-12 09:00:00
1871317文字
会話率:44%
誰も血を流さない「ざまぁ」ラブコメ!
主人公(俺)は、可愛い彼女を先輩に寝盗られた!?
しかしそれがトリガーとなり、関わりのあった女子達の様子が……!
彼女達の想いに気づかない俺!
距離感がおかしくなった彼女達!
誰が勝つか分からな
い、主人公を振り向かせるためならなんだってやってやるわ!
彼女達の想いは、いつか俺に届くのか……。
カクヨム、アルファポリスでも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-03 07:24:35
47790文字
会話率:39%
お金がなくなった実家のため、フィリス王子に嫁いだ公爵令嬢の私。
だけどフィリスは強大な魔力を持っていた私を婚約者として扱う気はなかった。高価なポーションの作り手として働かせたいだけだったのだ。
フィリスの愛人クーデリアにも馬鹿にされ、こき
使われる日々。
ついに過労から倒れた私はそのショックで前世の記憶を思い出す。
「このままだと私は死ぬ」
この世界は某悪役令嬢物の異世界で、本編開始前に死んでしまう幸薄い錬金術師が私だった。
しかも死因は過労死。
もちろんそんな未来なんて受け入れらない。
死の運命から逃れるためなら、なんだってやってやる。
絶対に婚約破棄して、自由な生活を手に入れてやるんだから!
で、人嫌い皇帝のアーベル様に妻として拾われたんですが……知っていますよ、あなたが大のモフ好きだってことを。
アーベル様に拾われた私は、新天地で自由を満喫しながら錬金術師として充実した日々を送ることになるのだった。
あれ? にしてもなんだかアーベル様が甘やかしてくれるような……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-14 18:05:19
109819文字
会話率:33%